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【関西旅行記】関西の鉄道に乗りまくる! 関西乗り鉄旅まとめ

こんにちは。

今回は関西の鉄道に乗りまくる関西乗り鉄旅のまとめをお届けします。

観光もそこそこに移動をメインとしたこの旅。滋賀から入り、大阪、和歌山、奈良、京都と2府3県を1泊2日で駆け抜ける旅になりました。とにかく鉄道に重きを置いているので、新幹線から始まり、近くルートが変わってしまう特急から通勤列車の指定席利用、そして京都鉄道博物館の見学など鉄道にどっぷりと浸った旅になりました。

今回はまとめということなのでそんな旅を一気に振り返っていきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

行程

1泊2日、宿泊は和歌山で、行きは東海道新幹線、帰りは関西国際空港から飛行機を利用しました。

1日目は新幹線に乗車し米原経由で彦根観光。彦根からは新快速を利用して一気に大阪へ向かい大阪観光。その後は西九条から特急くろしおを利用して和歌山へ向かい、和歌山で宿泊します。

2日目は和歌山を離れ、奈良へ。奈良を軽く観光したら近鉄特急あをによしで京都へ向かい京都観光。京都からは関空特急はるかに乗車し、関空から羽田へと帰ります。

 

1日目)新幹線ひかりで彦根

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旅の始まりは久しぶりの東海道新幹線。早朝の新横浜駅からひかりに乗車して米原駅を目指します。この日は日曜で混雑しているかと思いきや、指定席はガラガラの状態。早朝なのとひかり号だからなのでしょうか。

このひかり号は静岡県飛ばしのひかり号。新横浜を出ると小田原に停車し次に停車するのは愛知県の豊橋駅静岡県JR東海は色々と揉めているから、が静岡飛ばしの理由ではないと思いますが速いひかり号となっています。さらにひかりは車内販売もあるので安心です。

 

無停車の静岡県ですが車窓からの景色は超一流。静岡県内は見どころだらけです。旅の行く末を占うといっても過言ではない、富士山ですが残念ながら雲に隠れてしまい眺めることはできませんでした。一方で浜松通過後の浜名湖はきれいに見ることができました。

久しぶりの新幹線から眺める車窓を楽しみながら、西へと向かっていきます。

 

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横浜駅発車から1時間半ほどで中部地方の中心都市名古屋に到着しました。乗車したひかり号はこの名古屋駅までの途中停車駅で後続ののぞみ号に抜かれることはありませんでした。したがって新横浜名古屋間は実質のぞみと同じ所要時間だと言っても過言ではないでしょう。

この名古屋駅では5分ほど停車して、後から追ってきたのぞみ号の博多行きを先に通してから発車となります。

 

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名古屋を過ぎると各駅停車のこだまに様変わり、岐阜羽島に停車して目的地である米原に到着しました。米原駅ではちょうど北陸本線を福井、金沢方面に向かう特急しらさぎと接続がされており、かなりの数のお客さんが下車していきました。

ちなみに米原は実は結構寒い場所。東海道新幹線の冬の難所の関ヶ原も近く、新幹線を降りた瞬間あまりにも寒すぎてびっくりしました。


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米原駅からはJR西日本のエリアに入ります。関西地区ではよく見る列車に乗車して最初の観光予定の目的地彦根へと向かいます。米原から京都大阪方面へと向かう琵琶湖線が出ていますが、朝夕と昼の本数差がかなり激しいので注意が必要です。米原姫路の間は時刻表なんて調べなくてもすぐ列車がくると思っていたのでびっくりでした。

 

米原の隣町でもある彦根を観光していきます。許された観光の時間は2時間ほどでしたが、メインとしていた写真の彦根城の見ごたえがあまりにもありすぎて、予定していた場所をすべて回り切ることができませんでした。

それくらい素晴らしい施設であったのは嬉しい誤算ですが、本物のひこにゃんに会えなかったのは残念。また再訪しなければですね。

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1日目)新快速Aシートで大阪へ

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彦根からは引き続き琵琶湖線を利用して大阪へと向かっていきますが、普通に新快速で向かうだけではもったいない。関東にいるとかなり飛ばす新快速に乗るだけでも面白いですが、今回はその新快速の一部の列車に付いているAシートを利用することにしました。

Aシートを連結している新快速は途中の野洲駅始発のため、彦根からまずは野洲駅へと移動してきました。


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彦根から乗車してきた快速列車を下車したホームで待っていると、野洲駅始発の新快速がやってきました。始発の新快速ということで座れる確率がかなり高いので、並んで待っている人が大勢いる野洲駅の1番のりばでした。

12両編成のためホームはかなり長くなっており、Aシートはそのうちの9号車に位置しています。野洲駅は階段からすこし歩く必要がありました。

 


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Aシート車両は内装・外装共に他の車両とは異なっています。まず外装は青いラインが特徴的です。金沢から敦賀あたりで走っている北陸本線普通列車の外装に似ている気がします。

車内は他の車両のものとは異なり、指定席ならではの豪華仕様。座席の厚みがありもちろんリクライニングシート。混雑とは無縁でゆったりと新快速での旅を楽しむことが出来るシートとなっています。

 

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野洲駅から大津、京都などを通って1時間ほどで大阪駅に到着。Aシートの快適な座席で過ごすことは出来たのですが、認知度が低いのか指定席券を持っていないお客さんがどんどん乗ってくるんです。車掌さんとお客さんのやりとりで車内は落ち着いた雰囲気とはいえない状況になっていました。もっと端っこの号車ならば誤乗は少なくなると思いますが、それだと指定席券代払ってるのにとなりますしね。

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大阪駅に到着後、友人と合流して3時間ほど大阪の街を食べ歩きしました。串カツで飲んで、ミックスジュースに姫路のえきそば、そしてたこ焼きと大阪名物を大満喫。

大阪でも何度も旅行しに来ていると、観光したい場所を見つけるのが大変になってきます。といいながら大阪イチの有名観光地USJには行ったことないんですよね。

 

1日目)特急くろしおで和歌山へ

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大阪駅で友人と別れ、大阪環状線に乗車してやってきたのは西九条駅。ここから宿泊地の和歌山へと向かっていきます。大阪駅から和歌山駅へ向かうには紀州路快速という快速列車で乗り換えなしで向かうことができます。

ただ今回は乗り鉄旅。ただ快速列車に乗るだけではもったいないということで、一度この西九条駅にやってきて、ここからは特急列車に乗車して和歌山駅を目指します。

 

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乗車するのはこちらの特急くろしお号。新大阪から和歌山を超えてリゾート地の白浜や新宮を結んでいる特急列車です。ただこの特急くろしお号には問題があり、新大阪を出ると次に停車するのはこの西九条駅と、なんと大阪駅にはやってこない特急列車になっているのです。

2023年3月のうめきた新駅開業によって大阪駅に停車するようになるくろしお号に今のうちに西九条駅から乗車して、和歌山駅を目指すことにしたのでした。

 

和歌山駅到着後は和歌山名物の夕食を楽しみます。和歌山駅の駅ビル内に入っているラーメン屋さんで和歌山ラーメンでささっと夕食。

和歌山駅から紀勢本線の列車に乗車して、南海電鉄の拠点である和歌山市駅へと移動。こちらでは和歌山名物として有名なグリーンソフトを販売する玉林園のカフェにて抹茶ソフトをデザートとして楽しみました。

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宿泊したのは和歌山市駅の直上にあるカンデオホテルズ南海和歌山市駅。広い部屋と最上階のインフィニティ大浴場から楽しむ絶景が最高なホテルでした。こちらは全国各地に展開しているホテルチェーンで、また利用したくなる快適さでした。

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2日目)特急サザンと大和路快速で奈良へ

2日目の朝です。和歌山には泊まるためだけに訪れた形になってしまいました。時間があれば和歌山城やらを観光したかったです…

というわけで2日目の1本目は南海電鉄の特急サザンに乗車します。特急サザンは指定席と追加料金不要の自由席が存在します。今回は特急サザンの車両の中でもちょっと良いサザンPREMIUMの車両の指定席に乗車しました。座席も豪華で快適に大阪方面へと移動をすることができました。

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特急サザンを終点難波の手前である新今宮駅で下車。ここで大阪環状線を走っている大和路快速に乗り換えて奈良を目指します。ちなみに和歌山から奈良へはJR和歌山線経由で向かうこともできますが、あまりにも時間がかかりすぎるので大阪経由を選択しました。

 

奈良ではこちらも限られた時間で観光をしていきます。JRの奈良駅から近鉄奈良駅まで向かう途中に奈良の街をぶらぶらと歩いていきます。近鉄奈良駅から徒歩で行けるような範囲に東大寺興福寺奈良国立博物館などの観光地が集まっています。

その中でも今回は時間もお金もかけずに奈良観光。奈良公園の鹿さんたちと戯れてきました。

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2日目)観光列車あをによしで京都へ

近鉄奈良からは2022年にデビューした観光特急あをによしに乗車して京都へと向かいます。奈良京都間はあをによしで35分ほどの所要時間。短い観光列車の旅ですが、車内サービスも充実。販売カウンターでスイーツを購入して甘いものを楽しみながら京都へと向かっていきます。

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京都駅に到着後乗り換え時間を利用して、駅のホームにある駅そば店で腹ごしらえ。京都というと名物グルメがあまりない、もしくは非常に高級な印象があり、あまりグルメに関しては知識がなく、簡単に済ませてしまいました。

一応うどんも出汁は関西風で、関東で食べるうどんとは一味ちがううどんになっていました。

 

京都駅でJR嵯峨野線に乗り換えてやってきたのは京都鉄道博物館乗り鉄旅と銘打つ旅なこともあって、徹底的に鉄道に浸っていきます。京都てっぱくはオープンしてから既に7年も経過していますが訪れるのは初めて。とにかく広いし見ごたえ抜群という噂を聞きつけ、博物館としては長めの2時間を確保していたのですが…

まあ見ごたえがありすぎる。屋外展示の車両たちからゆっくり見ていたら、予約していたシュミレーターの時間になり、それが終わってジオラマのショー、そして屋上のデッキに行ったら既に2時間が経過。

まだまだ他にも列車のしくみなどを学べるエリア、トワイライトエクスプレスの展示、梅小路機関区の機関車たちなど、見どころがたくさんあったのにも関わらず、満足に見学することができませんでした。これは再訪必須です。

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2日目)特急はるかで関西空港

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急いで梅小路京都西駅から嵯峨野線に乗車、そのまま特急はるかに乗り込んで関西空港へとやってきました。長い間減便を強いられていた関空特急はるかも現在はすべての便で運転を再開しており、30分に1本とかなりの利便性を誇っています。車内は混雑とまでは行きませんでしたが、外国人の利用客も多く、昔の関空が戻り始めている兆しを感じました。

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関西国際空港は2025年に迫った大阪万博に向けて絶賛リニューアル中。2022年の10月には国内線部分が先行でリニューアル開業しました。リニューアルという利便性が高くなるイメージがありますが残念ながら関空の国内線に関しては逆。保安検査から搭乗口までの距離が驚くほどに長くなりました。

国際線の利便性向上のためにこれまでの国内線よりもかなり端に追いやられることになっていましました。ただ、設備は非常に新しくお土産エリアや飲食エリアも伊丹のようにコンパクトにまとまり、使いやすさはあると思います。


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そんな新しい関空国内線の新しいゲートからJALの最終便に搭乗して羽田を目指します。時間が遅いこともあって搭乗率は低めでした。羽田の到着はオープンスポット。バスでターミナルへと移動することになりました。なんか到着の時のオープンスポット率が高すぎる。せっかくなら出発時に乗ってみたいんですけどね。

 

ということで以上、関西乗り鉄旅のまとめ旅行記でした。

2日間で2府3県を移動しながら観光するということもあって、それぞれのスポットで明らかに時間が足りず、最後まで満足に見られなかったことが多発した旅になりました。普段は余裕を持つのですが、乗り遅れないように走るくらいのレベルまで行ったこともこの旅では数回発生してしまいました。

乗り鉄でも乗りたかった列車を一気に乗車しました。少し欲張りすぎたかなとは反省しています。それでもまだまだ乗りたいもの、行きたいところが尽きない当たり関西の魅力も底知れないですね。

 

この記事は2023年1月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。