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【関西空港】リニューアルした国内線の出発エリアを体感する!!

こんにちは。

今回は関西国際空港を紹介していきたいと思います。

当ブログでも何度か紹介している関西国際空港ですが、2025年の大阪万博に向けて空港全体でリニューアル工事が行われています。それに先立って2022年の10月に国内線エリアが新しくリニューアルオープンを果たしました。関西空港というと国際線もしくはLCCがメインの空港で、国内線を利用する機会はそう多くないとは思いますが、リニューアルを経て、伊丹空港に勝るとも劣らない国内線の出発エリアの充実さが誕生しました。そこで今回はそんなリニューアルした国内線の様子を簡単にではありますがお届けしたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

関西空港のカードラウンジ

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京都から特急はるかに乗車し1本で関西空港までやってくることが出来ました。今回取り上げるリニューアルはメインとなる第1ターミナルで行われたものとなります。関西空港駅からは第1ターミナルへは段差なくアクセスすることが可能です。出発案内を見ても航空便がかなり復活してきていることが分かります。


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第1ターミナルとの反対側にはホテル日航関西空港などがあるエアロプラザなるものがあります。ホテルやレンタカーの受付、飲食店などが入っており、LCCの第2ターミナルへ向かうバスもここからの発着となっています。今回は搭乗する飛行機まで時間があるのでこのエアロプラザに位置しているカードラウンジに立ち寄ることにしました。

 

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やってきたのはエアロプラザ2階にあるカフェラウンジNODOKA。いわゆるカードラウンジで、当日の搭乗券と対象のクレジットカードを持っていれば2時間無料で利用することができます。また有料ですが、特に搭乗券やクレカなどを持っていなくても利用できるようになっています。

 


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ラウンジ内は通常のカードラウンジと同じようにフリードリンクが用意されています。航空会社のラウンジとは異なりアルコールは有料です。他にも旅の起点となる関西空港ならではの全国各地や世界各国のガイドブックが用意されていたり、有料ですがシャワールームがあったりと設備はかなり揃っておりました。

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ラウンジ内には仕事が出来るようなスペースから区切られたネットカフェのようなスペース、そして写真のようなアウトドア的な開放的なスペースが用意されています。入店時にエリアを選択する必要があります。こんな開放的な場所でリラックスしながら飛行機の搭乗時間までのひと時を過ごすことができます。

 

リニューアルされた1タミ国内線フロア

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それではリニューアルされた部分を見ていきましょう。まずは第1ターミナルの2階です。ここには従来国内線の出発と到着どちらの動線もまとめられていましたが、現在は出発フロアのみとなっております。到着は国際線と同じく1階にまとめられており、これまで到着時も段差なしで関西空港駅の改札口まで向かうことが出来たので、多少利便性を損なうリニューアルとなりました。

またANA側とJAL側で2か所あった国内線の保安検査場も1つにまとめられ、特にANAのチェックインカウンターからは少し距離ができてしまいました。


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2階の国内線のチェックインカウンターの後ろ側は場所によってはまだ工事中でした。マクドナルドはまだ残っていましたが、国内線の保安検査場とはほぼ真反対。かなりの距離ができています。

 

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こちらは新設されたフードコートエリアです。従来は3階にレストランやショップが固められていましたが、3階は完全に閉鎖され工事が行われているため、ここ2階のフードコートが一番レストランが集まっている場所になっています。

お店はたこ焼きなどの大阪名物からラーメンやうどんといった日本の名物まで5店舗が軒を連ねています。ちなみにこれまであったはずの551が消えていてかなりショックを受けました。2023年の夏から秋にかけて消えていったスターバックスや551が復活するようです。

 

少し遠いが充実の国内線出発エリア

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ここからは完全にリニューアルされた国内線の保安検査場通過後のエリアを見ていきます。まずは全体図。2階の南側に国内線用のエリアが生まれ、国際線用だったスポットをいくつか国内線用に転用させています。

従来の国内線出発エリアはターミナル正面のスポットを利用していたため単純な形をしていましたが、現在はスポットが変則的になりエリアの形も少々複雑な形となっています。

 

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国内線で最も変わった点が保安検査場を通過した直後の通路の長さですかね。これまではすぐに搭乗待合室のエリアまで向かうことが出来ましたが、リニューアル後は長い通路を進んでやっとたどり着けるようになりました。

 


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実際の搭乗口の手前にある待合室エリアはご覧のようになっています。写真左側は従来の国内線と同じ場所で多少無機質かなという感想を抱きます。一方で写真右側は新たに国内線用となったエリア。関空発の国際線を利用したことがないのでこれまでと同じなのか、それとも国内線転用を機にリニューアルされたのかはいまいちわかりません。ただ右側の元々あったゾーンよりは綺麗な待合室なように感じました。

 


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20番台と40番台のスポットの真ん中にはレストランやショップが集まるゾーンがあります。伊丹の保安検査場通過後のエリアと似ており楕円形のお店が配置されています。

今回はその中にあるぼでぢゅうで夕食を頂きます。こちらのぼでぢゅうはプライオリティパスで利用可能となっているため、贅沢にお好み焼きの豚玉とかしわバター丼を頂きました。プライオリティパスの効果もあってか、夕食時ということもありかなりの混雑となっていました。

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基本的にはJAL系列が国内線用に転用された38~41番スポットを、ANA系列が従来から存在している24~27番スポットを使っているようです。今回は関西空港を21時過ぎに出発する羽田空港行きの便を利用したため、41番スポットからの出発となりました。搭乗口としての変化はそこまで感じませんが、出発後滑走路までの距離が長くなったような気がしました。

 

ということで以上、リニューアルされた関西国際空港の紹介でした。

2025年の大阪万博に備えて大幅リニューアル中の関西空港。既に国際線も復便傾向にあり、多くの外国人や日本人の旅行客で賑わいを見せています。工事エリアなどが広がり少々不便な所もあるかもしれませんが、先行開業した国内線エリアの様子を見る限りかなり使いやすくなりそうな予感がします。グランドオープンが非常に楽しみです。

今回は入りませんでしたが、国内線エリアには航空会社のラウンジも設けられています。これまではANAサクララウンジそれぞれに設置されていましたが、共用ラウンジとなり外の様子を見ることが出来る明るいラウンジとなっています。次回はぜひ潜入したいです。

 

この記事は2023年1月下旬時点の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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