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【関西旅行記】神戸で温泉と野球観戦の旅 兵庫神戸旅まとめ

こんにちは。

今回は兵庫県は神戸に着目した兵庫神戸旅の旅行記まとめをお届けします。

2023年8月下旬、白熱する順位争いを楽しむために甲子園でのプロ野球観戦をしようと思い立った筆者。甲子園に行くならばと神戸の観光も組み合わせてということで1泊2日の神戸旅が完成しました。神戸自体は何度か観光のために訪れたことはありますが、今回は有馬温泉を筆頭にまだ行ったことのなかったスポットをできるだけ組み込んでみました。そして帰りもひと工夫。ずっと乗りたいと言ってきたフジドリームエアラインズにも搭乗します。

野球に温泉、飛行機まで好きなものをとにかく詰め込んだ兵庫神戸旅。今回はまとめて一気に紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

旅の行程

1日目

まずは羽田から伊丹へと飛行機で向かいます。伊丹到着後は伊丹スカイパークを見学。伊丹からは阪急を乗り継いで三宮を目指します。三宮からはぶらぶら歩いて神戸観光。そして夕方からは甲子園で野球観戦を楽しみます。

2日目

神戸の宿を出発して有馬温泉へ。日帰り入浴で有馬のお湯を楽しんで神戸空港へと向かいます。念願のFDAを利用して高知空港を経由、最後はJALで羽田へと帰ります。

 

1日目)伊丹で飛行機見学

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毎度おなじみ朝の羽田空港です。今回の旅行も例にもれず往復飛行機を利用していきます。夏休みも終わりに差し掛かっているはずの8月下旬ですが、さすが東京大阪間のフライトだけあってかなり混雑をしていました。

ここ最近は地方空港行きの路線ばかり搭乗していたこともあり、搭乗口は端っこもしくはバス搭乗が多くなっていましたが、さすが大阪路線、保安検査場から程近くの搭乗口に感動さえ覚えました。


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晴天の中をフライトすること1時間も掛からずに大阪市街地の上空を伊丹空港へ向けて通過していきます。伊丹へ着陸する便は進行方向左側座席に座っているとあべのハルカス大阪城大阪駅周辺の高層ビル群など大阪の景色をこれでもかと楽しむことができます。ちなみに富士山は進行方向右側に見えるのでどちらを取るか究極の選択ですね。


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伊丹空港に到着後はバスに乗車して伊丹空港ターミナルビルの反対側にある伊丹スカイパークへとやってきました。伊丹空港にはもちろんターミナルの屋上に展望デッキがありますが、滑走路まではすこし距離があります。今回訪問した伊丹スカイパークは滑走路のすぐそばにあり、かなりの近さから滑走路を離着陸する飛行機を眺めることができます。


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スカイパークは滑走路のすぐそばにあり高台になっているので真横から滑走路を離着陸する飛行機の迫力を感じることができるようになっています。更に滑走路に沿うように広がる全長1.2kmの細長い公園になっているため、ポイントによっては飛行機が着陸する瞬間、そして離陸する瞬間それぞれを間近で見れるようになっています。

もちろん公園なのでお子様向けの遊具もありました。駐車場もしっかり完備されています。

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1日目)まだ見ぬ神戸観光

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スカイパークで飛行機見学を楽しんだ後は再びバスに乗車して阪急伊丹駅へ。阪急線を乗り継いで神戸を目指します。阪急は伊丹から大阪へ向かう際の宝塚線はよく利用しますが、神戸線は初乗車。大阪三宮間は阪神阪急JRと3つの選択肢があるのでなかなか阪急を選ぶことがありませんでした。

ちなみに昼食は阪急伊丹駅大阪王将天津飯を頂きました。この旅行はあまり食事にはこだわっていませんので、飛ばすこともあるかと思います。だいたい全国展開のチェーンで安く済ませております。


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阪急電車を乗り継いで神戸三宮駅に到着。阪急電車とJRは地上駅、阪神電車は地下駅となっています。阪急とJRの駅の位置も微妙にズレており写真正面ポートライナーの乗り場の裏側にあるのがJR、写真左側一際高い建物の真下にあるのが阪急の駅となっています。

よく横浜と神戸が港町として似ていると言われることが多いですが、横浜駅三宮駅はかなりの差があるように感じます。

 


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まだ甲子園に向かうまで時間があるので三宮駅周辺で観光を楽しんでいきます。写真左側は神戸市立博物館。戦前に建てられた旧横浜正金銀行神戸支店ビルを利用したかなり貴重な建造物となっています。中では神戸の歴史をしっかりと学べるような展示を楽しむことができました。

写真右側は三宮駅のすぐそばに位置している生田神社。縁結びのご利益があるとされているほか、境内には源平合戦の古戦場もあるような歴史の深い神社となっています。

 

1日目)甲子園でプロ野球観戦

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神戸のホテルに荷物を置いて阪神電車に揺られやってきたのは阪神甲子園球場。春夏の高校野球でも有名な甲子園ですが、プロ野球阪神タイガースの本拠地でもあります。甲子園球場には高校野球観戦には訪れたことがあるものの、プロ野球観戦は初めて。ましてや今年はセリーグを圧倒的な差で優勝しているチームのためファンの熱も非常に高く、おっかなびっくりしながら球場へとやってきたのでした。


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陣取ったのはレフトスタンド。筆者の大好きな横浜DeNAベイスターズ専用のビジター応援席です。レフトスタンド上段にごく一部しか用意されていないビジター席で、周囲360度を阪神ファンに囲まれながら超ビジターの雰囲気を感じながらの応援となりました。

今回はベイスターズ応援席ということで、応援をメインに据えたこともあって甲子園グルメは1番空いていた甲子園焼きそばを試合開始直後にさらさらっと頂いて終了としました。甲子園カレーや焼き鳥、かちわり氷など気になるものがまだあるので再訪必須ですね。


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さて肝心の試合はというと、8回表までは西勇輝と今永の圧巻の投手戦。8回裏に阪神が均衡を破り2点を先制、もうダメかと諦めかけた9回表に佐野の2ランと牧のソロの2者連続ホームランでまさかの大逆転。完全アウェーの中での逆転勝利は非常に気持ちの良い勝ちとなりました。

阪神ファンというと少し怖いイメージがありますが、試合後に帰って行く阪神ファンがデスターシャをやってくれたりと、ノリの良い方が多くイメージがガラリと変わりました。

 

2日目)朝の散歩でまさかの遭遇

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朝食はよくあるチェーン店のモーニングセットをいただき、食後の散歩にとホテルからも近いメリケンパークへとやってきました。メリケンパークは神戸観光の際に何度も訪れている場所で、当ブログでも数回紹介しております。今回は海の風を感じつつ、メリケンパーク内にあるスタバで優雅にコーヒーをなんて思っていたのですが…


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まずはメリケンパークのBE KOBEモニュメントの撮影を。メリケンパークに来るたびにこのモニュメントを見に来ていますが、いつも人だかりで人無しで撮影するのは至難の業となっています。ただ平日の朝8時ならばこんな感じでほとんど人がいないメリケンパークを楽しむことができます。ちなみに観光施設は朝早すぎて開いていないので注意が必要です。


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人の少ないメリケンパークを堪能していると、客船のような形をしたオリエンタルホテルの奥に本物のクルーズ客船飛鳥IIがやってきました!!全く下調べもしてなかったので超偶然。ちょうど神戸港へと入ってくる様子を眺め、出迎えることができました。いつかクルーズ客船のレポートもできたらなぁ…

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2日目)有馬温泉でまったり

朝の散歩も終えて観光に移っていきます。向かうのは六甲山の向こう側に位置する有馬温泉。山の向こうというとかなりの時間がかかりそうな響きですが、六甲山を地下鉄が貫いてくれているため三宮からは乗り換え2回、30分ちょっとで有馬温泉駅へとやってくることができます。神戸だけではなく大阪からも近く、人気の温泉地であることがよくわかる立地です。

 

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有馬温泉には温泉宿以外にも気軽に温泉を楽しめる公衆浴場があります。有馬温泉では色も効能も異なる金泉と銀泉と呼ばれる2つの源泉があります。その2つを金の湯、銀の湯と呼ばれる公衆浴場で気軽に楽しめるようになっています。

 

ただ今回は2つの源泉を一気に楽しめる太閤の湯という温泉テーマパークへとやってきました。こちらはいわゆるスーパー銭湯で、温泉も含めて様々なお湯を楽しみつつ、さらにはご飯処や休憩処などゆったりと1日を過ごせる施設となっています。
この太閤の湯の利用券と三宮から有馬温泉駅までの乗車券がついたお得なきっぷも販売されています。

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2日目)高知経由で羽田へ

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有馬温泉のお湯を堪能したのちは三宮へと戻り、ポートライナーに乗車。神戸空港までやってきました。神戸空港から東京へと帰ることにはなるのですが、時間としてはまだまだ14時頃。さすがに時間が早すぎるのでちょっと遊びながら帰ることにしました。

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神戸空港から利用するのはフジドリームエアラインズ。名古屋や静岡そして神戸を起点に地方を結んでいる航空会社です。羽田や成田、伊丹関空には乗り入れがないので馴染みがない方も多いと思いますが、機体ごとに色が違ったり、機内サービスにも特徴があったりなかなかに面白い航空会社になっています。

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フジドリームエアラインズで飛んでやってきたのは高知空港。幕末志士の出身地である高知はその代表格である坂本龍馬の名を取って高知龍馬空港と名付けられています。その名に恥じず空港内には至る所に龍馬さんがいらっしゃいます。空港内から出てはいませんがちゃんと高知を感じられるような空港となっていました。

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高知空港の中でゆっくりと過ごし、JALの最終便で羽田空港へと戻ります。兵庫旅といいつつ最後は高知から帰るというのはとにかく違和感の塊。お土産もどうしたらいいものか…という感じなんですが、この後もこういう移動メインの旅が続いていくことになります。

 

ということで以上、兵庫神戸旅まとめの旅行記でした。

プロローグ通り飛行機に野球、温泉ととにかく趣味を詰め込んだ旅になりました。いい試合は見れたし、乗ったことない航空会社に乗れた、そして温泉も楽しめた。もうこれ以上ないような満足感のある旅でした。ただ神戸旅と言いつつもまだ神戸に行ったことがない観光地が存在しちゃってるんですよね。これはいつかちゃんと訪れないといけません。そして実はこの旅ほんとは姫路や明石を巡り兵庫県南部をしっかりと観光する予定だったんです。時間の関係で断念して計画を変えたので神戸旅になってしまいました。いつかリベンジしないといけません。そんなまだまだ行きたいところが尽きない兵庫神戸旅となりました。

 

この記事は2023年8月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。