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【湯布院旅行記】由布岳を望む温泉街をぶらり散策 大分温泉旅⑦

こんにちは。

今回は大分県が誇る人気温泉地湯布院の旅行記をお届けします。

温泉を売りにした大分県の中でも別府と1,2を争う人気温泉地の湯布院。温泉はもちろんですが、由布岳の麓に広がる温泉街の中には観光スポットとなる風光明媚な自然の風景が点在し、散策することも十分に湯布院観光となります。

温泉は日帰り温泉でも種類が豊富で、絶景が売りの場所からリーズナブルな浴場まで目的にあった施設を選ぶことができます。

今回は温泉だけじゃない湯布院の観光を、もちろん温泉を含めて紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

湯布院の玄関口由布院駅

湯布院観光の拠点は久大本線由布院駅。博多や大分、別府と特急列車によって結ばれているため、こちらの駅が玄関口になることが多いです。列車の時間になると到着した人と乗車する人でかなり賑わいます。

駅は由布院という表記ですが、街の名前は由布市湯布院町となっており、駅と街の名前が異なる状況になっています。温泉も正式には由布院温泉だそうですね。

 

由布院駅は3つホームがあり、改札に面している1番乗り場では方面に関係なく特急列車が停車するようになっているみたいです。写真はD&S列車として人気の特急ゆふいんの森。全席指定の特急列車ですが、満席状態。たくさんのお客さんが車内へと吸い込まれていきました。

 

由布院駅はただ玄関口となる駅というだけではありません。駅にいながらも湯布院を感じることができるようになっています。1番乗り場のホーム上博多側には湯布院の温泉を気軽に楽しむことができる足湯が設置されています。

こちらは駅の窓口で販売されている足湯券を購入することで利用でき、オリジナルのタオルが付いてくるみたいです。この日は雨ということもあって利用している人はいませんでした。

 

駅舎内ですが、まず改札機の設置は特になく改札口の概念すらほとんどない状態になっています。列車の改札が始まると駅舎とホームを隔てる大きなガラス戸が開けられて、改札口なども特になくガラス戸の手前に立っている駅員さんに切符を確認してもらいホームへと入っていきます。

あまり目立ちはしませんが、観光地だけあってみどりの窓口が設置されています。列車の発車前になると少し混みだすので、やはりきっぷは事前に購入しておくべきでしょう。

 

駅舎の真横には待合室があります。アトリエのような待合室になっており、イベントスペースとして展示品もいくつか置いてあるアートな空間になっています。待合室にしては少し席数が少ないような気がしますが、駅周辺には飲食店やお土産屋さんなど時間を潰せる場所がかなりあるので、そこまで利用者はいないのでしょう。

 

駅に隣接して由布市ツーリストインフォメーションがあります。中には観光案内所はもちろん、手荷物預かり所もある他、2階には湯布院に関連した本などが読めるスペースが設けられています。1階は観光客がちらほらといましたが、2階は比較的落ち着いた雰囲気が流れていました。旅のプランを練るのにももってこいな場所ですね。

 

ツーリストインフォメーションの2階には湯布院のシンボルでもある由布岳を正面に望めるデッキがあります。由布院駅の目の前も由布岳を見ることができる絶景ポイントですが、こちらのデッキならば少し高い場所から望むことができます。

残念ながら訪問日は雨模様。由布岳はその姿を雲の中に隠していました。

 

湯の坪街道を歩いて金鱗湖

あいにくのお天気ではありますが、湯布院観光を楽しんでいきたいと思います。由布院駅と出るとまず1つ目の見どころがあります。それがこの景色。由布院駅の目の前に伸びる通りとその先には湯布院のシンボルである由布岳を望むことができます。

とても綺麗で見とれてしまうような景色なはずなんですが、由布岳は拝めず残念でした。

 

駅前の通りを少し進むと由布院駅前バスターミナルが見えてきました。こちらも由布院観光の起点となる場所で、看板にもある通り福岡空港や大分空港とダイレクトで結ばれている他、由布岳鶴見岳を挟んだ反対側にあるもう一つの温泉地別府との間のバスも運行されており、大分県の湯めぐりを楽しむこともできます。

 

由布院駅駅前通りはさすが観光地とだけあって飲食店やお土産屋が軒を連ねております。撮影時は朝の早い時間帯だったため、お店もそこまで空いておらず賑わいはありませんでしたが、観光を終えたお昼時には行列の出来ているお店もありかなりの賑わいを見せていました。

 

駅前の通りをひたすら進んでいくと、湯の坪街道という通りに行きつきます。こちらが湯布院観光のメイン通りとなる場所です。左右には飲食店やお土産屋はもちろん、観光ができるような施設までもこの湯の坪街道沿いに集まっています。

湯布院の観光スポットとして人気の高い金鱗湖へと向かうにはこの湯の坪街道をひたすらまっすぐ進む必要があるため、迷うことなくこの通りに辿り着くことができるはずです。

 

そんな湯の坪街道の途中には湯布院フローラルヴィレッジという小さいテーマパークがあります。英国をイメージした建物が並ぶテーマパークで、中にはフクロウと戯れることができるフクロウの森やムーミンショップなどがあり大人から子どもまで楽しめる施設となっています。

また宿泊施設も完備しており温泉宿だけではない多彩な選択肢を用意してくれております。

 

湯の坪街道をひたすら歩くこと25分ほど、湯布院を代表する観光スポットである金鱗湖に到着をしました。周囲は400mほどとそこまで大きな湖ではありませんが、別府湾へと注ぐ大分川の源流の1つとなっています。

湖底から温泉が沸いていることや、周辺の川から温泉が流入することで発生する朝霧が有名で、その光景から風光明媚な人気観光地となっています。

 

金鱗湖の周囲には散歩道が整備されています。気軽に湖の周りを散策できるようになっている他、湖畔にはオシャレなカフェなどもあり、その景色を思う存分に楽しむことができるはずです。

気軽に湯布院の湯を楽しむ

湯布院にやってきたからには温泉も外せません。湯布院には絶景が楽しめるホテルの日帰り入浴から地元の人たちが集まる浴場まで様々な種類の温泉を楽しむことができます。

こちらはゆのつぼ温泉。その名の通り湯の坪街道のすぐそば、1本道を入ったところに位置しています。非常にこじんまりした共同浴場で200円で湯布院のお湯を楽しむことができます。今回ここはパスしました。

 

湯の坪街道から離れて大分川沿いを散策しながら目的の温泉へと向かっていきます。大分川沿いは湯の坪街道とは異なり自然豊かな景色が広がり人もそこまで多くはありません。本来ならば大分川沿いは雄大由布岳を見ることができる場所なので、駅から金鱗湖の往復で湯の坪街道と大分川沿いどちらも歩いてみてはいかがでしょうか。

 

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やってきたのはこちらの湯布院健康温泉館クアージュふゆいんです。大浴場の温泉はもちろんですが、水着着用のプールまであり運動浴なども楽しむことができます。

大浴場だけの利用であれば510円とかなりリーズナブルに温泉を楽しむことができます。景色は楽しめませんが露天風呂も完備され、客層は地元客が中心のため比較的空いておりゆったりと温泉を楽しめる穴場スポットでした。

 

ということで以上、湯布院の旅行記でした。

今回は滞在3時間ほどの滞在で街歩きに温泉にとあいにくの天気ではありましたが湯布院を堪能することができました。温泉はもちろんですが、由布岳金鱗湖をはじめとした自然の景色も楽しむべきポイントになっています。

取り上げられなかったグルメに関しても、食べ歩きできるものからがっつりした食事、そしてスイーツに至るまで様々な名物グルメがあるようです。再訪時にはそこまで含めて見ていきたいと思います。

 

この記事は2023年2月中旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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