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【長岡旅行記】えちごワンデーパスで行く!駅近で楽しむ長岡旅

こんにちは。

今回はお得なきっぷで行く新潟県長岡市旅行記をお届けします。

新潟県中越に位置する長岡市は県内でNo,2の人口を誇り、夏の長岡花火で有名な街となっています。上越新幹線も通り東京からもアクセスが良く夏の時期を中心に多くの観光客を集める街となっています。そんな長岡市新潟市は少し距離が離れており、新幹線でも20分ほど、普通列車であれば1時間20分ほどかかります。それだけ距離が離れるとネックになるのが交通費。今回は新潟駅長岡駅を往復するだけで元が取れてしまう新潟県を観光するのにお得なきっぷを用いて旅をしてきましたので、そのきっぷも含めて紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新幹線も使えるえちごワンデーパス

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在来線も高架化されたばかりでまだまだ綺麗な新潟駅へとやってきました。新潟では私鉄や地下鉄は全く走っておらず、電車にのるとなるとここ新潟駅を中心にJR線を利用することとなります。新潟駅はJRのターミナル駅となっており、上越新幹線の他信越線、白新線越後線の3つの路線が乗り入れております。

これだけのターミナル駅でも新幹線以外は普通列車がほとんどで、特急列車は直江津方面を結ぶ信越線の特急しらゆきと、酒田・秋田方面を結ぶ羽越線特急いなほの2種類しかやってきません。


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今回目指す長岡へは信越線と上越新幹線でも向かうことができます。行きはゆっくり信越線の普通列車で向かうことにしました。新潟を走る普通列車はみんな同じ色をしており、行先などをよく確認してから乗り込みましょう。

大都市新潟とはいえ、長岡まで向かう列車は1時間に1本程度の運行となっています。ただ6両編成もあったため車内は空いており、着席して大荒れの車窓を楽しみながらの長岡への列車旅となりました。

 

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今回利用するきっぷがこちらの「えちごワンデーパス」。新潟周辺のフリーエリア内が1日乗り放題になるきっぷで、そのお値段が1570円。新潟長岡間の片道運賃がIC利用で1166円なので往復するだけで762円もお得に利用することができます。1日中使うことができるので、他にも弥彦に行ったり村上に行ったり、新潟周辺を鉄道を利用して観光すればよりお得になりますね。


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えちごワンデーパスは新潟長岡間で新幹線を利用することもできます。乗車券部分のみ有効なため、別途新幹線特急券を購入する必要があります。普通列車だと1時間20分かかる新潟長岡間を新幹線ならば20分とかなり時間短縮できるため、うまく活用すればより多くの場所を観光することができますね。

また信越線を走る特急しらゆきも特急券を購入すれば利用することができます。特急しらゆきでも新潟長岡間が55分ほどで移動でき、新幹線よりかは安く乗れるのでこちらも選択肢に入れておくと便利かと思います。

 

長岡駅近くで濡れずに観光

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新潟駅から普通列車に揺られること約1時間20分、長岡駅へと到着しました。長岡駅は昔寝台特急の停車駅となっていたこともあるためか、ホームが非常に長くなっています。信越線と上越線の列車も発着をしますが、ホーム数がかなり多くなっているのは過去の栄光もあり、夏の花火大会のとてつもなく多くのお客さんをさばくためでもあるようです。


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さて長岡を観光していこうと思いますが、この新潟旅をしている2日間は雨風が台風並みになっている大荒れのお天気の日。長岡に見どころはたくさんありますが、傘も役に立ちそうにもないため駅から離れずに観光をしていくことにしました。

駅前にはご都合よすぎますが、駅周辺で楽しめる観光スポットの案内板が設置されていました。駅周辺にスポットが固まっている観光しやすい街なのかもしれません。


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まずは駅前を観光していきます。長岡駅前の広場には石垣が積み重ねられています。ただのモニュメントというわけではなく、実はここに長岡城の本丸があったという存在を示すようなモニュメントとなっています。

長岡城は戊辰戦争の際に焼失、そのまま復元されることなく城自体も城下町も全て市街地に改められてしまいました。そんな長岡城の本丸の跡にできたのが今の長岡駅となっています。


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長岡駅前には大手通と呼ばれるメインストリートが伸びており、歩道には屋根があるアーケードの通りとなっています。この道をまっすぐ進むと長岡花火の会場でもある信濃川にぶつかるようになっています。

長岡花火の際はこの大手通が歩行者天国となり、JR線と新幹線の乗車待ちレーンになるという写真が話題になっていましたね。

 


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長岡駅からまったく濡れずにやってこれる距離に市役所とバスケチーム新潟アルビレックスBBの本拠地にもなっているアリーナが一体型になった複合施設があります。特に見学する場所はありませんが、施設は新しく建築自体を見る価値がありそうです。

写真右側は中越地震の被害に関する展示がされているきおくみらい館。駅にはかなり近いので見ておくべき施設かと思います。

 

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ここで長岡で食べておきたいグルメをご紹介。その名もイタリアンというグルメです。長岡のソウルフードで、簡単にいうと焼きそばにミートソースがかかった麺料理。食べたことなかった味なので、ぜひ実際に味わってみていただきたいです。

長岡ではフレンドというお店が多数展開され、ここでファストフード並みに気軽にイタリアンを食べることができます。長岡駅ビルにもありました。

 

ぽんしゅ館で日本酒を楽しもう

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あまりの荒れ模様に長岡駅をほとんど出ることなく終わってしまった長岡観光。大荒れのために乗車予定だった信越線が遅れているとのことで、新幹線に乗車することに。時間に余裕ができたので、長岡駅にあるぽんしゅ館で日本酒を堪能することにしました。


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ぽんしゅ館のメインといってもいい場所がこちらの利酒番所。新潟の誇る日本酒を少しずつ楽しめるまさに日本酒のテーマパークとなっています。長岡駅以外にも越後湯沢駅新潟駅にも同様の店舗がありますが、どちらも混雑しがち。今回お客さんはおらず貸切状態で堪能させていただきました。

 

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入り口でお支払いをしてコインとお猪口を受け取ります。500円でコイン5枚と交換することができ、最大で5杯の日本酒を楽しむことができます。

このポの字が入ったお猪口はおなじぽんしゅ館内のお土産屋さんで販売もされており、おうちで楽しむ用にもできますね。

 

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番所内に入るとこのような形で様々な日本酒の銘柄が並んでいます。ここから好きなものを選んでお猪口をセット、コインを投入しボタンを押すとお酒が出てくるというシステムになっています。

お酒の銘柄によって必要コイン数が異なってきます。また、すべての銘柄に甘さや度数といったお酒の情報や味わいなどについてのスタッフさんのコメントもつけられているので、日本酒わ全く知らない人でも楽しむことができます。


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新潟といえばというお酒を飲みたいと思っており、こちらの八海山を選択。それ以外に日本酒2杯と梅酒を1杯、合計4種類いただきました。やはり人気を誇っているだけあり、八海山はとても飲みやすかったですね。

酔いが回ってしまいそうですが、給水機もありお水を飲みながら楽しむことができます。他におつまみの販売もあるのでおつまみを楽しみながらでも良さそうですね。

 


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番所内にはいくつかの質問に答えることによってAIでおすすめの日本酒を教えてくれるタブレットがあったり、熱燗にできるマシーンも用意されており、初心者から日本酒好きな方までが多様な楽しみ方をできるまさにテーマパークになっていました。

 

ということで以上、長岡の旅行記でした。

今回はどうしても天候には勝てず駅から屋根のある範囲での観光となりました。それでも駅ナカで日本酒を堪能出来たり、B級グルメを楽しめたりと長岡である必要があったかは置いておいて、新潟を楽しむことは出来たかと思います。

長岡といえば花火ですが、花火の時期以外にも花火を楽しめる長岡花火ミュージアム山本五十六の記念館などまだまだ見どころがあります。新潟市と同様に天気の良い日に再訪してしっかりと観光したいと思います。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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