がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【岡山香川ワイドパス】setowaアプリのお得なきっぷで瀬戸大橋を渡りまくる!!

こんにちは。

今回はsetowaアプリで利用することが出来る岡山香川ワイドパスを用いて、様々な列車で瀬戸大橋を渡っていきます。

setowaアプリは瀬戸内を旅行する際に便利なアプリで、観光情報やアプリ限定のお得な切符を購入出来たりします。現在は北陸バージョンと統合してtabiwaというアプリに代わっており、北陸の観光情報やお得なきっぷも追加されておりさらに便利になっています。

そんな中でも岡山県香川県の指定区間内を3日間乗り放題で利用できるのが岡山香川ワイドパス。このパスを最大限利用して本州と四国を結ぶ列車に乗りまくります。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

setowaアプリで使える岡山香川ワイドパス

今回使用する岡山香川ワイドパスは、setowaアプリ(現tabiwaアプリ)のみで利用することが出来るお得なフリーパスになっています。

そのフリー区間としては、

JRは倉敷から岡山、瀬戸大橋を渡って観音寺、琴平、屋島までの区間が乗り降り自由です。

フェリーも2航路あり、高松港〜池田港と土庄港〜新岡山港を利用することができ、なんと小豆島の観光も楽しむことができます。

料金は3,500円で3日間使用できます。唯一のネックは改札を通過する際、有人改札で画面を提示する必要があります。岡山駅など大きな駅では有人改札が混雑している可能性があります。時間には余裕を持った方がいいかもしれませんね。また、特急に乗車する場合は別で特急券を購入する必要があるので要注意です。

普通なら瀬戸内の島を巡ったり観光をメインにこの切符を利用すると思いますが、今回は完全に乗り鉄旅、普段乗れない四国の列車を楽しんできました。

 

第一走者 特急しおかぜ8600系

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まず乗車するのは岡山と愛媛県松山を2時間40分ほどで結ぶ特急しおかぜです。四国特急の中でも高需要を誇る松山を結ぶ特急ということもあってエース格になっている特急しおかぜ。四国特急の中ではかなり長い5両編成での運行になります。

車両は2014年にデビューした比較的新しい車両が用いられており、その重要性が伺えると思います。

 

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車内は明るい色で統一されており、まだまだ新しさを感じる車両になっています。

各座席にコンセントが設けられており、新幹線との乗り継ぎで長い移動時間になっても親切な設計になっていました。

3連休最終日の自由席を利用しましたが、そこまで大混雑はなく岡山出発時も空席が目立っていました。

 

特急しおかぜは途中児島駅に停車し、そこから瀬戸大橋を渡って一気に四国へと上陸していきます。何度も瀬戸大橋を渡るこの旅で最初の瀬戸大橋になりました。

 

瀬戸大橋を渡りきると四国に上陸します。すぐに見えてくるのは瀬戸大橋線が高松方面と松山・高知方面へと別れ、高松松山を結ぶ予讃線にそれぞれ合流するデルタ地帯です。まさに線路のジャンクションになっている重要な場所になります。

特急しおかぜは松山方面に向けて予讃線と合流していきます。

 

四国に入って初めての停車駅となる宇多津駅では6分ほどの停車時間があり、高松からくる特急いしづち号と連結作業を行います。
四国の玄関口である高松と四国最大の都市松山の間にはかなりの移動需要があり、高松松山間でも特急いしづち号としての運行がなされています。宇多津から先の松山方面は全部で7両編成となり一緒になって松山を目指します。

 


岡山発車から55分ほどで乗り換え地点である多度津駅に到着しました。最初に向かう琴平へはこの多度津駅から普通列車に乗り換えが必要になります。

多度津駅は松山までの予讃線阿波池田や高知へと向かう土讃線が分かれる重要な駅。高知方面への特急列車もこの駅での乗り換えとなります。しかし特急しおかぜから下車する人は少なく、ほとんどがそのまま松山方面へと向かっていくようでした。

 

第二走者 ラ・マルことひら

2本目に乗車するのは観光列車のLa Malle de Boisで運行されるラ・マルことひら。土日祝日のみ運行している列車で、日によって走っているコースが異なる仕様になっています。中でも瀬戸大橋を渡るのはこのラ・マルことひらのみ。

そんなレアな列車に乗車して門前町の琴平から瀬戸大橋を渡って岡山を目指します。

 

車内は窓側を向いているカウンター席とリクライニングシートの通常の座席2種類が存在します。今回は通常の座席を選択しました。

乗車するともらえる記念乗車証にはLa Malle de Boisのスタンプを押すことができます。

La Malle de Boisとはフランス語であり、日本語に訳すと「木製の旅行鞄」の意味を持ちます。したがってスタンプがカバンマークになっているんです。

 

全席指定席でもちろん決められた座席に着席しなければいけませんが、車内を自由に歩くことは可能です。したがって前面展望や後面展望、窓からの景色を前後左右どこからも見ることが出来ます。

ラマルことひらの前面展望からは、ラマルの4つの運行コースのうちここでしか楽しむことのできないこれから渡る瀬戸大橋の姿をしっかりと確認することができました。

 

観光列車ということもあって、琴平岡山間を2時間ほどかけて走っていきます。通常の特急列車よりもかなり長い時間をかけて走りますが、理由は単純。絶景をゆっくりと眺めてもらうため。瀬戸大橋ではスピード落としゆっくりと瀬戸大橋からの眺めを楽しみながら岡山を目指します。まさに観光列車というような走り方をしていきます。

 

児島駅茶屋町駅で長時間停車し後ろを走る特急や快速マリンライナーなどに抜かれ続けて2時間、列車は岡山駅に到着しました。ラマルは岡山駅瀬戸大橋線ホームに到着をします。1日1往復のみのためこれにて今日の役割を終えて車両基地に戻されます。

 

第三走者 快速マリンライナー

日付が変わって2日目早朝。東京駅からの寝台特急サンライズをお出迎えします。利用するのはこちらも瀬戸大橋を渡るサンライズ瀬戸ではなくその隣の快速マリンライナーを使います。

 

快速ということで追加料金なしで乗車することができる自由席もありますが、今回乗るのはグリーン車指定席。それもそのうち4席しかない前面展望が楽しめるパノラマグリーンを利用します。

快速マリンライナーは通勤通学さらには観光まで多彩な客層が利用する列車で常に混雑しており並ばないと座れない状態が続きます。グリーン車指定席以外にも指定席の設定もあり、必ず座りたいなら指定することをお勧めします。

 

この旅3度目の瀬戸大橋はこれまでと違う角度、前面展望からの景色となりました。

橋というとまっすぐなイメージがありますが途中途中の島の部分ではかなりカーブがあることなど前面展望ならではの発見もあります。

 

1時間もかからず四国の玄関口である高松駅に到着しました。高松駅では岡山を少し前に出発していたサンライズ瀬戸号の隣に到着。
平日の朝の時間帯ということもあり、通勤通学の人々で高松駅はかなりの混雑を見せていました。

 

第四走者 特急しおかぜ8000系

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4本目は香川県観音寺駅から乗車する特急しおかぜです。1992年にデビューしたしおかぜ号の車両で、岡山松山間を結ぶ特急といえばこれというJR四国を代表する特急列車になっています。

観音寺駅では高松行きのいしづち号と連結した状態で入ってくるので、行き先に合わせて乗車する号車を変えなければいけません。

 

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今回は岡山行きしおかぜ号の自由席に乗車しましたが、車内は混雑。どの座席も窓側が埋まる程度になっており需要の高さを伺えます。

座席は1本目の8600系しおかぜと比べると時代を感じる作りです。ただフットレストもついており快適になれる環境にはなっていると思います。


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観音寺から岡山高松方面のしおかぜいしづちに乗車すると多度津までの間に瀬戸内海の真横を通る区間があります。

ここの車窓は見どころです。松山まで乗っていくともっと瀬戸内海を眺められる区間が多いので、いつかは全区間乗車してみたいものです。


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宇多津駅で前側のいしづち号と切り離しが行われ、しおかぜ号のみで瀬戸大橋を渡って岡山県へと戻っていきます。この旅4度目、最後の瀬戸大橋となりました。

 

下車したのは瀬戸大橋を渡り終えてすぐの停車駅である児島駅。そこまで下車する人は多くなく、ほとんどが終点の岡山まで向かうようでした。

児島はジーンズの有名な街で、駅も至る所にジーンズが置いてあったりジーンズで彩られています。

 

 

ということで以上setowaのお得な切符の紹介でした。

瀬戸大橋を渡ること4回、岡山と香川を行ったり来たりした筆者ですが、それでも乗車券については最初のフリーパス3500円のみ。正直感な旅程組む人はそう多くない、というかいないと思いますが、安く済むなら乗り鉄旅もやりやすいですよね。

岡山香川ワイドパスは本来の使い方をすれば、岡山から倉敷を見て、鉄道で香川に渡って香川を観光し、最終的には小豆島経由で帰ってくるという瀬戸内海をぐるっと一周する旅程を組むこともできたりします。瀬戸内海を旅する際にはsetowa(現tabiwa)アプリのお得なきっぷもぜひ見てみてくださいね。お得に旅することができるかもしれません。

 

この記事は2022年10月上旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

【瀬戸内旅行記】どこかにマイルで行く岡山香川旅 瀬戸内絶景旅まとめ

こんにちは。

今回は瀬戸内旅のまとめ旅行記をお届けします。

できるだけ安く旅行に行きたい、そんな時にJALのマイルがかなり溜まっていることに気付いた筆者。特に行先に希望はなく、どこに行こうかなんて日本地図を眺める日々を送っていました。

そこでたったの6000マイルで往復の航空券に交換できるどこかにマイルに目を付けました。格安で航空券に交換できる代わりに行先は不明。その名の通りどこかに飛ぶことになります。

そんなどこかにマイルで引き当てた岡山と香川の旅を一気に紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

どこかにマイルとは

まずどこかにマイルとは、導入部分でも説明しましたが、6000マイルで往復航空券に交換することの出来るサービス。その代わりにどこ行きの航空券になるのかはわかりません。分からないと言っても4つの候補地の組み合わせをいわゆるリセマラすることである程度に絞ることは可能です。

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今回申し込んだどこかにマイルはこちらの4択にしました。

高松・北九州・熊本・岡山。九州か瀬戸内海かの実質2択ですよね。それぞれ行きたいところがあり、どこが出ても嬉しい状態にして行先決定のメールが来るのを待ちます。


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申込の翌日夕方には行先決定のメールが届きました。

このメールからJALのマイページにアクセスすると行先だけでなく既に便名まで決められ、航空券が生えています。

お得なだけでなく、行先がどこになるかわからないドキドキ感も楽しめるのは魅力的です。旅行開始の1週間前に行先が決まった旅行。果たしてどんな旅行になったのでしょうか。

 

旅程一覧

1日目

羽田空港から岡山空港へ飛行機で向かいます。岡山到着後特急を利用して香川県琴平へ向かい琴平観光。琴平から観光列車で再び岡山へ戻り、宇野を観光して岡山駅の目の前のグランヴィア岡山に宿泊します。

2日目

早朝からマリンライナー高松へ、その後乗り継いで観音寺へ。観音寺観光をしたのちは瀬戸大橋を渡って岡山の児島を観光します。岡山空港から飛行機で羽田空港へと戻ります。

 

1日目)JAL岡山空港

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朝の羽田空港第1ターミナルです。羽田空港を8時15分に出発する便で岡山へと向かいます。使用機材はボーイング737型機。東京岡山間となるとそのシェアは新幹線に軍配が上がるため小型機での運行となります。

搭乗口も保安検査場からかなり離れた4番。やはり幹線ではないことがよくわかります。


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朝のラッシュで混雑する羽田空港のD滑走路からいったん東に向けて飛び立ちます。東京湾上で大きく西に進路を変えて岡山を目指します。

機内はそこまでの混雑はなく、搭乗率としては半分ほどだと思います。

 


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上空ではほぼ雲に覆われて地上の景色を楽しむことは叶いませんでした。ドリンクサービスはもちろんスカイタイムを注文。
やっと地上が見えたかと思うと既に着陸直前。岡山空港の立地がよくわかる眼下に山々を、遥か遠くに岡山市街地を眺めながらの着陸となりました。

 


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岡山空港の手荷物受取所のレーンには桃太郎が流れていました。最近はどこの空港でもターンテーブルにご当地のものが流れているので、それを見るとその土地にやってきたんだなという気になりますよね。

岡山空港からは到着便に接続しているリムジンバスに乗車して岡山駅を目指します。ちなみに後ろには倉敷駅行きのバスもいます。

 

1日目)瀬戸大橋を渡って琴平観光

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岡山駅に到着後は列車で移動をしていきます。乗車するのは岡山から四国は松山までを結ぶ特急しおかぜに乗車します。自由席での利用でしたがしっかり着席することができました。

比較的新しい特急車両で瀬戸大橋を渡り、多度津駅まで乗車しました。多度津駅からは普通列車に乗り換えて土讃線を進み、琴平駅まで向かいます。

 

琴平駅に到着しました。乗車してきた列車は立ち客も出るほど混雑していたのですが、ほとんど全員が琴平駅で下車しました。この日は祝日ということもあって観光地である琴平にはかなり多くのお客さんが集まっていたようです。

 

多くの人で賑わっている参道を超えて、ひたすらに階段を登って金刀比羅宮の本宮までやってきました。参道には杖をレンタルできるお店が多くありますが、絶対にレンタルすることをお勧めします。自力で上がってくるのはかなりの重労働でした。正直もう登りたくないレベルです。

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1日目)観光列車ラ・マルことひらで岡山へ

琴平観光を終えると、琴平駅から観光列車La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)、ラ・マルことひらに乗車して再び瀬戸大橋を渡り岡山を目指します。

今回どこかにマイルを申し込む際に考えていたのが観光列車に乗れる4択にすることでした。このラ・マルに乗車するのがこの旅の最大の目的といっても過言ではありません。

 

車内では事前に予約しておいた瀬戸内・岡山のフルーツを贅沢に使用したタルト、そして岡山の名産品の桃を使用したネクターを頂きます。

地元の名物に舌鼓を打ちながら、丸亀城や瀬戸大橋を車窓から眺める時間は何とも言えない幸福な時間でした。

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岡山駅でラマルを下車した後は、再び瀬戸大橋線に乗車、茶屋町駅から宇野みなと線に入り、宇野駅へとやってきました。瀬戸大橋開通前は岡山と高松を結ぶ連絡線が本州と四国を結ぶ大動脈でした。

そんな重要な港だった宇野港には今も瀬戸内海へ浮かぶ島々へのフェリーが多く出ていたり、瀬戸内国際芸術祭の展示品なんかも見ることができます。日没迫る宇野港でしばしの観光を楽しみます。

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岡山に戻ってきてからは夕食の時間。今回は岡山駅にほど近いイオン岡山のフードコートで、倉敷名物ぶっかけうどん(写真左側)とミルッキシモのジェラート(写真右側)を夕飯に頂きました。

なぜか岡山に函館のジェラート屋さんがあるという不思議な現象を発見してから絶対に行くと心に決めていました。ちなみに岡山らしいフルーツのフレーバーはありませんでした。

 

2日目)快速マリンライナーを使って観音寺観光

2日目は早朝から快速マリンライナーの先頭車にあるパノラマグリーン席に乗って瀬戸大橋を渡っていきます。

朝早いこともあって貸し切り状態。瀬戸大橋をこの目線から楽しめるマリンライナーも魅力的な列車だと思います。ただとにかく朝が早いのがきつかったです。朝食は写真にないですが、マリンライナー車内で岡山を代表するご当地パンである岡山木村屋バナナクリームロールを頂きました。

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マリンライナーで一度高松まで向かい、そこから乗り継ぎやってきたのは香川県観音寺駅。ここでは絶景を楽しめるスポットを中心に回っていきます。

朝早く出たはずなのにあまり時間がないという謎の現象に襲われながら、駅前の観光協会でレンタサイクルを借りて、観音寺市内のサイクリングを楽しみます。

 

観音寺観光としては外せないのはこちらの銭形砂絵。瀬戸内海を望む砂浜の手前に寛永通宝の砂絵が描かれています。ここ最近の映えブームのために作られた観光地化と思いきや歴史ある砂絵なんですよね。最近まで話題にならなかったのが不思議に感じます。

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2日目)鷲羽山の瀬戸大橋ビュー

観音寺観光を終えると松山からやってくる特急しおかぜに乗車して瀬戸大橋を渡り下車したのは再びの岡山県児島駅。瀬戸大橋の本州側に位置する児島はジーンズの産地でもあります。

そんな児島の観光名所ジーンズストリートをぶらぶら散策します。

 

ジーンズストリートの近くからバスに乗ってやってきたのは鷲羽山。ここからは瀬戸大橋と瀬戸内海のパノラマを楽しむことができます。

鷲羽山にはいくつも展望台があり、それぞれの展望台によって瀬戸内海と瀬戸大橋の見え方がどんどん変化していきます。

 

2日目)岡山空港から羽田へと帰る

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児島観光をした後は岡山に戻り、だいぶ早めの夕食です。駅直結の商業施設にあるお店で岡山名物のデミかつ丼をいただきます。

ソースのかかったカツ丼はこれまで何度も食べてきましたが、デミグラスソースは初めて。結構美味しくいただきました。


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岡山駅からリムジンバスを利用して、岡山空港まで戻ってきました。岡山空港は記事にはしていませんが、2021年の西日本周遊の際に時間をかけて見学していたので割愛。

ギリギリのリムジンバスでやってきて、空港内を見て回ることなく保安検査場を通過します。

 


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岡山空港からはJALボーイング737型機に搭乗し羽田空港へと帰ります。国際線機材で個人モニターも装備されているんですが使えない仕様。

羽田空港到着はオープンスポット。ターミナルへはバスでの移動となりました。前回岡山線に搭乗した時と全く同じでした。

 

 

ということで以上瀬戸内旅の振り返りでした。

1週間前に急遽行き先も決まった旅ということでかなり唐突に動き出したんですが、それでも観光列車をはじめとして満足度の高い旅になりました。

それに加えて2022年9月の山陰旅で台風によって行けなかった岡山のリベンジも果たすことができました。

どこにいくか分からないワクワク感、なによりもお得に往復することができるどこかにマイル、JALのマイルが溜まっている方は是非試してみてください!

 

この記事は2022年10月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【旅行記】多摩川スカイブリッジを渡って徒歩で向かう羽田空港

こんにちは。

今回は羽田空港へと歩いて向かう旅行記です。

羽田空港へのアクセスというと東京モノレール京急、またはバスという手段があります。高速道路も羽田空港を経由しており駐車場も多いため自家用車という手段もあります。羽田空港というと今挙げたような手段でしか近づくことが出来ないと思われがちですが、なんと歩いて向かうこともできるんです。

旅行の前後には少し難しいかもしれませんが、たまには気分転換を兼ねて歩いてみるのも面白いのではないでしょうか。

見どころも含めて紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

京急川崎駅から羽田空港に行かない支線

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羽田空港へのアクセスでも知られる京急線京急川崎駅へとやってきました。

このまま乗っていれば歩くことなく羽田空港へと向かうことができますが、歩いて向かうために京急川崎駅からとある路線に乗り換えをしていきます。


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羽田空港行きが発着する高架ホームを離れて地上ホームへとやってきました。ここから発着しているのは京急大師線京急川崎駅小島新田駅を結ぶ短い路線ですが、川崎大師への参拝客を運ぶために作られた京急最古の路線という歴史を誇っています。

徒歩を始める最寄り駅まで普通列車のみの大師線に乗車していきます。

 

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やってきたのは大師線の終点小島新田駅

大師線はかなりの高需要で、沿線には大きなマンションが乱立しています。ただここまでくると住宅よりも工場などが目立ってきます。いわゆる京浜工業地帯に入っています。


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小島新田駅のすぐ近くには貨物のターミナルがあります。普段はあまり見ることない路線、この辺りならではのターミナルですね。

ちなみに全く列車はおらずただ広い線路が続いてるだけでした。

 

企業の集積地キングスカイフロント

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小島新田駅から北側、多摩川に向けて歩いていくと現れるのがキングスカイフロントというエリア。羽田空港にも近く世界に通用するグローバルビジネスを生み出す拠点となっています。

横文字ばかりでよくわかりませんが、要するに世界をリードする産業を生み出す研究開発の場ということですね。要しているか分からないですが。


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このエリアにはまだ新しい建物が多く立ち並び、よく聞くような企業から公的な研究機関、そして新進気鋭のベンチャー企業まで多種多様な機関が集まっています。

すぐ近くにある関東の発展を牽引してきた京浜工業地帯とは正反対の集積地です。


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そんなキングスカイフロントの一角には東急REIホテルが位置しています。駅からは遠いですが、羽田空港とはバスが多摩川に架かるスカイブリッジを経由して10分ほどで結んでいます。

川崎駅ともバスで結ばれており、羽田空港と共に無料で利用できるようです。


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キングスカイフロントは多摩川に面しており、多摩川の河川敷にはサイクリングやランニングなどを楽しめる遊歩道が整備されています。この辺りに来ている人はほとんどサイクリストばかりでした。

対岸に見えるのはもちろん羽田空港です。これからはこの多摩川を渡って羽田空港へと向かっていきます。

 

多摩川スカイブリッジを渡って羽田へ

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散策もこの辺にしておいて本題でもある羽田空港へと向かっていきたいと思います。

未だ神奈川県にいるため羽田空港のある東京都に入るには県境にある多摩川を渡る必要があります。多摩川を渡るために歩くのが写真中央部にある多摩川スカイブリッジ。

2022年の3月に開通したばかりの新しい橋です。この橋がキングスカイフロントと羽田空港をダイレクトに結んでおり、これまでにはあまり活発ではなかった羽田空港関連施設の神奈川側利用が進められています。


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橋は歩行者も自転車も自動車もすべて無料で渡ることが可能です。片側一車線の道路とかなり広めの歩道と自転車道が用意されており、快適に歩いたりサイクリングをすることができます。

橋の長さは700mに満たないくらい。長いと言えば長いですが、もう少しで羽田空港、必死に歩みを進めていきます。


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多摩川スカイブリッジの上は景色が良く、羽田空港を離発着する飛行機の撮影スポットにもなっています。滑走路の運用によってはほとんど飛行機が見えない可能性もあるので注意ですね。

そしてここまでくるとかなり風が強い。これだけ快晴の日でも風が強く感じるので、悪天候の日は徒歩で渡るのは控えた方がいいかもしれません。


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多摩川スカイブリッジを渡り終えて東京都へと入り羽田空港の敷地内へと入ってきました。スカイブリッジの羽田側には信号があり横断歩道になっています。大型トラックも通行が多いところなので安全確認は怠らずに歩いていきましょう。

多摩川に飛び出しているのは羽田空港船着き場。お台場や横浜との航路があるような話がありましたが、実際に運航しているんですかね。乗れるなら乗ってみたいのですが。

 

羽田ガーデンを越えて3タミへ

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多摩川スカイブリッジを渡り終えると高架のまま羽田空港へとたどり着きます。ここから1つ階を下がることで羽田に出来た新商業施設羽田ガーデンに直結できるのですがオープンは2023年1月。まだまだ中に入ることはできません。

それにしても2020年開業予定だったのにやっと開業にこぎつけて、ちょっと感動ものです。中に入っているホテルと温泉施設は2022年12月21日に少しだけ早く開業します。開業したら泊まりに行きたいですがお値段がなかなかするので悩みます。


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羽田ガーデン内を突っ切れればもっと早いのですが、訪れたのは2022年9月、中に入ることが出来ないので迂回して羽田空港第3ターミナルへと向かっていきます。

羽田ガーデンの完成しているのに使われておらず放置された駐車場、そして東京モノレールの線路を見ながら進んでいきます。


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小島新田駅から3キロほど、時間にして55分ほどで羽田空港第3ターミナルに到着しました。思ったよりも時間がかからず、天気のいい中風を感じながら楽しんで歩くことができました。

 

 

ということで以上、羽田空港まで歩いていってみました。

正直アクセスルートとしては使うには時間もかかるし疲れます。旅行の前後にはお勧めできません。

しかし羽田空港に遊びに行くとか、飛行機を見に行くなら、普段とは違った視点で羽田空港を楽しむことが出来るのでぜひ一度は歩いていってみてはどうでしょうか。

羽田ガーデンがオープンしたらもう少し早く着くこともできそうなので、またチャレンジしてみたいですね。

 

この記事は2022年9月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【搭乗記】JAL広島羽田 JALカードCLUBESTの力でサクララウンジに潜入!!

こんにちは。

今回は広島空港から羽田空港までの搭乗記をお届けします。

広島から東京の間は新幹線のシェアが6割、飛行機が4割とそこそこ拮抗しており、旅行の際にもどちらも選択肢に入ってきます。

広島空港は広島市街地からはかなり離れた山の中にあり、広島県東部の街からのアクセスすることも可能です。今回は東部の街三原から広島空港へのアクセス、そしてJALカードのCLUBESTを手にして初めてラウンジを使うことが出来たので、広島空港のラウンジも含めて紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

三原駅から広島空港へのアクセス

山陰の米子から特急と新幹線を乗り継いで3時間40分ほどで広島県三原駅に到着しました。気になるたこの看板や三原駅に隣接した三原城など見どころも多そうな街ですが、バスの時間が迫っているため駅前のバスターミナルに向かいます。

 

広島空港と書かれたバス停に停車中のこちらのバスが広島空港行きのバスになります。バスは路線バスのタイプで大きなスーツケース等を持っている場合だと少し使いにくいかもしれません。三原駅と広島空港を結ぶバスは途中の停留所にも止まっていく路線バスになるのでこの形になるのは仕方ないですかね。

本数は1日4本しかなく王道のアクセス手段ではありません。広島県東部から広島空港へ向かう場合は福山駅からバスもしくは白市駅からバスになります。

 

バスは最初の方こそ市街地の中を走りちょこちょこ停留所もありますが、だんだんと山がちな所に入っていき、ついには山登りに。ここまでくると停留所はほとんどありません。

この登り具合からもわかる通り広島空港はかなりの山の中に位置しています。

 

山間を走っている間にふと見上げると広島空港から離陸したANA機が見えました。

離陸したばかりでかなり近く、ボーイング787型機だとわかるレベルの近さです。広島空港は中型機も就航しており、需要の高さを感じられます。

 

三原駅から40分ほどで広島空港に到着しました。バス車内は混雑することもなく、市街地区間では多少の乗り降りがありましたが、山区間に入るとほぼノンストップで到着となりました。広島空港まで利用した乗客は4組程度であり、やはり空港アクセスとしてはそこまで重宝されてはいないようです。

 

広島空港で広島を感じる

台風がなければ広島中心部を観光する時間も多少はあったのですがそれが叶わずだったので、食で広島を感じることにしました。
広島空港内にはレストランがいくつかあり、その中でも利用したのは尾道ラーメンとお好み焼きを楽しめるフードコートです。注文したのは広島のお好み焼き。そばが入っているお好み焼きも美味しいですよね。

 

その後は少しだけ空港のデッキに出て飛行機鑑賞。中国地方の中心都市広島の空港とだけはあり、便数もある程度は確保されており賑わっている印象でした。

飛行機の背後には山々がしっかりと見えていますが、これで広島空港がどんな場所にあるのかを分かっていただけると思います。

 

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少し早めに保安検査場を通過。搭乗待合室内には広島らしくもみじ饅頭の自動販売機があります。お土産用にも、機内やラウンジで食べる用にもちょうどいい形で販売されており購入したくなってしまいますよね。最後まで広島を感じさせる広島空港さすがです。

 

広島空港のサクララウンジに潜入

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広島空港は羽田便の便数も多くビジネス利用も多いことからANAJAL共に上級会員用のラウンジが設置されています。

JALカードのCLUBESTという若年層向けのクレカを持っていると年に5回、国内各空港のサクララウンジを利用することができるんです。そんなカードの特典を使ってサクララウンジに潜入してみることにしました。これまで手の届かない場所だった空港ラウンジ、入口から醸し出される圧倒的な雰囲気に飲まれそうになりながらも意を決して中へと入ります。

 


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中に入ると受付がありそこで搭乗券のバーコードをかざします。中には既に利用者が数人おり全体を撮影することができませんでしたが、正直そこまで広くないです。東京便の出発前だとかなり混雑しそうなサイズでした。

提供されているドリンクはよく見るソフトドリンクのサーバーとビールサーバーが4種類、写真にはないですが冷蔵庫内にはトマトジュースと牛乳がありました。食事系はなく、袋に入ったお菓子が提供されています。


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座席はソファタイプとデスクタイプの2種類があり、今回はデスクタイプを利用しました。ここには電源があり、仕切りもあるのでビジネス利用に向いています。

またラウンジ内には専用のWiFiが飛んでおり、デジタルマガジンが楽しめるコンテンツも提供されています。

羽田行の搭乗口はサクララウンジの入口の目の前にあり、搭乗開始のアナウンスがかかってからラウンジ出るくらいの感覚でも十分に間に合いました。

 

昼間のフライトで羽田へ帰る

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それでは広島空港から羽田行のJALに搭乗していきます。搭乗機はボーイング767型機で中型機に分類されるものです。広島線の需要の高さが伺い知れる機材になっています。

13時台の出発と中途半端な時間帯ではありますが、優先搭乗の上級会員も多くそこそこの数の利用者がいました。

 

搭乗しました。JALカードCLUBESTはサクララウンジを年5回まで利用することは可能ですが、上級会員になれるわけではないので優先搭乗などは利用できません。

着席したのは進行方向左側窓側の座席です。767型機は座席配列が2+3+2列になっており、通路に出やすい座席配列になっています。今回は隣にお客さんが来ることなく2席を独占することができました。

 

広島空港の西から東に向けて滑走路を離陸していきます。

広島駅などからくると飛ぶまでにかなり時間を要しますが、飛んでしまえばあとは一瞬。明るい時間に羽田へと帰るフライトを利用するのは珍しい事なので、見える景色を楽しみたいと思います。

 

広島空港を離陸直後、眼下に広がるのは山々。広島県というと瀬戸内海に面しており、島々のイメージなんてのもありますがそんなものとは無縁の場所に広島空港が存在していることがよくわかる写真になっていると思います。

もし広島空港がもっと広島駅近くの市街地にあったら、新幹線とのシェア争いにもかなり変化が生じていたはずです。

 

昼のフライトということで景色を楽しみにしていたのですが、ほぼ雲。そんな中フライト時間も短くなってきた後半、見えたのは伊勢湾沿いの景色。

奥に広がる巨大な都市は名古屋です。名古屋は東京から西方面のフライトに搭乗するとほとんどの確率で目にする都市。空から見る名古屋も見慣れてきた印象を持ちます。

 

名古屋を離れると再び雲に遮られ、雲を抜けるともうすでに東京上空。

天気があまり良くなかったらしく、悪天候時のルートでB滑走路へと着陸しました。

 

 

ということで以上搭乗記でした。

台風で行程が崩れた結果、山陰から岡山経由で新幹線で帰ればいいものをわざわざ何の用もないのに広島まで向かって飛行機で帰るという何とも不思議な行程を歩んでしまいました。

三原からのバスは広島空港の立地を身をもって体感できるような山登りがあり、面白いルートにはなったかと思います。またサクララウンジに潜入できたのもいい経験になりました。修行したくなりました。

 

この記事は2022年9月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【乗車記】特急やくもと新幹線で山陰から山陽へ 鉄道で巡る山陰旅⑦

こんにちは。

今回は米子駅から特急と新幹線を乗り継いで広島県三原駅を目指す乗車記をお届けします。

台風による伯備線の運休のため予定通り岡山まで向かうことが出来ず、米子で一泊せざるを得ない状況に。最終日である3日目は12時にはフライトの予約がある広島空港へと向かわなければいけません。

そんなわけで特急と新幹線という最速の公共交通機関駆使して広島空港への連絡バスが発車する三原駅へと向かう乗車記になります。台風がなければどんなプランになっていたかも含めて紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

早朝の米子駅から始まる大移動

朝6時の米子駅です。前日は米子駅で早い時間に足止めを食らっていたため、早朝ながらもしっかりと起床しました。
米子駅は現在工事中。仮設のような改札と駅舎になっています。2023年の夏ごろには南北自由通路が完成し、改札口も2階へと移動されるようです。駅ビルも整備されるということで、全く異なる駅の見た目になりそうです。

 

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改札口までやってきました。前日境線以外の表示は全くなく、どうしようも移動ができなかった米子駅ですが、一夜明けて全線で運転を再開し特に遅れなく走っているようです。

大都市とはかなりの距離がある山陰の各都市。早朝の時間から各方面へと向かう特急列車が活発に走っています。

 

米子駅には大きな車両基地があり、朝の時間帯ということで様々な車両が準備をしているさなかでした。

実際に伯備線はここ米子を起点にして岡山方面へと走っているほか、長く続く山陰本線も米子始発終着の列車の設定もあるようです。

 

国鉄車両特急やくもで岡山へ

米子駅から乗車するのは山陰と山陽を連絡する特急やくも。伯備線経由で岡山と米子、松江を通り出雲市までを結んでいるかなり重要な特急列車です。

使用車両は国鉄時代から活躍を続けている車両。2024年には特急やくもに新型車両が導入されることになっており、引退も近くなってきている貴重な車両です。

 

国鉄時代から走っている車両とはいえもちろんリニューアル工事がされており、ゆったりやくもという名前が付いています。しかし伯備線のカーブの多い線路とこの車両の振り子装置によって酔いやすい車両とも言われ、「ゆったり」ではなく「ぐったり」なんて呼ばれたりもしています。

乗車するのは特急やくも4号。米子から岡山までを2時間10分ほどで結んでいます。

 


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2022年は特急やくもが走り始めて50周年の節目の年。それを記念して国鉄色リバイバルやくもが走っています。台風で旅程が狂う前はこのリバイバルやくもに乗車する予定だったのですが、残念ながら叶わず。

右側のリバイバルやくもの写真は10月に岡山旅をした際に目撃したものになります。乗りたかった…

 

列車は4両編成での運行で、グリーン車が1両、指定席が2両、自由席が1両あります。多客期は9両編成などに増結されるようです。

今回は米子から乗車ということで指定席を利用しましたが、自由席もそこまで混雑はしていない様子でした。座席は国鉄車両だから古いなんてことはなく、車体のカラーに合わせたような色の座席になっていました。

 

台風一過とも呼べる青天の中、大山を横目に伯耆大山駅にて山陰本線に別れを告げて伯備線をひた走っていきます。

台風も当初の予報だととてつもない規模なんて言われていましたが、実際にやってくるとそこまででもなく伯備線の線路自体も倒木等の被害はなかったようです。長期間運休になってしまうと旅程をリカバーすることが困難になってしまうのでよかったです。

 

山間をひた走ること2時間ほど、いよいよ山陽地方に出て倉敷駅に到着しました。振り子装置を活かしてカーブを走ってきた特急やくもですが、思ったほど不快な揺れはなく酔うことはありませんでした。自分はぐったり派なのかどうか確かめたい人は2024年までに特急やくもに乗ってみてください。

 

大都市岡山を素通りする

遅れること1日、やっっっっと岡山駅に到着しました。

広島空港からの飛行機の時間が迫っているので岡山で食べたかったものを食べる余裕もテイクアウトする余裕もなく在来線ホームから新幹線乗り換え改札口を通過して新幹線ホームへと入っていきます。

 

岡山駅は新幹線のほかにも山陰や四国へと向かう特急列車のターミナル駅になっています。ちょうど各方面からやってくる一番列車が岡山駅に到着し、岡山で乗り換えて多方面へ向かう人たちで岡山駅は大混雑。

様々な車両を見ることが出来る岡山駅をもっとじっくりと掘り下げたいのですが、今回は華麗にスルーさせていただきます。

 

新幹線ホームへとやってきました。岡山から新幹線に乗車すれば3時間程度で東京へと帰ることもできますが、その反対側となる博多方面への新幹線を利用していきます。

本来の予定であれば、ここ岡山から九州新幹線に直通するさくら号に乗車し広島駅まで向かう予定でしたが、広島で観光をする時間が無くなるどころか、広島駅まで行ったところですぐにバス乗り換えになってしまうので諦めました。

 

岡山駅新幹線ホームから見えるのは本来宿泊する予定だったホテルグランヴィア岡山岡山駅を見下ろすような位置に立っており、部屋によっては岡山駅に入ってくる多種多様な列車を眺めることができます。そんなグランヴィア岡山に宿泊して見える列車をじっくり紹介したかったのですが、残念です。

ちなみに宿泊自体は10月の旅行でリベンジを果たすことができましたが、滞在時間が短すぎてほぼ列車を見る時間はありませんでした。

 

700系こだまで三原駅

岡山駅から乗車していくのはこだま号。700系レールスター車両での運行です。

700系に乗車できるのは山陽新幹線区間のみと関東民にとってはかなり貴重な新幹線になっています。東海道新幹線内ではこだまというと敬遠しがちになってしまいますが、山陽新幹線区間ではこだまというとこの700系レールスターか往年の東海道新幹線を支えた500系のどちらかという、なんと贅沢な仕様なんだと羨ましい限りです。

 

区間利用ということで乗車するのは自由席。

列車自体は新大阪始発の博多行となっていますが、さすがに乗り通す人は少なく車内はガラガラ。やはりこだま号はこんなもんなんでしょうかね。結局下車した三原駅まで乗ってきても5人ほどでした。

 

車内ではせめてもの抵抗にとスルーしてしまった岡山を味わいます。乗り換えのタイミングで購入した岡山の白桃ジュース。果汁は少ないですが、桃の甘さを爽やかに感じるとても美味しいジュースでした。さすがフルーツの国岡山。

 

どの駅だったか、停車中に上りのホームを見るとハローキティ新幹線を発見。

1編成しか走っておらずなかなか貴重なのでしっかりと写真に収めておきました。東海道新幹線の統一的な車両に比べて様々な種類が走る山陽新幹線。見ているだけでも楽しいですね。

 

岡山から1時間ほどで三原駅に到着。といっても各駅でのぞみやらみずほやらに追い抜かれていくので所要時間の3分の1近くは駅の停車時間になっています。

三原駅はかなり不思議な駅で、三原城内に駅があります。駅から徒歩数秒で城跡に行くことが出来る駅になっています。これは気になるし観光したいんですが、そんな時間はありません。先を急ぐことにしましょう。

 

三原駅の外までやってきました。三原駅山陽新幹線の駅でもありますが、山陽本線から呉線が分岐していく駅でもあります。ここから呉に行くのも良し、写真にもいる三原のたこを味わうのも良しなんですが、ハイ、時間がありません。

三原駅からはバスに乗車して広島空港を目指します。

 

 

ということで以上乗車記でした。

心残りも多かった旅ではありますが、国鉄車両の特急やくもに乗車できたのが救いですね。この旅行当時はまだ置き換え自体は発表されていませんでしたが、そろそろ引退も近いのではという噂もありました。そんな噂が現実になったので、早いうちに乗れることが出来て満足です。

ただ行程を変えたら変えたで、三原をもっと見たかっただのと観光したい欲が湧いてくるもんなんですよね。いつかしっかりと再訪したいですね。

 

この記事は2022年9月上旬の情報になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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【米子鬼太郎空港】米子空港経由で松江米子間を移動する! 鉄道で巡る山陰旅⑥

こんにちは。

今回は山陰の鳥取県に位置する米子鬼太郎空港を紹介します。

台風直撃の中行程を進めていた山陰旅。台風には勝てず、これから利用する予定だった山陰本線伯備線が運休。この日中に岡山に到達する術を失ってしまいました。

復旧したら伯備線に飛び乗れるように伯備線の起点駅である米子駅へと移動することに。限られた手段を用いて米子に移動する際に経由した米子空港をついでに紹介するという棚ぼた記事になります。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

JR運休中の松江駅から空港連絡バスに飛び乗る

松江観光を終えて台風の中宍道湖大橋を渡りJR松江駅までやってきました。列車の運行情報はネットでも見ることができますが、駅に行って最新情報を得るのが一番。

松江駅はこのあたりでは大きなターミナル駅になっているので列車がだめでも他の手段を探しやすいというメリットもあります。

 

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松江駅の改札にやってきましたが完全に運休中でホームにすら上がれない状態。まだ線路の点検の目途も立っておらず、ここで待っていてもどうしようもない状態でした。

伯備線は米子始発の列車が多く、松江で運転再開を待つよりも米子へ向かったほうが早いと判断しなんとか米子へと向かおうと思います。

といっても列車は運休中。いわゆる路線バス乗り継ぎ旅になるのかなと思っていたのですが…

 

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駅前のバスターミナルを眺めどうやって米子へ向かうか考えていた所、視界に入ったのは米子鬼太郎空港行きのバス。米子の文字が見えたのでこれしかないとノータイムで飛び乗りました。

行程をしっかり組んでから行動に移す派の人間なんですが、この時はさすがに勝負をかけるしかありませんでした。実際にこの次の便は4時間後。飛び乗ってよかったです。


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列車でも高速バスでも山陰を脱出することが出来ないため、飛行機にお客さんが流れているのか、バスは半分程度のお客さんを乗せていました。

大荒れの天気というわけではないものの、悪天候の中バスは松江を離れて鳥取県の米子へと向かっていきます。

 

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バスの車両自体は高速バス仕様になっておりかなり快適に移動することができます。ただルートとしては、高速道路を通ることはなく松江を北に抜けて中海の北側を走行し米子空港を目指します。

途中通称ベタ踏み坂と呼ばれる江島大橋を渡って島根県から鳥取県へと入ります。もちろんバスもベタ踏み、アクセルを踏んでうなりを上げながら登っていました。

 

松江駅を出発して約50分ほどで米子空港に到着しました。

バスは飛行機の出発時間に合わせて運行しているため、バスを下車した人のほとんどがそのままANAのチェックインカウンターへと吸い込まれていきました。

 

米子空港ターミナルビルとすなば珈琲

すぐに米子駅へ移動することもできましたが、せっかくなのでターミナルビルを見学していきます。米子空港は3階建てで1階が到着ロビー、2階が出発ロビー、3階が展望デッキとよくある地方空港の造りになっています。

そして特筆すべきは空港の愛称にもなっているゲゲゲの鬼太郎。空港内には至る所にゲゲゲの鬼太郎のキャラクターたちが描かれています。写真のプリクラもここならではですね。

 

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簡単にビルの中も紹介していきます。1階は到着口とチェックインカウンターがあります。

米子空港は国内線にはANAのみの就航となっています。したがってANAのチェックインカウンターがあるのみでした。国際線は香港、上海、ソウルに就航しているようですが、訪問時点では運休中でした。


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2階は搭乗待合室や保安検査場、そしてお土産屋さんとレストランがあります。

鳥取県の中でも西部に位置する米子ということで島根鳥取両県のお土産が売られているようでした。

ちょうど東京便が出発する直前ということもあり、このエリアはかなりの賑わいを見せており、台風真っ只中の空港の景色には見えませんでした。

 

そんなレストランコーナーには鳥取県が誇るカフェチェーンのすなば珈琲があります。

元々鳥取県に寄る予定はなかったので考えていませんでしたが、せっかく鳥取へと来られたので食べるしかないですもんね。ということですなば珈琲にて猛烈に早い夕飯にします。

こちらのすなば珈琲米子空港のエプロンや滑走路を見ながら食事が出来るようになっており、米子空港に来た際にはぜひ寄っておきたいお店ですね。


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注文したのはもさ海老ホットサンドとすなば珈琲名物のバグっている大きさのアイスコーヒー。2021年に鳥取駅前店で売り切れおり食べられなかったホットサンドのリベンジを果たすことができました。

予定になかったすなば珈琲を楽しむことが出来て、旅程が狂って落ち込んでいたメンタルもかなり復活しました。

 

空自基地と併用の米子空港

3階の展望デッキへとやってきました。

天気があまり良くないですが、米子空港の滑走路は中海に突き出す形になっており、中海の景色が眺められるはずです。

 

ここ米子空港航空自衛隊美保基地との共用になっています。したがって写真のような空自機の発着も見ることが出来るようになっています。

米子空港を発着する民間機はANAの東京便が1日6便ほどと多くはない発着数です。しかし自衛隊機の発着を見ることが出来るので、完全に飛行機がいないという時間はそこまで長くないのではと思います。

 

ANAの東京行が出発していきます。山陰へはANA鳥取、米子、萩石見の3空港に、JALが出雲にとうまく棲み分けがなされています。片方の航空会社のみで便数が少ないので、やはり山陰へのアクセスはよくないなという印象がありますね。

天気が良くない中でしたが展望デッキはお見送りの人がちらほらと見えました。

 

鉄道でもアクセス可能!米子空港駅

早い夕飯も済ませ、米子空港も十分に見学したので米子駅へと移動します。

米子空港から米子駅へはバスもしくは列車で向かうことができます。台風接近中ですが米子空港駅から米子駅を結ぶJR境線は通常運行中。今回は列車で向かうことにしました。

米子空港駅はターミナルビルのすぐ近くまで乗り入れているわけではないため、5分ほど歩く必要があります。

 

道中には途切れることなく屋根が続いており濡れずに向かうことができます。また、米子空港駅への標識もしっかりあるので迷うことはほぼないはずです。

ちなみに歩道橋の上は曇りガラスになっており空港の様子がはっきり見えるというわけではありませんでした。

 

米子空港駅にやってくるのは米子駅境港駅を結ぶJR境線です。境港はゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげるの故郷であることから、境線の列車はゲゲゲの鬼太郎ラッピングなっています。しかも車両ごとにキャラクターが異なる力の入れようです。

基本的には1時間に1本ほどの本数があり、利便性もある程度は確保されていました。

 

JR境線はボックス席が並ぶローカル線の車両ですが、車内もしっかりゲゲゲの鬼太郎仕様になっています。

また空港駅を抱えているということもあるのか交通系ICを利用することができます。便利ですよね。

 

境線に揺られて30分ほどで米子駅に到着しました。

伯備線再開してないかなと少しだけ期待していましたが、米子駅の改札にある時刻表には境線以外全く表示されていない状態。残念ながら再開予定は21時台。しかも新見行と当日中に岡山に到達することは不可能になりました。

ここで断念をして米子駅近くのホテルに宿泊、翌早朝から移動することにしたのでした。

 

 

ということで以上米子空港の紹介でした。

まさか飛行機を利用しない空港の紹介記事を書くことになるとは思いませんでしたが、

すなば珈琲がある時点で超優秀な空港だと確定しましたね。

出雲や松江までの距離も、倉吉や鳥取までの距離も非常に遠いというほどではないので、山陰観光の起点になってきそうな空港でした。JRで直接アクセスすることが出来る点もかなり強いところだと思います。

 

この記事は2022年9月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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【松江旅行記】水と歴史の松江観光 鉄道で巡る山陰旅⑤

こんにちは。

今回は山陰島根県県都である松江観光の様子をお届けします。

宍道湖のほとりに位置している松江は歴史の街。現存12天守の1つである松江城をはじめ、松江城周辺には歴史的な建造物が揃っています。

そんな松江ですが、実は水の都でもあります。宍道湖の水もそうですが、松江の市街地は宍道湖から流れ出る大橋川や松江城の堀としても利用される京橋川など、川が形成している街でもあります。

松江観光を歴史、そして水に関連したスポットを中心に、もちろんグルメも挟みながら紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

島根の中心松江の街歩き

まずは松江の街歩きから。じっくりと見たいスポットだけではなく普通に街を歩いているだけでも十分に観光になります。特に町割りに関しては城下町の雰囲気をそのまま感じられるところも多く残っています。

こちらは松江の京店商店街と茶町商店街。朝の営業前の時間帯のため賑わいは皆無ですが、雰囲気ある通りになっています。京風の町並みからその名が付けられたようです。

 

商店街を抜けて宍道湖方面へと向かうと見えてくるのは宍道湖大橋です。宍道湖から中海へと流れる大橋川の入口に掛かる橋になっています。

最も宍道湖に近い橋になっており、夕日スポットとして有名な橋でもあります。台風の真っ只中だった訪問日は風が非常に強く歩くのがやっとでした。

 

京店商店街から京橋川を渡った場所にあるのが島根県市町村振興センター。タウンプラザしまねという愛称がついています。

建物内にはパスポートセンターや会議室等の事務的な設備や、写真右側のような島根県各市町村を紹介しているコーナーが設けられています。島根県は横に長く今回訪問した松江や出雲は島根県のまだまだ東部。西にはまだまだ多くの自治体があります。

 

タウンプラザしまねから松江城方面へと歩いていくと竹島資料館がありました。領土問題を抱えている日本海に浮かぶ竹島島根県に属しています。そんな竹島に関する展示などを行っている施設になります。

あいにくこの日は休館日。残念ながら訪問することは叶いませんでした。

 

竹島資料館を過ぎると島根県庁が見えてきました。人口は全国46位の島根県の県庁ということもあってかそこまで大きな建物というわけではありません。ただ敷地はかなり広く、先ほどの竹島資料館も県庁舎の一部分にあるようです。

そして県庁あるあるの城のすぐ近くにあります。現在は城内というわけではないですが、昔の規模からいうと城内ですね。

 

松江のシンボル国宝松江城

松江観光のメインとも呼べる松江城を見ていきます。松江城へは松江しんじ湖温泉駅からなら歩いていける距離、JR松江駅からだとバスで10分かからないくらいです。

まずは大手門から城内へと入っていきます。大手門の前には松江城とその城下町を作り松江の発展の礎を作った堀尾吉晴公の銅像が建てられています。

 

松江城内には城には似つかわしくない建物があります。それがこちらの興雲閣という建物。

興雲閣は明治36年西暦だと1903年に完成した建物で当初は迎賓館として、その後は松江市の展覧会や会合等に使用されていました。

 

現在は中を無料で見学することができます。1階には喫茶室があり伝統的な建物の中で優雅な時間を過ごすことができます。そして2階には大広間がありこちらは貸切をしてイベント等に使うことができます。

 

興雲閣を後にしていよいよ松江城天守へと向かいます。国宝であり江戸時代の1611年に築城されたものが残されています。

本丸には天守しか残されておらず、広い本丸の空間に天守の圧倒的な存在感を感じることができます。また写真映りもかなり良いです。

 

天守内へと入ってきました。内部は松江城に関する展示がメインになっています。

現存天守であることから階段は急になっており中を見学するときは覚悟が必要です。

 

最上階の5階は天狗の間と呼ばれており、松江の街並みを眺めることができるようになっています。この日は台風接近中で窓ががっちり閉められており、中は蒸し蒸しでした。また風が強く窓を揺らす音が恐怖を感じさせるようでした。それでも全く被害がないのは流石江戸時代から続いている建物ですね。

 

最上階からの景色を簡単に紹介します。写真左側は城下町の景色。高い建物はありませんが密集度は高くなっています。

写真右側は宍道湖方面。宍道湖岸には島根県庁をはじめとして官公庁が集まっているエリアと松江しんじ湖温泉エリアになっており比較的大きめな建物が集まっています。

 

台風を避け屋内施設で松江の歴史を学ぶ

松江城観光を終えて雨が強くなる予報があったので屋内で観光できる施設にやってきました。こちらは松江歴史館。松江城下町をはじめとした松江の歴史を中心に展示・解説がなされています。

外観は松江城の周辺に存在した武家屋敷風になっており松江の街の雰囲気作りにも一役買っています。

 

松江歴史館の館内には喫茶店があります。こちらの喫茶店では松江の文化でもある茶の湯、そして和菓子を楽しむことができます。

せっかくなので窓の外に広がる日本庭園を見ながらお店の目の前で手作りしている上生菓子とお茶を味わってきました。お菓子はおすすめの生わらび餅。お茶との相性が最高でした。

 

こちらは松江城の周囲に広がる堀。奥の方向は塩見縄手と呼ばれるエリアで小泉八雲旧宅や見学することのできる武家屋敷等があります。ただ雨風が強く今回はこれ以上進むのを断念しました。台風ですからね…観光施設が休業していなかっただけよしとしましょう。

 

松江は水の都。街の中に張り巡らされている川や水路から観光を楽しめる堀川遊覧船があります。これも松江の名物なのですが、まあ悪天候につき欠航中。舟すらもいませんでした。

 

松江のご当地グルメを楽しむ

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最後に松江ならではのグルメを紹介します。出雲なら出雲そばやぜんざいといった有名なご当地グルメがあります。同じ島根県なので松江でもそれらのグルメを楽しむことは可能ですが、松江ならではのものを食べるためにやってきたのはレストラン西洋軒さん。


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注文したのはこちらのカツライス。一見カツカレーにも見えますが全くの別物。かかっているのはなんとデミグラスソースなんです。

普通に美味しかったですね。デミグラスソースと白ごはんって未知数な気がしますが、割と相性も良かったです。

岡山名物のデミかつ丼と近いものを感じますが、松江の方カツライスは丼ではなく洋風皿での提供でした。

 

 

ということで以上、松江の旅行記でした。

今回は台風によって満足な松江観光とはいきませんでした。それでも国宝松江城を見ることができたり、松江の上生菓子ご当地グルメを楽しむことができ、台風の中でも楽しむことはできたと思います。

紹介だけした塩見縄手方面の観光スポットや天気が良いなら宍道湖に沈む夕日などまだまた見どころがあり、消化不良感は否めません。また訪れて紹介できたらと思います。

 

この記事は2022年9月上旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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