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【搭乗記】JAL広島羽田 JALカードCLUBESTの力でサクララウンジに潜入!!

こんにちは。

今回は広島空港から羽田空港までの搭乗記をお届けします。

広島から東京の間は新幹線のシェアが6割、飛行機が4割とそこそこ拮抗しており、旅行の際にもどちらも選択肢に入ってきます。

広島空港は広島市街地からはかなり離れた山の中にあり、広島県東部の街からのアクセスすることも可能です。今回は東部の街三原から広島空港へのアクセス、そしてJALカードのCLUBESTを手にして初めてラウンジを使うことが出来たので、広島空港のラウンジも含めて紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

三原駅から広島空港へのアクセス

山陰の米子から特急と新幹線を乗り継いで3時間40分ほどで広島県三原駅に到着しました。気になるたこの看板や三原駅に隣接した三原城など見どころも多そうな街ですが、バスの時間が迫っているため駅前のバスターミナルに向かいます。

 

広島空港と書かれたバス停に停車中のこちらのバスが広島空港行きのバスになります。バスは路線バスのタイプで大きなスーツケース等を持っている場合だと少し使いにくいかもしれません。三原駅と広島空港を結ぶバスは途中の停留所にも止まっていく路線バスになるのでこの形になるのは仕方ないですかね。

本数は1日4本しかなく王道のアクセス手段ではありません。広島県東部から広島空港へ向かう場合は福山駅からバスもしくは白市駅からバスになります。

 

バスは最初の方こそ市街地の中を走りちょこちょこ停留所もありますが、だんだんと山がちな所に入っていき、ついには山登りに。ここまでくると停留所はほとんどありません。

この登り具合からもわかる通り広島空港はかなりの山の中に位置しています。

 

山間を走っている間にふと見上げると広島空港から離陸したANA機が見えました。

離陸したばかりでかなり近く、ボーイング787型機だとわかるレベルの近さです。広島空港は中型機も就航しており、需要の高さを感じられます。

 

三原駅から40分ほどで広島空港に到着しました。バス車内は混雑することもなく、市街地区間では多少の乗り降りがありましたが、山区間に入るとほぼノンストップで到着となりました。広島空港まで利用した乗客は4組程度であり、やはり空港アクセスとしてはそこまで重宝されてはいないようです。

 

広島空港で広島を感じる

台風がなければ広島中心部を観光する時間も多少はあったのですがそれが叶わずだったので、食で広島を感じることにしました。
広島空港内にはレストランがいくつかあり、その中でも利用したのは尾道ラーメンとお好み焼きを楽しめるフードコートです。注文したのは広島のお好み焼き。そばが入っているお好み焼きも美味しいですよね。

 

その後は少しだけ空港のデッキに出て飛行機鑑賞。中国地方の中心都市広島の空港とだけはあり、便数もある程度は確保されており賑わっている印象でした。

飛行機の背後には山々がしっかりと見えていますが、これで広島空港がどんな場所にあるのかを分かっていただけると思います。

 

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少し早めに保安検査場を通過。搭乗待合室内には広島らしくもみじ饅頭の自動販売機があります。お土産用にも、機内やラウンジで食べる用にもちょうどいい形で販売されており購入したくなってしまいますよね。最後まで広島を感じさせる広島空港さすがです。

 

広島空港のサクララウンジに潜入

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広島空港は羽田便の便数も多くビジネス利用も多いことからANAJAL共に上級会員用のラウンジが設置されています。

JALカードのCLUBESTという若年層向けのクレカを持っていると年に5回、国内各空港のサクララウンジを利用することができるんです。そんなカードの特典を使ってサクララウンジに潜入してみることにしました。これまで手の届かない場所だった空港ラウンジ、入口から醸し出される圧倒的な雰囲気に飲まれそうになりながらも意を決して中へと入ります。

 


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中に入ると受付がありそこで搭乗券のバーコードをかざします。中には既に利用者が数人おり全体を撮影することができませんでしたが、正直そこまで広くないです。東京便の出発前だとかなり混雑しそうなサイズでした。

提供されているドリンクはよく見るソフトドリンクのサーバーとビールサーバーが4種類、写真にはないですが冷蔵庫内にはトマトジュースと牛乳がありました。食事系はなく、袋に入ったお菓子が提供されています。


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座席はソファタイプとデスクタイプの2種類があり、今回はデスクタイプを利用しました。ここには電源があり、仕切りもあるのでビジネス利用に向いています。

またラウンジ内には専用のWiFiが飛んでおり、デジタルマガジンが楽しめるコンテンツも提供されています。

羽田行の搭乗口はサクララウンジの入口の目の前にあり、搭乗開始のアナウンスがかかってからラウンジ出るくらいの感覚でも十分に間に合いました。

 

昼間のフライトで羽田へ帰る

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それでは広島空港から羽田行のJALに搭乗していきます。搭乗機はボーイング767型機で中型機に分類されるものです。広島線の需要の高さが伺い知れる機材になっています。

13時台の出発と中途半端な時間帯ではありますが、優先搭乗の上級会員も多くそこそこの数の利用者がいました。

 

搭乗しました。JALカードCLUBESTはサクララウンジを年5回まで利用することは可能ですが、上級会員になれるわけではないので優先搭乗などは利用できません。

着席したのは進行方向左側窓側の座席です。767型機は座席配列が2+3+2列になっており、通路に出やすい座席配列になっています。今回は隣にお客さんが来ることなく2席を独占することができました。

 

広島空港の西から東に向けて滑走路を離陸していきます。

広島駅などからくると飛ぶまでにかなり時間を要しますが、飛んでしまえばあとは一瞬。明るい時間に羽田へと帰るフライトを利用するのは珍しい事なので、見える景色を楽しみたいと思います。

 

広島空港を離陸直後、眼下に広がるのは山々。広島県というと瀬戸内海に面しており、島々のイメージなんてのもありますがそんなものとは無縁の場所に広島空港が存在していることがよくわかる写真になっていると思います。

もし広島空港がもっと広島駅近くの市街地にあったら、新幹線とのシェア争いにもかなり変化が生じていたはずです。

 

昼のフライトということで景色を楽しみにしていたのですが、ほぼ雲。そんな中フライト時間も短くなってきた後半、見えたのは伊勢湾沿いの景色。

奥に広がる巨大な都市は名古屋です。名古屋は東京から西方面のフライトに搭乗するとほとんどの確率で目にする都市。空から見る名古屋も見慣れてきた印象を持ちます。

 

名古屋を離れると再び雲に遮られ、雲を抜けるともうすでに東京上空。

天気があまり良くなかったらしく、悪天候時のルートでB滑走路へと着陸しました。

 

 

ということで以上搭乗記でした。

台風で行程が崩れた結果、山陰から岡山経由で新幹線で帰ればいいものをわざわざ何の用もないのに広島まで向かって飛行機で帰るという何とも不思議な行程を歩んでしまいました。

三原からのバスは広島空港の立地を身をもって体感できるような山登りがあり、面白いルートにはなったかと思います。またサクララウンジに潜入できたのもいい経験になりました。修行したくなりました。

 

この記事は2022年9月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。