こんにちは。
今回は福岡県の北九州市と大分県を巡った大分温泉旅の旅行記をお届けします。
冬といえば温泉、温泉といえば大分でしょ!と思い立ち行ってきた旅行。時間の問題から別府のお湯は楽しめませんでしたが、湯布院に大分の駅前にある温泉を楽しみ、さらに大分ならではのグルメをお酒と共に楽しんできちゃいました。大分には空港もありますが今回は北九州空港を利用して、実はちゃんと観光をしたことがなかった小倉も観光しております。さらにさらに、JALのパッケージでお得に買えたフリーきっぷを使って特急王国であるJR九州の特急列車も堪能してきました。
温泉とグルメで癒され特急に乗りまくった北九州大分旅行、まとめて一気にお届けしたいと思います。
以下目次です。
それではスタート!!
旅の行程
1日目
羽田空港からJAL便を利用して北九州空港を目指します。バスで小倉へと移動して小倉観光。午後の特急ソニックに乗車して一気に大分へと向かいます。大分観光を楽しんで大分に一泊します。
2日目
2日目は列車を駆使して移動します。朝イチの特急ゆふに乗り湯布院観光。続いて昼頃の特急ゆふいんの森に乗車して別府観光。一度特急ソニックに乗車して大分へと戻り、改めて特急ソニックで行橋へ。行橋から列車とバスを乗り継いで北九州空港へ戻り、羽田空港へと帰ります。
1日目)北九州空港利用と小倉観光
朝一番の羽田空港からJALに搭乗して北九州空港を目指します。工事中でスポットが減っている影響か、バスラウンジからバスで飛行機へと向かいます。
関東から中部地方にかけては雲に覆われていましたが、瀬戸内海では綺麗に晴れて地上の景色を楽しみながら北九州空港に着陸しました。
北九州空港到着後はバスの時間まで軽く空港見学。2006年に開港した空港で比較的新しいターミナルビルになっています。人工島にある空港ですが、まだ空き地が多くこれからいくらでも拡大できそうなポテンシャルがある空港でした。
北九州空港からはバスを利用して北九州市の中心部である小倉を目指します。
小倉に到着して昼食タイム。小倉のソウルフードとも呼べる資さんうどんにやってきました。牧のうどんとウエストには行ったのでこれで福岡の有名なうどんチェーンはクリアですかね。
注文したのは人気No.1の肉ごぼ天うどん。噂に違わない美味しさでどハマりしました。また行きたい。
食後は小倉観光。小倉駅周辺にはアーケードの商店街が広がり、小倉城もあったりと観光スポットが点在しています。今回はそんな小倉中心部をぶらぶら散策しつつ、地図で有名なゼンリンミュージアムを訪問してみました。
地図の博物館というとマニアックな気もしますが、面白い展示でがっつりと見入ってしまい残念ながら小倉城へ行く時間は取れませんでした。
1日目)九州のエース特急ソニックで大分観光
小倉駅に戻って参りました。ここからは日豊本線を走り福岡と大分を結ぶ九州を代表する特急列車ソニックに乗車して大分を目指します。
特急ソニックは2種類の車両があり、行きに乗車したのは長崎へ向かっていたかもめで使用されていた白いソニック号でした。中津や別府など大分県の主要都市に停車しながら小倉から大分まで1時間半ほどの特急旅となりました。
大分に到着した後は大分観光。駅から歩いて行ける範囲にある大分府内城を見学したり、大分駅前のビルの屋上にある温泉を楽しんだりと大分市街地を満喫しました。
大分県というと湯布院や別府に観光客が集中しがちで、注目されることはないからか、大分駅周辺は観光客よりも地元の方の街という印象を抱きました。
夕食は居酒屋へ。大分名物も楽しみつつ、福岡名物のとりかわをいただきました。大分駅周辺の飲食店は全国に展開しているチェーンから、大分ならではのグルメを楽しめるお店まで選択肢が広く存在します。筆者もじっくり悩んで、居酒屋を選択したのでした。
宿泊したのは大分駅からまっすぐ歩いて10分ほどのダイワロイネットホテル。写真左側の茶色の建物です。こちらは全国展開しているビジネスホテルで主にビジネス客をターゲットととしており、広々とした部屋が売りです。今回は朝食もつけずただ泊まっただけとなりましたが、快適な宿泊になりました。
2日目)絶景と温泉のまち湯布院へ
ホテルでは朝食を付けなかったので大分駅の改札口隣にあるシアトルズベストコーヒーで簡単に済ませます。シアトルズベストコーヒーはその名の通りアメリカはシアトル生まれのコーヒーショップで九州地区ではJR九州が運営をしており、九州の駅ではよく見ることが出来るコーヒーショップとなっています。
普段使うことのないお店なので、チェーンで大分名物ではないとわかっていても、メニューを見ているだけでワクワクしてしまいました。軽く朝食を摂って大分駅から湯布院へと移動をしていきます。
大分駅を朝8時20分に出発する特急ゆふに乗車してやってきたのは由布院駅です。別府と並び大分を代表する温泉地かつ観光地である湯布院にやってきました。駅名と街の名前の漢字表記が違うのが面白い街です。詳しいところは湯布院の旅行記で触れていきたいと思います。
写真にも写っていますが、乗車してきた特急ゆふは博多行き。由布院から乗車していく外国人の方があまりにも多すぎてびっくりしました。ほんとに日本か!?というレベルの外国人の数でした。
あいにくの大雨で、せっかくの由布岳がなんだかうっすらとしか見えていません。朝一番ということもあって人も少なく少し寂しい湯布院ですが、観光をしていきます。もちろんメインとなるのは湯布院の温泉ですが、金鱗湖を代表する景勝地もあるのが湯布院の魅力。充分に時間を取って観光も温泉も楽しんでいきます。
一通り観光を楽しんで、いよいよ温泉へと向かいます。湯布院にはたくさんの宿があり、日帰り入浴を楽しむことが出来る温泉宿もあります。中には綺麗な由布岳を眺めながら楽しめる温泉もありますが、あいにくの空模様。計画を変更して地元の方が訪れるような温泉施設へ向かうことにしました。
やってきたのは由布市が運営する健康温泉館クアージュゆふいんという施設。ここではお得な値段で地元の方に混ざって湯布院の温泉を楽しむことができました。
2日目)大人気の観光特急ゆふいんの森で別府へ
湯布院を楽しんだ後はJR九州が誇るD&S列車である特急ゆふいんの森に乗車し、別府を目指します。特急ゆふいんの森は久大本線経由で博多と由布院・別府を結んでいる特急列車です。
本来ならば由布院から博多まで乗車したかったのですが、ゆふいんの森は大人気列車のため既にきっぷは完売状態。由布院から別府の間では空席がまだまだある状況だったので別府までの1時間を楽しむことにしました。
特急ゆふいんの森は車内にビュッフェと呼ばれる車内販売カウンターがあります。こちらでは地元の名物グルメやアルコール、そしてゆふいんの森グッズも購入することが出来るようになっています。
今回は大分ならではのかぼすアイスに由布院のドーナツを購入して自席で楽しみました。博多由布院間に比較して、由布院別府間は空いているので車窓もビュッフェもゆったりと楽しむことができました。
由布院駅から1時間も掛からずに大分県ではNo,1の観光地別府駅に到着しました。別府駅は駅の至る所に温泉マークが付いており、温泉の街であることがとことんPRされています。駅前には足湯もあり、少し歩けば温泉に入れる共同浴場などもあります。
2日目)別府観光と北九州空港へ
別府では駅周辺で観光を楽しむこともできますが、せっかくなのでバスに乗車し地獄めぐりでも有名な鉄輪温泉の方へと向かいます。地獄めぐりと行きたいところですが少々時間が足りないので、2022年の12月にオープンしたばかりの地獄温泉ミュージアムとワニが見られる鬼山地獄を訪問し、別府の温泉について勉強をしちゃいました。
温泉に浸かるのもいいですが、どうしてこんなに有名な温泉地になったのか、そんなことを考えながら街歩きしてみるのもいいですよね。
別府観光を楽しんだ後は特急ソニックで大分駅に戻り少々早めの夕食を摂ります。どうしても食べたかったりゅうきゅうを食べられる居酒屋でほろ酔いになり、再び特急ソニックに乗車して北九州空港を目指します。
こちらの特急ソニックは行きとは異なり登場時からソニックとして走っている青色の車両。九州の特急はほんとに特徴的で種類も多くて楽しいですよね。
列車とバスを乗り継いで北九州空港へとやってきました。24時間使える海上空港ならではの夜便を利用して羽田空港へと帰りました。
ということで以上、大分温泉旅のまとめ旅行記でした。
北九州は小倉から始まり、大分、湯布院、別府と大分県の定番の観光地も周ることができました。温泉旅と銘打って実際に両日とも温泉に浸かることができましたし、美味しいグルメも堪能できました。2020年に九州一周旅をした際に大分県に初上陸を果たしましたが、旅の後半だったこともあって別府の宿でゆっくり過ごしただけだったため、ここまでちゃんと観光できたのは初めてでした。
ただそれでも別府のお湯に浸かれなかったことをはじめ、大分にはまだまだ温泉もあり見どころもあります。今回使えなかった大分空港を利用してまた再訪をしたいと思います。
この記事は2023年2月中旬時点での情報です。
最後までお読みいただきありがとうございました。