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【福岡旅行記】野球観戦ついでに定番スポットを再訪する福岡1泊2日旅

こんにちは。

今回は福岡paypayドームでの野球観戦をメインにした福岡旅の旅行記まとめをお届けします。

この旅は6月の上旬に行ってきたもの。プロ野球ファンにとっては交流戦シーズンです。各チームのファンにとっては普段は行かない球場へ旅行をしながら行くことができるのも交流戦の楽しみの1つです。福岡は何度も旅行を楽しんでいるため、観光したいところはあまりないのですが、グルメは何度訪れてもいいと思うレベルで絶品ぞろい。そんな中で野球観戦という大義名分を得たことで、福岡旅行を計画することにしました。福岡観光ももちろん楽しみますがメインは野球観戦とグルメ。それに宮崎経由で福岡に向かうという新しい旅の形となった今回の旅行をまとめて一気に紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

旅の行程

1日目はまず飛行機で宮崎へと向かいます。宮崎で飛行機を乗り継いで福岡へ。福岡到着後はpaypayドームで念願の野球観戦を楽しみます。

2日目は福岡観光。高速を走る路線バスに乗車して、福岡の海沿いの観光を楽しみ、いうもの福岡グルメを堪能したら、福岡空港から羽田へと帰ります。

 

1日目)大雨の宮崎空港を見学

f:id:gawa67tabimaru:20230914115814j:image旅の始まりは毎度おなじみ羽田空港から宮崎行きの飛行機に乗り込んでいきます。時間としては朝のラッシュが終わったタイミングの9時台の便ということもあって、使用機材が小型機のE90にも関わらず搭乗橋を使用したスポットからの搭乗となりました。

座席数としてはB737型機に比較して70席ほど少ないですが、それでも機内が満席になることはありませんでした。曇り空の羽田空港から一路南国の雰囲気漂う宮崎を目指します。

 

終始曇り空を眺めるだけのフライトで宮崎空港へと到着しました。そんな宮崎空港は警報級の大雨模様。福岡行きに乗り継ぐための宮崎空港利用で空港の外へ出て観光を楽しむ予定はありませんでしたが、この天候であれば空港内にとどまって正解だったと言えそうです。

 


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大雨ではありますがせっかく宮崎に来たのでグルメで宮崎観光をしていきます。利用したのは空港内にあるレストランコスモス。ここでは宮崎のご当地カレーでもあるガンジスカレーを食べることができます。

ガンジスカレーは宮崎空港の名物として50年も愛されている一品で、ピーナッツクリームを使用したカレーでお子様でも食べやすいまろやかな味わいとなっています。デザートには宮崎名物のマンゴーを使用したブランマンジェを頂きました。

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1日目)宮崎から福岡へ向かう

f:id:gawa67tabimaru:20230914120006j:image宮崎空港で乗り継ぎの時間を過ごし、今度は福岡空港行きの飛行機へと乗り継ぎます。使用機材は先ほどの羽田宮崎便で利用したE90よりも少しサイズダウンしたE70となっています。

宮崎空港は飛行場としての設備を改修する工事を行っており、今回利用する飛行機のお隣のスポットは舗装がはがされて1段低くなっており、大雨のせいで完全に水浸しとなっていました。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230914120003j:image大雨の影響もあって揺れの中で雲しか見えないフライトが続くこと約50分、九州最大の都市福岡の市街地の上を飛び越えて市街地のど真ん中にある福岡空港に着陸しました。事前にルートを調べて機内から見える景色を楽しみにしていたのですが、全くと言っていい程楽しめず、いつもの福岡空港着陸前の福岡の様子を楽しむだけのフライトとなってしまいました。


f:id:gawa67tabimaru:20230914120012j:image福岡空港ではまさかの羽田線に用いられるA350のお隣にスポットイン。福岡空港にやってくる機材としてはかなり小さいものになるので、大型機に近いメインとなるスポット到着になって歩く距離が減りラッキーな気がします。

福岡宮崎間は新幹線はもちろんなく、特急列車やバスなどでも4時間以上はかかるため飛行機の需要が高くANAJALどちらもかなりの高頻度で運航をしています。

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f:id:gawa67tabimaru:20230914120009j:image博多駅をはじめとして福岡市の中心部にほど近い福岡空港から地下鉄を利用して今回宿泊するホテルへとやってきました。宿泊したのは福岡を牛耳っている私鉄会社の西鉄が運営している「西鉄ホテルクルーム博多祇園櫛田神社前」。ネーミングが大変長いですが、博多駅祇園駅、そして七隈線の延伸開業によって誕生した新駅櫛田神社前駅のいずれの駅からも徒歩圏内にある利便性の高い新しいホテルとなっています。

立地は最高ながらも大浴場もありかなり快適に過ごすことができるホテルでした。

 

1日目)paypayドームで野球観戦

f:id:gawa67tabimaru:20230914122546j:imageホテルに荷物を置いて地下鉄に乗車しやってきたのは福岡paypayドーム。ネーミングがしょっちゅう変わり何ドームなんだかわからなくなりがちな、福岡ソフトバンクホークスの本拠地として利用されているドーム球場です。

野球のみならずアーティストやアイドルのなどのドームツアーでも利用されているためかなり認知度が高く訪れたことがある方も多いドーム球場なのではないでしょうか。


f:id:gawa67tabimaru:20230914122549j:image今回観戦するのは福岡ソフトバンクホークスvs横浜DeNAベイスターズの一戦。ベイスターズ側のベンチのある3塁側の内野席を指定しました。野球のチケットは基本的にホームに近いほど、グラウンドに近いほど料金が高くなるように設定されています。

今回の座席は3塁ベースよりは外野より、ただグラウンドに近い場所でしたが2700円ほどとかなりお得に観戦することができました。

 

f:id:gawa67tabimaru:20230914122640j:image普段は訪れない球場にやってきたらその球場ならではのグルメが遠征民の楽しみ。球場のコンコースを歩きながら品定めをして、選んだのは各球場で提供されている選手プロデュースグルメ。ソフトバンクホークスの顔とも呼べる柳田選手プロデュースのガーリックライスを選択しました。柳田選手通称ギータの打撃のようにパンチのあるガーリックが効いた旨すぎる一品でした。paypayドームはご飯やスイーツ、お酒まで選手プロデュースのグルメが多数揃っていたので、選ぶ楽しみを感じられる球場でした。

 

2日目)博多の地下鉄新線を見学

前日にナイター観戦をしていたこともあって2日目はゆったりめなスタートをします。朝食付きのプランにしていなかったこともあって、悩んだ結果ゆっくりと起きて朝食兼昼食として福岡名物のうどんを食べることにしました。うどん屋さんがあるのは博多駅。まずは朝の散歩として博多駅まで歩いて向かいます。

宿泊した西鉄クルームの目の前の通りをまっすぐ進むと博多駅が見えてきます。このルートは延伸開業した地下鉄七隈線の通り道。数年前に陥没事故が発生した現場も見ることができます。

 

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朝の散歩にしてはかなり長い時間をかけて博多駅まで歩いて、博多バスターミナルの地下にある牧のうどんへとやってきました。前日に試合を観戦した横浜DeNAベイスターズには牧という名前の選手がいます。関係があるというわけではないですが、牧選手にあやかって牧のうどんで、いつものやわやわごぼ天うどんを楽しみました。

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2日目)福岡の海沿い観光

2日目は飛行機の時間まで福岡観光を楽しみます。まずは博多駅のすぐそばにある博多バスターミナルからバスに乗って1日目に訪れたpaypayドーム方面を目指します。ここで乗車したのは全国でも珍しい高速道路を走っていくバス。路線バスタイプの車両にも拘わらず福岡を通っている都市高速を思いっきり走っていきます。

目指す目的地は同じでもバスの系統により高速を走らないバスもあるので、高速を走る路線バスに乗車したい場合は経由もしっかり調べておいた方がいいでしょう。

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f:id:gawa67tabimaru:20230914123747j:imageまずやってきたのは福岡タワー。福岡の市街地は空港にほど近いこともあって高さのある建物があまり多くありません。福岡タワーからはそんな福岡の街を、そして長年アジアの玄関口として機能してきた博多湾の様子も一望することができるタワーとなっています。

 

そして福岡タワーの目の前にはシーサイドももち海浜公園と呼ばれる公園があります。人工的に作られた砂浜ではありますが、夏の時期には海水浴やマリンスポーツを楽しむことができるようになっています。福岡都心部にも非常に近く観光地も周辺に多いことから平日でもかなり賑わっているビーチとなっていました。

 

海沿いを少し離れてやってきたのは福岡市博物館。福岡市の長い歴史を細かく解説してもらえる常設展は非常に見応えがありました。
この福岡市博物館のメインの展示とも言えるのが金印。日本史の授業で超初期に学ぶ弥生時代の「漢委奴国王」という文字列が刻まれた金印が展示されています。思っていたよりも小さくて実物を見てみる価値があると思います。

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2日目)福岡空港から帰路に

f:id:gawa67tabimaru:20230914123928j:image福岡の海沿い定番スポットの観光を終えて博多駅へと戻ってまいりました。博多駅では福岡に来た際の定番となっているKITTE博多内にあるShinShinラーメンを頂きます。福岡旅行の際は夕方便で帰ることが多く、ここShinShinラーメンも早い時間に食べるのが定番です。そんな変な時間にも関わらず店内はかなり混み合っており、ShinShinラーメンの人気さを実感することになりました。


f:id:gawa67tabimaru:20230914123931j:image福岡空港にちょっと早めに到着し、カードラウンジでしばらく休憩してみることに。こちらのカードラウンジは保安検査場を通過した後にあるため搭乗開始直前までくつろぐことができます。対象のゴールドカード以上を持っていて当日の搭乗券を提示すればだれでも利用することができます。

更に福岡空港のこちらのカードラウンジは2つの特徴があります。

 


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こちらのカードラウンジの特徴の1つ目が窓から見える景色。ちょうど展望デッキの真下にあり、大きな窓が使われているため目の前を様々な会社の飛行機が通過していきます。これだけの距離で飛行機を見れる場所はそこまで多くないのでテンションが上がってしまいます。

そして写真右側がもう1つの特徴。こちらのラウンジはビール1本かソフトドリンク飲み放題の選択制になりますが、ソフトドリンク飲み放題を選ぶとCOSTAコーヒーが飲み放題となっています。コーヒーだけではなくラテなど様々な種類を楽しめるのはかなり嬉しいですよね。


f:id:gawa67tabimaru:20230914123925j:image羽田への帰りの飛行機はまさかのディズニーの特別塗装機でした。JALとディズニーは定期的にこのような特別塗装機を出していますが、狙って乗れるものではないのでなかなかの幸運でした。機体のラッピングだけのコラボではなく、機内でもヘッドカバーがディズニー仕様になっていたり、ドリンクサービスで提供されるコップにもディズニーのキャラクターが描かれていました。JALファンだけではなく、ディズニー好きの方も魅了するような飛行機になっていました。

 

ということで以上、福岡1泊2日の旅の旅行記まとめをお届けしました。

何度も訪れている福岡ですが、何度訪れても飽きない魅力があります。今回訪問した観光地は福岡市博物館以外は以前にも訪れたことのある場所でしたが、それでも機関が空いたこともあって新鮮な気持ちで見学することができました。そして福岡paypayドームは野球観戦で利用するのは初めてでした。グルメの宝庫福岡にあるだけあって、どれも魅力的なグルメが多く、球場をぐるぐるしながら選ぶ楽しさもありました。これは交流戦のみならず、ファンのベイスターズ戦以外の関係のないカードでも訪れたくなってしまいます。そんな福岡の魅力をまだまだ発見できた旅となりました。

 

この記事は2023年6月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。