がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【沖縄旅行記】沖縄の島々を飛び回る!沖縄離島ホッピング旅まとめ

こんにちは。

今回は2023年を締めくくる沖縄旅のまとめ旅行記をお届けします。

2023年はJALの上級会員になるために飛行機に乗りまくるいわゆる”修行”を敢行。その締めくくりとして選んだのが沖縄旅行。沖縄県は説明するまでもないですが多くの島々によって構成されており、その島々を結ぶ航空路線も展開されています。距離が短く価格が安いため、筆者のように回数を飛んで上級会員を目指す回数修行僧にとっては聖地とされています。そこで2023年ラストの旅行&修行の地として沖縄を選んだのでした。今回の旅は完全に修行に重きを置いており、沖縄に行ったのに観光をほとんどしなかった旅となりましたが、それも修行のつらさということで、そんな旅行の様子をまとめて紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

旅の行程

1日目はお昼時の便を利用して一気に那覇空港へと向かいます。那覇からは夕方の便で石垣空港へと向かい、滞在1時間ほどで折り返し那覇空港へと戻ります。

2日目は早朝からのフライト。まずは宮古島へと向かいます。宮古空港から多良間島へ向かいますが、そのまま折り返しの便に搭乗し宮古島へととんぼ返り。宮古島から再び那覇へと移動し、この日の移動は終了。少しだけ那覇市内を観光しつつ、お買い物やグルメを楽します。

3日目はゆっくりホテルをチェックアウトし那覇空港へ。お昼ご飯を食べて12時過ぎの便で東京へと戻りました。

 

1日目)冬のはじまりの沖縄へ!

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旅の始まりは2023年おなじみの羽田空港から。回数修行をしていたこともあって羽田空港から出発する旅が多かった2023年。羽田出発のラストフライトはJAL国内線のフラッグシップであるA350-900を利用して那覇空港へと向かいます。利用する飛行機はJALが加入するアライアンスであるワンワールドの特別塗装機でした。


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羽田空港から約3時間のフライトで快晴の那覇空港へと到着しました。日本一のリゾート地へのフライトらしく、客層は観光客が大半でにぎやかな長距離フライトとなりました。沖縄といえばというお天気の良さで絶好の観光日和だとは思いますが、修行はそんなこと許してくれません。

 


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那覇空港到着後、急ぎゆいレールに乗車して美栄橋駅近くのホテルに荷物を預けすぐに那覇空港に戻ってきました。那覇空港で少し早めの夕食タイム。国際線ターミナル側にある「なはまるうどん」で沖縄名物タコライスを頂きます。全国でみるチェーン店ながらも沖縄料理を提供してくれており、格安でタコライスを楽しむことができました。

 

1日目)1時間の石垣島滞在

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タコライスを食べたのち保安検査場を通過、初搭乗となるJALグループ沖縄拠点の航空会社日本トランスオーシャン航空石垣島を目指します。12月ですが17時台でもまだ明るさが残る沖縄本島からさらに西へと飛んでいきます。


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およそ1時間のフライトで石垣空港へと到着。石垣空港到着は19時前となり流石の南西諸島でもすでに日没を迎えていました。ということで、始めての石垣島は青い海や空を全く見れず空港内で帰りの飛行機までの1時間を過ごすことになりました。

 


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石垣空港はそれまで市街地ほど近くにあった手狭な空港が移転し、2013年に島の東側に新しい空港が誕生。中型機も離着陸可能な2000mの滑走路が整備され、沖縄本島以外の本州各地とも直行便で結ばれるようになりました。

比較的新しいターミナルビル内には石垣島の名物を楽しめるお店が揃っています。すでに夕食を済ませていたので、石垣島のご当地ドリンクゲンキクールと島バナナジェラートをいただきました。


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1時間の石垣島滞在を終えて沖縄本島那覇空港行きの最終便に搭乗し石垣島を離れます。ほぼ20時台に差し掛かるような時間帯の便ですが、与那国島からの乗り継ぎ客も含め搭乗率は7割くらいあったかと思います。こちらも初搭乗となる琉球エアコミューターのプロペラ機で那覇へと戻り、那覇市内のホテルへと帰りました。

 

2日目)早朝から島ホッピング

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2日目は早朝からのスタート。まだ夜が明けきっていない那覇空港へとやってきました。朝一番の日本トランスオーシャン航空に乗って目指すは宮古島。こちらも石垣島と並ぶ知名度を誇る沖縄県の離島となっており、那覇宮古間はジェット機を用いてかなりの便数が設定されています。

朝早い便とはいえそこそこ搭乗率も高く、短い搭乗時間ながらもさんぴん茶をサービスしておりました。


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宮古島では1時間ほどの乗り継ぎ時間を経て、続いては琉球エアコミューターのプロペラ機に乗っていきます。この日の沖縄の天気は不安定で時折とてつもない豪雨になることもあれば晴れ間が見えたりと南国特有の天気の中、宮古島石垣島の間にある離島多良間島を目指してフライトします。


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宮古島から25分ほどのフライトで多良間島に到着をしました。1日2往復宮古空港との便が運航されている多良間空港は、地域の公民館や役所の出張所のようなこじんまり感。

乗ってきた飛行機に再び乗り込み、多良間島滞在30分ほどで島を後にします。流石は島コミュニティだけあって、空港の係員さんと島を離れる乗客はみんな知り合いといった様子。搭乗待合室はアットホームな雰囲気に包まれていました。

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再び宮古島へと戻ってきました。ここからは宮古島の観光!でも良かったのですが、滞在1時間半ほどで那覇へと帰る便を取っており、宮古空港内を出ることなく過ごすことに。ターミナルビル内で同じ沖縄そばではありますが、具材が下に隠された宮古そばをいただきました。

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宮古島から那覇への便はこの旅ではお馴染みの日本トランスオーシャン航空。今回は沖縄を代表する観光地、美ら海水族館とのコラボである「さくらジンベエ」の特別塗装機でした。

帰りの宮古那覇便は天候の影響もあったのか、フライト時間も短いこともあって機内サービスはなく那覇空港へと到着となりました。

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2日目)気持ちばかりの那覇観光

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宮古島から那覇空港に到着したのが13時半頃。回数修行をクリアするためには50回搭乗が必要となり、既に12月末なのでもし計画通りに飛べず回数が足りなそうな場合はこの後の時間を使って石垣や宮古久米島を飛び回って補充をしようと空けておいたこの時間。

ここまで順調に修行が進み49フライトをクリア。3日目の羽田に帰る便で達成が確実となったので、午後の空いた時間は少しだけ観光をしていくことに。まずは沖縄といえばのA&Wで大好きなオレンジジュースとカーリーポテトを味わいます。


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続いては国際通りを少し入ったところにある牧志公設市場へ。建物が新しくなってからやってきたのは初めてでした。従来通り1階には色とりどりの鮮魚が並び2階の飲食店でその味を楽しめるという構造。ただ訪日外国人客が異常なほど多く、日本語があんまり聞こえないという状態になっていました。


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他にもとまりんで船を見たり、サンエーで沖縄土産を爆買いしたりと那覇市内でかるーく観光を楽しみホテルへ。今回はゆいレール美栄橋駅から徒歩5分ほどのコンフォートイン那覇泊港に宿泊。

タコライスやポーク玉子が楽しめる朝食が無料で付いてくるほか、洗い場付きのバスタブもあり修行で疲れた体を癒すことができました。

 

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夕飯は沖縄そば屋さんでいただく焼きそば。なんと麺が沖縄そばの麺を使用しており、普通の焼きそばとは全然違う食感を楽しめます。また今回はビビってソース味にしましたが、沖縄ではケチャップ味の焼きそばがメジャーだそうです。いつかチャレンジします…

 

3日目)50回目のフライトで東京へ

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3日目は朝食を食べてゆっくりホテルをチェックアウト。ゆいレールに乗車して那覇空港へと戻ってきました。今回ゆいレールの2日フリー乗車券を購入したので、気軽に那覇空港とホテルの間を行ったり来たりすることができました。ゆいレールはそこそこ料金がするので、フリー乗車券などを有効活用していくことをおすすめします。

 


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那覇空港到着後もしっかりと沖縄メシを楽しんでいきます。那覇空港国際線ターミナル側の最も端っこにあるケンミン食堂。沖縄の家庭料理を楽しめるお店で今回はトーフチャンプルー定食(写真左側)をいただきました。ご飯が自動で出てくるマシーンを使っており、好きな量を選べるのでお腹いっぱい食べることができます!

保安検査場を通過後、ClubESTの特典を使いJALサクララウンジへ。グァバジュースと共にオリオンビールもいただきました。これからこれが当たり前になると思うと修行して良かったなと感じますね…


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お昼過ぎの羽田便で東京へと帰ります。窓側が空いていたので窓側席へと変更し、沖縄の景色を楽しみながら沖縄に別れを告げ、50回目のフライトを締め括りました。

 

ということで以上、沖縄離島ホッピング旅のまとめでした。

JALJGC回数修行のフィナーレを飾る旅行ということで、ほとんど飛行機に乗って移動していただけの今回の旅。那覇に2泊もしたのにほとんど観光をしていないだけでなく、石垣島宮古島多良間島でも空港内から出ることなく終わってしまいました。もっと島を楽しみたかったのは山々ですが、これこそ修行。せっかく獲得した上級会員でフライトを贅沢に楽しみながら再訪して、しっかり観光を楽しみたいですね。それでも島のグルメや沖縄グルメをしっかり楽しめたのはよかったかと思います。

また2023年は主に飛行機に乗りながら移動を主とした旅が多くなっていましたが、2024年からは1つの都道府県に着目ししっかり観光を楽しむ旅をしております。今後の旅行記もお楽しみに。

 

この記事は2023年12月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【新潟空港】新たな航空会社トキエアの本拠地!空の玄関口新潟空港

こんにちは。

今回は新潟県にある新潟空港を紹介します。

日本海側で一番の大都市ともいわれる新潟市。そんな新潟市東区新潟市街地の東側に位置しているのが新潟空港です。新潟市街地にも近くアクセスはかなり良い立地です。滑走路は2本ありますが、旅客機は主に2500mの長さを誇るB滑走路を利用していきます。就航している航空会社も多く、路線も北は北海道から南は沖縄まで、更に国際線も飛んでいます。ターミナルビルは国内線国際線どちらも同じ建物を利用していることもあって、かなりの大きさがあります。

久しぶりの新規航空会社であるトキエアも無事就航し、そんなトキエアが拠点として各都市へ路線を伸ばしていく予定でもある新潟空港。今回は注目を上げている新潟空港を紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新潟駅にほど近いアクセス

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新潟県の空の玄関口新潟空港にやってきました。空港の住所は新潟市東区阿賀野川信濃川に挟まれている場所にあります。ターミナルビルはかなり大きく、ガラス張りで蔦屋書店をイメージするような見た目をしています。ただこれでも1996年から変わっておらず、最新の建物というわけではありません。


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新潟空港へのアクセスですが、鉄道の乗り入れはなく公共交通機関を利用するのであればバス一択となります。バスは新潟駅行きの直行リムジンバスと路線バスが運行されており、それなりの本数が確保されています。新潟駅までは直行バスで25分、路線バスで35分とかなりの近さを誇っています。

新潟駅以外に関しては早朝のみ長岡行きのバスがあり、現在は休止中ですが福島県会津若松へと向かう高速バスも出ていたようです。


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新潟駅行きのリムジンバスに関してですが、便によっては高速バスタイプの車両と写真のような路線バスタイプの車両が使用されています。路線バスタイプの車両は環境にやさしい電気バスのようですが、大きな荷物を入れるトランクルームはないので少し注意が必要かもしれません。

 

屋根が高いターミナルビル

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それではここからはターミナルビルの中の様子を見ていきたいと思います。ターミナルビルは国内線と国際線が共用になっており、4階建てとかなり規模が大きめの建物となっています。更には1~3階までが吹き抜けとなっており、屋根や壁の一部がガラスになっていることで自然光が入ってきて、ターミナル全体に明るい雰囲気があります。

 


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1階には各航空会社のチェックインカウンターが並びます。新潟空港は就航する航空会社が多く、国内線ではANAJALの他にフジドリームエアラインズアイベックスエアラインズ、ピーチ、そしてトキエアが就航しています。国際線は各社固定のカウンターが用意されているわけではありませんが、大韓航空、タイガーエア台湾、中国南方航空中国東方航空が就航しており、かなりバラエティに富んでいます。

 

訪問時は2023年11月下旬とまだ就航前の準備中でしたが、2024年1月についに就航を果たした新潟拠点の新規航空会社トキエアのカウンターもありました。ちょうど訪問日に就航日が発表され、新潟のニュースではトキエア一色となっていました。新潟県民の期待が感じられるトキエア、記事執筆現在は新潟丘珠線のみの運航となっていますが、そのほかにも関西方面や仙台線、佐渡線など全国各地への路線展開が計画されており今後も目が離せない存在となっています。

 


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1階の端っこ、駐機場を向いて右端には国内線の到着口が設けられています。到着口のすぐ隣からチェックインカウンターが連なっており到着した感が他の地方空港より薄かったように記憶しています。

その土地の名物のモニュメントが置かれがちな手荷物受取所のターンテーブル内には、酒処新潟らしく酒樽がどーんと置かれていました。


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国内線と国際線のチェックインカウンターの真ん中は吹き抜け部分となっており、3階まで一気に見渡すことができるようになっています。奥にはコンビニ兼お土産屋のヤマザキショップがあります。写真の背中側には案内所やレンタカーのカウンターがありました。

 

ターミナルの上層階へ

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写真は3階から2階を見下ろす画角になっていますが、2階には国内線国際線の出発口があります。写真右下のパーテーションが置かれているエリアが国内線の保安検査場入口です。また国内線保安検査場入口の手前には1階が見渡せるカフェとかなり広いお土産屋さんが1店舗ありました。

国内線の搭乗待合室エリアは制限エリア外と一部ガラスで仕切られている場所があり、飛行機に乗る直前まで別れを惜しむことができるようになっていました。


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国内線の反対側に国際線の出発口があります。ちなみに国際線はここを通過すると出国審査などの施設が3階で、搭乗待合室は4階にあるという不思議な構造となっています。

写真右側の新潟空港PRルームでは、新潟空港の模型や歴史、モデルプレーンなどが展示されています。また新潟らしく(?)お米のオブジェもありましたので、時間がある方はぜひ。


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出発エリアの1つ上の階、3階へとやってきました。3階は主にレストランフロアとなっており、レストランが2店舗、マッサージ屋さんが1店舗入っています。ターミナルビルの規模の割には少ないかなという印象を持ちました。

レストランは新潟名物のたれかつ丼やへぎそばが味わえるお店ですが、営業時間が昼と夜で分かれており、更に定休日も存在するようなので利用する際は事前に調べた方がいいかと思います。


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レストランの奥にはちょっとした展望スペースがありました。訪問時はこの先工事中になっていたのですが、最新のフロアマップを見ていくと誰でも利用できる飛行機を見れるような休憩スペースがオープンしているようです。デッキへと出なくても飛行機を見れる場所があるのは嬉しいですね。

 

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3階にはカードラウンジもあります。航空会社の上級会員ではなく、特定のゴールドカードと当日の搭乗券を持っていると無料で利用できるほか、有料でも利用できるラウンジとなっています。ラウンジからは駐機場や滑走路を見ることができ、ドリンクを飲みながら搭乗までの時間をまったりと過ごすことができました。


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最後に最上階である4階へとやってきました。4階は展望デッキとなっており、有料での利用ができますが、この日はあまりにも風が強く悪天候ということで閉鎖されていました。有料ながらも柵があまり高くなく、日本海を背に離着陸する飛行機を眺められるということで楽しみにしていたのですが、立ってるのも大変な暴風だったので外に出れなくても仕方なかったかもしれません。

 

ということで以上、新潟空港の紹介でした。

新潟市街地からもほど近く、トキエアの新規就航により注目を浴びている存在の新潟空港。トキエアの路線拡大に伴って利用するお客さんも増えていくであろうことが予想できます。現状、新潟空港はそのターミナルの規模の割には使われている部分が少なく、まだまだ施設を充実させる余地があるのかなと感じました。これから路線網の充実とともに空港の使いやすさも向上していくことに期待したいですね。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【長岡旅行記】えちごワンデーパスで行く!駅近で楽しむ長岡旅

こんにちは。

今回はお得なきっぷで行く新潟県長岡市旅行記をお届けします。

新潟県中越に位置する長岡市は県内でNo,2の人口を誇り、夏の長岡花火で有名な街となっています。上越新幹線も通り東京からもアクセスが良く夏の時期を中心に多くの観光客を集める街となっています。そんな長岡市新潟市は少し距離が離れており、新幹線でも20分ほど、普通列車であれば1時間20分ほどかかります。それだけ距離が離れるとネックになるのが交通費。今回は新潟駅長岡駅を往復するだけで元が取れてしまう新潟県を観光するのにお得なきっぷを用いて旅をしてきましたので、そのきっぷも含めて紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新幹線も使えるえちごワンデーパス

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在来線も高架化されたばかりでまだまだ綺麗な新潟駅へとやってきました。新潟では私鉄や地下鉄は全く走っておらず、電車にのるとなるとここ新潟駅を中心にJR線を利用することとなります。新潟駅はJRのターミナル駅となっており、上越新幹線の他信越線、白新線越後線の3つの路線が乗り入れております。

これだけのターミナル駅でも新幹線以外は普通列車がほとんどで、特急列車は直江津方面を結ぶ信越線の特急しらゆきと、酒田・秋田方面を結ぶ羽越線特急いなほの2種類しかやってきません。


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今回目指す長岡へは信越線と上越新幹線でも向かうことができます。行きはゆっくり信越線の普通列車で向かうことにしました。新潟を走る普通列車はみんな同じ色をしており、行先などをよく確認してから乗り込みましょう。

大都市新潟とはいえ、長岡まで向かう列車は1時間に1本程度の運行となっています。ただ6両編成もあったため車内は空いており、着席して大荒れの車窓を楽しみながらの長岡への列車旅となりました。

 

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今回利用するきっぷがこちらの「えちごワンデーパス」。新潟周辺のフリーエリア内が1日乗り放題になるきっぷで、そのお値段が1570円。新潟長岡間の片道運賃がIC利用で1166円なので往復するだけで762円もお得に利用することができます。1日中使うことができるので、他にも弥彦に行ったり村上に行ったり、新潟周辺を鉄道を利用して観光すればよりお得になりますね。


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えちごワンデーパスは新潟長岡間で新幹線を利用することもできます。乗車券部分のみ有効なため、別途新幹線特急券を購入する必要があります。普通列車だと1時間20分かかる新潟長岡間を新幹線ならば20分とかなり時間短縮できるため、うまく活用すればより多くの場所を観光することができますね。

また信越線を走る特急しらゆきも特急券を購入すれば利用することができます。特急しらゆきでも新潟長岡間が55分ほどで移動でき、新幹線よりかは安く乗れるのでこちらも選択肢に入れておくと便利かと思います。

 

長岡駅近くで濡れずに観光

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新潟駅から普通列車に揺られること約1時間20分、長岡駅へと到着しました。長岡駅は昔寝台特急の停車駅となっていたこともあるためか、ホームが非常に長くなっています。信越線と上越線の列車も発着をしますが、ホーム数がかなり多くなっているのは過去の栄光もあり、夏の花火大会のとてつもなく多くのお客さんをさばくためでもあるようです。


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さて長岡を観光していこうと思いますが、この新潟旅をしている2日間は雨風が台風並みになっている大荒れのお天気の日。長岡に見どころはたくさんありますが、傘も役に立ちそうにもないため駅から離れずに観光をしていくことにしました。

駅前にはご都合よすぎますが、駅周辺で楽しめる観光スポットの案内板が設置されていました。駅周辺にスポットが固まっている観光しやすい街なのかもしれません。


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まずは駅前を観光していきます。長岡駅前の広場には石垣が積み重ねられています。ただのモニュメントというわけではなく、実はここに長岡城の本丸があったという存在を示すようなモニュメントとなっています。

長岡城は戊辰戦争の際に焼失、そのまま復元されることなく城自体も城下町も全て市街地に改められてしまいました。そんな長岡城の本丸の跡にできたのが今の長岡駅となっています。


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長岡駅前には大手通と呼ばれるメインストリートが伸びており、歩道には屋根があるアーケードの通りとなっています。この道をまっすぐ進むと長岡花火の会場でもある信濃川にぶつかるようになっています。

長岡花火の際はこの大手通が歩行者天国となり、JR線と新幹線の乗車待ちレーンになるという写真が話題になっていましたね。

 


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長岡駅からまったく濡れずにやってこれる距離に市役所とバスケチーム新潟アルビレックスBBの本拠地にもなっているアリーナが一体型になった複合施設があります。特に見学する場所はありませんが、施設は新しく建築自体を見る価値がありそうです。

写真右側は中越地震の被害に関する展示がされているきおくみらい館。駅にはかなり近いので見ておくべき施設かと思います。

 

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ここで長岡で食べておきたいグルメをご紹介。その名もイタリアンというグルメです。長岡のソウルフードで、簡単にいうと焼きそばにミートソースがかかった麺料理。食べたことなかった味なので、ぜひ実際に味わってみていただきたいです。

長岡ではフレンドというお店が多数展開され、ここでファストフード並みに気軽にイタリアンを食べることができます。長岡駅ビルにもありました。

 

ぽんしゅ館で日本酒を楽しもう

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あまりの荒れ模様に長岡駅をほとんど出ることなく終わってしまった長岡観光。大荒れのために乗車予定だった信越線が遅れているとのことで、新幹線に乗車することに。時間に余裕ができたので、長岡駅にあるぽんしゅ館で日本酒を堪能することにしました。


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ぽんしゅ館のメインといってもいい場所がこちらの利酒番所。新潟の誇る日本酒を少しずつ楽しめるまさに日本酒のテーマパークとなっています。長岡駅以外にも越後湯沢駅新潟駅にも同様の店舗がありますが、どちらも混雑しがち。今回お客さんはおらず貸切状態で堪能させていただきました。

 

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入り口でお支払いをしてコインとお猪口を受け取ります。500円でコイン5枚と交換することができ、最大で5杯の日本酒を楽しむことができます。

このポの字が入ったお猪口はおなじぽんしゅ館内のお土産屋さんで販売もされており、おうちで楽しむ用にもできますね。

 

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番所内に入るとこのような形で様々な日本酒の銘柄が並んでいます。ここから好きなものを選んでお猪口をセット、コインを投入しボタンを押すとお酒が出てくるというシステムになっています。

お酒の銘柄によって必要コイン数が異なってきます。また、すべての銘柄に甘さや度数といったお酒の情報や味わいなどについてのスタッフさんのコメントもつけられているので、日本酒わ全く知らない人でも楽しむことができます。


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新潟といえばというお酒を飲みたいと思っており、こちらの八海山を選択。それ以外に日本酒2杯と梅酒を1杯、合計4種類いただきました。やはり人気を誇っているだけあり、八海山はとても飲みやすかったですね。

酔いが回ってしまいそうですが、給水機もありお水を飲みながら楽しむことができます。他におつまみの販売もあるのでおつまみを楽しみながらでも良さそうですね。

 


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番所内にはいくつかの質問に答えることによってAIでおすすめの日本酒を教えてくれるタブレットがあったり、熱燗にできるマシーンも用意されており、初心者から日本酒好きな方までが多様な楽しみ方をできるまさにテーマパークになっていました。

 

ということで以上、長岡の旅行記でした。

今回はどうしても天候には勝てず駅から屋根のある範囲での観光となりました。それでも駅ナカで日本酒を堪能出来たり、B級グルメを楽しめたりと長岡である必要があったかは置いておいて、新潟を楽しむことは出来たかと思います。

長岡といえば花火ですが、花火の時期以外にも花火を楽しめる長岡花火ミュージアム山本五十六の記念館などまだまだ見どころがあります。新潟市と同様に天気の良い日に再訪してしっかりと観光したいと思います。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

watabimaruga.hatenablog.com

【搭乗記】JAL松山伊丹 低高度から四国と関西の景色を楽しむフライト

こんにちは。

今回は松山空港から大阪伊丹空港への搭乗記をお届けします。

愛媛県の県庁所在地である松山から西日本の大都市大阪への移動手段は、今回利用する空路の他にも鉄道、高速バス、フェリーまで様々な選択肢が用意されています。それぞれに料金や快適性、時間などでのメリットがあり、どの選択肢も廃止等なく現在まで続いています。飛行機は速達性でメリットがあり、松山空港から伊丹空港へのフライト時間は約50分、松山伊丹共に街の中心部に近く、飛行機のデメリットになりがちな空港へのアクセスも抜群な路線となっています。

今回利用する便はJAL2302で、松山を9:55に出発し伊丹には10:45に到着するスケジュールとなっています。1時間かからない短いフライトのため、低い高度から四国や関西の景色を楽しむことができます。そんな景色を中心にフライトの様子を紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

サクララウンジもある松山空港

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松山空港の保安検査場を通過した制限エリアへとやってきました。松山空港は四国内では最も規模の大きな空港となっているため、ANAJALどちらも制限エリア内に上級会員向けのラウンジが用意されています。

JALサクララウンジを利用しましたが、ラウンジのサイズはこじんまりとしている印象。東京便をはじめ複数便が被ると少々混雑するかもしれません。愛媛ならではのものとしてポンジュースと山田屋まんじゅうが提供されていました。

 

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今回搭乗していく機材はエンブラエル170型機。伊丹空港を拠点にコミューター路線を運航しているJALグループのジェイエアによる運航となっています。JALは松山伊丹間では1日朝夕の2往復がありますが、ANAはなんと1日9往復。機材は主にプロペラ機ですが、2往復はB737型機のジェット機が設定されています。


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定刻の10分前には搭乗し着席することができました。座席は機体後方の進行方向左側席です。搭乗率は6割程度とかなり少なく、2+2の座席配列の機内ではほとんどのお客さっが2席を1人で使えるといったような状況でした。客層としては平日朝便ということもあってか、ビジネス客が圧倒的大多数を占めていました。

 


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ほぼ定刻に飛行機が動き出し、松山空港の海に飛び出している方の滑走路端まで誘導路を進んでいきます。滑走路端まで向かい、着陸機がやってくるのを待ってから滑走路に入り離陸をしていきます。地方空港ではあまり他機の着陸待ちをすることはあまりないので、珍しい場面に遭遇しました。


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海側から陸側へと向けて飛んでいくと、進行方向左側席からは松山中心部のビルが建ち並んでいる景色を見ながら松山を離れていきます。翼に隠れていてあまりしっかりとは見えませんが、松山城が位置している城山も確認することができます。

 

低高度で飛ぶ四国の空

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松山の中心市街地を横目にどんどんと上昇。松山平野の平地を南側へと飛んでいき、しばらくしたのち旋回して東側へと進路を変えていきます。

松山空港から飛び立ち、そのまま東側へと進めたら効率的ですが、険しい四国山地の山々があるため距離を伸ばして高度を稼いでから東側へと進んでいく必要があります。

 


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四国の4空港の中では最も西に位置している松山空港。伊丹便となると四国を横断するように東へと飛んでいくことになります。更に瀬戸内海は気候的に安定していることが多く、かなり高い確率で空からの景色を楽しむことができます。

この日も天気が非常によく、石鎚山やその向こうに広がる東予エリアの港町もはっきりと確認することができました。そのまま徳島県上空へと入り、剣山などの山々も見えていたと思います。

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ベルトサインの消灯時間は20分ほど。天気が良くフライト時間に比較して長い消灯時間だったように感じますが、ドリンクサービスはなくキャンディのサービスがあるのみでした。

離陸から20分もせずに四国の東端の都市である徳島市上空を通り過ぎていきます。吉野川の河口を中心に多数の川に挟まれたエリアに建物が密集している徳島らしい町並みを空から確認することができました。


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少し遠目ではありますが、徳島県と淡路島を隔てる鳴門海峡、そして両者を結ぶ大鳴門橋の姿も確認できました。さすがに名物である渦潮までは見えませんでしたが、何となく海流が存在しているようにも見えますね。

 

和歌山・奈良を飛んで大阪へ

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淡路島を横目に紀伊水道を飛び越えて和歌山市上空に差し掛かります。既に降下を開始しており紀の川とその南側に広がる和歌山市の中心部をはっきりと確認できます。建物が密集する中で緑が広がる和歌山城もはっきりと見えますね。


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和歌山市から紀伊山地沿い、紀伊山地のほぼ上空を飛びながら北上をしていきます。関西空港や大阪港など、大阪湾を教科書のように俯瞰することができました。そしてこのまま伊丹空港へ向かうと思いきや、いったん奈良の方へと向かっていくことに。

 


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奈良県の地理についてしっかり把握できていないこともあってイマイチどこかはわかりませんが、一度奈良県の上空に入り羽田伊丹線などと同じように生駒山上空から大阪へと再び入っていくことになりそうです。


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生駒山を越えて再び大阪府の上空に入ると眼下には大阪平野の建物が密集した街並みが広がっています。目立つ存在は工場や家々に囲まれた八尾空港。定期便の就航はなく一般人が利用するにはハードルが高い空港の1つとなっています。

 


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あべのハルカス大阪城大阪駅周辺の高層ビル群、新大阪駅とこれでもかと大阪のシンボル的建物が続いていきます。大阪伊丹空港到着便を利用する際はこの景色を楽しむためだけに進行方向左側席を指定する価値があると思います。


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今回は小型機ということもあってか、伊丹空港の短い方の滑走路であるA滑走路への着陸となりました。お隣B滑走路にはこれから離陸を始めようとしている同じくJALの大型機A350型機がいます。少し上空から見れるのもタイミング次第、そして伊丹空港のA滑走路利用だからこその景色ですね。


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ほぼ定刻の10:47に伊丹空港の駐機場へと到着しました。1時間も掛からずに松山から大阪までやってこれる飛行機の速さを感じました。ちなみに乗り継ぎの需要も一定数はあるようで、乗り継ぎ便の搭乗口案内もされていました。

 

ということで以上、松山から伊丹への搭乗記でした。

関西四国間の移動は、高速バスが強い徳島、鉄道が強い高松、航空が強い松山・高知とそれぞれの特徴を活かして結ばれています。四国は島であるにも関わらず、本州と結ばれている橋が3つあることや各県に空港が充実していることから様々な移動手段の選択肢が用意されています。必要なメリットに応じて選択することができるのは良い競争がなされている証拠ですかね。その中でも速達性だけではなく、空から普段見れない景色を楽しめる飛行機を選んでみるのもいいかもしれませんね。

 

この記事は2023年10月中旬時点での情報です。

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【宿泊記】アートホテル新潟駅前 新潟グルメを味わい尽くせる朝食が魅力なステイ

こんにちは。

今回は新潟駅の目の前にあるアートホテル新潟駅前の宿泊記をお届けします。

日本海側No,1の都市である新潟。その中心部である新潟駅周辺にはビジネスホテルを中心に多くのホテルが立地しています。ブランドのあるシティホテルもいくつかはありますが、主に全国展開しているチェーンのビジネスホテルが占めています。たくさんあるホテルの中でも、今回宿泊するアートホテル新潟駅前はホテルマイステイズのグループホテルとなっています。アクセスも駅すぐそばで抜群、そしてなんといっても新潟名物が楽しめる朝食が魅力的です。

今回はそんな新潟名物を楽しむ新潟駅前のホテルステイの様子を紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新潟駅前の抜群のアクセス

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やってきたのは新潟駅南口。今回宿泊するアートホテル新潟駅前は新潟駅南口にあります。駅ビルであるCoCoLo南館からそのままPLAKA1へ進むことができ、そのPLAKA1にアートホテル新潟駅前があるという形になっています。

新潟駅が工事中ということもあって、JRの改札からは屋根がありますが数回外に出てアクセスする必要がありました。工事が終わると今よりももっとアクセスしやすくなるのではないかと思います。


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アートホテル新潟駅前の外観です。見た目は少し時代を感じるようなビジネスホテルという見た目。1~3階までは商業施設となっており、フロントは4階、それより上の階がアートホテルとなっています。目の前には新潟駅南口のバス乗り場が並んでいます。

 

ザビジネスホテルの客室

館内施設に関してですが、レストランや宴会場がメインになっており今回の宿泊では朝食利用以外特に館内施設を使っていないので割愛して、部屋を紹介していきます。

今回はシングルルームを利用しています。広さは13㎡と平均的なシングルルームの広さといった所。特に狭さを感じることはありませんでした。

 

部屋に入ると右手にはハンガーと消臭スプレー、そして下には荷物置きやズボンプレッサーが置いてありました。スリッパは使い捨ての室内用。館内施設的には外に出る際は靴を利用すると思うので、このスリッパで十分かと思います。

 

入口すぐの左手側にはユニットバスがあります。そこまで広いわけではありませんが、不便というわけでもなく、ビジネスホテルならばこれくらいで十分ですかね。少し時代を感じるような作りになっていました。

アメニティに関してですが、歯ブラシとヘアブラシ、カミソリの3つは既にセットされています。そのほかのアメニティはフロント階にから自由に持っていくことができます。

 

デスクはかなり広め。駅前のビジネスホテルのシングルルームということもあって、ビジネス需要に合わせたサイズになっていました。今回は喫煙ルームになっているため、灰皿が置いてあります。普段たばこを吸うことはないので、匂いが不安でしたがそこまで気になりすぎることはなかったです。

テレビはそこまで大きなサイズではないですが、部屋自体がコンパクトなので十分なサイズかと思います。

 

デスクの下には冷蔵庫、その反対側の棚の中には電気ケトルカップなどが収納されていました。冷蔵庫の中身は空、ミネラルウォーターなどのサービスはありませんでした。冷蔵庫はサイズの割には広めで、使いやすかったです。

 

ベッドは横幅が120㎝のセミダブルサイズになっており、1人で寝るには広々と使える快適さがありました。ベッドサイドにはコンセントの電源が1つ、あとは照明を調整できるボタンと時計が置いてありました。デスクとは少し距離があるので、スマホなど充電するならベッドボードの上になりますかね。

 

今回アサインされた部屋は6階、最上階が12階になるのでちょうど半分ほどの高さになります。新潟駅の南口ロータリーとは反対側の部屋だったため、窓の眺めは写真のような感じに。もう少し上の階であれば視界が開けていたかもしれません。

 

部屋からは高架化された新潟駅を出発する列車を眺めることもできました。ちょうど朝1番の特急いなほ号が出発していくところを見ることができました。新潟駅は新幹線と時々来る在来線特急を除けばほぼほぼ同じ車両しか来ないので、こういった特急列車を見ることができると少しテンションが上がります。

 

新潟名物を食べ尽くす朝食

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それではこの宿泊のメインイベントとなる朝食のお時間がやってきました。レストランはフロントと同じ4階にあります。朝食以外にもランチもディナーでも営業をしています。レストランの入口から日本酒の樽や米俵が置いてある新潟らしさを演出していました。


f:id:gawa67tabimaru:20240217194647j:image朝食はバイキング形式で新潟名物がこれでもかと充実しています。やはり人気なようで、7時台になってすぐに入店した段階ではまだ空いているという印象でしたが、食べているうちにどんどんお客さんが増えてきて、出るころにはかなりの混雑になっていました。客層はビジネスマンが多く、駅前の立地の良さを感じました。

 

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では新潟名物のメニューを紹介していきます。新潟といえば米どころ。お米はコシヒカリとゆきんこ舞という2種類が用意されていました。月替わりで提供されるお米の種類が変わっていくようです。それに載せるのはタレカツ。たれかつ丼を作ることも可能になっています。

 

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メインとなるものとしてお米の他にも、ふのりが練りこまれたふのりそば、そして長岡名物のイタリアンまでありました。おかず系としてはのっぺ煮、栃尾油揚げ、豚肉みそ漬け等があり、新潟名物縛りでも十分お腹いっぱいになりそうなラインナップです。


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デザートももちろん新潟名物。ヨーグルトはヤスダヨーグルト、笹団子、塚田コーヒー牛乳プリンに八海山甘酒と甘いものもでも新潟を感じることができます。さすがに飲んでいませんが、朝から新潟の日本酒4種類が用意され飲み比べが出来るようになっていました。ちなみに写真にもある八海山の甘酒は非常に美味しかったです。

お替りを繰り返して、1時間もの長い間新潟名物の朝食を堪能することができました。

 

ということで以上、アートホテル新潟駅前の宿泊記でした。

新潟駅から濡れずに行ける立地にあるシンプルなビジネスホテルという一見すると特徴がなさそうなホテルですが、朝食があまりにも魅力的すぎました。旅行に来るとどうしても食べられる量には限界があったり、家庭で提供されるような郷土料理はさすがに楽しめなかったりと不完全燃焼になってしまう面があるかと思います。それを朝食で保管できるだけでなく、しっかりメインも抑えている充実さ。絶対に朝食を付けるべきホテルですね。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

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【搭乗記】JAL福岡松山 九州から四国へ変わる風景を楽しむフライト

こんにちは。

今回は福岡空港から松山空港への搭乗記をお届けします。

九州一の大都市である福岡からこちらも四国一の大都市である松山への移動手段として、今回利用する飛行機以外にも鉄道、高速バス、そしてフェリーという選択肢があります。鉄道なら新幹線と特急列車を乗り継いで4時間半ほど、バスとフェリーはともに夜行便となっています。1泊しながら移動できるというメリットはありつつも、一晩かけての移動となるためかなりの時間を要します。スピードでは断トツの飛行機では、福岡松山間のフライト時間は50分ほど。福岡空港松山空港も市街地に非常に近いため、飛行機移動での時間ロスの原因となる空港アクセスの時間も少なく済みます。

今回はそんな圧倒的な便利さを誇る福岡から松山への搭乗記を紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

最混雑空港の福岡から

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博多駅から地下鉄で5分ほど、福岡空港へとやってきました。今回利用する松山便は小型機での運航ですが、搭乗橋を用いて飛行機へと乗り込むことができる11番搭乗口を利用します。福岡空港は非常に便数が多く、それをさばくためにこの11番搭乗口には2つの小型機が使用できるようになっています。そのため改札機がたくさん並んでいました。

 

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福岡空港の制限エリア内は窓ガラスが少なく、飛行機を見ることができる場所が少なめになっています。ちょうど良い場所がないことと、松山線の使用機材がエンブラエル170型機と小型なため見にくいですが、こちらの飛行機で松山空港へと向かっていきます。

今回利用する便はJAL3601便、福岡空港を13:10に出発し、松山空港には13:55に到着するというタイムテーブルになっています。


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定刻よりも10数分前に搭乗が開始されました。座席は進行方向左側で主翼の後ろ後方座席を指定しました。搭乗率はかなり低く4割程度といった所。前方はしっかり座っていましたが、後方は誰も座っていない列があるほどでした。

福岡松山線は1日4往復が設定されており、JALのみが就航している路線です。運航はJALグループのジェイエアが担当しています。


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この日の福岡空港は北風運用。ターミナルビルのある北側から誘導路を長いこと走行して、滑走路の南端から離陸していきます。福岡空港には滑走路が1本しかないですが、日本でも有数の混雑空港になっているため離陸まで時間がかかることもしばしば。今回も着陸機を数機待ってからの出発となりました。


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飛行機に乗り込んでから20分ほど要してやっと福岡空港を離陸しました。ド平日の昼間というあまりラッシュとは言えない時間帯にこれだけの時間を離陸までに要しているので、ラッシュ時間帯となるとかなり待たされることもあるかもしれません。現在2本目の滑走路を造る工事が進められており、2025年の3月には運用が開始される見込みとなっています。

 

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今回は福岡空港を北へと向けて離陸したため、離陸直後には眼下に福岡の市街地の景色が広がります。進行方向左側からは福岡の中心部である博多駅周辺の様子を見ることができます。飛行機が上空をどんどん飛んでいくことから高層ビルはあまりなく、博多駅といった象徴的な建物が埋もれてわからないのが福岡の中心部です。


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博多駅などの中心部を見ながらどんどんと上昇。その先には博多港の景色も観ることができます。大昔からアジアの玄関口として栄えていた博多港。現在も韓国釜山との高速船が運航されている他、写真にはクルーズ客船と思しき大型客船が停泊しているのが確認できますね。


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博多港を通り過ぎると上昇しながら旋回をし、一気に南向きへと機首を変えていきます。恐らく進行方向右側座席からは離陸したばかりの福岡空港やその先に広がる福岡の市街地を見ることができたはずです。ただ残念ながら雲が出現し始めて、地上の景色は途切れ途切れで見えるといった形になっていきました。

 

豊後水道を越えて四国へ

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しばらく南下したのちに進路を東へと変えます。恐らく羽田線をはじめとした東側へ向かうフライトも同じような航路を歩んでいくかと思います。ただ、松山線に関しては距離が短いため高度が低くなっているはずです。

雲がなくなって見えてきたのが大分県国東半島の付け根あたりにある宇佐市辺り。八幡宮総本宮である宇佐神宮やUSAという駅名標がある宇佐駅などが有名ですね。


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そのまま進むと山と谷がそのまま海へと落ちていく特徴的な地形が連続している国東半島の上空を通過していきます。主翼のすぐ近くには国東半島から船で行ける離島姫島もちらっと見えています。

進行方向右側席からはおそらく大分空港や別府湾、別府や大分などの大分県の主要な街並みを見ることができたと思います。


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国東半島を飛び越えると一気に豊後水道を横断して四国を目指します。今回のフライトの飛行ルートは、飛行機のルートを見ることができるフライトレーダーに映っていないためはっきりとはわかりません。おそらく海上で北東へと進路をとり、松山空港に対して北側から進入をしていきます。

 

到着直前の島々の眺め


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あまりにも島が多すぎてどれがどの島なのか全く不明ですが、島の多い瀬戸内海を飛行して松山空港へと進んでいきます。ちなみに機内サービスについてですがもちろんドリンクを提供している余裕はなく、キャンディのサービスのみでした。ベルトサインが消灯していたのは5分程度の時間でした。


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高度が下がり、前方に島とは思えない規模感の街並みが広がってくると間もなく松山空港へと着陸をします。松山空港は北西方向の海上に滑走路が飛び出すような形になっています。ギリギリまで海上を飛行しているので、到着するタイミングがわからない福岡空港とは全く異なる空港の立地となっています。


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定刻よりも5分ほど遅れて松山空港の駐機場へと到着しました。お隣には福岡空港でもいたANAB787型機が駐機中。ANAは地方空港にも大型機・中型機を飛ばしており贅沢な機材運用をしているように見えます。

この機材は折り返し福岡空港行きとして、30分後くらいに戻っていくこととなります。

 

ということで以上、福岡松山間の搭乗記をお届けしました。

フライト時間としては1時間を切り、飛行機の速さを十分に感じれる路線となっています。それだけではなく、福岡市街地から国東半島、瀬戸内海の島々と低高度から楽しめる変わる地上の景色も面白い路線となっていました。逆区間の松山福岡便では大きく飛ぶルートが異なっていくため、この路線この向きでしか楽しめないフライトが出来たと思います。四国と九州を結ぶJALのフライトを有効活用しながら観光を楽しんでみてはいかがでしょう。

 

この記事は2023年10月中旬時点での情報です。

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【新潟旅行記】悪天候でも楽しめる!新潟のうまいものと歴史観光

こんにちは。

今回は新潟市の中心部を観光する新潟旅行記をお届けします。

日本海側で1番の都市とも呼ばれる新潟市。東京から新幹線で1時間半ほどのアクセス、そして米どころ新潟ならではのグルメやお酒が充実しており、旅行先に選ばれることも多くなっています。今回は初めての新潟市観光ということで、定番のグルメを楽しみつつ、新潟市内鉄板の観光地を巡ってまいりました。悪天候で思い通りに進まなかった面もありましたが、なんとか観光はできたのでその様子を紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

旅の拠点は工事中の新潟駅

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新潟市内を観光するにあたって拠点となるのは上越新幹線の終着駅であり、JR在来線が乗り入れる新潟駅。新潟へやってくる旅行者の多くが最初に降り立つ玄関口となっています。

そんな新潟駅は鉄道以外にもバスターミナルも充実しています。現在は万代口にはスイッチバック式のバスターミナルがあり、昭和を感じさせる駅前になっています。ただ現在進んでいる新潟駅の改良工事に伴って、こちらのバスターミナルも間もなく見納めです。


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新潟駅は2022年にホームがすべて高架化され、現在は高架化したことで新たに生まれたスペースを商業施設として開業させる工事を行っています。また先述のバスターミナルも高架の下に入り込む形となり、鉄道とバスの乗り継ぎの利便性がかなり向上することになります。

工事の完了までは通れない場所が多く、すこし使いにくさもある新潟駅となっていました。ひとたび完成すれば、かなり使いやすく駅ナカ含めて魅力的な駅となりそうな予感がします。

 

新潟グルメは外せない


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ここからは新潟観光を進めていきます。新潟観光を楽しむうえで外せないのがグルメ。言わずと知れた米どころの新潟県ですが、そのお米はもちろんお米以外にも様々なグルメが揃っています。

まず1つ目の新潟グルメを求めてやってきたのは新潟駅からバスで数分の万代シティ。こちらには新潟駅のバスターミナル同じくバスの拠点である万代シティバスセンターがあります。このバスセンター内にお目当てがあります。

 

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バス乗り場が並ぶ一角にあるのが、こちらの万代そば。駅などでよく見かけるスタイルの立ち食いそば屋さんです。そば屋とは言いながらも、そばやうどんの麺類をしのいでしまう人気の新潟グルメが存在します。

こちらの立ち食いそば屋ですが、かなりの人気店で昼食を過ぎた14時前に訪問しましたが、ちらほらとスペースがある程度の混雑具合でした。回転は早いですが、混雑には注意です。

 

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そば屋で楽しめる新潟名物が、こちらのカレー。いわゆる普通のカレーではありますが、味がしっかりとついており少し辛めのカレーです。普通サイズでも大きめで、ワンコイン以下で満腹になれます。これが大ヒット、新潟グルメの1つとなっています。

その証拠に新潟駅や空港のお土産売り場にはバスセンターのカレーと題したお菓子が数種類展開されており、さらにはレトルトカレーまで販売されています。


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さて続いては信濃川の河口、新潟港エリアへとやってきました。こちらの田中屋本店で頂ける新潟名物は笹だんごです。笹の葉っぱに包まれた団子で、その団子もよもぎの練りこまれた緑色で中には餡が入っています。

新潟港エリアにある田中屋本店みなと工房では笹だんごを購入できるほか、実際に作られている様子を見学することもできます。

 

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そんな笹だんごが有名なお店でいただくのは、ソフトクリーム。もちろんただのソフトクリームではなく、きなこソフトクリームあずきトッピングです。和菓子屋さんのきなこが練りこまれた和テイストのソフトクリームにあんこの相性が抜群です。2階にはイートインスペースがあり、新潟港の景色を眺めながらソフトクリームを楽しむことができます。


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さて続いていただくのはたれかつ丼かつ丼というと地域性はありますが、大多数の方が卵でとじられたものをイメージする方が多いと思います。しかし新潟のかつ丼というと写真にあるように、薄めに揚げられたとんかつを甘辛醤油たれにくぐらせてそのままご飯に載せたものです。ソースかつ丼デミカツ丼とはまた異なるようですね。

 


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米どころというのはだいたいお酒どころでもあります。新潟駅には日本酒を扱うお店もあります。ここでの名物が日本酒の飲み比べが出来るぽんしゅ館。訪問日は残念ながらぽんしゅ館は休館日でしたが、それでも新潟が誇る日本酒の数々を購入することができるようになっています。

 

新潟市街地を一望!無料展望台

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グルメもひと段落したところで続いては観光スポットを見ていきたいと思います。万代シティから信号を渡ってすぐのところにこちらの高層ビルが新潟日報メディアシップ。こちらはオフィスやホール、レストランや大学のキャンパスなど様々な用途に使用される複合施設となっています。

 

地上105mの高さを誇る新潟日報メディアシップの最上階である20階には誰もが利用できる展望フロアが設けられています。こちらの展望フロアは地上100mの高さで新潟市内だけではなく天気が良ければ佐渡島まで見渡せます。

展望スペースとしての機能だけではなく、イベントができるようなスペースもありつつ、訪問時は小学生の絵?が展示されていました。

 

展望フロアからの景色を一部紹介します。こちらは新潟駅方面。このビルほど高さはありませんが、高層ビルが立ち並び日本海側で1番の大都市と呼ばれる理由が分かりますね。一方で天気が悪く遠くまでは見えませんが、遠くに目をやると米どころならではの田んぼが広がる様子も見えるかもしれません。

 

こちらは展望フロアにあった佐渡島のPRコーナー。現在佐渡金山が世界遺産の登録を目指して頑張っています。そのほか佐渡の魅力が発信されており、この日天気が悪すぎてその姿を眺められないのが心残りとなりました。

 

最後に新潟港側の景色を紹介します。日本一長い信濃川の河口付近には新潟の港湾機能が集められています。その中でもひときわ目立つビルがホテル日航新潟の入る万代島ビル。こちらは高さ140mを誇り、新潟で最も高いビルとなっています。最上階には展望室もありこちらも訪問しておきたい新潟の観光スポットです。

そんなビルのふもとにはWhat's Niigataモニュメントが設置されています。目立ちます。

 

信濃川河口で歴史を学ぶ

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メディアシップのすぐ北側にはこの地域一帯の地名にもなっている萬代橋があります。石造りのアーチ橋は国の重要文化財にもなっており、信濃川に掛かっていることや新潟の新旧の中心部を結んでいることもあって新潟市のシンボル的存在となっています。

渡ることもできますが、その美しさを川岸からぜひ眺めてみてはいかがでしょう。

 

信濃川を渡って先ほどまでいたエリアの対岸にやってきました。メディアシップからも見えた万代島ビルを中心とした建物は朱鷺メッセと名付けられ、国際展示場や会議場のある複合施設となっています。信濃川対岸からだと船のように見えるのも特徴的です。

 

朱鷺メッセの隣には佐渡汽船のターミナルがあります。新潟市から佐渡へと向かうには現状こちらのターミナルから発着する船を利用する必要があります。佐渡島の規模からいってもかなりの需要があるのか、船は大きなサイズで対岸から見えても迫力を感じました。

 

続いてやってきたのは新潟市歴史博物館みなとぴあ。こちらは新潟の港としての歴史や米作りの歴史など現在の新潟市を形作った歴史を学ぶことができるようになっています。写真にある博物館本館は明治時代に作られた2代目新潟市役所庁舎をモデルに作られています。


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同じみなとぴあの敷地内にあるこちらの建物は旧新潟税関庁舎です。こちらは国の指定重要文化財になっており、江戸時代幕末に開港された新潟港の税関庁舎がそのまま現存している貴重な建物となっています。博物館の館内の展示だけではなく、敷地内にある歴史ある建物も見ておくべきでしょう。

 

ということで以上、新潟市旅行記を紹介しました。

悪天候すぎたこともあって、本来の訪問予定だったスポットよりも数を減らすことになりました。その代わりに新潟市歴史博物館の滞在時間をしっかりとって、新潟市の歴史を深く学ぶこともできました。今回観光した新潟港の成り立ち学び、実際に見れたのはかなり収穫でした。また、グルメも充実しすぎでしたね。日本酒を楽しめなかったのは心残りですが、新潟駅のリニューアルと合わせて再訪して達成したいと思います。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

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