がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【富山空港】河川敷にある富山きときと空港 

こんにちは。

今回は富山県にある富山きときと空港を紹介していきます。

北陸新幹線によって東京と結ばれている富山県ですが、空港もあり羽田空港との空路も確保されています。富山駅から東京駅まで最速達タイプのかがやき号で2時間とちょっと。一方で飛行機は富山空港から羽田空港までは時刻表上では1時間ちょっとと1時間ほどの差があります。この所要時間の差が現在でも空路が維持されている要因です。

新幹線は駅に行けばすぐに乗車することが出来る利便性の高さを誇り、東京富山間の移動の9割は新幹線が占めている現状。普通に新幹線を利用しても面白くないということで、今回は飛行機で富山羽田間を移動してみることにしました。

夜間のフライトになったため搭乗記ではなく、富山空港の紹介をメインにして富山羽田間の移動の様子をお届けしたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

富山空港へのアクセス

f:id:gawa67tabimaru:20230202233310j:image

17時が近づき帰宅ラッシュが始まっている富山駅です。富山空港へは富山駅からバスを利用して向かいます。

富山駅の南口にあるバスターミナルの6番乗り場より富山空港行きのバス、富山空港を通るバスが出発します。富山空港行き専用ではなく他の場所へ向かう路線バスも発着しているので、乗り間違えないように注意が必要です。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230202233316j:image

利用したのは路線バスの総合運動公園行き。富山空港を経由するので利用できますが、路線バスなので多くの停留所に停車しながら進んでいきます。時刻表上の所要時間は25分でしたが、実際には35分ほどかかりました。

富山空港発の便に合わせて1日4便リムジンバスタイプの直行バスも出ているので、空港での滞在時間が必要ない場合は直行バスに乗ることをお勧めします。料金は一緒です。

また富山空港からは岐阜県高山方面にバスが出ていますが、この時は運休中です。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230203091959j:image

富山空港は愛称として富山きときと空港という名前がついています。「きときと」とは富山弁のことばで新鮮なという意味。富山湾が誇る海の幸を表現した言葉で、お寿司屋さんなどの名前にも用いられている言葉です。

富山空港のターミナルビル内にも富山のきときとを味わうことが出来る寿司屋さんがあります。

 

富山空港のターミナルビル

f:id:gawa67tabimaru:20230203091750j:image

ここからは富山空港のターミナルビルを紹介していきます。

まずは1階。こちらは到着口です。少し時代を感じるような内装になっています。到着口を出た時に富山に来たぞをいう感じはあまりないかもしれませんね。同じ北陸の小松空港なんかは恐竜が出迎えてくれたような気がします。


f:id:gawa67tabimaru:20230203091747j:image

到着口の左奥に進むとチェックインカウンターがあります。富山空港には国内線はANAしか就航していないためANAのチェックインカウンターのみが設置されています。

羽田線が1日3便、札幌新千歳線が1日1便と便数はかなり少ないので、便が被る時間帯はなく羽田便前には混雑するかなといったレベルです。

国際線用の施設もありますが、訪問時は運休中でした。

 


f:id:gawa67tabimaru:20230203092133j:image

f:id:gawa67tabimaru:20230203092136j:image

ターミナル2階は出発口、レストラン、お土産屋さんなどがあるメインフロアになっています。

その中に富山空港について紹介したコーナーがありました。立山連峰が綺麗に見える立地や、後ほど紹介しますが富山空港は河川敷にあるため障害物がなく飛行機を見ることができるため、富山空港は人気の撮影地になっています。そんな富山空港の魅力が発信されているコーナーになっています。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230203092222j:image

2階の出発口から奥まった場所にはカードラウンジらいちょうがあります。便数も少なく決して大きな空港とはいえない空港にもカードラウンジがあるのはビジネスマンにとってはありがたいのではないでしょうか。

特に富山県富山市としても空港を維持するためにビジネス利用を推進している面があるので、こういった設備の充実は必須です。


f:id:gawa67tabimaru:20230203092225j:image

カードラウンジに入れるカードを持っていないのでラウンジの前で折り返し出発口へ向かう手前で発見したのがこちらのとやまの水コーナー。

富山は立山連峰をはじめとする北アルプスの恵みがもたらす水が有名で、水道水でも美味しい水だと言われています。富山空港のターミナルビルでは無料でそんな富山の美味しい水を楽しめる場所が用意されています。

 

最大の見どころは展望デッキから

ターミナル3階は空港の事務所などのオフィスになっており、最上階の4階に空港を見渡すことが出来る展望デッキがあります。この展望デッキからは富山空港の特徴を見ることができます。

まずは空港そのものの立地。富山空港神通川の河川敷にあります。空港が河川敷にあるのは日本でもここだけ。写真が暗くて見にくいですが、向こう側に見える灯りの手前に真っ暗な場所が横に続いていますが、そこが川です。

河川敷にあるため、空港ターミナルビルと駐機場の間に堤防が設けられています。そのため富山空港の搭乗橋は非常に長くなっています。長い搭乗橋は夜でも確認できますね。

 

そして展望デッキというと飛行機を見るための場所というイメージがありますが、富山空港の展望デッキは駐機場や滑走路の反対側も見渡すことが出来るようになっています。その理由は立山連峰

富山空港からも富山の本気と呼ばれる立山連峰を眺めることが出来るようになっています。こちらもお天気次第ではありますけどね。

 

ただ時間はすでに夜。さすがに立山連峰の姿を見ることは叶いませんでした。これでも時間としては18時前なので、夏ならまだ夕焼けくらいの時間なはずです。冬の旅行は1日が短く感じてしまいます。


富山から羽田への短いフライト

本題にしたかった富山羽田間の搭乗記をちょっとだけ紹介しておきます。記事にするなら昼のフライトにしなければいけませんが、旅行の滞在時間も確保したいですからね。

搭乗するのはANAA320型機。羽田空港から各地方空港を結んでいる小型機です。富山空港には北陸新幹線開通前はB767型機などの中型機も就航していましたが、新幹線開通後はB737A320型機にサイズダウンされています。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230203094610j:image

保安検査場を通過して搭乗待合室内へと入ってきました。搭乗待合室はそこまで広くはありませんが、1日4便ということを考えると混雑することはなさそうです。実際A320型機で機内は満席近くの混み具合でしたが、待合室内は空いている席が多くありました。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230203095423j:image

搭乗時刻になりゲートを通過して、機内まで向かっていきます。この写真でも駐機場までの間に堤防があることがわかるかと思います。この堤防を乗り越えていくために搭乗橋がとても長くなっています。


f:id:gawa67tabimaru:20230203094607j:image

搭乗しました。窓の外にも堤防らしきものが見えています。どうやら駐機場と滑走路の間にも堤防があるようですね。毎年のように全国各地で水害が発生している昨今、空港だからといって堤防を欠かすわけにはいかないです。

機内はほぼ満席の大混雑状態。北陸新幹線の方がシェアが大きいとか本当??というレベルです。どうやら団体旅行のお客さんが利用していたみたいです。


f:id:gawa67tabimaru:20230203094613j:image

富山空港を北側に向けて離陸します。離陸直後眼下には富山の街の夜景が広がっていました。写真左隅に富山駅があります。やはり富山駅周辺は明るく、幹線道路と思しき道に沿って明るくなっています。

富山の街を見ながら富山湾に出て、旋回し東京方面へと進路を変えていきます。


f:id:gawa67tabimaru:20230203094604j:image

時刻表上は1時間5分の非常に短いフライトですが、ちゃんとドリンクサービスがあります。搭乗時ANAは大人気アニメとコラボ中。コップもそのデザインのものでした。

直線距離で結べればもっと早くつくはずですが、羽田空港は大都会東京の空港ということで、混雑や進入ルートが限られていることから一度栃木県の方へと出てから南下するちょっと遠回りのルートになっていました。

 

 

ということで以上、富山きときと空港の紹介と富山羽田線の搭乗記でした。

河川敷にあるかなり特徴的で面白い空港でしたが、訪問時間が遅すぎたこともあってうまくその魅力を楽しむことができませんでした。実際に川の様子が見えるのが一番わかりやすいですよね。撮影スポットでもあるので、次回訪問時はじっくりと滞在して、富山空港を楽しみ尽くしたいと思います。

北陸新幹線開通によって富山駅の施設も充実し、出発ギリギリまで楽しめるのも新幹線の魅力。富山と羽田を結ぶ便を維持していくには、やはり航空便ならではの、富山空港ならではの魅力を見つけていくことが必要になりそうです。

 

この記事は2022年11月中旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

watabimaruga.hatenablog.com

【富山旅行記】路面電車で巡る富山港と富山城 高山富山癒し旅⑤

こんにちは。

今回は富山の旅行記をお届けします。

2021年の西日本周遊旅で訪れた富山県富山市富山湾の誇る海の幸と立山連峰を望む景色がとにかく素晴らしい富山。観光にはぴったりの街です。再訪が叶った今回の富山滞在は富山をくまなく走っている路面電車を利用して、歴史の名所を主にもちろん景色も楽しめるようなスポットを巡っていきます。

2度目の富山観光とはなりますが、まだまだある観光スポットを紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

富山駅前の新施設

特急ひだに乗車して到着した富山駅は2015年の北陸新幹線開業に合わせて新駅舎となり、開業から7年経った今でも綺麗な駅舎を維持しています。北陸新幹線の開業によって首都圏との距離がぐっと近づき、訪れやすくなったこともありエキナカの施設をはじめ駅周辺の施設はかなりの充実具合を見せています。

 

そんな富山駅の南口に2022年の春に新規開業したのがマルートという商業施設。全国的に展開されているブランドが多数入居しており、富山駅の便利さがさらに向上している施設になっています。

もちろん観光客にも利用できるような地元富山の寿司店やホテルも入っています。ホテルはJR系列のホテルヴィスキオ。インバウンドも解禁になりこれからさらに賑わうことになるのでしょうね。

 

富山ポートラム岩瀬浜

f:id:gawa67tabimaru:20230130232922j:image

富山駅の高架下にある路面電車の駅。全国でも珍しい構造で新幹線やあいの風とやま鉄道の改札からほんの数メートルで路面電車に雨や雪に濡れることなく乗り換えることができます。

複雑な系統があり行先が様々にある路面電車ですが、行先ごとに乗り場が分けられており、比較的迷うことなく乗車できるようになっています。

 

そんな高架下にある路面電車富山駅から乗車するのはこちらのポートラム。最初の目的地である富山港周辺へと向かう富山港線にはポートラムの車両が用いられています。

富山港線富山ライトレールとして2006年に開業した路面電車で、その時にデビューした比較的新しい車両が多く活躍しています。したがって富山駅を境に、北側へは写真のような車両、南側へはいわゆる路面電車といった歴史を感じるような車両が走っています。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230130233035j:image

こちら富山港線はもともとJRの富山港線として普通の鉄道が走っていました。しかしその富山港線も廃止、LRT化されて生まれ変わることになりました。

途中の奥田中学校前駅までは併用軌道で路面電車らしく車と一緒に走りますが、その先終点の岩瀬浜駅までは専用軌道で普通の鉄道と同じような線路を走っています。


f:id:gawa67tabimaru:20230130233038j:image

LRT化されたことによってJR富山港線時代よりも駅数が増え、富山のコンパクトシティ計画に一役買っています。

現在でも所々でJR富山港線時代の名残を見ることができます。例えば写真のプラットホームは明らかにJR車両に合わせたホームの高さになっています。低床車両のポートラムには高さが合わずに別に新たなホームが設置されています。

 

下車したのは終点の2つ手前の東岩瀬駅です。ここから歩いて富山港の町並みを観光しながら、終点の岩瀬浜駅へと向かっていきます。

 

下車した東岩瀬駅はJR富山港線の時から駅が設置されていました。当時の駅舎が現在の路面電車富山港線の中では唯一残されています。

駅舎内は休憩所として利用されており、外にはプラットホームも残されています。現在の東岩瀬駅から乗車する際の待合室としても使えそうですね。

 

海運の街岩瀬浜観光

岩瀬駅から歩いて数分でやってきたのは東岩瀬の町並みと呼ばれるエリア。神通川の河口に位置するこのエリアは江戸時代の北前船の寄港地として貿易が行われ、かつ北陸街道の宿場町としても発展しました。

一度明治時代の火災によってこの辺り一体が焼けてしまったようですが、再建されて今でも昔の町並みを眺めることができます。富山の中でも人気観光地というわけではないので、静かな雰囲気を感じながら観光することができます。

 

そんな東岩瀬の町並みの中には見学できる施設があります。こちらは北前船廻船問屋森家。国の重要文化財に指定されているこちらの建物は明治時代に作られた建物です。

中に入って見学することができ、北前船を介した貿易で儲けた当時の栄華を感じられるような家の豪華さを見て学ぶことができます。

 

森家のお隣にはこちらも廻船問屋旧馬場家の建物があり、同じように中を見学することができます。

こちらの馬場家は廻船問屋としてこのあたりの岩瀬地区では最大規模を誇り、とにかく広い敷地を持っています。迷子になるのでは?というレベルの部屋の数や広さは見学していて面白かったです。

 

東岩瀬の町並みのすぐそばには現在も貿易港となっている富山港があります。そんな富山港を一望できるのがこちらの富山港展望台。

高さは25mほどとそこまで高くはありませんが、無料で見学することができます。この辺りならこの高さでも軽々と一望することができます。ちなみに階段しかないので覚悟が必要です。

 

こちらは展望台から眺めた神通川河口付近。河口が2つあるように見えますが、手前は富山駅前まで続いてる富岩運河の入り口。あの富山駅前の富岩運河環水公園まで続いています。

その奥にあるのが本来の神通川の河口。さらに奥には能登半島の付け根の部分まで見渡すことができています。

 

富山といえば立山連峰の絶景。もちろんここ富山港展望台からも眺めることができるのですが…雲の中でした。

空気が澄んでいて、さらに雪がある冬こそ綺麗な立山連峰を望むチャンスが高い時期なのですが、2年連続で振られてしまいました。なかなか見れる景色ではないからそこ訪れる価値がありますもんね。またリベンジします。

 

静かな雰囲気の中をゆっくり散策していると時間がギリギリなことに気づき、急いで岩瀬浜駅へとやってきました。

途中にも見所があったのですが時間的に断念。ここから再び路面電車に乗車して、富山駅をそのまま通過して環状線に入り、直接次の目的地を目指します。

ちなみにここから富山駅近くまでは富岩運河を走る船で向かうこともできます。

 

念願の富山城博物館

路面電車の南北直通の恩恵を受けながら1本の列車に乗り続けてそのままやってきたのが国際会議場前電停。富山駅からは少しだけ距離がありますが、大きなシティホテルや商店街もある繁華街になっています。

富山の路面電車環状線は一方通行になっており、本数はそこまで多くないので利用時は時間やルートに注意が必要です。

 

やってきたのは前回の富山訪問時、閉館時間に間に合わず断念していた富山城。再建のお城ではありますが、中は富山市郷土博物館として展示が行われています。もちろん天守からのシティビューも楽しむことができます。

ちょうど鉄道150周年の記念企画展として、富山駅の今昔物語展を行っていました。富山駅についてや先ほどの富山港線の歴史に触れることができたのは非常に良かったです。

 

最後に富山城天守からの景色を紹介します。

こちらは立山連峰のある東側。残念ながらこちらからも雲に隠れて立山連峰を見ることはできませんでした。前回訪問時に訪れた富山市役所の展望塔の姿も見えています。

 

そしてこちらは南側。天守よりはるかに高いシティホテルの存在感がすごいですね。目の前には路面電車が走っており、逆から見ると路面電車と富山城を絡めた映える写真を撮ることができるようです。

富山城は再建なので階段の角度もきつくなく、簡単に天守の展望台まで行くことが出来ます。

 

ということで以上、富山の旅行記でした。

なかなか本気を見せてくれない富山。絶対に行きたいと思っている展望台があるのですが、本気を見せてくれる時にいきたいということで今回もスルーしました。少しずつ富山の行きたいところを消費しつつ、いつか本気を見せてくれるまで富山訪問は継続したいと思っています。

今回は路面電車を利用して富山港と富山城を訪れました。1日乗車券を購入してギリ元が取れたレベルだったので、もう少し路面電車を活用した観光ができたらよかったのですが、それには少し時間が足りませんでしたね。再訪は確実なので、また訪れた際に観光していきましょう。

 

この記事は2022年11月中旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

watabimaruga.hatenablog.com

【乗車記】特急ひだグリーン車 車窓を楽しみながら富山へ快適移動

こんにちは。

今回は飛騨路を走る特急列車ひだの乗車記をお届けします。

特急ひだは名古屋と岐阜県の高山、そして富山までを結んでいる特急です。非電化の高山本線を走る特急ということもあり、気動車にて運行がされています。伝統の特急列車ではありますが、2022年HC85系というハイブリッドの新型車両がデビューして、2023年の3月には特急ひだのすべての車両が新型のHC85系に統一される予定になっています。

まもなく乗れる機会が格段に減ってしまう特急ひだのキハ85系キハ85系には前面展望を楽しめるグリーン車がついており、今回は高山から富山までグリーン車に乗ってきましたので、その乗車記を紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

特急ひだの始発にもなる高山駅

やってきたのは高山駅。2016年にできた綺麗な駅舎が特徴です。高山観光の拠点となるこの駅からキハ85系によって運行される特急ひだ3号に乗車して富山を目指します。

特急ひだ3号は11:03に高山を出発し、飛騨古川、猪谷、越中八尾に停車して終点富山には12:31に到着する1時間半ほどの所要時間となっています。

 

高山駅高山本線の拠点の駅にもなっており、駅構内には車庫もあります。普通列車も高山始発列車の設定がされています。

特急ひだは高山までの運行、飛騨古川までの運行、そして富山までの運行と3形態に分かれており、高山の車庫で出番を待っている特急ひだの車両もいます。(写真にはいませんが)

 

高山駅の東西コンコースに改札があります。名古屋や大阪から特急がやってくる人気観光地の駅とは言え、自動改札機はなく駅員さんに直接きっぷを確認してもらうスタイルになっています。

高山本線でのICカード対応エリアは美濃太田駅までで、高山駅はエリア外になっています。列車の発車時刻が迫ると改札が始まる方式になっており、特急の乗車列は改札口の前に出来るようになっています。

 

こちらは乗車する特急ひだ3号の列です。出発の20分近く前から列ができ始めました。指定席やグリーン車で指定券を持っていればわざわざ早くから列に並ぶ必要はないですが、自由席なら早めに並ばないと席が取れない可能性があります。
この列からもわかるように、平日昼間のしかも特急ひだのメインとは言えない高山から富山へと向かう区間だというのにかなり混雑しています。

 

乗車できるのもあとわずかキハ85系グリーン車

列が落ち着くまでしばらく改札外で待っており、改札で乗車券と特急券を見せてホームへとやってきました。

富山へ向かう特急ひだ3号は高山までは7両編成での運転。高山駅で後ろ4両を切り離して前の3両のみでの運行となります。したがって高山駅での停車位置が前に偏っており写真のような案内がなされています。そんな案内の多言語表示の様子からも高山が外国人観光客に人気な街であることが伺えます。

 

こちらが乗車する特急ひだ3号は高山駅で5分間の停車時間があります。その時間を利用して切り離しを行っていきます。また富山行きの前3両にも高山で下車するお客さんが多く乗車しているので乗り降りにも時間がかかるためです。

大きな窓が特徴のキハ85系JR東海のオレンジ色を身にまとい名古屋駅から2時間少々かけて高山駅にやってきました。

 

今回乗車したのはキハ85系という車両でしたが、2023年の3月からすべての特急ひだ号が写真の新型特急HC85系に置き換わります。

富山行きの特急ひだは自由席と指定席の2両編成になってしまい、グリーン車を利用できるのはもう残り少ない時間になってしまいました。そもそも2両で輸送力足りるんですかねという疑問が残ります。

 

停車時間中に富山行きの前3両と高山どまりの後ろ4両が切り離されます。連結とは異なり見ごたえには欠けますが、せっかくなので作業の様子を見学してから、ひだ3号に乗り込んでいきます。

 

乗車するのは富山行きの先頭車である10号車のグリーン車。列車の行先が富山になっていることを確認してから乗り込みます。

実は今回、指定席を利用するつもりでいましたが大混雑。1週間前では既に窓側席が空いておらず、自由席かなと諦めていた所にグリーン車の空きを発見。それならばとグリーン車を選択しました。普段はしない贅沢なので、車両のグリーン車マークを見るとテンションが上がってしまいます。

 

写真は到着時のものですが、グリーン車はこのような内装になっています。2+1列のゆったりとした座席配列になっており、なんといっても前面展望を楽しめる大きな窓が特徴的なグリーン車です。

高山止まりの後ろ4両にもグリーン車がありますが、そちらは2+2列の座席配列で先頭車グリーン車よりもすこし劣るかなといった具合です。同じ料金を支払うならば豪華な方がいいですからね。

 

2列席、1列席の座席はそれぞれこんな感じ。時代を感じるような座席の色あいをしていますが、その重厚感は値段相応のもの。座席のサイズもかなり大きく、身体を包み込んでくれるような座り心地になっていました。
1人旅でも1人席を利用すれば隣を気にすることなく通路にも出れますし、車窓を楽しむことができます。

 

こちらは座席についているテーブルです。前の座席の背面テーブルもあり、肘掛け下から出てくるテーブルもあるダブル仕様。どちらも大きめです。

 

足元にはフットレストがあります。そしてよく見ると通路より1段高いところに座席があるのがわかると思います。

これはワイドビューひだという愛称が特急名の前につけられていたように、車窓からの眺望を売りにしているため、座席部分が少し上げられています。

 

高山駅から山間を進む

グリーン車は満席の状態で高山駅を発車。指定席も満席、実際に見てはないですが自由席も混雑しているようで何度も席に荷物を置かないでという放送が流れていました。

高山発車の直後は市街地を走りますが、しばらくすると宮川沿いの狭い平地を走っていきます。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230126225406j:image

高山の次の停車駅は飛騨古川ですが、その手前飛騨国府駅で交換のために停車。上りの富山からやってきた特急ひだとすれ違います。

 

高山から15分も経たずに飛騨市の中心である飛騨古川駅に到着しました。一部の特急ひだの始発・終着駅にもなっている飛騨古川駅ですが、そこまで乗降はありませんでした。

飛騨古川は映画君の名は。の聖地となっている他、お祭りや白壁土蔵の町並みも有名な観光地です。高山と合わせて訪れておきたい場所です。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230126225249j:image

車内で高山駅で購入した駅弁を昼食としていただきます。旅行支援でもらった地域クーポンが残っていたので少し贅沢をして飛騨牛をふんだんに使った飛騨牛しぐれ寿司をチョイス。

さすがはブランド牛。美味しいに決まってました。グリーン車で贅沢な駅弁。最高な旅になってます。


f:id:gawa67tabimaru:20230126225442j:image

飛騨古川を出ると完全に山の中へ。宮川が造る急峻な渓谷を時にはトンネルやら橋で貫きながら、川に沿ってカーブしながら進んでいきます。

ちょうど紅葉の時期ということもあり、車窓から眺める色付いた山々は列車の旅を一段と盛り上げてくれます。


f:id:gawa67tabimaru:20230126225445j:image
そんな山がちな区間の途中にあるのが猪谷駅です。富山県に入り、JR東海JR西日本の境界駅になっている駅で、普通列車でこの区間を超えようとするとこの駅で乗り換えが必要になります。

乗務員も交代しつつ、この駅では国交省の作業着を着た集団が下車していきました。出張ですかね。

 

平野を駆け抜け高架の富山駅

f:id:gawa67tabimaru:20230126225553j:image

猪谷駅からも神通川沿いの渓谷を進みますが、その区間は短くしばらくすると平地が広がる富山平野が見えてきます。こちらは神通川。一度橋で渡りますが、この後富山駅に到着する直前にもう一度神通川を渡ることになります。

ちなみにこのあたりで富山空港に着陸する飛行機が真上を通過していきました。富山空港回で紹介しますが、富山空港神通川沿いに立地しています。


f:id:gawa67tabimaru:20230126225559j:image

富山平野へと入り停車したのは越中八尾駅。越中八尾の市街地は少し離れていますが、越中八尾おわら風の盆や八尾曳山祭などのお祭りで有名な観光地です。こちらも富山観光では訪れておきたい場所ですね。

越中八尾からは富山方面への普通列車の本数も増えます。増えると言っても日中時間はやっと1時間に1本になるかなというレベルです。この駅でも多少の降車がありました。


f:id:gawa67tabimaru:20230126225603j:image

富山平野に入ってからは線形も良くなり特急らしくかなり飛ばして走行していきます。越中八尾を過ぎると進行方向の右側の車窓には富山を象徴する立山連峰を眺めることができます。この日は残念ながら曇り空。何となく裾野は見れましたが、肝心な綺麗な稜線を見ることは叶いませんでした。

 

金沢からやってくる北陸新幹線、あいの風とやま鉄道の線路が見えてくると間もなく富山駅に到着します。前面展望から見えているのは先ほど一度渡った神通川をまたぐ橋。

高山から乗車をするとここまで線路が勢ぞろいすることはないので、都会に来たんだなという印象を抱きます。

f:id:gawa67tabimaru:20230126225556j:image

右手側に北陸新幹線の線路を見ながら富山駅のホームへと入っていきます。グリーン車は猪谷駅と越中八尾駅で半分までは行きませんがかなり多くのお客さんが下車していったので、大混雑するほどの降車客の多さではありませんでした。

一方で自由席、指定席の車両からはかなり多くのお客さんが降りてきており、ホーム上は大混雑の様子でした。

 

富山駅の到着ホームは切り欠きホームの2番線。改札口へと降りる階段からは少しだけ距離のある端っこへと追いやられてしまっています。在来線の富山駅はあいの風とやま鉄道の駅となっており、メインはあくまであいの風とやま鉄道です。

特急ひだを下車した人たちの行方ですが、あいの風とやま鉄道に乗り継ぐ人はそこまでおらず、富山の街に放たれていく、もしくは北陸新幹線に乗車していくイメージでした。

 

 

ということで以上、特急ひだキハ85系グリーン車の乗車記でした。

高山から富山まで1時間半ほどの列車旅。グリーン車ということもあってかなり快適な時間を過ごすことができました。そして山あいから平野部へ、最終的には富山駅周辺の発展した街に到着するというバラエティに富んだ車窓も列車旅を面白くしてくれた要因だと思います。

そんなキハ85系グリーン車に乗って高山や富山を旅できるのも残りわずかな期間になってしまいました。今のうちに乗車しておいて冬の雪化粧をした飛騨路を富山を旅したいですね。

 

この記事は2022年11月中旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

watabimaruga.hatenablog.com

【宿泊記】飛騨花里の湯高山桜庵 温泉を楽しむ駅近和風ホテル

こんにちは。

今回は岐阜県の高山での宿泊記をお届けしたいと思います。

宿泊したのは高山駅にほど近い共立リゾートの運営する飛騨花里の湯高山桜庵。和風のシティホテルで、温泉も堪能することが出来るホテルになっています。そしてドーミーインを運営する共立系列のホテルのため、サービスも充実。いつもの湯上りサービスに夜鳴きそばもあります。

そんなサービスや温泉を楽しむことが出来るのに宿泊料金も破格です。平日の宿泊で1泊1名朝食付きで7900円。全国旅行支援とポイントを駆使して3400円で宿泊することができました。そこから地域クーポンが3000円分ついてくると考えると破格すぎますよね。

部屋からサービス、高山名物を楽しめる朝食までじっくり紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

駅近アクセスの和風ホテル

高山駅から駅前の道を南側へと歩くこと5分ほど、かなり高さのある13階建てのこちらの建物が今回宿泊する高山桜庵です。高山駅周辺では高さがある目立つ建物です。

並びには東急ステイやメルキュールホテルもあり、いずれも温泉が付いたホテルになっています。

 

駐車場も完備されているので車での旅行にもピッタリです。そしてこちらは1階玄関の前にある足湯。無料で誰でも利用できるのですが休止中でした。

 

1階にはフロント、ここでも帳場という名が付けられています。御宿野乃との違いは、野乃は靴を脱いで下駄箱に閉まってからチェックインとなりますが、高山桜庵は帳場までは土足でチェックイン後に靴をぬぐというスタイルになっています。

また帳場の前には売店があり、高山土産やお菓子、アイスなどが販売されていました。さらにさらに観光案内や高山駅の列車の時刻表まである丁寧さ。温泉宿といった感じですね。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230126101832j:image

帳場の横にはアメニティバーがあります。そしてこちらが下駄箱。靴をしまって館内へと入っていきます。

この日は混雑していたようで、靴箱がかなり埋まっていました。混雑具合がわかるのでいいですよね。靴箱のカギをなくさないように注意です。


f:id:gawa67tabimaru:20230126101835j:image
アサインされたのは11階の部屋。上層階になるので景色に期待が持てます。
廊下はこのように畳敷きになっています。アメニティとして足袋があったので、そちらを利用すれば館内でも素足で歩かなくて済みます。

 

和風のセミダブルルーム紹介

今回利用する部屋は16㎡のセミダブルルーム。部屋自体はコンパクトで広いわけではありませんが、シャワーブースとなっているだけあり、16㎡にしては広いかなという印象です。

ちなみに角部屋だったのですが、特に窓が2方向ついていたりというわけではありませんでした。

 

部屋を入ると左側にはタオルをかける場所とお茶セット、給湯できる電気ポットが置かれていました。電気ケトルではなくてポットなのが和風な気がします。

 

お隣には洗面台があります。シンクの右側のスペースが広い。

そして洗面台の下には冷蔵庫がありました。冷蔵庫の中は空っぽです。ただ割と大きめでした。

 

洗面台の向かい側には水回り。トイレとシャワーブースです。シャワーブースなのはドーミーインや御宿野乃と同じですね。

最上階に温泉大浴場があるので特にシャワーブースを使用することはありませんでした。

 

メインのベッドルームです。ベッドは低いタイプで、セミダブルサイズになっています。1人であれば広々と使うことができます。枕元には電気とエアコンが設定できるようになっていました。

 

ベッドの手前にはチェアとテーブル、そして空気清浄機があります。

ベッドが低いとついついベッドに腰かけがちになってしまい、こちらのチェアは結局ほとんど座らずじまいでした。テーブルの上には館内案内が置かれています。

 

壁側にはデスクがあります。デスク上には小さめですがテレビが置いてあります。デスクの方は広々でビジネスでも利用できそうなサイズです。

テレビの下には館内着が用意されています。そして映っていませんがデスクの左側にはクローゼットがありました。

 

部屋からの景色です。上層階になるので遠くまで見渡すことができます。方角でいうと西向きで、北アルプスや高山の古い町並とは反対向きになっています。

 

高山桜庵の西側真横に高山本線の線路があります。高山駅には近いのですが両数が短いので一瞬ではありますが、トレインビューも楽しむことができます。
本数が少ないので時刻表とにらめっこをしておく必要がありますが、しっかりトレインビューのホテルと言えるでしょう。

 

最上階に位置する貸切温泉

f:id:gawa67tabimaru:20230126102328j:image

最上階である13階には温泉大浴場と貸切風呂が3つあります。貸切風呂は予約や追加料金は不要、空いていれば入れるようになっています。手前から枝垂、白雪、東錦という名がついており、奥に行くにつれ広くなっていきます。

利用するときは手前についている札を使用中にして、中から鍵をかけることで貸切風呂を堪能することができます。

f:id:gawa67tabimaru:20230126102319j:image

真ん中の白雪に入浴してみることにしました。お風呂は岩風呂で大人2人が入れる程度の広さです。北アルプスや高山の市街地を望みながらの温泉は非常に癒されました。

時間帯としては15.6時台と8時台は空きがある印象で、夜の時間帯は待っている人もいた状態でした。また1番手前の枝垂は小さいので一番空いていたと思います。


f:id:gawa67tabimaru:20230126102322j:image

温泉大浴場はもちろん撮影はできませんがかなり広め。内湯にサウナ、露天風呂もあり、高山市街地や北アルプスを眺められるロケーションです。貸切風呂も魅力的ですが、温泉大浴場も当たり前のように最高でした。

 

充実の湯上りサービス


f:id:gawa67tabimaru:20230126102519j:image

f:id:gawa67tabimaru:20230126102516j:image

館内施設を紹介していきます。宿泊した11階には自販機がありました。ソフトドリンクとアルコールそれぞれ1台ずつ自販機があります。

そして自販機の前からは高山駅の様子も眺められる位置に窓があります。

 


f:id:gawa67tabimaru:20230126102602j:image

f:id:gawa67tabimaru:20230126102606j:image

ドーミーインと同じ共立のホテルということで、湯上りサービスが充実しています。午後の時間帯は写真左側のアイスが提供されています。種類としては炭酸ジュース系のアイスキャンデーで、チョコ系やバニラバーはありませんでしたが、これで十分ですよね。

朝の時間帯は写真右側の乳酸菌飲料です。この冷やされ方好きです。乳酸菌飲料だけかと思いきや同じ容器に入ったりんご味もあり2種類展開になっています。


f:id:gawa67tabimaru:20230126102640j:image

湯上り処では北アルプスの山々や高山の街を眺めながら湯上りのリラックスタイムを過ごすことが出来ます。どこにどんな山があるのか案内板も用意されていたのですが、残念ながら北アルプスは雲の中でした。晴れていたらきれいなんだろうなぁ。

壁側には同じ共立リゾートの運営するホテルのパンフレットが用意されており、次の旅行なんかも考えることが出来ちゃいますね。


f:id:gawa67tabimaru:20230126102643j:image
夜の時間には小腹満たしとして夜鳴きそばの提供があります。ドーミーインや御宿野乃でも提供されていますが、少しだけ時間が提供時間が短いのでチェックイン時にしっかり確認しておきましょう。

小ぶりなサイズではありますが、夜の時間帯ということもあってこのサイズが優しくてちょうどいいんですよね。

 

高山名物を楽しむ朝食

f:id:gawa67tabimaru:20230126102717j:image

さて最後にお待ちかねの朝食の時間です。朝食の時間帯は混雑状況によって変わってくるみたいなので、こちらも宿泊日のチェックイン時に要確認です。

レストランは1階です。こちらは土足厳禁エリアになるのでエレベーターで1階に到着してからそのまま来ることができます。


f:id:gawa67tabimaru:20230126102723j:image

朝食会場はそこそこの広さで座席数はかなり多くなっています。7時前に入りましたがまだ空席もあり混雑はしていなかったです。

写真のようにセレクトして持ってきました。品数は多く、朝食の定番メニューと小鉢系、そして高山ならではの名物メニューまで幅広く揃っていました。


f:id:gawa67tabimaru:20230126102714j:image

では高山名物のメニューを紹介していきます。まず手前は飛騨牛トマト牛丼。ご飯に乗せずに具だけもってきました。奥にはかぶら漬をはじめとする漬物各種です。高山は雪に閉ざされる地方ということもあり漬物文化がかなり浸透しており、様々な野菜の漬物を味わうことができます。


f:id:gawa67tabimaru:20230126102726j:image

こちらのお皿は高山名物がたくさん。手前から左回りで飛騨牛コロッケ、鶏ちゃん焼き、こも豆腐、漬物ステーキ、朴葉みそ、3つ飛ばして明方ハムです。

謎のグルメが多くなっていますが、まず鶏ちゃん焼きは味噌ダレに漬け込んだ鶏肉を炒めたもの。続いてこも豆腐はわらで豆腐を包んで茹でたもの。漬物ステーキは漬物の卵とじです。

あまり飲食店では出会えないような郷土料理を多く堪能することができます。


f:id:gawa67tabimaru:20230126102720j:image

デザートにはフルーツやケーキ、ヨーグルトもありました。ちょうど秋だったので柿があり、季節を感じることができました。

ドリンクにも飛騨牛乳、そして地元高山のコーヒー店イーグルコーヒーが用意されており、抜け目のないご当地の品ぞろえになっていました。これだけご当地の食事が楽しめるのなら大満足ですね。

 

 

ということで以上高山桜庵の宿泊記でした。

さすが共立リゾートのクオリティだなと納得できる宿泊体験になりました。特に温泉。最上階からの景色を眺めながらゆったりと温泉を楽しむことができました。貸切風呂も最高でしたし、空いている時間帯だったのか大浴場も人が少なくて最高でした。

そして朝食。高山の名物を一気に楽しむことが出来るホテルは他にあるんでしょうかね。これだけでも泊まる価値を感じるホテルでした。

 

この記事は2022年11月中旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

watabimaruga.hatenablog.com

【岐阜旅行記】高山の街で日本の伝統を感じる 高山富山癒し旅②

こんにちは。

今回は岐阜県の高山の旅行記をお届けしたいと思います。

岐阜県の北部に位置し、飛騨地方の中心となっている高山市。江戸時代は幕府の直轄地天領として繫栄した街で、現在も江戸から明治にかけての貴重な建物が多く残る古い町並が「飛騨の小京都」と称されて人気な観光地になっています。そのほかにも高山といえば祭り。春と秋に開催される高山祭では、多くの屋台が高山の街を練り歩きその姿から日本三大曳山祭りの一つとして数えられるほどの名物となっています。

そんな日本の文化をぎゅっと詰め込んだような高山の観光を紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

高山観光の拠点綺麗な高山駅

飛騨地方の中心都市である高山市。一番最初に辿り着くのは高山本線高山駅になるのがほとんどだと思います。名古屋や大阪、富山からの直通特急がある他、高山駅の目の前にはバスターミナルもあり、様々な都市からの高速バスも集まります。

高山駅の駅舎は2016年に完成した現代的な駅舎になっており、東西自由通路も設けられた橋上駅になっています。黒色のデザインは高山の建築と飛騨の木をイメージさせたものになっているそうです。

 

さてそんな高山駅の東口には謎の水たまりというか、池というか、が存在しています。この池なんですが、何食わぬ顔で駅入り口の目の前に広がっており、特に柵や段差もないので、間違えて足を突っ込んでしまわないか心配になってしまいます。特に夜になると…

f:id:gawa67tabimaru:20230124225831j:image

ご覧のように夜になると余計に水の部分が分かりにくくなります。駅舎の灯りが水面に反射して駅の綺麗さを際立てせているのも事実ではありますが、この池はどうなんでしょうか。そんなことが気になってしまう高山駅です。

 

改札があり東口と西口を結んでいるコンコースは、飛騨の木を用いたデザインになっており非常に明るくなっています。

このコンコースの見どころは毎年春と秋に開催される高山祭で使われる屋台の一部が展示されている所です。高山の街のシンボルであることがよくわかると思います。

 

高山駅の東口を出てまっすぐ伸びている駅前中央通りがあります。この通りをひたすら東へと進んでいくと、高山観光の定番スポット古い町並に辿り着くことができます。
さらに高山を訪れる観光客が必ずと言っていいほどに歩く通りということで、高山名物の飛騨牛や高山ターメンを食べられるレストランもこの通りに出店しています。

 

高山の誇る古い町並

高山駅前の大通りを進み高山No.1の観光スポットである古い町並へとやってきました。戦国時代に金森長近が飛騨地方の拠点である高山城を築いた際に城下町として現在の高山の街が整備されました。その時から商人町が受け継がれ、江戸時代の幕府の直轄領時代を経て現在までこの町並が残されています。

古い町並はいくつかの通りに広がっており、中でもさんまち通りと呼ばれる通りは飲食店などが軒を連ねる高山古い町並のメインストリートとなっています。

 

高山の古い町並はコンパクトになっており駅からも歩いて観光することが可能です。そこに日本らしい伝統的な建物が続く町並、そしてお祭り、温泉、バスで少し移動すれば世界遺産白川郷と、魅力的な観光地が一挙に集まっている高山。そのためか、外国人観光客に大人気で、古い町並を歩いていると半分以上は外国人のお客さんのようでした。

 

こちらは朝の古い町並の様子です。高山の人気観光地のため、日中時間帯はかなりの混雑を見せる古い町並。飛騨牛が食べられるお店は行列ができている状態でした。

しかし朝の時間帯に行くと空いており、ゆったりと古い町並の風情を感じながら散策することができます。お店も一部のお店を除いては営業をしていました。古い町並をゆっくり巡るなら朝の時間帯がおすすめです。

 

古い町並の中に他の建物よりも一回り大きい蔵のような建物があります。こちらは高山祭の屋台が保存されている屋台蔵になっています。高山の街中には至る所に屋台蔵が設置されており、それぞれの屋台蔵の前にはどのような屋台が保存されているのか解説が書かれています。

 

続いてやってきたのは古い町並から歩いてすぐの場所に飛騨高山まちの博物館。こちらは入場無料の博物館で、江戸時代の土蔵を活用した外観になっています。

中はいくつかの建物に分かれており、それぞれ高山の歴史、高山城、高山祭、飛騨の伝統工芸などのテーマに沿って展示がなされています。時間が限られていても自分の木になるジャンルだけ見て回ることができ、新しい形の博物館になっているかと思います。

 

こちらは高山陣屋。江戸時代幕府の直轄領となっていた高山の地を納めるために設けられた役所です。江戸幕府の直轄領は全国各地にあり、陣屋もその数だけ存在していたのですが、現存している陣屋はごくわずか。その中でも執務に用いられた主要な建物が残されているのはこの高山陣屋だけだそうです。時間の都合上中は観光しませんでしたが、高山に訪れたら見ていきたい施設の1つです。

 

宮川朝市と秋の高山祭の出発点の神社

f:id:gawa67tabimaru:20230124225652j:image

高山の街中を流れる宮川沿いで開催されるのが宮川朝市。毎日朝から正午まで開催されているこの朝市では、食べ歩きできるようなグルメのみならず、地元飛騨地方の野菜や漬物などの名産物も販売されています。

川沿いの通りに露店が並び人々で賑わう朝市は日本三大朝市にも数えられています。

 

宮川朝市を通り抜けると現れるのが櫻山八幡宮の参道です。この櫻山八幡宮は例祭として秋の高山祭、八幡祭が開催されています。

春の高山祭を例祭とする日枝神社は櫻山八幡宮と高山中心部を挟んで南側に位置しており、どちらかというと櫻山八幡宮の方が観光しやすい場所にあります。

 

櫻山八幡宮の境内には高山祭屋台会館という施設があります。屋台会館の名の通り、1年中高山祭の屋台が展示されている施設になっています。展示されている屋台には飛騨の匠と呼ばれる職人たちの技術の結晶が詰め込まれており、見ごたえのある展示になっているようです。

外国人観光客がどんどん屋台会館に吸い込まれていく姿が見えました。こちらも時間的に訪問はしませんでしたが、訪れておきたい施設です。

 

高山名物のラーメンを頂く

f:id:gawa67tabimaru:20230124225805j:image

最後に高山が誇るグルメを紹介します。

高山名物といえば高山ラーメン。高山の街には至る所にラーメン屋さんがあり、さすがラーメンが有名な街といった印象を持ちます。高山ラーメンは中華そばとしてメニュー表記されていることが多くなっています。

醤油のスープに細いちぢれ麺が特徴の高山ラーメン。人気店が至る所にあるので事前に調べて目星をつけてから訪れたいですね。

 

今回は高山駅から徒歩数分とアクセスの良いちとせさんで高山ラーメンを頂きました。定食にしてご飯と煮物、漬物が付いてきて、これでしっかりお腹いっぱいに。

しかしこのちとせというお店の名物は焼きそば。焼きそばとらーめんどちらも注文する人も一定数いるみたいです。今度高山に訪れることがあれば、焼きそばも食べてみたいですね。

 

 

ということで以上、高山旅行記でした。

古い町並をはじめとして観光スポットが点在している高山の街。日本の伝統的な文化に触れながら散策を楽しめるいい街でした。

今回は明るい時間にしか観光しませんでしたが、夜の風景や冬の雪景色など季節によって見える景色が変わってくるので、何度訪れても見ごたえのある観光地になっていると思います。他にも古い町並付近には酒蔵があったり、美術館博物館が点在している場所でもあります。気になるジャンルに沿って観光を楽しむことが出来そうですね。

 

この記事は2022年11月中旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

watabimaruga.hatenablog.com

【乗車記】濃飛バス新宿高山線 高速と山越えの景色が変わる高速バス

こんにちは。

今回は新宿と高山を結ぶ高速バスの乗車記をお届けします。

東京から高山へのアクセスは主に2つ、東海道新幹線と特急ひだを名古屋で乗り継いで向かうか、新宿からバスを利用するかです。他にも富山経由とか松本経由とか色々ありますが、主にはこの2つになるはずです。新幹線と特急の乗り継ぎは料金として1万5千円ほど時間にして4時間とちょっとといったところです。

一方今回利用する高速バスは、バスタ新宿から高山濃飛バスセンターまでおよそ6時間のバスの旅。料金は破格の6500円です。どちらを取るかは個人によると思いますが、その選択を後押しすべく今回は高速バスを利用した新宿から高山までの乗車記を紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

バスタ新宿からバスの旅

f:id:gawa67tabimaru:20230121204349j:image

2ヶ月連続旅のスタートとなった新宿駅新南口にあるバスタ新宿。10月に利用した際にはそこそこの混雑程度でしたが、この日は大混雑。特に河口湖や御殿場へ向かうバスが驚くほどの混雑を見せていました。

朝の時間帯は近距離から中距離のバスに需要が集まるようで、主に山梨千葉あたりへのバスが多く発着していました。


f:id:gawa67tabimaru:20230121204345j:image

乗り場へとやってきました。10月に伊那へ向かうバスに乗車した時と同じ乗り場。ここから前回と同じく中央道を進みますが今回はもっと遠く長野県を通り越して岐阜県の高山まで向かいます。


f:id:gawa67tabimaru:20230121204359j:image
バスは高山を中心に路線を広げる濃飛バス。完全にアウェイの新宿ですが、京王バスと共同で1日に5本も新宿高山線を運行しています。

高山まで行くと完全にホームタウン。濃飛バスが高山から名古屋・大阪などを高速バスで結んでおり、高山の街ではよく見るバスとなっています。


f:id:gawa67tabimaru:20230121204356j:image

車内は標準的な2+2列シートですが、シートピッチが広めに取られているように思えました。

後方には化粧室が備えられており、休憩があるとはいえ安心の設備です。座席には女性専用席があり、1人で2席を使うことのできるゆとりあるおひとりさま席も用意されていました。

 


f:id:gawa67tabimaru:20230121204428j:image

f:id:gawa67tabimaru:20230121204424j:image

座席周りはこんな感じ。6時間近く乗るだけあって小さめですが背面テーブルと最近は必須の装備である電源も用意されています。

座席ポケットには車内で使えるフリーWiFiの案内も入っています。高山は外国人に人気な観光地とあって英語をはじめとした外国語での表記もあります。


中央道と長野道で一気に松本へ

f:id:gawa67tabimaru:20230121212634j:image

バスタ新宿を出ると初台入口から首都高新宿線に入りそのまま中央道へと進んで西に向かっていきます。この首都高が混みがちなのですがこの日はスイスイ進んで行きました。

途中の中央道のいくつかのバス停で乗車扱いをして山梨県へと進んでいきます。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230121212637j:image

山梨県に入ると途中の釈迦堂PAで1度目の休憩があります。食事をゆっくりとしている時間はないですが、御手洗いに行っても釈迦堂PA売店で軽食を購入する程度の時間はありました。

外にはシャインマスカットのソフトクリームというそそる広告が出ていますがぐっと我慢。


f:id:gawa67tabimaru:20230121212631j:image

バスは中央道を快走していきます。この日は非常に天気が良く、車窓からは美しい八ヶ岳の眺めを楽しむことができました。

高速道路でも中央道ならばひたすらにトンネルを突っ切って走るというわけではないので車窓を楽しむことができます。


f:id:gawa67tabimaru:20230121212628j:image

しばらく走って諏訪湖SAで2度目の休憩。諏訪湖SAはサービスエリアとあってかなり広め。長野名物の食事やお土産を購入して楽しむことができます。

そして諏訪湖SAといえばこの絶景。諏訪湖を一望できる景色を楽しみバスの乗り疲れを癒します。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230121212625j:image

岡谷JCTから長野道に入り松本盆地を北に進んで、松本インターで高速道路を降ります。松本駅からは少し離れており車窓から松本駅松本城を見ることは叶いませんでした。

松本駅行きのバスならもうゴールは間近ですが、高山行きはここからもう一山超えていく必要がありそのもう一山が最難関の山なのです。

 

松本から峠越えにチャレンジ

f:id:gawa67tabimaru:20230121212935j:image

松本からは国道158号線に沿って上高地方面へ徐々に山を登っていきます。標高が上がるにつれて道は細くなりカーブが多くなりバスも通るのがやっとの状態。

後ろの車に追い抜かれるのを待ちながら、対向車と譲り合いながらゆっくりと山を登っていきます。


f:id:gawa67tabimaru:20230121212944j:image

山間には梓川が流れており深い谷を形成しています。片側は山、反対は崖という道をどんどん登っていきます。途中いくつかのダムを見ることができます。


f:id:gawa67tabimaru:20230121212938j:image

国道158号線はカーブが多く車線も狭く、崖と山に挟まれ危険な道でもあります。それにもかかわらず松本と高山を結ぶ重要な道、そして観光地である上高地へと向かう道ということもあり、大型バスをはじめとして交通量がかなり多くなっています。

そんな現状を打破するため山を貫くトンネルの建設が一部で行われていました。完成すれば多少は所要時間の短縮にもつながるはずです。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230121212941j:image

山を登り終えて、こちらは長野県と岐阜県の県境近くにある観光地上高地へと続くトンネルの入り口。上高地の観光シーズンである夏にはこの道を進むバスも多くなりますが、新宿から高山行きのバスは上高地には目もくれず、この先にある安房峠を貫く安房トンネルに入り県境を越えていきます。

 

奥飛騨温泉郷を通って高山へ

f:id:gawa67tabimaru:20230121213050j:image

安房峠を越えて岐阜県に入ると最初の降車地、奥飛騨温泉郷の玄関口でもある平湯温泉バスターミナルに到着します。ここでは休憩時間も設けられ、高山まで向かうお客さんも降りて休憩することができます。

平湯温泉バスターミナルの建物内にはレストランやお土産屋が入っており買い物を楽しむことが可能です。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230121213056j:image

ここは温泉地。平湯温泉バスターミナル内にはそんな奥飛騨の温泉を気軽に楽しむことのできる足湯も用意されています。一瞬であれば入れるくらいの休憩時間は確保されています。


f:id:gawa67tabimaru:20230121213053j:image

ここ平湯温泉バスターミナルは新宿高山線の他にも松本と高山を結ぶバスの一部の便も停車をします。したがってここで途中下車し、平湯温泉を楽しんだのちに高山へ向かうという行程を組むことも可能になっています。


f:id:gawa67tabimaru:20230121213103j:image

ここ平湯温泉安房峠のすぐ近くであり北アルプスの西側斜面に位置しています。なのでとにかく寒い。11月中旬だというのに気温は5℃ほど。周囲の山に雪が積もっており、写真では確認しにくいですが、なんと雪が舞っていました。

冬は豪雪になる地帯なのは知っていましたが、こんなに早く雪が降り出すとは驚きです。


f:id:gawa67tabimaru:20230121213059j:image

新宿から約6時間。高速道路はスイスイ進み、松本から上高地までの間の対面通行などで時間を取られたものの、終点高山濃飛バスセンターには定刻の14時よりも5分ほど早く到着しました。

バスは時間が読めないことがデメリットの一つではありますが、今回はしっかりと時間通りに到着してくれました。

 

 

ということで以上濃飛バス新宿高山線の乗車記でした。

高速道路から望む景色と山越えに挑む困難な車窓。1つのバス路線でここまで景色の違いを楽しめる路線はそう多くはないと思います。6時間と長い旅ではありますが、車窓を眺めていて飽きることはありませんでした。

新幹線と特急の乗り継ぎはそれはそれで楽しい車窓が待っていると思いますが、バスも劣っていないぞ、なんなら面白いんだぞと伝わっていたら嬉しいです。

 

この記事は2022年11月中旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

watabimaruga.hatenablog.com

【旅行記】高山と富山の景色に癒される 高山富山癒し旅まとめ

こんにちは。

今回は2022年11月に行ってきました岐阜県の高山と富山県の富山を巡る旅をお届けしたいと思います。

2021年の西日本周遊旅の際に訪れた富山。その時の訪問で富山が大好きになってしまい、今度こそ綺麗な立山連峰富山市内から見に行くぞと意気込んで臨んだこの旅行。富山観光自体は前回訪問時にかなり行っていたので、今回は岐阜県の高山をくっつけることにしました。高山は古い町並みが売りの街。しっかりと散策をしつつ、温泉にも浸かって癒されてきました。

そんな高山そして富山の旅行の様子を一気に振り返っていきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

旅の行程

1日目

バスタ新宿から高速バスに乗車して一気に岐阜県飛騨地方の中心高山へと向かいます。高山の到着は既に午後。この日は高山観光をして高山の温泉を楽しめるホテルに宿泊します。

2日目

朝は高山の観光スポット宮川朝市を観光。その後高山駅から特急ひだに乗車して富山を目指します。富山では天候を気にしながら路面電車立山連峰が見える絶景を探す富山観光。最後は富山空港から飛んで羽田へと帰ります。

 

1日目) 高速バスに揺られて高山へ

f:id:gawa67tabimaru:20230118222809j:image

旅の始まりは2か月連続のバスタ新宿です。東京から高山へは東海道新幹線と特急ひだを乗り継いで向かうのが一番早いのですが、今回は時間もあるので高速バスを選択しました。

バスは朝ラッシュ真っ只中の新宿駅を8時15分に出発して高山駅にある高山濃飛バスセンターを目指します。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230118222803j:image

バスは中央道をひたすら走り岡谷JCTから長野道へと入り松本ICで高速を降ります。松本からは国道158号を進み長野県と岐阜県の県境にある安房峠の峠越えへと向かっていきます。

高速道路のスイスイ具合からすると一気に山道に入るので車窓の変化がかなり面白い路線です。


f:id:gawa67tabimaru:20230118222812j:image

安房峠を越えて奥飛騨温泉郷の一つである平湯温泉に到着。平湯温泉バスターミナルにて降車扱いをしつつ休憩時間が設けられています。

11月とはいえ標高の高い平湯温泉。周囲の山々は雪化粧をしており、さらにはバスターミナルでも雪が舞っているほどの寒さでした。


f:id:gawa67tabimaru:20230118222806j:image

新宿から約6時間をかけて高山駅前にある高山濃飛バスセンターに到着。時刻はすでに14時です。新幹線と特急を乗り継ぐと所要時間は4時間半ほどで金額はバスの倍以上。東京からはかなり遠いんだなという印象です。

このバスセンターは各方面へのバスが出ており、世界遺産白川郷へもここでバスを乗り換える必要があります。

watabimaruga.hatenablog.com

 

1日目) 高山の古い町並みを観光

それでは夕暮れも近い時刻になっていますが、高山を観光していきます。高山駅から歩いてやってきたのは高山一の観光スポット古い町並。

幕府直轄地の天領であった高山には江戸時代末期から明治時代にかけての建物が多く残る通りがいくつもあります。昔の雰囲気をそのまま感じられることから飛騨の小京都と呼ばれ、多くの外国人観光客を集める場所になっています。

 

続いてやってきたのは高山市内を流れる宮川沿いにある宮川朝市。こちらも高山を代表する観光スポットで、午前中には地元飛騨の野菜や漬物、食べ歩きができるスイーツまで様々な地元ならではの品々が並ぶ朝市になっています。
高山の中心でもある古い町並のすぐそばで、朝の散歩にはちょうどいい立地ということもあり朝から賑わいが感じられる場所です。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230118223232j:image

高山での夕食は高山ラーメン。オーソドックスな醤油スープに細いちぢれ麺を使用した高山ラーメンは高山の街至る所にあるラーメン屋にて味わうことができます。

高山のちょっと先の飛騨古川が舞台になった映画君の名は。でも高山ラーメンが登場し、聖地巡礼の効果もあって人気のご当地グルメとなりました。

watabimaruga.hatenablog.com

 

f:id:gawa67tabimaru:20230118223425j:image

高山で宿泊するのは共立リゾートの高山桜庵。高山駅周辺には温泉を楽しめる宿が多く集まっており、その中でも貸切露天風呂が楽しめる高山桜庵を選択しました。最上階から高山の町並みを望みながら入る温泉にはとても癒されることができました。

また朝食も高山ならではの名物がたくさん並び、大満足の宿泊となりました。

watabimaruga.hatenablog.com

 

2日目) 特急ひだのグリーン車で北陸富山へ

f:id:gawa67tabimaru:20230118223527j:image

2日目の朝に宮川朝市を観光したのちやってきたのは高山駅。ここからはJRを利用して移動していきます。

乗車するのは高山本線を走る特急ひだのキハ85系。特急ひだは名古屋から高山を結ぶ特急で1日4往復だけ富山まで足を伸ばしています。今回はそんな富山行きのひだに乗り込みます。


f:id:gawa67tabimaru:20230118223531j:image

乗車するのは先頭のグリーン車。富山へと向かう特急ひだは3両編成でグリーン車、指定席、自由席がそれぞれ1両ずつの設定になっています。

富山へ向かう特急ひだは平日にも関わらず大混雑、指定席で窓側が空いていなかったので奮発してグリーン車を予約してみました。グリーン車は先頭車で大きな窓から前面展望を楽しみながら移動することができます。


f:id:gawa67tabimaru:20230118223534j:image

富山駅に着いたらすぐに行動を始められるように特急ひだの車内でお昼ご飯。高山駅で旅行支援のクーポンを駆使して購入した飛騨牛しぐれ寿司の駅弁を購入しました。

グリーン車の落ち着いた空間と美味しいお肉の駅弁でいい時間を過ごすことができ、奮発した甲斐がありました。

 

高山駅を出発して山を越え富山平野に入り、高架化され屋根に覆われた富山駅に到着しました。このホームに気動車特急のひだ号はちょっと新鮮に見えます。ただこの景色も新型特急HC85系への置き換えによってもうそろそろ見られなくなりそうです。

いまやあいの風とやま鉄道の駅となった富山駅、JRの高山本線は端のホームへと追いやられています。

 

2日目) 路面電車で富山観光

富山観光を始めていきますが、富山での最大の目的は立山連峰の絶景を拝むこと。富山駅近くからも立山連峰の様子を見ることができるんですが、あいにくの曇り空。

その姿を拝むことがかなり難しそうだったので、富山観光をメインに変更。事前に立山連峰が見えるパターンと見えないパターンで旅程を組んでいたので、見えないパターンで進めることにしました。

 

見えないパターンの旅程で使うのは路面電車富山市内を隈なく走る路面電車を利用して観光をしていきます。まずは富山駅の北側を走る富山港線に乗り込み、富山港周辺を観光することにしました。

富山港線はもともと富山ライトレールとして富山駅の北口から岩瀬浜駅を結ぶ単独の路面電車として運行されていましたが、2020年に富山駅南側の富山地方鉄道路面電車と直通運転を始めたことによって富山地方鉄道富山港線として、環状線などと一体的に運行されるようになりました。

 

富山港線に乗車して終点の手前東岩瀬駅で下車。数分歩いてやってきたのは伝統的な建物が残る東岩瀬の町並み。富山湾に面した富山港エリアは江戸時代から北前船の寄港地として栄えてきました。岩瀬地区一帯にはそんな北前船と貿易を行った廻船問屋や土蔵などの歴史的な建物が多く残っています。

中でも廻船問屋では当時の栄華を感じられる建物内を見学することが出来るようになっています。

 

富山港観光の後、富山港線に乗車し南北接続の恩恵を受けながら富山駅を通過してそのまま環状線へと入り富山城へとやってきました。
富山城の建物自体は復元されたもので内部は博物館になっています。ちょうど鉄道150周年を記念して富山駅の特別展を行っており、とても見ごたえのある展示になっていました。

 

2日目) 富山きときと空港から帰る

f:id:gawa67tabimaru:20230118223710j:image

富山城を見学し富山駅に戻ってくるとそろそろ空港へと向かう時間。駅ナカでお土産を購入して、せっかく富山に来たので富山ならではのご飯を頂くことにしました。

富山駅には富山名物を堪能できるお店がかなり揃っていますが、その中で選択したのは白エビ亭。富山湾のめぐみである白エビをふんだんにつかった白エビ天丼を頂きました。富山はごはんといい景色といい最高すぎて、絶対に再訪すると心に決めました。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230118223713j:image

富山駅からバスにのってやってきたのは富山空港。富山の方言で新鮮なという意味をもつ「きときと」の愛称がついた空港で、東京便が1日3往復、新千歳便が1日1往復いずれもANAにて運航されています。

富山駅北陸新幹線がやってきて便数減少、そして機材も小型化はされましたが、空路はしっかりと維持されています。飛行機だと新幹線に比較して一瞬で羽田へとついてしまうのが魅力的です。


f:id:gawa67tabimaru:20230118223706j:image

富山空港は全国的にも珍しく河川敷にある空港です。空港内に堤防があり、ボーディングブリッジが異常なほどに長くなっています。

展望デッキからは既に真っ暗でしっかりとは確認できませんでしたが、そんな富山空港を眺めることができます。さらに富山空港のデッキからは空港の滑走路とは反対側、立山連峰の姿も楽しめるようになっています。

富山からANA機に搭乗し、1時間ほどで羽田へと帰りこの旅も終了となりました。

 

 

以上高山富山旅のまとめでした。

1泊2日かつ1日目の到着は午後と滞在時間としては非常に短い旅行にはなりましたが、高山の町並みに温泉、特急ひだのグリーン車と富山観光と満足度の高い旅になりました。

ただ高山まで行ったなら世界遺産白川郷や温泉地下呂に行きたかったなぁという欲が出ちゃいますね。あとは何回富山の立山連峰に振られればいいんでしょうかね…まだ富山が本気を見せてくれません。見せてくれるまで何度でもリベンジしたいと思います。

 

この記事は2022年11月中旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。