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【伊丹旅行記】滑走路が超近い。伊丹スカイパークで飛行機見学!

こんにちは。

今回は伊丹空港のある兵庫県伊丹市旅行記をお届けします。

大阪と兵庫の県境にまたがる伊丹空港伊丹空港のすぐそば、兵庫県側には飛行機の迫力を間近で体感できる公園が整備されています。それが今回メインで紹介する伊丹スカイパーク。大都市大阪の住宅地のど真ん中にある伊丹空港の立地を活かして、すぐ近くから全国各地からやってくる大小様々な飛行機を手が届きそうな近さで楽しむことができます。一度当ブログでも紹介していたことのある伊丹スカイパークですが、今回は公共交通機関を利用したアクセスから、最後は伊丹空港とは反対側にある阪急伊丹駅へと抜けていくまでを紹介していきます。

 

以下目次です。

 

路線バスでスカイパークへ

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夏の青空の大阪国際空港伊丹へとやってきました。8月下旬でも酷暑だった今年の夏ですが、伊丹空港も例外ではなくこんな日に外で飛行機を見るのはちょっとしんどそうです。ぜひ今の秋の涼しくちょうどいい日に訪れてほしい場所ですね。目的地である伊丹スカイパークは伊丹空港のターミナルビルとは滑走路を挟んだ反対側に位置しています。


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伊丹スカイパークへ直線距離なら1キロちょっとという位置ですが、空港の中を思いっきり横切ることはできません。伊丹スカイパークへ一般人も通ることができる道で向かおうとすると3キロほど。真夏に歩いていくにはちょっと遠すぎる距離です。

ということでバスに乗車して向かうことにします。空港内にあるバス乗り場案内を見てみると、大阪駅や難波などと一緒にJR・阪急伊丹駅という行先があると思います。こちらのバスに乗車をします。

 

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ターミナルビルの真ん中にある到着口からも近い7番乗り場から出発するバスに乗車します。伊丹市営バスが運行している路線で、阪急伊丹駅経由のJR伊丹駅行きとなっており、本数は1時間に2~3本程度となっています。支払いは交通系ICを利用できるようになっています。

混雑具合ですが朝の便で伊丹空港時点では空席が目立っている状態でした。大行列だった大阪駅や京都駅などの行先のバス停と比べるとかなり空いている印象でした。


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バスは空港からは10分ほどでスカイパークの最寄バス停である伊丹スカイパーク・上須古に到着しました。伊丹空港から乗車してここまでは特に下車するお客さんはおらず、この停留所でも筆者のみの下車となっていました。伊丹スカイパーク・上須古バス停からセブンイレブンと信号を1つ挟んですぐに伊丹スカイパークの敷地へと到着します。

 

飛行機を眺める細長い公園

伊丹スカイパークは伊丹空港の滑走路に沿うように全長1.8キロの細長い公園となっています。それぞれ細かくエリア分けがされており、伊丹空港からバスでやってくると写真一番左側の北エントランスへとたどり着くこととなります。

北エントランスにはパークセンターという建物があり、御手洗いや自販機があり公園の基地のような場所となっています。

 

園内へと入ると目の前には滑走路が広がります。ターミナルビルは遠く感じますが、滑走路はとにかく近く見える印象です。滑走路に近い方が滑走路と同じレベルの目線、そこから外側に行くにつれてだんだんと高さが上がっていくようなイメージです。

 

最も滑走路からと離れた場所には1本道があり、一番高い場所となっていることもあってここから飛行機を眺めるのが最も定番となっていると思います。ただし所々高めの木があって滑走路やそこを離発着する飛行機が見にくい場所もあるので注意が必要です。

ちなみに端が見えないほどに広く、全長1.8キロのすごさを感じることができますね。

 

伊丹スカイパークは飛行機見学のためだけの施設ではなく公園なので、もちろんお子様が楽しめるような遊具があるゾーンもあります。とにかく広いため遊具自体はそこまで多くありませんが、写真のような迷路を楽しめるジャングルジム的なものから、もう少し小さいお子様も楽しめるような遊具までありました。実際に遊んでいるお子様もいるようでした。

 

ここからは伊丹スカイパークから見える飛行機を少しだけ紹介していきます。伊丹空港は関西地区の国内線の空の玄関口となっています。羽田線を代表とする幹線には写真右側のようなB777型機などの大型機が投入され、その他の地方線には写真左側のようなプロペラ機が投入されています。

便数もかなり多く飽きることなく次々に飛行機の発着を楽しめる上に、大型機からコミューター機まで大小様々な飛行機を楽しめるのも魅力となっています。航空会社はJALANAが基本です。

 

今回は基本的に園内の北エントランスから中央エントランスにかけてくらいの位置から飛行機ウォッチング&撮影を楽しみました。北側からだと手前の長いB滑走路への着陸機は写真のようにだいぶ遠くに到着するのを見る形になると思います。着陸する瞬間を見たければやはり南側に向かうべきでしょう。着陸に関しては機体の大きさはあまり関係ないと思います。

 

離陸に関しては北エリアから見るとちょうど目の前で離陸をして行く形になります。ただしこれは行先や機体のサイズ、滑走路へ入った位置などによっても変わるため一律にここで飛んでくれるとわからないのが難しいところですね。

滑走路に合わせて細長くなっているため、しっかり移動しながらベストスポットを探せるところが伊丹スカイパークの特徴でもあります。

 

スカイパークから伊丹中心部へ

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それではスカイパークを後にして阪急伊丹駅へと向かっていきます。伊丹駅方面へ向かう際は伊丹空港からやってきたときに降車したバス停から乗車することになります。屋根付き、椅子付きのバス停になっています。このバス停のすぐ手前がトンネルの出口になるので直前までバスが来るかどうかイマイチわかりませんでした。


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伊丹空港へと戻る際には反対側のバス停へと信号を渡って向かう必要があります。反対側の伊丹空港方面のバス停には屋根がありませんでした。バス停のすぐ上には大きなレーダーのようなものがくるくると回っており、空港に近いことを感じさせます。ちなみに飛行機の離発着のタイミングでは爆音が聞こえてくるレベルにまだまだ滑走路に近い位置にあります。

 

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伊丹スカイパーク・上須古バス停からバスに揺られて約10分、阪急伊丹駅までやってきました。バス車内は阪急伊丹駅に近づくにつれてどんどんお客さんが増えていき、最終的には立ち客が出るほどの混雑となっていました。

伊丹スカイパークからはJR伊丹駅の方が距離的には近いのですが、バスに乗車すると先に遠い阪急伊丹駅に停車し、最後折り返してJR伊丹駅に到着するという順番になっています。


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阪急伊丹駅は駅よりも大規模な立派な駅ビルがあり、買い物や食事などが出来るようになっています。一方でJR伊丹駅はあくまで通っただけですが駅ビル等はありません。ただ駅と歩道橋でつながれたすぐそばにイオンモール伊丹が位置しています。阪急もJRもどちらも便利な伊丹駅になっているので、その先の目的地に合わせて選択していけばいいかと思います。

 

ということで以上、伊丹旅行記というかスカイパークの紹介でした。

伊丹空港にはしっかりと飛行機ウォッチングが楽しめる展望デッキも存在しますが、駐機場に阻まれて滑走路を離着陸する飛行機が少し遠くなってしまうのが難点。飛行機を見る、撮るという点においては伊丹スカイパークは他空港にはあまり見られない飛行機との近さを誇っています。そんなスポットにバスを利用して気軽にアクセスできるというのもかなりのメリットかと思います。伊丹空港からすぐにモノレールに乗って大阪中心部へと向かわずに、たまにはスカイパークで飛行機を眺めてから向かうなんてのもいいのではないでしょうか。

 

この記事は2023年8月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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