がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【搭乗記】RAC宮古多良間 20分のフライトで多良間タッチ

こんにちは。

今回は宮古空港から多良間空港への搭乗記をお届けします。

沖縄県の中でも人気のリゾート地である宮古島。そしてもう一つ人気リゾート地である石垣島との間にあるのが今回の目的地となる多良間島多良間島は二次離島となっており、沖縄本島から直結する航路や航空便がない島となっています。そんな多良間島へは宮古島から船と今回利用する飛行機が出ており、宮古島からのアクセスが基本となっています。

宮古島多良間島の間には1日2往復が設定されており、今回はその午前便であるRAC891便を利用します。宮古空港を9:25に出発、多良間空港には9:50には到着するという時刻表上でも25分の短いフライトです。ただフライトの様子を紹介するだけでは短すぎるので、今回は多良間空港の様子、そして多良間タッチという乗ってきた飛行機に再びそのまま乗り込んで宮古空港へと戻るまでを一気にお届けしたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

宮古島からプロペラ機で出発

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沖縄県宮古島宮古空港へとやってきました。宮古島へ行くには沖縄本島も含めて飛行機のみの移動手段となっており、まさに宮古島の玄関口として機能している宮古空港です。那覇便の他に東京・大阪・名古屋・福岡とも直行便で結ばれており、宮古空港自体はお客さんも多く活気がある状態でした。

 

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宮古空港の保安検査場通過後のエリアはあまり広くはなく、東京などの本州への直行便で中型機がやってくると混雑することもあるかもしれません。宮古空港は搭乗口がAとBの2つあり、今回利用する多良間便はAの搭乗口から搭乗していきます。

最近はANAJALが利用する地方空港で共通化されたゲートが導入されていますが、訪問時の宮古空港ではまだそれぞれの改札機が設けられていました。


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搭乗口を通過してからも少々歩き、階段もおりて駐機場へと出てまいりました。多良間空港便はプロペラ機での運航となり、搭乗橋が付くことはなく徒歩での搭乗となります。この日は大雨だったため傘を持って機体のそばまで向かっていきます。天気が良ければいいですが、雨だと乗り込むまでに確実に濡れてしまいますね。


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今回は進行方向左側の窓側席を指定。窓側ではありますが真横にはエンジンとなるプロペラが位置しており、視界の上半分は遮られている形となっています。機材はボンバルディアのDHC8-Q-400で、客室が少し削られ貨物室が拡大したタイプとなっています。沖縄県の離島に住み人々の足であるとともに物流の要ともなっているのが琉球エアコミューターの路線です。

 

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飛行機は基本的に後退ができませんが、プロペラ機はコンパクトなため自走してスポットを離れて宮古空港の滑走路へと進んでいきます。プロペラ機らしく滑走を始めてからすぐに離陸。眼下には宮古島中心市街地で建物が密集しているエリアを眺めながら、一度北東方向へと離陸していきます。

機内は満席で、島に関係する人が多いような見た目を感じました。観光客や修行僧はかなり少なそうな乗客構成となっていました。

 

20分程度の短いフライト

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宮古空港を飛び立つと南側に旋回しながら進路を西へと変えていきます。悪天候ということもあって雲が低くプロペラ機かつ短距離路線のため雲に入るか入らないかくらいの高度を飛んでいきます。

雲の隙間からは宮古島から橋で結ばれている来間島を眺めることができました。ちなみに宮古島には伊良部島池間島という橋で結ばれた島があと2つほどあります。

 


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その後はひたすらに海上を飛行。雲に隠れたり、隠れなかったり中途半端な高度を飛行していきます。陸地の姿も見えず、もちろん機内Wi-Fiも存在しないのでどこを飛んでいるかわからないフライト時間が過ぎていきます。ベルトサインが消灯することもありませんでした。


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しばらく飛行し高度を下げて海面が迫ってくるのが分かると沖縄の島の周辺に広がるサンゴ礁が見えてきました。明らかに天気が悪くてもここまできれいに見える沖縄の海、さすがです。天気が良ければもっと綺麗に見えるはず。

 

サンゴ礁にだんだんと近づいていくとすぐに多良間島が見え、そのまま滑走路へと南側から進入して着陸しました。多良間空港多良間島の西端に位置しているため南側から空港へと向かっていくと進行方向右側席からならば島の全景を見ることができたはずです。

多良間空港は滑走路が1本で平行する誘導路がないので、着陸後は滑走路の北端へと向かいくるっと回転してから駐機場へと入っていきます。

 

これぞ離島の多良間空港

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フライト時間でいうと17分ほど、飛行機に乗り込んでから降りるまでは35分ほどで多良間島へと上陸しました。多良間空港にはプロペラ機しかやってこないのでボーディングブリッジはなく歩いてターミナルビルへと向かっていきます。

島の天気は変わりやすいもので降機時の多良間島は風は強いながらも雨は降っておらず、島の風を感じながらターミナルビルへと入っていきました。


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多良間空港の中は3階建てになっており、1階はチェックインカウンターや出発・到着口、2階は吹き抜けと事務所関連、そして3階は展望デッキとなっています。規模感はかなり小さいですが、売店やレストランもある立派な空港です。もちろん広さはそこまでありませんが島の空港を感じられる空港ターミナルビルでした。

 

乗ってきた飛行機の折り返し宮古空港行きで帰りますが、一瞬だけ多良間空港の外に出てきました。ちょうど右側には村営の中心部へと向かうバスが止まっていました。

多良間空港の外観だけでいうと地方の公民館のような見た目。到着した乗客が出迎えの人たちと再会を喜んだり、島ならではのコミュニティが垣間見え、それもより一層島に来たという感覚を増幅させてくれました。

 

帰りも20分のフライト

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多良間空港をちょっと見学したのちそのまま保安検査を通過して、搭乗待合室へと向かい再び乗ってきた機材を使って宮古島へと戻ります。つい先ほど多良間島到着時には雨が降っていない状態でしたが、20分ほど経ち再び飛行機に搭乗する頃には大雨。強風も吹き荒れていたことから傘も貸し出しはなく雨を全身で受け止めながら飛行機に向かっていきます。

 

同じ機材で今度は多良間空港の北側へと向けて離陸。またしても進行方向左側座席だったため離陸時に多良間島の全景を見ることはできませんでした。北向きへと飛び立ってすぐに東向きへと旋回しそのまままっすぐに宮古島へと進んでいきます。

多良間島では搭乗時大雨だったにもかかわらず、航路上の天候は行きより良さげ。雲の下を飛行しているタイミングでは綺麗な宮古ブルーの海をみることができました。


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行きと同じフライト時間20分程度で宮古空港へと到着。約1時間半で多良間島へといって帰ってきてしまいました。行きと同じくボーディングブリッジは付かないので飛行機から降りたのち歩いてターミナルビルへと向かいました。

 

ということで以上、宮古多良間の搭乗記でした。

短い時間のフライトでしたが、平日のフライトでも往復ともに満席の人気っぷり。観光客などはほとんど見かけませんでしたが、その分島民の足として必要不可欠な路線であるということを肌で知ることができました。また多良間空港の雰囲気もこれまで体験したことのない空港で、島の人たちの仲の良さを垣間見て一瞬でも島にいるという実感がわきました。

序盤でも説明していますが、宮古多良間は1日2往復あるため日帰りで観光することも可能となっています。ぜひ次はどんな島なのかじっくり観光して回りたいですね。天気もいいといいな…

 

この記事は2023年12月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

watabimaruga.hatenablog.com

【三沢空港】米軍と共用のこじんまりした青森県2つ目の三沢空港

こんにちは。

今回は青森県三沢市に位置する三沢空港を紹介していきます。

青森県八戸市を中心とする南部地方の空の玄関口となっている三沢空港青森空港は八戸とはかなり距離がある青森市にあるため、三沢空港にも羽田線が就航している他、札幌線・大阪線が就航しています。このように各地に路線を持っている割には空港規模が小さめなのが三沢空港三沢空港は空港自体の敷地は広く米軍、そして航空自衛隊との共用空港となっています。そこに間借りするように民間用のターミナルビルが存在するため、かなり小さな規模となっています。そんなコンパクトにまとめられた三沢空港の様子をお届けしたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

アクセスと空港周辺の見どころ

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三沢空港青森県三沢市の東端、太平洋もそこそこ近い海沿いに位置しています。青森県には県都青森と弘前を中心とする津軽地方、八戸を中心とする南部地方の2つに分けられることが多くなっています。そのうちの南部地方の玄関口としてあるのが三沢空港。導入でも触れたように米軍、自衛隊との共用空港となっており、民間のターミナルビルが市街地東側へと追いやられている格好となっています。


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三沢空港のアクセスはバスが基本になります。バス路線は1つのみで、三沢市役所、三沢駅経由で本八戸駅へと運行がされています。航空便に合わせて運行されており、1日5往復で八戸市街地と三沢空港の間を55分ほどで結んでいます。


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空港としてはかなり珍しく、ターミナルビルから徒歩5分ほどの場所に天然温泉を楽しめる施設があります。レンタカー屋さんより近いという超好立地の温泉です。

他に歩いていくには少し距離がありますが、空港の敷地のすぐそばに三沢航空科学館という飛行機の博物館があります。土日祝限定で空港から航空科学館へシャトルバスも運行されているようです。

 

コンパクトな空港ターミナル

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続いて空港のターミナルビル内を紹介していきます。ターミナルビルは3階建てで1階が到着口とチェックインロビー、2階が出発口、3階に展望デッキがあります。

まずは1階の到着口。かなり小さい規模ではありますが、手荷物受取所にはターンテーブルが1つ用意されています。到着口を出ると青森らしくねぶたを模したモニュメントがお出迎え。レンタカーのカウンターも到着口周りにありました。

 


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到着口の正面と隣には三沢市や周辺自治体のPRコーナーが用意されています。三沢という地名自体はあまり馴染みがないかもしれませんが、周辺には八戸、奥入瀬渓流の玄関となる十和田、下北半島など観光地が点在しています。

また三沢には星野リゾートが運営する青森屋というかなり人気のホテルがあり、三沢空港からは送迎バスも出ているようです。

 

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到着口の反対側にはチェックインカウンターが並びます。三沢空港JALのみが就航しており、カウンターもJALのみとなっています。東京便のチェックインの時間帯になると人で賑わっていました。

客層の特徴として米軍基地があることが関係しているのか、外国人も多いようでした。

 

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2階にやってきました。2階は出発口と売店レストランが位置しています。まず気づいたこととしてエスカレーターがありません。1階から2階へは写真目の前の階段を使うか、建物端にあるエレベーターを用いる必要があります。

建物がコンパクトにまとまっていることもあって、階段を上がると目の前が保安検査場の入口。チェックインカウンターから最短距離で制限エリア内へと進むことができます。

 


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保安検査場を正面にして右手側には三沢空港内唯一のショップ、左手にはレストランがあります。制限エリア内に売店がないので、お土産や飲食物はこちらで購入しておく必要がありそうです。

ショップでは青森のお土産がこれでもかと取り揃えられており一通りなんでもあるといった印象です。特徴的なのは自衛隊グッズが販売されていたことでしょうか。

 

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こちらはレストランでいただいた牛バラ焼きセット。十和田の有名なご当地グルメです。その他にもホタテフライやさば味噌、三沢ごぼうかき揚げうどんなどご当地グルメもしっかり取り揃えられていました。

レストランは駐機場に面して窓があり、外の飛行機の様子を眺めながら食事を楽しめるようになっています。

 

見やすい有料の展望デッキ

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それでは最後に展望デッキを紹介します。展望デッキへはレストランを超えた先にある階段から向かうことができます。展望デッキは有料で大人100円、12歳以下は無料で利用できますが、2階から3階へと上がる階段の前でお金を投入して階段を上がっていきます。

 

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それでは屋上の展望デッキへとやってきました。屋上は完全にデッキのみとなっており、デッキはかなり広めにとられています。特徴的なのがデッキにはありがちな柵。かなり低い位置での設置となっており、デッキから飛行機を撮影したりする際には柵が邪魔にならないようになっています。人の高さまで柵があるのが当たり前なので非常に新鮮に感じました。


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デッキから駐機場を見るとこのようになっています。全体的にコンパクトなこともあって飛行機をかなり近くに感じることができます。また、滑走路や誘導路のあるエリアと駐機場との間には柵が設けられており、ここでも米軍との共用空港であることの特徴を確認することができました。


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スマホで撮影したため少し見にくくなっていますが、共用空港となっているだけあって民間機以外の離発着を見ることができるのも三沢空港のデッキの特徴の1つとなっています。ちょうどアメリカ軍の旅客機が離陸していくところを見ることができました。民間機の駐機場エリアは滑走路端にあるので、離着陸の飛行機は確認しやすいかと思います。

 

ということで以上、三沢空港の紹介でした。

青森県南部地方にある三沢空港、県を代表する空港というわけではありませんが、小さくまとまりながらも羽田便をはじめとしてかなりの便数が確保されています。しっかりと青森を感じられるターミナルビルになっているので、青森県の東側に目的地がある際には利用してみてはいかがでしょうか。また周辺の航空科学館や温泉も魅力的。日帰りで訪れて周辺観光を楽しむなんてもゆったり過ごすことができるのでいいかもしれません。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

【沖縄旅行記】沖縄の島々を飛び回る!沖縄離島ホッピング旅まとめ

こんにちは。

今回は2023年を締めくくる沖縄旅のまとめ旅行記をお届けします。

2023年はJALの上級会員になるために飛行機に乗りまくるいわゆる”修行”を敢行。その締めくくりとして選んだのが沖縄旅行。沖縄県は説明するまでもないですが多くの島々によって構成されており、その島々を結ぶ航空路線も展開されています。距離が短く価格が安いため、筆者のように回数を飛んで上級会員を目指す回数修行僧にとっては聖地とされています。そこで2023年ラストの旅行&修行の地として沖縄を選んだのでした。今回の旅は完全に修行に重きを置いており、沖縄に行ったのに観光をほとんどしなかった旅となりましたが、それも修行のつらさということで、そんな旅行の様子をまとめて紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

旅の行程

1日目はお昼時の便を利用して一気に那覇空港へと向かいます。那覇からは夕方の便で石垣空港へと向かい、滞在1時間ほどで折り返し那覇空港へと戻ります。

2日目は早朝からのフライト。まずは宮古島へと向かいます。宮古空港から多良間島へ向かいますが、そのまま折り返しの便に搭乗し宮古島へととんぼ返り。宮古島から再び那覇へと移動し、この日の移動は終了。少しだけ那覇市内を観光しつつ、お買い物やグルメを楽します。

3日目はゆっくりホテルをチェックアウトし那覇空港へ。お昼ご飯を食べて12時過ぎの便で東京へと戻りました。

 

1日目)冬のはじまりの沖縄へ!

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旅の始まりは2023年おなじみの羽田空港から。回数修行をしていたこともあって羽田空港から出発する旅が多かった2023年。羽田出発のラストフライトはJAL国内線のフラッグシップであるA350-900を利用して那覇空港へと向かいます。利用する飛行機はJALが加入するアライアンスであるワンワールドの特別塗装機でした。


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羽田空港から約3時間のフライトで快晴の那覇空港へと到着しました。日本一のリゾート地へのフライトらしく、客層は観光客が大半でにぎやかな長距離フライトとなりました。沖縄といえばというお天気の良さで絶好の観光日和だとは思いますが、修行はそんなこと許してくれません。

 


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那覇空港到着後、急ぎゆいレールに乗車して美栄橋駅近くのホテルに荷物を預けすぐに那覇空港に戻ってきました。那覇空港で少し早めの夕食タイム。国際線ターミナル側にある「なはまるうどん」で沖縄名物タコライスを頂きます。全国でみるチェーン店ながらも沖縄料理を提供してくれており、格安でタコライスを楽しむことができました。

 

1日目)1時間の石垣島滞在

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タコライスを食べたのち保安検査場を通過、初搭乗となるJALグループ沖縄拠点の航空会社日本トランスオーシャン航空石垣島を目指します。12月ですが17時台でもまだ明るさが残る沖縄本島からさらに西へと飛んでいきます。


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およそ1時間のフライトで石垣空港へと到着。石垣空港到着は19時前となり流石の南西諸島でもすでに日没を迎えていました。ということで、始めての石垣島は青い海や空を全く見れず空港内で帰りの飛行機までの1時間を過ごすことになりました。

 


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石垣空港はそれまで市街地ほど近くにあった手狭な空港が移転し、2013年に島の東側に新しい空港が誕生。中型機も離着陸可能な2000mの滑走路が整備され、沖縄本島以外の本州各地とも直行便で結ばれるようになりました。

比較的新しいターミナルビル内には石垣島の名物を楽しめるお店が揃っています。すでに夕食を済ませていたので、石垣島のご当地ドリンクゲンキクールと島バナナジェラートをいただきました。


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1時間の石垣島滞在を終えて沖縄本島那覇空港行きの最終便に搭乗し石垣島を離れます。ほぼ20時台に差し掛かるような時間帯の便ですが、与那国島からの乗り継ぎ客も含め搭乗率は7割くらいあったかと思います。こちらも初搭乗となる琉球エアコミューターのプロペラ機で那覇へと戻り、那覇市内のホテルへと帰りました。

 

2日目)早朝から島ホッピング

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2日目は早朝からのスタート。まだ夜が明けきっていない那覇空港へとやってきました。朝一番の日本トランスオーシャン航空に乗って目指すは宮古島。こちらも石垣島と並ぶ知名度を誇る沖縄県の離島となっており、那覇宮古間はジェット機を用いてかなりの便数が設定されています。

朝早い便とはいえそこそこ搭乗率も高く、短い搭乗時間ながらもさんぴん茶をサービスしておりました。


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宮古島では1時間ほどの乗り継ぎ時間を経て、続いては琉球エアコミューターのプロペラ機に乗っていきます。この日の沖縄の天気は不安定で時折とてつもない豪雨になることもあれば晴れ間が見えたりと南国特有の天気の中、宮古島石垣島の間にある離島多良間島を目指してフライトします。


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宮古島から25分ほどのフライトで多良間島に到着をしました。1日2往復宮古空港との便が運航されている多良間空港は、地域の公民館や役所の出張所のようなこじんまり感。

乗ってきた飛行機に再び乗り込み、多良間島滞在30分ほどで島を後にします。流石は島コミュニティだけあって、空港の係員さんと島を離れる乗客はみんな知り合いといった様子。搭乗待合室はアットホームな雰囲気に包まれていました。

 


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再び宮古島へと戻ってきました。ここからは宮古島の観光!でも良かったのですが、滞在1時間半ほどで那覇へと帰る便を取っており、宮古空港内を出ることなく過ごすことに。ターミナルビル内で同じ沖縄そばではありますが、具材が下に隠された宮古そばをいただきました。


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宮古島から那覇への便はこの旅ではお馴染みの日本トランスオーシャン航空。今回は沖縄を代表する観光地、美ら海水族館とのコラボである「さくらジンベエ」の特別塗装機でした。

帰りの宮古那覇便は天候の影響もあったのか、フライト時間も短いこともあって機内サービスはなく那覇空港へと到着となりました。

 

2日目)気持ちばかりの那覇観光

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宮古島から那覇空港に到着したのが13時半頃。回数修行をクリアするためには50回搭乗が必要となり、既に12月末なのでもし計画通りに飛べず回数が足りなそうな場合はこの後の時間を使って石垣や宮古久米島を飛び回って補充をしようと空けておいたこの時間。

ここまで順調に修行が進み49フライトをクリア。3日目の羽田に帰る便で達成が確実となったので、午後の空いた時間は少しだけ観光をしていくことに。まずは沖縄といえばのA&Wで大好きなオレンジジュースとカーリーポテトを味わいます。


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続いては国際通りを少し入ったところにある牧志公設市場へ。建物が新しくなってからやってきたのは初めてでした。従来通り1階には色とりどりの鮮魚が並び2階の飲食店でその味を楽しめるという構造。ただ訪日外国人客が異常なほど多く、日本語があんまり聞こえないという状態になっていました。


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他にもとまりんで船を見たり、サンエーで沖縄土産を爆買いしたりと那覇市内でかるーく観光を楽しみホテルへ。今回はゆいレール美栄橋駅から徒歩5分ほどのコンフォートイン那覇泊港に宿泊。

タコライスやポーク玉子が楽しめる朝食が無料で付いてくるほか、洗い場付きのバスタブもあり修行で疲れた体を癒すことができました。

 

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夕飯は沖縄そば屋さんでいただく焼きそば。なんと麺が沖縄そばの麺を使用しており、普通の焼きそばとは全然違う食感を楽しめます。また今回はビビってソース味にしましたが、沖縄ではケチャップ味の焼きそばがメジャーだそうです。いつかチャレンジします…

 

3日目)50回目のフライトで東京へ

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3日目は朝食を食べてゆっくりホテルをチェックアウト。ゆいレールに乗車して那覇空港へと戻ってきました。今回ゆいレールの2日フリー乗車券を購入したので、気軽に那覇空港とホテルの間を行ったり来たりすることができました。ゆいレールはそこそこ料金がするので、フリー乗車券などを有効活用していくことをおすすめします。

 


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那覇空港到着後もしっかりと沖縄メシを楽しんでいきます。那覇空港国際線ターミナル側の最も端っこにあるケンミン食堂。沖縄の家庭料理を楽しめるお店で今回はトーフチャンプルー定食(写真左側)をいただきました。ご飯が自動で出てくるマシーンを使っており、好きな量を選べるのでお腹いっぱい食べることができます!

保安検査場を通過後、ClubESTの特典を使いJALサクララウンジへ。グァバジュースと共にオリオンビールもいただきました。これからこれが当たり前になると思うと修行して良かったなと感じますね…


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お昼過ぎの羽田便で東京へと帰ります。窓側が空いていたので窓側席へと変更し、沖縄の景色を楽しみながら沖縄に別れを告げ、50回目のフライトを締め括りました。

 

ということで以上、沖縄離島ホッピング旅のまとめでした。

JALJGC回数修行のフィナーレを飾る旅行ということで、ほとんど飛行機に乗って移動していただけの今回の旅。那覇に2泊もしたのにほとんど観光をしていないだけでなく、石垣島宮古島多良間島でも空港内から出ることなく終わってしまいました。もっと島を楽しみたかったのは山々ですが、これこそ修行。せっかく獲得した上級会員でフライトを贅沢に楽しみながら再訪して、しっかり観光を楽しみたいですね。それでも島のグルメや沖縄グルメをしっかり楽しめたのはよかったかと思います。

また2023年は主に飛行機に乗りながら移動を主とした旅が多くなっていましたが、2024年からは1つの都道府県に着目ししっかり観光を楽しむ旅をしております。今後の旅行記もお楽しみに。

 

この記事は2023年12月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【新潟空港】新たな航空会社トキエアの本拠地!空の玄関口新潟空港

こんにちは。

今回は新潟県にある新潟空港を紹介します。

日本海側で一番の大都市ともいわれる新潟市。そんな新潟市東区新潟市街地の東側に位置しているのが新潟空港です。新潟市街地にも近くアクセスはかなり良い立地です。滑走路は2本ありますが、旅客機は主に2500mの長さを誇るB滑走路を利用していきます。就航している航空会社も多く、路線も北は北海道から南は沖縄まで、更に国際線も飛んでいます。ターミナルビルは国内線国際線どちらも同じ建物を利用していることもあって、かなりの大きさがあります。

久しぶりの新規航空会社であるトキエアも無事就航し、そんなトキエアが拠点として各都市へ路線を伸ばしていく予定でもある新潟空港。今回は注目を上げている新潟空港を紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新潟駅にほど近いアクセス

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新潟県の空の玄関口新潟空港にやってきました。空港の住所は新潟市東区阿賀野川信濃川に挟まれている場所にあります。ターミナルビルはかなり大きく、ガラス張りで蔦屋書店をイメージするような見た目をしています。ただこれでも1996年から変わっておらず、最新の建物というわけではありません。


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新潟空港へのアクセスですが、鉄道の乗り入れはなく公共交通機関を利用するのであればバス一択となります。バスは新潟駅行きの直行リムジンバスと路線バスが運行されており、それなりの本数が確保されています。新潟駅までは直行バスで25分、路線バスで35分とかなりの近さを誇っています。

新潟駅以外に関しては早朝のみ長岡行きのバスがあり、現在は休止中ですが福島県会津若松へと向かう高速バスも出ていたようです。


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新潟駅行きのリムジンバスに関してですが、便によっては高速バスタイプの車両と写真のような路線バスタイプの車両が使用されています。路線バスタイプの車両は環境にやさしい電気バスのようですが、大きな荷物を入れるトランクルームはないので少し注意が必要かもしれません。

 

屋根が高いターミナルビル

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それではここからはターミナルビルの中の様子を見ていきたいと思います。ターミナルビルは国内線と国際線が共用になっており、4階建てとかなり規模が大きめの建物となっています。更には1~3階までが吹き抜けとなっており、屋根や壁の一部がガラスになっていることで自然光が入ってきて、ターミナル全体に明るい雰囲気があります。

 


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1階には各航空会社のチェックインカウンターが並びます。新潟空港は就航する航空会社が多く、国内線ではANAJALの他にフジドリームエアラインズアイベックスエアラインズ、ピーチ、そしてトキエアが就航しています。国際線は各社固定のカウンターが用意されているわけではありませんが、大韓航空、タイガーエア台湾、中国南方航空中国東方航空が就航しており、かなりバラエティに富んでいます。

 

訪問時は2023年11月下旬とまだ就航前の準備中でしたが、2024年1月についに就航を果たした新潟拠点の新規航空会社トキエアのカウンターもありました。ちょうど訪問日に就航日が発表され、新潟のニュースではトキエア一色となっていました。新潟県民の期待が感じられるトキエア、記事執筆現在は新潟丘珠線のみの運航となっていますが、そのほかにも関西方面や仙台線、佐渡線など全国各地への路線展開が計画されており今後も目が離せない存在となっています。

 


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1階の端っこ、駐機場を向いて右端には国内線の到着口が設けられています。到着口のすぐ隣からチェックインカウンターが連なっており到着した感が他の地方空港より薄かったように記憶しています。

その土地の名物のモニュメントが置かれがちな手荷物受取所のターンテーブル内には、酒処新潟らしく酒樽がどーんと置かれていました。


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国内線と国際線のチェックインカウンターの真ん中は吹き抜け部分となっており、3階まで一気に見渡すことができるようになっています。奥にはコンビニ兼お土産屋のヤマザキショップがあります。写真の背中側には案内所やレンタカーのカウンターがありました。

 

ターミナルの上層階へ

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写真は3階から2階を見下ろす画角になっていますが、2階には国内線国際線の出発口があります。写真右下のパーテーションが置かれているエリアが国内線の保安検査場入口です。また国内線保安検査場入口の手前には1階が見渡せるカフェとかなり広いお土産屋さんが1店舗ありました。

国内線の搭乗待合室エリアは制限エリア外と一部ガラスで仕切られている場所があり、飛行機に乗る直前まで別れを惜しむことができるようになっていました。


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国内線の反対側に国際線の出発口があります。ちなみに国際線はここを通過すると出国審査などの施設が3階で、搭乗待合室は4階にあるという不思議な構造となっています。

写真右側の新潟空港PRルームでは、新潟空港の模型や歴史、モデルプレーンなどが展示されています。また新潟らしく(?)お米のオブジェもありましたので、時間がある方はぜひ。


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出発エリアの1つ上の階、3階へとやってきました。3階は主にレストランフロアとなっており、レストランが2店舗、マッサージ屋さんが1店舗入っています。ターミナルビルの規模の割には少ないかなという印象を持ちました。

レストランは新潟名物のたれかつ丼やへぎそばが味わえるお店ですが、営業時間が昼と夜で分かれており、更に定休日も存在するようなので利用する際は事前に調べた方がいいかと思います。


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レストランの奥にはちょっとした展望スペースがありました。訪問時はこの先工事中になっていたのですが、最新のフロアマップを見ていくと誰でも利用できる飛行機を見れるような休憩スペースがオープンしているようです。デッキへと出なくても飛行機を見れる場所があるのは嬉しいですね。

 

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3階にはカードラウンジもあります。航空会社の上級会員ではなく、特定のゴールドカードと当日の搭乗券を持っていると無料で利用できるほか、有料でも利用できるラウンジとなっています。ラウンジからは駐機場や滑走路を見ることができ、ドリンクを飲みながら搭乗までの時間をまったりと過ごすことができました。


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最後に最上階である4階へとやってきました。4階は展望デッキとなっており、有料での利用ができますが、この日はあまりにも風が強く悪天候ということで閉鎖されていました。有料ながらも柵があまり高くなく、日本海を背に離着陸する飛行機を眺められるということで楽しみにしていたのですが、立ってるのも大変な暴風だったので外に出れなくても仕方なかったかもしれません。

 

ということで以上、新潟空港の紹介でした。

新潟市街地からもほど近く、トキエアの新規就航により注目を浴びている存在の新潟空港。トキエアの路線拡大に伴って利用するお客さんも増えていくであろうことが予想できます。現状、新潟空港はそのターミナルの規模の割には使われている部分が少なく、まだまだ施設を充実させる余地があるのかなと感じました。これから路線網の充実とともに空港の使いやすさも向上していくことに期待したいですね。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【長岡旅行記】えちごワンデーパスで行く!駅近で楽しむ長岡旅

こんにちは。

今回はお得なきっぷで行く新潟県長岡市旅行記をお届けします。

新潟県中越に位置する長岡市は県内でNo,2の人口を誇り、夏の長岡花火で有名な街となっています。上越新幹線も通り東京からもアクセスが良く夏の時期を中心に多くの観光客を集める街となっています。そんな長岡市新潟市は少し距離が離れており、新幹線でも20分ほど、普通列車であれば1時間20分ほどかかります。それだけ距離が離れるとネックになるのが交通費。今回は新潟駅長岡駅を往復するだけで元が取れてしまう新潟県を観光するのにお得なきっぷを用いて旅をしてきましたので、そのきっぷも含めて紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新幹線も使えるえちごワンデーパス

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在来線も高架化されたばかりでまだまだ綺麗な新潟駅へとやってきました。新潟では私鉄や地下鉄は全く走っておらず、電車にのるとなるとここ新潟駅を中心にJR線を利用することとなります。新潟駅はJRのターミナル駅となっており、上越新幹線の他信越線、白新線越後線の3つの路線が乗り入れております。

これだけのターミナル駅でも新幹線以外は普通列車がほとんどで、特急列車は直江津方面を結ぶ信越線の特急しらゆきと、酒田・秋田方面を結ぶ羽越線特急いなほの2種類しかやってきません。


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今回目指す長岡へは信越線と上越新幹線でも向かうことができます。行きはゆっくり信越線の普通列車で向かうことにしました。新潟を走る普通列車はみんな同じ色をしており、行先などをよく確認してから乗り込みましょう。

大都市新潟とはいえ、長岡まで向かう列車は1時間に1本程度の運行となっています。ただ6両編成もあったため車内は空いており、着席して大荒れの車窓を楽しみながらの長岡への列車旅となりました。

 

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今回利用するきっぷがこちらの「えちごワンデーパス」。新潟周辺のフリーエリア内が1日乗り放題になるきっぷで、そのお値段が1570円。新潟長岡間の片道運賃がIC利用で1166円なので往復するだけで762円もお得に利用することができます。1日中使うことができるので、他にも弥彦に行ったり村上に行ったり、新潟周辺を鉄道を利用して観光すればよりお得になりますね。


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えちごワンデーパスは新潟長岡間で新幹線を利用することもできます。乗車券部分のみ有効なため、別途新幹線特急券を購入する必要があります。普通列車だと1時間20分かかる新潟長岡間を新幹線ならば20分とかなり時間短縮できるため、うまく活用すればより多くの場所を観光することができますね。

また信越線を走る特急しらゆきも特急券を購入すれば利用することができます。特急しらゆきでも新潟長岡間が55分ほどで移動でき、新幹線よりかは安く乗れるのでこちらも選択肢に入れておくと便利かと思います。

 

長岡駅近くで濡れずに観光

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新潟駅から普通列車に揺られること約1時間20分、長岡駅へと到着しました。長岡駅は昔寝台特急の停車駅となっていたこともあるためか、ホームが非常に長くなっています。信越線と上越線の列車も発着をしますが、ホーム数がかなり多くなっているのは過去の栄光もあり、夏の花火大会のとてつもなく多くのお客さんをさばくためでもあるようです。


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さて長岡を観光していこうと思いますが、この新潟旅をしている2日間は雨風が台風並みになっている大荒れのお天気の日。長岡に見どころはたくさんありますが、傘も役に立ちそうにもないため駅から離れずに観光をしていくことにしました。

駅前にはご都合よすぎますが、駅周辺で楽しめる観光スポットの案内板が設置されていました。駅周辺にスポットが固まっている観光しやすい街なのかもしれません。


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まずは駅前を観光していきます。長岡駅前の広場には石垣が積み重ねられています。ただのモニュメントというわけではなく、実はここに長岡城の本丸があったという存在を示すようなモニュメントとなっています。

長岡城は戊辰戦争の際に焼失、そのまま復元されることなく城自体も城下町も全て市街地に改められてしまいました。そんな長岡城の本丸の跡にできたのが今の長岡駅となっています。


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長岡駅前には大手通と呼ばれるメインストリートが伸びており、歩道には屋根があるアーケードの通りとなっています。この道をまっすぐ進むと長岡花火の会場でもある信濃川にぶつかるようになっています。

長岡花火の際はこの大手通が歩行者天国となり、JR線と新幹線の乗車待ちレーンになるという写真が話題になっていましたね。

 


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長岡駅からまったく濡れずにやってこれる距離に市役所とバスケチーム新潟アルビレックスBBの本拠地にもなっているアリーナが一体型になった複合施設があります。特に見学する場所はありませんが、施設は新しく建築自体を見る価値がありそうです。

写真右側は中越地震の被害に関する展示がされているきおくみらい館。駅にはかなり近いので見ておくべき施設かと思います。

 

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ここで長岡で食べておきたいグルメをご紹介。その名もイタリアンというグルメです。長岡のソウルフードで、簡単にいうと焼きそばにミートソースがかかった麺料理。食べたことなかった味なので、ぜひ実際に味わってみていただきたいです。

長岡ではフレンドというお店が多数展開され、ここでファストフード並みに気軽にイタリアンを食べることができます。長岡駅ビルにもありました。

 

ぽんしゅ館で日本酒を楽しもう

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あまりの荒れ模様に長岡駅をほとんど出ることなく終わってしまった長岡観光。大荒れのために乗車予定だった信越線が遅れているとのことで、新幹線に乗車することに。時間に余裕ができたので、長岡駅にあるぽんしゅ館で日本酒を堪能することにしました。


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ぽんしゅ館のメインといってもいい場所がこちらの利酒番所。新潟の誇る日本酒を少しずつ楽しめるまさに日本酒のテーマパークとなっています。長岡駅以外にも越後湯沢駅新潟駅にも同様の店舗がありますが、どちらも混雑しがち。今回お客さんはおらず貸切状態で堪能させていただきました。

 

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入り口でお支払いをしてコインとお猪口を受け取ります。500円でコイン5枚と交換することができ、最大で5杯の日本酒を楽しむことができます。

このポの字が入ったお猪口はおなじぽんしゅ館内のお土産屋さんで販売もされており、おうちで楽しむ用にもできますね。

 

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番所内に入るとこのような形で様々な日本酒の銘柄が並んでいます。ここから好きなものを選んでお猪口をセット、コインを投入しボタンを押すとお酒が出てくるというシステムになっています。

お酒の銘柄によって必要コイン数が異なってきます。また、すべての銘柄に甘さや度数といったお酒の情報や味わいなどについてのスタッフさんのコメントもつけられているので、日本酒わ全く知らない人でも楽しむことができます。


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新潟といえばというお酒を飲みたいと思っており、こちらの八海山を選択。それ以外に日本酒2杯と梅酒を1杯、合計4種類いただきました。やはり人気を誇っているだけあり、八海山はとても飲みやすかったですね。

酔いが回ってしまいそうですが、給水機もありお水を飲みながら楽しむことができます。他におつまみの販売もあるのでおつまみを楽しみながらでも良さそうですね。

 


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番所内にはいくつかの質問に答えることによってAIでおすすめの日本酒を教えてくれるタブレットがあったり、熱燗にできるマシーンも用意されており、初心者から日本酒好きな方までが多様な楽しみ方をできるまさにテーマパークになっていました。

 

ということで以上、長岡の旅行記でした。

今回はどうしても天候には勝てず駅から屋根のある範囲での観光となりました。それでも駅ナカで日本酒を堪能出来たり、B級グルメを楽しめたりと長岡である必要があったかは置いておいて、新潟を楽しむことは出来たかと思います。

長岡といえば花火ですが、花火の時期以外にも花火を楽しめる長岡花火ミュージアム山本五十六の記念館などまだまだ見どころがあります。新潟市と同様に天気の良い日に再訪してしっかりと観光したいと思います。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

watabimaruga.hatenablog.com

【搭乗記】JAL松山伊丹 低高度から四国と関西の景色を楽しむフライト

こんにちは。

今回は松山空港から大阪伊丹空港への搭乗記をお届けします。

愛媛県の県庁所在地である松山から西日本の大都市大阪への移動手段は、今回利用する空路の他にも鉄道、高速バス、フェリーまで様々な選択肢が用意されています。それぞれに料金や快適性、時間などでのメリットがあり、どの選択肢も廃止等なく現在まで続いています。飛行機は速達性でメリットがあり、松山空港から伊丹空港へのフライト時間は約50分、松山伊丹共に街の中心部に近く、飛行機のデメリットになりがちな空港へのアクセスも抜群な路線となっています。

今回利用する便はJAL2302で、松山を9:55に出発し伊丹には10:45に到着するスケジュールとなっています。1時間かからない短いフライトのため、低い高度から四国や関西の景色を楽しむことができます。そんな景色を中心にフライトの様子を紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

サクララウンジもある松山空港

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松山空港の保安検査場を通過した制限エリアへとやってきました。松山空港は四国内では最も規模の大きな空港となっているため、ANAJALどちらも制限エリア内に上級会員向けのラウンジが用意されています。

JALサクララウンジを利用しましたが、ラウンジのサイズはこじんまりとしている印象。東京便をはじめ複数便が被ると少々混雑するかもしれません。愛媛ならではのものとしてポンジュースと山田屋まんじゅうが提供されていました。

 

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今回搭乗していく機材はエンブラエル170型機。伊丹空港を拠点にコミューター路線を運航しているJALグループのジェイエアによる運航となっています。JALは松山伊丹間では1日朝夕の2往復がありますが、ANAはなんと1日9往復。機材は主にプロペラ機ですが、2往復はB737型機のジェット機が設定されています。


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定刻の10分前には搭乗し着席することができました。座席は機体後方の進行方向左側席です。搭乗率は6割程度とかなり少なく、2+2の座席配列の機内ではほとんどのお客さっが2席を1人で使えるといったような状況でした。客層としては平日朝便ということもあってか、ビジネス客が圧倒的大多数を占めていました。

 


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ほぼ定刻に飛行機が動き出し、松山空港の海に飛び出している方の滑走路端まで誘導路を進んでいきます。滑走路端まで向かい、着陸機がやってくるのを待ってから滑走路に入り離陸をしていきます。地方空港ではあまり他機の着陸待ちをすることはあまりないので、珍しい場面に遭遇しました。


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海側から陸側へと向けて飛んでいくと、進行方向左側席からは松山中心部のビルが建ち並んでいる景色を見ながら松山を離れていきます。翼に隠れていてあまりしっかりとは見えませんが、松山城が位置している城山も確認することができます。

 

低高度で飛ぶ四国の空

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松山の中心市街地を横目にどんどんと上昇。松山平野の平地を南側へと飛んでいき、しばらくしたのち旋回して東側へと進路を変えていきます。

松山空港から飛び立ち、そのまま東側へと進めたら効率的ですが、険しい四国山地の山々があるため距離を伸ばして高度を稼いでから東側へと進んでいく必要があります。

 


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四国の4空港の中では最も西に位置している松山空港。伊丹便となると四国を横断するように東へと飛んでいくことになります。更に瀬戸内海は気候的に安定していることが多く、かなり高い確率で空からの景色を楽しむことができます。

この日も天気が非常によく、石鎚山やその向こうに広がる東予エリアの港町もはっきりと確認することができました。そのまま徳島県上空へと入り、剣山などの山々も見えていたと思います。

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ベルトサインの消灯時間は20分ほど。天気が良くフライト時間に比較して長い消灯時間だったように感じますが、ドリンクサービスはなくキャンディのサービスがあるのみでした。

離陸から20分もせずに四国の東端の都市である徳島市上空を通り過ぎていきます。吉野川の河口を中心に多数の川に挟まれたエリアに建物が密集している徳島らしい町並みを空から確認することができました。


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少し遠目ではありますが、徳島県と淡路島を隔てる鳴門海峡、そして両者を結ぶ大鳴門橋の姿も確認できました。さすがに名物である渦潮までは見えませんでしたが、何となく海流が存在しているようにも見えますね。

 

和歌山・奈良を飛んで大阪へ

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淡路島を横目に紀伊水道を飛び越えて和歌山市上空に差し掛かります。既に降下を開始しており紀の川とその南側に広がる和歌山市の中心部をはっきりと確認できます。建物が密集する中で緑が広がる和歌山城もはっきりと見えますね。


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和歌山市から紀伊山地沿い、紀伊山地のほぼ上空を飛びながら北上をしていきます。関西空港や大阪港など、大阪湾を教科書のように俯瞰することができました。そしてこのまま伊丹空港へ向かうと思いきや、いったん奈良の方へと向かっていくことに。

 


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奈良県の地理についてしっかり把握できていないこともあってイマイチどこかはわかりませんが、一度奈良県の上空に入り羽田伊丹線などと同じように生駒山上空から大阪へと再び入っていくことになりそうです。


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生駒山を越えて再び大阪府の上空に入ると眼下には大阪平野の建物が密集した街並みが広がっています。目立つ存在は工場や家々に囲まれた八尾空港。定期便の就航はなく一般人が利用するにはハードルが高い空港の1つとなっています。

 


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あべのハルカス大阪城大阪駅周辺の高層ビル群、新大阪駅とこれでもかと大阪のシンボル的建物が続いていきます。大阪伊丹空港到着便を利用する際はこの景色を楽しむためだけに進行方向左側席を指定する価値があると思います。


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今回は小型機ということもあってか、伊丹空港の短い方の滑走路であるA滑走路への着陸となりました。お隣B滑走路にはこれから離陸を始めようとしている同じくJALの大型機A350型機がいます。少し上空から見れるのもタイミング次第、そして伊丹空港のA滑走路利用だからこその景色ですね。


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ほぼ定刻の10:47に伊丹空港の駐機場へと到着しました。1時間も掛からずに松山から大阪までやってこれる飛行機の速さを感じました。ちなみに乗り継ぎの需要も一定数はあるようで、乗り継ぎ便の搭乗口案内もされていました。

 

ということで以上、松山から伊丹への搭乗記でした。

関西四国間の移動は、高速バスが強い徳島、鉄道が強い高松、航空が強い松山・高知とそれぞれの特徴を活かして結ばれています。四国は島であるにも関わらず、本州と結ばれている橋が3つあることや各県に空港が充実していることから様々な移動手段の選択肢が用意されています。必要なメリットに応じて選択することができるのは良い競争がなされている証拠ですかね。その中でも速達性だけではなく、空から普段見れない景色を楽しめる飛行機を選んでみるのもいいかもしれませんね。

 

この記事は2023年10月中旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

【宿泊記】アートホテル新潟駅前 新潟グルメを味わい尽くせる朝食が魅力なステイ

こんにちは。

今回は新潟駅の目の前にあるアートホテル新潟駅前の宿泊記をお届けします。

日本海側No,1の都市である新潟。その中心部である新潟駅周辺にはビジネスホテルを中心に多くのホテルが立地しています。ブランドのあるシティホテルもいくつかはありますが、主に全国展開しているチェーンのビジネスホテルが占めています。たくさんあるホテルの中でも、今回宿泊するアートホテル新潟駅前はホテルマイステイズのグループホテルとなっています。アクセスも駅すぐそばで抜群、そしてなんといっても新潟名物が楽しめる朝食が魅力的です。

今回はそんな新潟名物を楽しむ新潟駅前のホテルステイの様子を紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新潟駅前の抜群のアクセス

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やってきたのは新潟駅南口。今回宿泊するアートホテル新潟駅前は新潟駅南口にあります。駅ビルであるCoCoLo南館からそのままPLAKA1へ進むことができ、そのPLAKA1にアートホテル新潟駅前があるという形になっています。

新潟駅が工事中ということもあって、JRの改札からは屋根がありますが数回外に出てアクセスする必要がありました。工事が終わると今よりももっとアクセスしやすくなるのではないかと思います。


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アートホテル新潟駅前の外観です。見た目は少し時代を感じるようなビジネスホテルという見た目。1~3階までは商業施設となっており、フロントは4階、それより上の階がアートホテルとなっています。目の前には新潟駅南口のバス乗り場が並んでいます。

 

ザビジネスホテルの客室

館内施設に関してですが、レストランや宴会場がメインになっており今回の宿泊では朝食利用以外特に館内施設を使っていないので割愛して、部屋を紹介していきます。

今回はシングルルームを利用しています。広さは13㎡と平均的なシングルルームの広さといった所。特に狭さを感じることはありませんでした。

 

部屋に入ると右手にはハンガーと消臭スプレー、そして下には荷物置きやズボンプレッサーが置いてありました。スリッパは使い捨ての室内用。館内施設的には外に出る際は靴を利用すると思うので、このスリッパで十分かと思います。

 

入口すぐの左手側にはユニットバスがあります。そこまで広いわけではありませんが、不便というわけでもなく、ビジネスホテルならばこれくらいで十分ですかね。少し時代を感じるような作りになっていました。

アメニティに関してですが、歯ブラシとヘアブラシ、カミソリの3つは既にセットされています。そのほかのアメニティはフロント階にから自由に持っていくことができます。

 

デスクはかなり広め。駅前のビジネスホテルのシングルルームということもあって、ビジネス需要に合わせたサイズになっていました。今回は喫煙ルームになっているため、灰皿が置いてあります。普段たばこを吸うことはないので、匂いが不安でしたがそこまで気になりすぎることはなかったです。

テレビはそこまで大きなサイズではないですが、部屋自体がコンパクトなので十分なサイズかと思います。

 

デスクの下には冷蔵庫、その反対側の棚の中には電気ケトルカップなどが収納されていました。冷蔵庫の中身は空、ミネラルウォーターなどのサービスはありませんでした。冷蔵庫はサイズの割には広めで、使いやすかったです。

 

ベッドは横幅が120㎝のセミダブルサイズになっており、1人で寝るには広々と使える快適さがありました。ベッドサイドにはコンセントの電源が1つ、あとは照明を調整できるボタンと時計が置いてありました。デスクとは少し距離があるので、スマホなど充電するならベッドボードの上になりますかね。

 

今回アサインされた部屋は6階、最上階が12階になるのでちょうど半分ほどの高さになります。新潟駅の南口ロータリーとは反対側の部屋だったため、窓の眺めは写真のような感じに。もう少し上の階であれば視界が開けていたかもしれません。

 

部屋からは高架化された新潟駅を出発する列車を眺めることもできました。ちょうど朝1番の特急いなほ号が出発していくところを見ることができました。新潟駅は新幹線と時々来る在来線特急を除けばほぼほぼ同じ車両しか来ないので、こういった特急列車を見ることができると少しテンションが上がります。

 

新潟名物を食べ尽くす朝食

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それではこの宿泊のメインイベントとなる朝食のお時間がやってきました。レストランはフロントと同じ4階にあります。朝食以外にもランチもディナーでも営業をしています。レストランの入口から日本酒の樽や米俵が置いてある新潟らしさを演出していました。


f:id:gawa67tabimaru:20240217194647j:image朝食はバイキング形式で新潟名物がこれでもかと充実しています。やはり人気なようで、7時台になってすぐに入店した段階ではまだ空いているという印象でしたが、食べているうちにどんどんお客さんが増えてきて、出るころにはかなりの混雑になっていました。客層はビジネスマンが多く、駅前の立地の良さを感じました。

 

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では新潟名物のメニューを紹介していきます。新潟といえば米どころ。お米はコシヒカリとゆきんこ舞という2種類が用意されていました。月替わりで提供されるお米の種類が変わっていくようです。それに載せるのはタレカツ。たれかつ丼を作ることも可能になっています。

 

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メインとなるものとしてお米の他にも、ふのりが練りこまれたふのりそば、そして長岡名物のイタリアンまでありました。おかず系としてはのっぺ煮、栃尾油揚げ、豚肉みそ漬け等があり、新潟名物縛りでも十分お腹いっぱいになりそうなラインナップです。


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デザートももちろん新潟名物。ヨーグルトはヤスダヨーグルト、笹団子、塚田コーヒー牛乳プリンに八海山甘酒と甘いものもでも新潟を感じることができます。さすがに飲んでいませんが、朝から新潟の日本酒4種類が用意され飲み比べが出来るようになっていました。ちなみに写真にもある八海山の甘酒は非常に美味しかったです。

お替りを繰り返して、1時間もの長い間新潟名物の朝食を堪能することができました。

 

ということで以上、アートホテル新潟駅前の宿泊記でした。

新潟駅から濡れずに行ける立地にあるシンプルなビジネスホテルという一見すると特徴がなさそうなホテルですが、朝食があまりにも魅力的すぎました。旅行に来るとどうしても食べられる量には限界があったり、家庭で提供されるような郷土料理はさすがに楽しめなかったりと不完全燃焼になってしまう面があるかと思います。それを朝食で保管できるだけでなく、しっかりメインも抑えている充実さ。絶対に朝食を付けるべきホテルですね。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました