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【神戸旅行記】朝がおすすめ!人が少ないメリケンパークと神戸歴史観光

こんにちは。

今回は兵庫県の県庁所在地神戸の旅行記をお届けします。

当ブログでは何度か神戸観光の様子を紹介した神戸旅行記をお届けしてきたかと思います。いずれの訪問でも神戸の観光スポットとして定番のメリケンパークを訪れていますが、さすが人気観光地だけあって多くの観光客で賑わっているのが当たり前という状況でした。そのためメリケンパークの見どころの1つである「BE KOBE」の看板を人なしで撮影するのは難しく、自分を含めた記念撮影をしようにも列に並ぶ必要があるという状態でした。そんなメリケンパークも朝イチの時間帯であればほとんど人がいない状態で観光することができます。今回はそんなメリケンパークを朝の少ない時間帯に訪れた様子と加えてこれまでの神戸観光では紹介していなかったスポットを含めて、神戸旅行記として紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

朝の散歩でメリケンパーク

f:id:gawa67tabimaru:20231110205831j:image港町神戸の象徴ともいえる景色を楽しむことができる観光スポットであるメリケンパーク。元町駅から中華街を通り抜けて徒歩でやってこれるくらいの距離にあります。メリケンパーク内にも観光施設があり、神戸観光においては外せない人気観光地になっています。そのため日中時間帯では観光客がかなり多く賑わっている観光地となっています。

そんなメリケンパークも朝の時間帯ならほとんど観光客がいない状態で景色を楽しむことができます。まずは朝のメリケンパークを紹介していきます。

 

f:id:gawa67tabimaru:20231110205837j:imageメリケンパークといえば、神戸ポートタワー、海洋博物館、ホテルオークラの3つの特徴的な建物が象徴となっています。赤い神戸ポートタワーは現在絶賛工事中で完全に囲いに覆われていました。そんなことよりその手前の園内をご覧ください。人はほとんどいませんね。地元の方と思われる方がランニングしている程度です。

手前に見えるスタバは通常かなり混雑しているはずなのですが、朝の時間帯だとガラガラ。海と港を見ながら優雅にモーニングタイムを過ごすこともできそうです。


f:id:gawa67tabimaru:20231110205834j:image朝の「BE KOBE」モニュメントはこんな感じ。全く人が映り込まない状態でしっかりと写真に収めることができました。もちろんこのモニュメントを撮影している人はゼロ。好きな画角から、なんならカメラを置いて自撮りなんてのもできるようなレベルで空いていました。メリケンパーク周辺にはホテルも多くあるので、朝食前後の散歩で訪れておくといいかもしれませんね。


f:id:gawa67tabimaru:20231110205841j:imageメリケンパークの南端中突堤と呼ばれるあたりには客船の形をしているメリケンパークオリエンタルホテルがあり、そこには中突堤客船ターミナルも併設されています。そんな中突堤にやってきたのは日本一の大型客船飛鳥Ⅱ。2023年に入ってクルーズ客船も復活してきており、ここ神戸でも日本船だけでなく海外のクルーズ客船もたくさん寄港してくるようになっています。

今回は飛鳥Ⅱがやってくるとは知らずにメリケンパークに来ていたので、迫りくる大型客船を目にしたときにはテンションが上がってしまいました。


f:id:gawa67tabimaru:20231110205827j:imageしかもここ中突堤ではかなりの近さからクルーズ客船を見ることができます。横浜の大桟橋でもクルーズ客船を見ることができますが、同レベルから見れる場所はあまりなく、この目線から見ると日本一の客船の大きさを体感することができました。

朝早い時間の到着となった飛鳥Ⅱですが、神戸発着の高知行きクルーズでちょうど神戸に戻ってきたタイミングだったようです。船の上部のデッキには船の乗客の方の姿を確認することもできました。

 

歴史楽しむ神社と博物館

ここからは神戸観光、また当ブログではまだ紹介したことのなかったスポットをお届けしていきます。今回の旅行のメインは野球観戦だったため、神戸観光の時間はあまり確保していませんでした。ということで神戸の中心三ノ宮駅から歩いてほど近い距離にある観光地を紹介したいと思います。

まずやってきたのは三ノ宮駅から徒歩10分ほどの距離の生田神社です。神戸という地名の元ともなっている歴史ある神社が駅から非常に近い場所にあります。

 

鮮やかな朱色の本殿で祀られているのは御祭神の稚日女尊(わかひるめのみこと)。天照大御神の妹君ともいわれる神様です。縁結びや恋愛成就などの御利益があるとされており、神戸という観光都市にあることから若い世代の参拝者も多いように思います。また神戸大空襲や阪神淡路大震災などの厄災から地元の方の協力で何度もよみがえっていることから、地元の人々にも愛されている神社となっています。

 

生田神社の境内には生田の森と呼ばれる実際に森が広がるエリアがあります。平安時代から文書に登場する歴史がある森で、源平合戦の際には戦場にもなった場所となっています。特に源平合戦においては境内各所に名残のある場所があり、歴史好きでも楽しめる神社になっているかと思います。

 

f:id:gawa67tabimaru:20231110205650j:image三ノ宮駅から海側へ歩くこと10分ほど、続いてやってきたのはいかにも歴史がありそうな外観が特徴の神戸市立博物館です。夏や冬の旅行では暑くもなく寒くもなく天候に左右されない快適に見られる観光施設を見学予定に入れておきたいですよね。駅からも近く、メリケンパークや南京町などの観光地からも近いので合間の時間でも見学しやすさがあると思います。

 

f:id:gawa67tabimaru:20231110205643j:image外観からして歴史がありそうと感じていましたが、登録文化財レリーフが外壁に飾ってありました。この神戸市立博物館は昭和初期に建築された旧横浜正金銀行の神戸支店の建物を利用しています。1995年に発生した阪神淡路大震災の際には震度7の揺れに見舞われ、建物にも収蔵品にも被害を受けています。ただ倒壊などの大きな被害は免れたようで、貴重な建物が現在でも残っている状態です。


f:id:gawa67tabimaru:20231110205647j:image館内は常設展と特別展に分かれています。3階は特別展、2階に常設展のフロアがある形でいずれも有料となっています。1階には神戸の歴史を中心とした神戸の歴史展示室ああり、こちらは無料で見学することができるようになっています。古墳の時代から源平合戦、神戸開港の時代まで一気に神戸の歴史を振り返ることができるので、こちらだけでも見る価値があると思います。

 

神戸の定番スポット

神戸旅行記と銘打っているので最後に神戸の定番観光地も少しだけ紹介していきます。三ノ宮駅からお隣の元町駅まで続いているアーケードの商店街が写真左の三ノ宮センター街。そして元町駅から神戸駅そばまで続ているのが右側の神戸元町商店街です。いずれも飲食店や神戸ならではのお店などが並んでおり、駅と観光スポットを移動する際にこのようなアーケード商店街を歩いてみるのもいいかもしれません。

 

f:id:gawa67tabimaru:20231110210024j:imageこちらは日本三大中華街の1つである神戸南京町。中華街の中心である南京町広場はこれまでの神戸訪問では見たことない程に賑わっていました。1度紹介した南京町に来たら絶対に食べておきたい豚まんの老祥記はとんでもない大行列の様相でした。神戸にやってたら中華街も寄っておきたいですね。

 

ということで以上、神戸旅行記でした。

何度も紹介しているメリケンパークや中華街など定番スポットの紹介となりましたが、いずれも混んでいるのが欠点。そこで朝から散歩として訪問することで人の少ない時間にノビノビと観光できるという発見がありました。インバウンドの復活やリベンジ需要などで観光地が混雑している今、そういった時間帯をずらすことによって快適に観光を楽しみたいですね。

 

この記事は2023年8月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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