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【岡山旅行記】乗り換えだけじゃない!岡山駅から離れて岡山観光!!

こんにちは。

今回は岡山市旅行記をお届けします。

岡山県の県庁所在地である岡山市岡山県には美観地区で有名な倉敷や芸術祭で有名な瀬戸内海の島々な観光資源があります。そんな岡山県内各地への拠点となる玄関口なのが岡山市山陽新幹線岡山駅を全列車が停車しますし、空港は岡山市の山間にあります。更に岡山駅は四国や山陰への特急列車も発着するターミナル駅で、乗り換えで下車する人も多いはず。目的地が岡山ではない人が利用することも多い岡山駅

せっかく岡山にやってきたのだから駅を1歩出て岡山観光をしていきたいもの。今回は岡山駅からも近い距離でアクセスがしやすい岡山市の観光地を巡り、岡山のご当地グルメも楽しみました。そんな岡山観光の様子を紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新しくなった岡山城

岡山県の中心地、だけではなく新幹線と在来線特急の乗り継ぎ駅としても四国や山陰方面の交通の要衝となっている岡山駅へとやってきました。岡山駅の名所といえばやはり駅前の桃太郎の銅像岡山県には桃太郎伝説にゆかりのある地が点在しており、桃太郎は岡山県を象徴するキャラクターとなっています。

この銅像は観光スポットでもあるほか待ち合わせ場所にもなっているのか、普段ならかなりの人で賑わっている場所です。

 

岡山駅前から路面電車に揺られて3駅先、城下停留所へとやってきました。まず最初に向かう岡山城の最寄電停となっています。岡山の路面電車では全国相互利用の交通系ICカードを使うことができます。

城下停留所から階段を下りて地下通路へと向かうと、岡山城・岡山後楽園へのルートが案内されています。

 

城下停留所から少し歩くと旭川という川の河川敷へと出てきました。ここまでくると目的地岡山城の真っ黒な天守閣が見えてきます。天守閣を目印に川沿いを進んでいけば岡山城です。

この川の対岸、木々に隠されていますが、こちらが日本三名園の1つとして数えられる岡山後楽園です。以前の岡山観光の際に訪れているので今回は訪問しませんが、岡山城と合わせて観光しておきたいスポットですね。

 

それでは岡山城内へと入り見学をしてみましょう。本丸内は復元されていない建物も多く、地面に何があった場所なのかが表記されています。復元しすぎると圧迫感が出てしまうのでちょうどいい形かもしれません。

また一部では写真右側のように、宇喜多秀家時代の岡山城の石垣が発掘調査を経て公開されています。400年も前のものだそうです。

 

岡山城は2022年11月に約1年半の改修工事を終えて、再度生まれ変わった姿が公開されました。岡山城は漆黒の外壁が特徴で、烏城という別名でも親しまれています。今回の大改修ではこの黒い外壁の塗りなおしや天守閣の耐震化、また展示の総入れ替えなども行われたそうです。

外観の見た目とにかく綺麗という印象。城ですがあまり歴史を感じないような綺麗さがあります。1度訪問したことがある方でも楽しむことができそうですね。

 

館内の展示ですが、地上6階地下1階の7階建て。きっちりルートのご案内があるのでそれに従っていけば間違いはありません。エレベーターもありバリアフリーになっています。

展示の概要ですが、岡山の城下町をはじめ、歴代岡山城主となった武将の解説などかなり見ごたえもあり面白く見ることができました。ボリューム感はかなりあるので、時間はしっかりとることをお勧めします。

 

天守最上階から見える岡山の街並みだけ紹介しておきましょう。北側には旭川と対岸の岡山後楽園が見えます。岡山後楽園は江戸時代の城主池田綱政によって築庭されたもので、後楽園からも岡山城天守閣の姿を眺めることができるようになっています。

手前の旭川に浮かぶ桃の形をしたボートも岡山らしさを感じられます。

 

続いては西側の景色、こちら側には岡山城築城時代から続く岡山の城下町が広がります。城下町といっても、岡山城天守も燃えてしまった岡山空襲などによって、現在では城下町というよりもビルが立ち並ぶ都市となっています。

岡山は中国地方で広島に次ぐ人口規模を誇りますが、それほど高い建物が密集というわけではないようです。

 

岡山駅から離れた繁華街

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岡山城を後にして岡山市街地の中心部をぶらぶらと歩いてみることに。岡山駅周辺にも大型商業施設が立ち並び中心部を形成していますが、岡山城に近いエリアにも県庁や老舗の百貨店、そして商店街が集まっています。

写真は岡山城のすぐそばにあった岡山県庁。高さはそれほどありませんが建物と敷地がとにかくでかいという印象でした。

 

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県庁から路面電車の走る通りを越えてやってきたのはアーケードの商店街。こちらは表町商店街という名が付けられており、南北に全長1.4kmもの長さを誇ります。チェーン店から個人店まで様々なお店が軒を連ねており、アーケードもあるので天候に関わらず街歩きを楽しむことができました。


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表町商店街の途中にあるのが天満屋。こちらは中国地方で展開している百貨店で、岡山県内を中心に7店舗を出店。そしてここ岡山市にあるのが本店となっています。

いくら地方ならではの百貨店とはいえ、店内に特に用はない…と思いますが、ここ天満屋岡山本店にはここならではのものがあるのでちょっくら観光していくことにしました。

 

何と天満屋岡山本店にはバスターミナルが併設されています。よくある百貨店前のバス停、ではなく17番乗り場までそろう天満屋バスセンターという立派なターミナルとなっています。

市内各地へと向かうバスが出ており、バスセンターからそのまま天満屋店内へと入っていける利便性もあるため、地方の百貨店が苦戦しているいまの時代でもお客さんで賑わっています。

 

こちらも楽しむ岡山グルメ

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最後に岡山で楽しめるグルメを紹介します。まずは先ほどの天満屋岡山本店の地下にあるフードコート「晴れの国キッチン」へとやってきました。岡山県は降水日が日本一少ない晴れの多い県として売り出しており、そんな晴れの国を前面に出した岡山グルメを楽しめるフードコートになっています。

ちなみに岡山駅にもご当地グルメを楽しめるお店はありますが、混雑が激しくちょっと駅から離れる方が混雑が緩むのでおすすめです。

 

そんな晴れの国キッチンで頂くのは黄にらラーメン。岡山県の名産である黄色いニラをふんだんに使用したラーメンになっています。普通の緑のニラよりも柔らかくそれでもシャキシャキしており、普段では食べられないようなニラでした。

岡山の名産ではありますが生産量があまり多くなく、通常のニラよりも高級食材として扱われることが多いようです。こちらの黄にらラーメンも数量限定となっているので要注意ですね。

 

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晴れの国キッチンと隣接する天満屋岡山本店の地下街でもう1品頂きたいと思います。それがこちらの天満屋饅頭。天満屋のロゴが入ったお饅頭で、中身は白あんと絶対美味しいやつなのですが、なんとこの日は機械故障のために天満屋饅頭のみ扱いがない状態…

残念ながら購入することはできずに、次回以降への積み残しとなりました。天満屋ならどこでも売っているというわけではなく、ここ岡山本店限定のようです。いつか絶対食べてやります!

 

ということで以上、岡山旅行記でした。

陸路で山陰や四国を旅行する際に必ず乗換駅として下車する岡山駅。せっかく降りる機会があるならば観光していきたいもの。岡山駅から路面電車で数駅来れば、岡山城や一度は耳にしたことがあるはずの岡山後楽園があります。またその近辺には岡山ならではのグルメを楽しめる場所も点在しています。倉敷や瀬戸内海の島々もいいですが、歴史ある岡山もぜひ観光してみてはどうでしょうか。

 

この記事は2024年1月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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