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【高松空港】これがうどん県の圧!うどん尽くしの高松空港

こんにちは。

今回は四国は香川県の位置している高松空港の訪問記をお届けします。

四国の玄関口として栄えた高松が県庁所在地となっている香川県。そんな香川県にも空港があります。それが今回紹介する高松空港。南北に広い高松市の中でも中程の山裾に位置しており、ちょうど高松空港より北側が讃岐山脈、南側が讃岐平野という位置関係になっています。

そして空港というとその国やその地域のショーケースとなっている場合が多く、空港に行くだけでその土地の名物を堪能することができるのもメリットとなっています。高松空港も例にもれず、高松といえば、香川といえばの「うどん」が前面に押し出されている空港となっています。そんな高松空港の特徴も含めて今回はじっくりと紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

うどんが過ぎるよ高松空港


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高松空港のアクセスから紹介するのが定番だとは思いますが、まずはうどん県を名乗る香川の空の玄関口として高松空港のうどん具合をお伝えしていきたいと思います。

まずは高松空港内にあるうどん屋さんから。高松空港には1階の と2階のさぬき麵業の2店舗うどん屋さんが存在します。到着した人も出発する人も食べ逃さないうどん店による包囲網が形成されています。

 

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せっかく高松空港に来ているのだからうどん店はさすがに空港内になければ困りますよね。うどん店があることに関しては高松なら当たり前でしょう。しかしそれでは終わらないのがうどん県のうどん愛。

お次の空港内うどんスポットは2階保安検査場の入口付近にあるこちらの椅子。ただの椅子にしては変な形をしているな…いやよく見るとうどん椅子になっています。もちろん本物ではなくうどんデザインの椅子ですが、椅子までうどんにしてしまうとはさすがのうどん県です。


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極めつけはお金を使わずにうどんを感じられるこちらの場所。ここではなんと蛇口からうどん出汁が出てきます。そしてそのうどん出汁を味わうことができるようになっています。お隣の愛媛県では蛇口からみかんジュースが出るなんてものが人気を博していますが、ここ香川県はうどん出汁。なんとも香川らしさを感じられるようになっています。

時間によっては売り切れてしまうことがあるようなので、どうしても蛇口から出てくるだしを楽しみたい際は早めに訪れることをお勧めしておきます。

 

かなり広めのターミナルビル

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それではここからは通常の空港紹介に戻っていきます。まずはターミナルビル内を紹介していきます。こちらは1階中央にある到着口です。国内線のすぐ横には国際線到着口も設けられています。

到着口には大きなモニターが設置されており、モニターを通して実際に駐機場に入ってくる飛行機を確認できます。お出迎えの際には非常に便利ですね。便が少ない地方空港だからこそ出来ることかと思います。

 

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到着口を出て左側へと進むとバス乗り場があります。高松市内とはいえ中心部とはかなりの距離が離れており、最寄駅のことでん空港通り駅もかなり離れているのでレンタカー以外であればバスでのアクセスが基本となってきます。

バスは高松市街地方面の他に琴平方面、坂出・丸亀・宇多津方面と各方面に行き先があります。本数に関しては航空便接続がメインになっているので事前にしっかり調べておいたほうがいいでしょう。

 


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1階には到着口を挟むようにしてチェックインカウンターがあります。滑走路に向かって右側にはジェットスター、左側にはJALANAのチェックインカウンターです。ジェットスターは便に合わせてカウンターがオープンするようで訪れた時間帯は完全に無人となっていました。さすが徹底したコストカットをしている格安航空会社です。

 

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ジェットスターのカウンターの奥には国際線のチェックインカウンターがずらっと並んでいます。春秋航空やエアソウル、チャイナエアラインのカウンターが見えています。写真には映っていませんが先ほどのジェットスターのお隣には香港エクスプレスのカウンターが位置しており、以上の4社が国際線として高松空港に就航しています。地方空港としてはかなり多く、海外からの四国の玄関口を担っていると言えるでしょう。


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ターミナル2階に上がってきました。2階には出発口やお土産屋さん、レストランが集まったメインフロアとなっています。吹き抜けというわけではありませんが、3階まで通じる天井が高くなっており、自然光も差してきて非常に明るい空間となっています。


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お土産屋さんに関してはかなり充実しており、選択肢が多すぎるほどに用意されています。どこのお土産屋さんでも印象的だったのが讃岐うどんの種類の多さ。さすがうどん県です。また香川県のお土産のみならず、愛媛高知徳島と四国4県のお土産を扱っています。


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2階の端にはカードラウンジが用意されています。高松空港には航空会社のラウンジはなく、こちらのラウンジ讃岐のみとなっています。対象のゴールドカードと搭乗券を提示することで2時間まで無料で利用することができます。カードがなくても有料での利用も可能となっています。

ラウンジ内はそこまで広くありませんが、駐車場側に面しており大きな窓があるのでかなり明るかったです。ドリンクは自販機タイプでした。


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ラウンジ讃岐の前には高松空港に就航したことのある機材のモデルプレーンが飾られています。地方空港には多いこのモデルプレーンの展示ですが、ここまで数が多いのは高松空港くらいではないでしょうか。ターミナルビルのかなり端っこにあるので見逃しそうです。

 

雨でもOK!屋根付きデッキ

ターミナルビルの3階には空港の駐機場や滑走路を見渡せる送迎デッキが設けられています。2階からは階段かエレベーターで向かうことができます。エレベーターで向かおうとするとこちらの搭乗橋のような所を歩いてデッキへと進む形になります。

この通路はスカイウォークと名付けられており、2階の出発口手前の様子をよく見ることができるようになっています。

 

この日は残念ながら雨模様。ですが高松空港のデッキ、特に駐機場に面している方には屋根が設けられており、雨の日でも飛行機ウォッチングを楽しむことができるようになっています。屋根付きエリアには椅子も設けられています。ただ駐機場面がガラス張りになっているのは少し見にくいかもしれません。

 

高松空港の滑走路を挟んだ反対側にはさぬきこどもの国という巨大な公園があります。こちらの施設にはこどもが遊べるような大きな遊具や体験ができる工房などがある他、飛行場の近くという関連で国産旅客機であるYS-11の展示もされています。滑走路に近いことから飛行機のウォッチングポイントにもなっています。

 

デッキからはこのような形で飛行機を見送ることができるようになっています。高松空港にはANAであればB787型機のような中型機も来ることがあります。今回はタイミング的にB737型機のみしか見ることができませんでしたが、羽田便はそこそこの頻度で飛んでいるので、飛行機を見やすい環境と言えると思います。

ちなみにでっかい「さぬき」の文字は石で作られているものだそうです。

 

デッキからは駐機場だけではなく駐車場側の景色も見ることができるようになっています。最初に書いたように高松空港はちょうど山が始まる位置にあるので、讃岐平野の様子も見ることができるようになっています。天候が悪くうっすらではありますが、高松市中心部の高層ビルも見えていました。

 

ということで以上、高松空港の紹介でした。

さすがにうどん県にあるだけあってうどん要素が詰まった空港になっていました。そもそもレストランが数えられるほどしかないことが多い地方空港でありますが、うどん屋さんだけ2店舗あるなんて普通じゃ考えられませんよね。空港の敷地を出てもうどん屋さんが多く点在しているようで、さすがうどん県としか言いようがありません。

空港自体の設備としては、地方空港としてはかなり広くだいぶゆとりがあるように感じました。この規模で国内線が東京便がほとんどというのがもったいないような気がします。もう少し強化出来る気がしますが、それは空港と高松市街地がかなり離れていることも影響しているのかもしれませんね。

 

この記事は2023年5月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。