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【瀬戸内旅行記】どこかにマイルで行く岡山香川旅 瀬戸内絶景旅まとめ

こんにちは。

今回は瀬戸内旅のまとめ旅行記をお届けします。

できるだけ安く旅行に行きたい、そんな時にJALのマイルがかなり溜まっていることに気付いた筆者。特に行先に希望はなく、どこに行こうかなんて日本地図を眺める日々を送っていました。

そこでたったの6000マイルで往復の航空券に交換できるどこかにマイルに目を付けました。格安で航空券に交換できる代わりに行先は不明。その名の通りどこかに飛ぶことになります。

そんなどこかにマイルで引き当てた岡山と香川の旅を一気に紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

どこかにマイルとは

まずどこかにマイルとは、導入部分でも説明しましたが、6000マイルで往復航空券に交換することの出来るサービス。その代わりにどこ行きの航空券になるのかはわかりません。分からないと言っても4つの候補地の組み合わせをいわゆるリセマラすることである程度に絞ることは可能です。

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今回申し込んだどこかにマイルはこちらの4択にしました。

高松・北九州・熊本・岡山。九州か瀬戸内海かの実質2択ですよね。それぞれ行きたいところがあり、どこが出ても嬉しい状態にして行先決定のメールが来るのを待ちます。


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申込の翌日夕方には行先決定のメールが届きました。

このメールからJALのマイページにアクセスすると行先だけでなく既に便名まで決められ、航空券が生えています。

お得なだけでなく、行先がどこになるかわからないドキドキ感も楽しめるのは魅力的です。旅行開始の1週間前に行先が決まった旅行。果たしてどんな旅行になったのでしょうか。

 

旅程一覧

1日目

羽田空港から岡山空港へ飛行機で向かいます。岡山到着後特急を利用して香川県琴平へ向かい琴平観光。琴平から観光列車で再び岡山へ戻り、宇野を観光して岡山駅の目の前のグランヴィア岡山に宿泊します。

2日目

早朝からマリンライナー高松へ、その後乗り継いで観音寺へ。観音寺観光をしたのちは瀬戸大橋を渡って岡山の児島を観光します。岡山空港から飛行機で羽田空港へと戻ります。

 

1日目)JAL岡山空港

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朝の羽田空港第1ターミナルです。羽田空港を8時15分に出発する便で岡山へと向かいます。使用機材はボーイング737型機。東京岡山間となるとそのシェアは新幹線に軍配が上がるため小型機での運行となります。

搭乗口も保安検査場からかなり離れた4番。やはり幹線ではないことがよくわかります。


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朝のラッシュで混雑する羽田空港のD滑走路からいったん東に向けて飛び立ちます。東京湾上で大きく西に進路を変えて岡山を目指します。

機内はそこまでの混雑はなく、搭乗率としては半分ほどだと思います。

 


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上空ではほぼ雲に覆われて地上の景色を楽しむことは叶いませんでした。ドリンクサービスはもちろんスカイタイムを注文。
やっと地上が見えたかと思うと既に着陸直前。岡山空港の立地がよくわかる眼下に山々を、遥か遠くに岡山市街地を眺めながらの着陸となりました。

 


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岡山空港の手荷物受取所のレーンには桃太郎が流れていました。最近はどこの空港でもターンテーブルにご当地のものが流れているので、それを見るとその土地にやってきたんだなという気になりますよね。

岡山空港からは到着便に接続しているリムジンバスに乗車して岡山駅を目指します。ちなみに後ろには倉敷駅行きのバスもいます。

 

1日目)瀬戸大橋を渡って琴平観光

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岡山駅に到着後は列車で移動をしていきます。乗車するのは岡山から四国は松山までを結ぶ特急しおかぜに乗車します。自由席での利用でしたがしっかり着席することができました。

比較的新しい特急車両で瀬戸大橋を渡り、多度津駅まで乗車しました。多度津駅からは普通列車に乗り換えて土讃線を進み、琴平駅まで向かいます。

 

琴平駅に到着しました。乗車してきた列車は立ち客も出るほど混雑していたのですが、ほとんど全員が琴平駅で下車しました。この日は祝日ということもあって観光地である琴平にはかなり多くのお客さんが集まっていたようです。

 

多くの人で賑わっている参道を超えて、ひたすらに階段を登って金刀比羅宮の本宮までやってきました。参道には杖をレンタルできるお店が多くありますが、絶対にレンタルすることをお勧めします。自力で上がってくるのはかなりの重労働でした。正直もう登りたくないレベルです。

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1日目)観光列車ラ・マルことひらで岡山へ

琴平観光を終えると、琴平駅から観光列車La Malle de Bois(ラ・マル・ド・ボァ)、ラ・マルことひらに乗車して再び瀬戸大橋を渡り岡山を目指します。

今回どこかにマイルを申し込む際に考えていたのが観光列車に乗れる4択にすることでした。このラ・マルに乗車するのがこの旅の最大の目的といっても過言ではありません。

 

車内では事前に予約しておいた瀬戸内・岡山のフルーツを贅沢に使用したタルト、そして岡山の名産品の桃を使用したネクターを頂きます。

地元の名物に舌鼓を打ちながら、丸亀城や瀬戸大橋を車窓から眺める時間は何とも言えない幸福な時間でした。

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岡山駅でラマルを下車した後は、再び瀬戸大橋線に乗車、茶屋町駅から宇野みなと線に入り、宇野駅へとやってきました。瀬戸大橋開通前は岡山と高松を結ぶ連絡線が本州と四国を結ぶ大動脈でした。

そんな重要な港だった宇野港には今も瀬戸内海へ浮かぶ島々へのフェリーが多く出ていたり、瀬戸内国際芸術祭の展示品なんかも見ることができます。日没迫る宇野港でしばしの観光を楽しみます。

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岡山に戻ってきてからは夕食の時間。今回は岡山駅にほど近いイオン岡山のフードコートで、倉敷名物ぶっかけうどん(写真左側)とミルッキシモのジェラート(写真右側)を夕飯に頂きました。

なぜか岡山に函館のジェラート屋さんがあるという不思議な現象を発見してから絶対に行くと心に決めていました。ちなみに岡山らしいフルーツのフレーバーはありませんでした。

 

2日目)快速マリンライナーを使って観音寺観光

2日目は早朝から快速マリンライナーの先頭車にあるパノラマグリーン席に乗って瀬戸大橋を渡っていきます。

朝早いこともあって貸し切り状態。瀬戸大橋をこの目線から楽しめるマリンライナーも魅力的な列車だと思います。ただとにかく朝が早いのがきつかったです。朝食は写真にないですが、マリンライナー車内で岡山を代表するご当地パンである岡山木村屋バナナクリームロールを頂きました。

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マリンライナーで一度高松まで向かい、そこから乗り継ぎやってきたのは香川県観音寺駅。ここでは絶景を楽しめるスポットを中心に回っていきます。

朝早く出たはずなのにあまり時間がないという謎の現象に襲われながら、駅前の観光協会でレンタサイクルを借りて、観音寺市内のサイクリングを楽しみます。

 

観音寺観光としては外せないのはこちらの銭形砂絵。瀬戸内海を望む砂浜の手前に寛永通宝の砂絵が描かれています。ここ最近の映えブームのために作られた観光地化と思いきや歴史ある砂絵なんですよね。最近まで話題にならなかったのが不思議に感じます。

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2日目)鷲羽山の瀬戸大橋ビュー

観音寺観光を終えると松山からやってくる特急しおかぜに乗車して瀬戸大橋を渡り下車したのは再びの岡山県児島駅。瀬戸大橋の本州側に位置する児島はジーンズの産地でもあります。

そんな児島の観光名所ジーンズストリートをぶらぶら散策します。

 

ジーンズストリートの近くからバスに乗ってやってきたのは鷲羽山。ここからは瀬戸大橋と瀬戸内海のパノラマを楽しむことができます。

鷲羽山にはいくつも展望台があり、それぞれの展望台によって瀬戸内海と瀬戸大橋の見え方がどんどん変化していきます。

 

2日目)岡山空港から羽田へと帰る

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児島観光をした後は岡山に戻り、だいぶ早めの夕食です。駅直結の商業施設にあるお店で岡山名物のデミかつ丼をいただきます。

ソースのかかったカツ丼はこれまで何度も食べてきましたが、デミグラスソースは初めて。結構美味しくいただきました。


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岡山駅からリムジンバスを利用して、岡山空港まで戻ってきました。岡山空港は記事にはしていませんが、2021年の西日本周遊の際に時間をかけて見学していたので割愛。

ギリギリのリムジンバスでやってきて、空港内を見て回ることなく保安検査場を通過します。

 


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岡山空港からはJALボーイング737型機に搭乗し羽田空港へと帰ります。国際線機材で個人モニターも装備されているんですが使えない仕様。

羽田空港到着はオープンスポット。ターミナルへはバスでの移動となりました。前回岡山線に搭乗した時と全く同じでした。

 

 

ということで以上瀬戸内旅の振り返りでした。

1週間前に急遽行き先も決まった旅ということでかなり唐突に動き出したんですが、それでも観光列車をはじめとして満足度の高い旅になりました。

それに加えて2022年9月の山陰旅で台風によって行けなかった岡山のリベンジも果たすことができました。

どこにいくか分からないワクワク感、なによりもお得に往復することができるどこかにマイル、JALのマイルが溜まっている方は是非試してみてください!

 

この記事は2022年10月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。