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【高知龍馬空港】さすが幕末維新の中心地!偉人尽くしの高知空港

こんにちは。

今回は高知県高知龍馬空港を紹介していきます。

高知県の県庁所在地高知市のお隣南国市に位置している高知空港。四国の太平洋側にあり、四国山地によって陸路での他の地域との交通アクセスがあまり良くはなく、空路は高知へ向かう際の貴重なアクセス手段となっています。その証拠として羽田便だけではなく、成田・福岡・名古屋、そして距離としてはそこまで離れていない大阪伊丹に神戸との路線も存在しています。そんな高知空港は愛称である高知「龍馬」空港からも分かるように、高知らしさが全開に発揮されているターミナルビルになっています。

今回はターミナルビルを中心に、高知空港の様子をお届けしていきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

ターミナルビル内の高知の偉人


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まずは高知空港のターミナルビル内をフロアごとに紹介していきます。ターミナルビルは3階建て、1階は到着口とチェックインカウンターのフロアとなっています。到着口はターミナル中心部に1つのみ。到着口のすぐそばには駐機場のライブカメラが映し出されており、到着状況が一目でわかるようになっています。

 

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到着口を左右から挟むようにして各航空会社のチェックインカウンターが並んでいます。ターミナルビルに入って右手側にはJAL、左手側にはANAジェットスターフジドリームエアラインズのチェックインカウンターがあります。ジェットスターフジドリームエアラインズJALとのコードシェア便もありますがANAカウンターに寄っています。

出発フロアの2階へはどちらのカウンター側からも進むことができるようになっています。

 

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JALのチェックインカウンターがある方から外に出ると空港リムジンバスの乗り場があります。逆にバスで到着するとANAのチェックインカウンターがある方へと降ろされるような形になっています。

空港アクセスについてですがバスは高知駅はりまや橋方面の1路線のみ。到着便が重なる時間帯では本数も多く設定されています。最寄り駅でもあるごめんなはり線のいち駅へは定額乗合タクシーが出ています。

 

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2階は出発フロアとなっており、搭乗待合室や保安検査場が位置しています。他にもお土産屋さんや飲食店が並び、高知を感じることができる高知空港のメインフロアとなっています。保安検査場の入口には空港の愛称にもなっている高知が誇る偉人の坂本龍馬が高知を去る人たちを見送るように佇んでいます。

2階の搭乗待合室内と制限エリア外はガラス張りで隔てられており、飛行機に登場する直前まで別れを惜しむことができます。

 


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2階には空港に大切な施設だけではなく高知を象徴するようなものも設置されています。まず左側には坂本龍馬と思しき人の顔出し看板がありました。高知の名物でもあるカツオの絵も描かれています。右側には高知の有名なお祭りであるよさこい祭りで使われる鳴子の巨大なものが展示されています。その後ろに見える欄干ははりまや橋を模したものでしょうか。他にも高知が舞台となった朝ドラらんまんの展示などもありました。


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高知空港には航空会社の上級会員が使えるラウンジはありませんが、カードラウンジが設置されています。提携カード会社のゴールドカードを持っていて、当日の便の利用が確認できるものを持っていれば無料で利用することができます。リニューアルされて間もないことからかなり綺麗で快適に過ごすことができるラウンジになっていました。

 

高知の美味しいものを楽しむ

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ターミナルビル2階にはレストランが2店舗入っています。写真手前には高知でもかなり有名な土佐料理のお店があり、こちらではカツオのたたきを味わうことができるようです。奥にある店舗では手前のお店よりはカジュアルな高知名物を楽しむことができます。そしてもう1店舗カフェもあります。

 

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今回は2店舗あるレストランのうちカジュアルなうちんくの食卓という店舗を利用してみました。注文したのは高知名物のカツオを漬けにした鰹の漬け丼。だし茶漬けにして2度楽しめるというところも非常に良かったです。オムライスやパスタなどのお子様にも食べやすいメニューが揃っており、2店舗とレストランは少ないながらも棲み分けがなされているようでした。

 

太平洋も望める展望デッキ

f:id:gawa67tabimaru:20231207095222j:image最後にターミナル屋上に位置している展望デッキを紹介します。展望デッキへは2階からの階段もしくはエレベーターで向かうことができるようになっています。展望デッキへ上がる階段の前には高知空港に関する展示がいくつかされています。高知空港で撮影された飛行機写真や周辺を含めた空港の模型が展示されていました。

展望デッキへと出てくるとこちらには子どもたちに愛される高知の偉人であるアンパンマンファミリーが描かれています。高知県アンパンマンの作者であるやなせたかし氏の出身地となっており、陸の玄関口である高知駅アンパンマン一色となっています。高知空港はここまでアンパンマンを全く出していなかったので、ここでこのカードを切ってきたかという印象です。確かにデッキは飛行機を見るためにお子様が集まるエリアなので適材適所な配置ですかね。

 

最後にデッキからの景色を少しだけ紹介します。高知空港自体は太平洋に非常に近い場所にありますが、ターミナルビル自体が南西向きになっていることや空港と海の間に住宅地が広がっているため海が見にくくなっています。ただかろうじて家々の向こう側に太平洋の姿を確認することができました。
デッキからだと近さを感じませんが、ターミナルビル内には津波避難のポスターがたくさん貼られており、建物内では海との近さを感じざるを得ませんでした。

ということで以上、高知龍馬空港の紹介でした。

四国の中では太平洋側にあるため陸路を利用するとたどり着くのが少し時間がかかる高知県。その空の玄関口は各大都市と航空路で結ばれており、利便性はかなり高いと言えるはずです。高知空港は高知の偉人がたくさんいることや地元の味を楽しめるレストラン店舗の設置などしっかりと高知の色を出している空港です。高知を旅行した際には、空港でまとめて高知を感じてみるのもいいかもしれませんね。

 

この記事は2023年8月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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