がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【宿泊記】カンデオホテルズ南海和歌山 駅直上で広々快適ステイを楽しむ

こんにちは。

今回は和歌山市和歌山市駅直上にあるカンデオホテルズ南海和歌山の宿泊記をお届けします。

宿泊するカンデオホテルズは全国に展開しているチェーンのビジネスホテルながらもスカイスパと呼ばれる展望大浴場や健康的で彩りの良い朝食が売りのホテルとなっています。旅行者からの人気はもちろん、ビジネス人気も高く、最近全国各地に出店を続けています。その中でも今回宿泊するカンデオホテルズ南海和歌山は2020年にオープンしたまだまだ新しい施設です。

宿泊料金は1泊朝食付きで11,000円ほどでした。全国旅行支援とじゃらんのポイントを利用して6,060円まで下げました。元の値段だと決して安いとは言えないですかね。実際は地域クーポンも2,000円分ついてきているのでかなりお得に宿泊出来ています。

駅直上の利便性や広い部屋からの眺めなどじっくりと紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

南海和歌山市駅直上のホテル

f:id:gawa67tabimaru:20230313225424j:image

南海電鉄の拠点である和歌山市駅へとやってきました。大阪の難波や関西空港から和歌山へやってくる際には南海電鉄が便利です。和歌山市駅はJR紀勢本線の駅もあり、JRの拠点となっている和歌山駅から2駅でやってくることができます。こちらは本数が少ないので使いにくくなっています。

南海電鉄を使って和歌山にやってくるのであれば便利な立地を誇るホテルになっていると思います。


f:id:gawa67tabimaru:20230313225427j:image

和歌山市駅の改札前にやってきました。駅の直上といっても駅のホームの真上に立地しているわけではなく、駅に隣接している駅ビルの上層階が今回宿泊するカンデオホテルズ南海和歌山となっています。

駅の改札と隣接する駅ビルは屋根でつながっているわけではありません。ほぼ途切れずに続いていますが、少し雨も吹き込んでくるかなといった具合。改札とホテルの間は雨と風の状況によっては少しだけ濡れてしまうかもしれません。


f:id:gawa67tabimaru:20230313225421j:image

改札を離れて駅ビル全体が見える場所までやってきました。カンデオホテルズ南海和歌山の入る駅ビルはキーノ和歌山と呼ばれる複合施設になっており、レストランやショップはもちろん、スーパーにクリニック、ネットカフェと和歌山市民図書館と幅広い分野の施設が集まっています。

ホテルに滞在しつつ同じ建物内でほとんどの用事を済ませることが出来るのは、利便性が高い証拠ですね。

 


f:id:gawa67tabimaru:20230313225506j:image

f:id:gawa67tabimaru:20230313225503j:image

宿泊するカンデオホテルズ南海和歌山は4~12階がホテルフロアとなっており、フロントは11階に位置しています。キーノ和歌山の1階と2階からホテル内に直通するエレベーターに乗り込むことが出来るようになっています。ただし客室階へはルームキーをタッチしないと向かうことが出来ないので、セキュリティはしっかりしています。
フロントの様子は撮影していませんが、11階ということもあって開放的で明るい場所でした。奥には朝食会場もあって眺望に重きが置かれた会場になっています。

 

広々したクイーンルーム

今回宿泊するのはクイーンルーム。1ベッドの部屋ですが、広さが18㎡とビジネスホテルの中ではとても広い部類に入ってきます。部屋の構造は手前に水回り奥にベッドルームと通常のスタイルとなっています。

手前で靴を脱いで奥はスリッパに履き替えてくつろげるような方式になっていますね。

 

部屋に入るとすぐに右手にはハンガー。クローゼットはありませんが、十分な数のハンガーが用意されています。1ベッドではありますが、クイーンサイズベッドということで2人での利用も想定した客室設備が用意されている形です。

 

左側にはルームキーを差し込む部屋の電源と姿見が用意されています。奥にある扉を開くとユニットバスがあります。

 

こちらはユニットバスです。開業から2年半ほどたちますが綺麗に保たれていました。基本的には大浴場を使うことになるのでそこまで重視はしませんが、バスタブもそこそこ広く、これならばお湯を張ってもいいかなと思える広さになっています。

 

続いてはベッドルーム。こちらはかなり広々としており、ベッドのほかにふかふかのソファと大きな窓に面した長いソファがあります。ベッドの正面、映っていない画面手前側にテレビがあります。テレビは館内や周辺案内はもちろん、動画サイトも見れるような仕様になっていました。大画面でYouTubeが見れるのはホテルステイの楽しさを上げてくれます。

 

こっちにも寝られるのではというレベルの広さのソファが窓側にあります。まるで超高級ホテルのデイベッドのようです。窓が大きく、和歌山の夜景を堪能することができます。テーブルはこちらのガラスのものになるので、デスクはなく仕事をすると考えるとちょっと不向きかもしれません。

 

部屋の角にはミネラルウォーターが2本置いてありました。クイーンの部屋ということで2名利用も想定しており2本あったのでしょうか。他にビジネスホテルにしては少し大きめのグラスと氷を持ってくるようにアイスペールも用意されています。

 

ミネラルウォーターの下の段には電気ケトルカップ、その下には冷蔵庫が収納されていました。冷蔵庫内には特に何も入っていませんでした。ミネラルウォーターは自分で冷やす必要があります。

 

ベッドは何度も書いていますがクイーンサイズ。1人で使うとかなり広々としています。大人2人でも十分な広さがあるので快適に過ごすことが出来そうです。

ベッド上には充電しているスマホを置けるようなスペースと電源もしっかり2つ設けられています。

 

最後に部屋からの景色を紹介します。今回アサインされた部屋は6階の駅とは反対側。和歌山市駅の駅前の町並みを望むことが出来る向きになっています。駅側の部屋からは恐らく南海の和歌山市駅の様子や紀ノ川などを眺めることが出来るはずです。

JRの和歌山駅の駅前に比較すると少し寂しさは感じますが、それでも中層ビルが立ち並び大阪へと向かう路線の起点終点駅の駅前としてはふさわしい町並みになっています。

 

12階建ての6階なのでちょうど真ん中らへん。和歌山のシンボルでもある和歌山城は駅前のビルの看板で半分だけ隠されて半分だけ姿を見せてくれました。全体を見るならもう少し高層階の方が良さそうです。

最上階の大浴場と健康的な朝食

f:id:gawa67tabimaru:20230313225633j:image

12階の大浴場、スカイスパへとやってきました。大浴場内は内風呂と露天風呂のほかにサウナや水風呂まで用意されています。露天風呂はインフィニティスタイル。和歌山の景色をお湯につかりながら楽しむことができます。カンデオホテルズの売りの1つということもあって21時頃行きましたがそこそこの混雑している状態でした。


f:id:gawa67tabimaru:20230313225636j:image

大浴場と同じ12階にはくつろげるようなスペースが設けられています。自販機も設置されているので風呂上がりの1杯や待ち合わせなどの時間に、最上階から和歌山の夜景を眺めながらのひと時を過ごすことができます。写真に映っていますが、電子レンジも設置されていますね。


f:id:gawa67tabimaru:20230313225630j:image

そんなラウンジスペースから見た和歌山の夜景です。12階までくると和歌山城の姿の全体をじっくりと見ることができます。夜景の時間帯ですが、和歌山城はライトアップされており綺麗に眺めることができますね。闇夜に浮かぶ城の姿を眺められるホテルは和歌山にはそう多くないはずです。


f:id:gawa67tabimaru:20230313225639j:image

さてお待ちかねの朝食の時間です。朝食会場は11階のフロントの奥にあります。メニューとしては朝食の定番から少し洒落たものまでありますが、全体を通して自然食というか野菜が中心になっているメニューだと感じました。バイキングではありますが健康的な朝食を摂ることができます。

もちろんしらす紀州南高梅、みかんといった和歌山ならではのメニューも揃えられていました。

 


f:id:gawa67tabimaru:20230313225708j:image

f:id:gawa67tabimaru:20230313225711j:image

ここでしか見たことのないメニューもあります。写真左側は出汁カレー。通常のカレーもありましたが、出汁を使用している日本らしい料理もありました。

右側はデザート。フルーツやヨーグルトといった定番のデザートからパンプティングよいうパンなのにプリンというフレンチトーストのようなお洒落なデザートもありました。

朝食全体を通して品数は多く、他のホテルの朝食では見ないようなメニューが充実しており、満足度の高い朝食となりました。

 


f:id:gawa67tabimaru:20230313225738j:image

f:id:gawa67tabimaru:20230313225741j:image

朝食会場は11階ということでこちらも眺めが良い場所になっています。利用した部屋の和歌山城向きとは異なり、目の前には和歌山市駅の線路や紀の川、さらに和歌山港の工場地帯などが見えるような朝食会場でした。
朝早い6時半から営業していますが、ぜひ日が昇って明るい時間帯に訪れることをお勧めします。景色を眺めながらの朝食は清々しい朝の時間を演出してくれるはずです。

 

 

ということで以上、カンデオホテルズ南海和歌山の宿泊記でした。

和歌山市駅の直上というアクセス抜群な立地に、商業施設直結の利便性を兼ね備えたホテルでした。加えてまだまだ新しく綺麗な施設で、インフィニティスパに他ではあまり見られないメニューの朝食など、唯一無二のホテルなのを感じさせられました。

JRの和歌山駅周辺にはシティホテルや同じく全国展開をするビジネスホテルなど多くの選択肢がありますが、紀勢本線に乗って2駅来てでも泊まりたいホテルになっていると感じました。

 

この記事は2023年1月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

watabimaruga.hatenablog.com