がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【旅行記】勝負の神様、パワースポットの筥崎宮 長崎・福岡旅⑬

こんにちは。

勝負の神様と呼ばれる神社は多々ありますが、それぞれ由縁が異なるもの。

今回は誰もが一度は歴史の授業で耳にしたことがある元寇を追い払ったことにゆかりのある神社を紹介していきたいと思います。

 

今回も長崎福岡旅を書いていきたいと思います。

旅は2日目。最終日である2日目は福岡市地下鉄の1日乗車券を購入し、福岡市内で気軽に観光を楽しんでいます。

午前中に福岡空港を見学し、午後一番で櫛田神社、福岡県庁を訪れました。

そのまま地下鉄箱崎線を利用して、北へと進みながら観光を続けていきたいと思います。

今回訪れるのは、日本三大八幡の1つに数えられる筥崎宮。そして地下鉄箱崎線の終点貝塚駅すぐ近くにある貝塚公園を見ていきます。

 

以下目次です。

 

 

それではスタート!!

日本三大八幡の筥崎宮

f:id:gawa67tabimaru:20211108153823j:plain

やってきたのは地下鉄箱崎線筥崎宮前駅。

地下鉄の1番出口の階段を上がるとそこはすでに筥崎宮の参道です。

筥崎宮はこちらも福岡を代表する神社で、前に紹介したことのある京都の石清水八幡宮、そして大分の宇佐八幡宮と並ぶ日本三大八幡に数えられています。

ここ筥崎宮は勝負の神様として有名な場所。境内を巡りながら紹介していきます。

 

f:id:gawa67tabimaru:20211108153837j:plain

参道を歩いてやっと社殿の姿が見えてきました。

参道と一の鳥居との間には道路があり横断歩道にはなっているものの、信号があるわけではないので参拝時は注意が必要です。
参拝者を出迎えてくれる一の鳥居。一の鳥居は歴史あるもので、初代福岡藩主の黒田長政が造営したとされています。たしかに歴史を感じるいでたちです。

 

f:id:gawa67tabimaru:20211110161504j:image

筥崎宮の御祭神は第15代応神天皇、その母である神功皇后、そして玉依姫命です。

応神天皇八幡大神とも言われ、勝負の神様として武家から信仰があり、名だたる武将たちが筥崎宮を参拝していたようです。

武将たちが愛した勝負の神様ということでそのパワーは間違いないですね。

 

f:id:gawa67tabimaru:20211110211122j:plain

筥崎宮の特徴として挙げられるのは、楼門に掲げられている「敵国降伏」の字。

これは前回、福岡県庁の目の前にある東公園に銅像が建てられている亀山上皇のものとされています。

亀山上皇は後でしっかり触れていきます。

この「敵国降伏」は戦国武将である小早川隆景筥崎宮の楼門を造営した時に掲げたものだそうです。


f:id:gawa67tabimaru:20211110161509j:image

石清水八幡宮の時も話しましたが、八幡社では鳩は神の使いとされ丁寧に扱われています。

それはここ筥崎宮でも同じ。鳩のおやつが写真のような形で販売されており、境内には鳩がたくさん。

おやつを買おうもんなら、どんどん鳩が集まってきます。おやつを買っていなくても、この販売機に近づいただけで、期待してたくさんの鳩が後をつけてきました。


f:id:gawa67tabimaru:20211110161506j:image

中は暗くて見えませんが、亀山上皇の木彫像が見学できるようになっています。

亀山上皇は前回も少し説明しましたが、ここ福岡で激戦となった鎌倉時代元寇の際の上皇で、全国の寺社に敵国降伏の祈願をするようにとお達しを出したそうです。

そんな祈願のおかげもあってか苦戦を強いられる中、神風と呼ばれる暴風雨によって蒙古軍を2度も撃退したのが、元寇のお話です。

ただこの神風については諸説あり、歴史ロマンを感じる出来事です。福岡市内には遺構が残っていたりするので、しっかり勉強としたうえでまた訪れたいです。


f:id:gawa67tabimaru:20211110161501j:image

元寇の遺構とされるものが筥崎宮の境内にも残っています。

この細長い石は蒙古軍の船の碇といわれているもの。昭和に博多港で見つかったもので、重さは何と250キロほどあるそうです。

 

f:id:gawa67tabimaru:20211108153858j:plain

筥崎宮の参道はとてもながーく、海まで続いています。

この参道が賑わうのが博多三大祭りの1つである放生会。「ほうじょうや」と読みます。

読みの通り、豊穣に感謝するお祭り。筥崎宮の参道にずらーっと屋台が並び、これぞお祭りという雰囲気になるそうです。ぜひ行ってみたい。

 

筥崎宮からも見える飛行機

f:id:gawa67tabimaru:20211108153922j:plain

筥崎宮ですが、福岡の街中にあります。ということは、そうです。飛行機が見えるんです。

特に滑走路の延長上に近いため、離着陸どちらの場合でも飛行機の姿がはっきりと確認することができます。

この日は離陸側。社殿の後ろから飛び出てくる飛行機を堪能できました。

 

f:id:gawa67tabimaru:20211108154002j:plain

少しズームするだけで航空会社や機種まではっきりわかるレベルです。

ANAの787型機ですね。福岡空港は大型機も発着するのでめちゃくちゃ楽しいです。

福岡空港によく来る787や350は新しい方の機種で結構静かなので大型機感は少し薄いかもしれません。

ぜひトリプルセブンのでかい機体と騒音を聞きに来たいものです。

 

f:id:gawa67tabimaru:20211108154018j:plain

参道を歩いていくと特に木などに干渉されることなく飛行機を見れるポイントもあります。

着陸時の方が高度が低いので、その時の方が迫力はありそうですね。

 

謎の貝塚交通公園

f:id:gawa67tabimaru:20211108154301j:plain

少し時間に余裕があったので地下鉄箱崎線の終点、貝塚駅までやってきました。

そんな貝塚駅前にある面白い公園が、貝塚交通公園。

ご覧のように公園内が小さな町のようになっていて、道路標識や信号が完備された道が走っています。

どうやら子どもたちがゴーカートを運転しながら交通マナーを学べるような公園だそうです。この日はゴーカートが休みで寂しい限りでした。

 

f:id:gawa67tabimaru:20211108154324j:plain

交通公園の名にふさわしく、ゴーカート以外にも交通要素があります。

こちらは蒸気機関車と昔の寝台特急の客車でしょうかね。

他にも遊具があったり、公園らしさがある一面も垣間見えました。

 

f:id:gawa67tabimaru:20211108154339j:plain

この貝塚公園は真上に飛行機が飛んでいきます。

あまり見ることのない飛行機のお腹を目撃することができました!

 

 

ということで今回はここまで。

勝負の神様として名高い筥崎宮。2度も外国からの襲撃を退けた福岡の地にあり、その祈願をした亀山上皇の像まである神社。

何か勝負事に挑む前にお参りしておきたい場所ですね。

放生会の盛り上がりはよく聞くので、ぜひその時に訪れたいです。何もなくてもおいしい博多のグルメ。お祭り時なんてとんでもなくおいしいものがたくさん出るのではないでしょうか!!

 

次回は福岡で食べたグルメをひとまとめにして紹介していきたいともいます。

長崎福岡旅も残すところあと2回。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

watabimaruga.hatenablog.com

 

watabimaruga.hatenablog.com

 

watabimaruga.hatenablog.com