こんにちは。
新潟県の県庁所在地である新潟市。新潟県自体は何度か観光のために訪れたことがありましたが、新潟市には全く触れたことがありませんでした。JALの上級会員になるための回数修行をしていた2023年、神奈川から新潟へは普通上越新幹線を利用すると思いますが、飛行機で回数を稼ぐために大阪経由で新潟へと向かい、旅行もそうですが修行も兼ねることにしました。わざわざ大阪を経由することになるため、新潟での滞在時間自体はかなり少なくなってしまいますが、初めての新潟旅ということで有名な観光地をかいつまんで観光していくことにしました。
そんなJGC回数修行を兼ねた初めての新潟旅を一気に紹介していきたいと思います。
以下目次です。
旅の行程
1日目、まずは伊丹空港へと飛びます。伊丹で乗り継ぎをして新潟空港へと向かいます。その後は新潟駅へと移動し、新潟市街地を中心に観光、新潟駅前のホテルに宿泊します。
2日目は信越線に乗車して長岡へ。長岡を観光し、新幹線で新潟駅へと戻りそのまま新潟空港へと向かいます。帰りももちろん飛行機、新潟から伊丹を経由して羽田へと帰ります。
1日目)伊丹経由で新潟へ
早朝の羽田空港から旅の始まりです。果たして東京から新潟へと向かうために朝から羽田空港にやってくる人はどの程度の割合いるものなのでしょうか。もちろん羽田新潟間には航空便が設定されていないため、飛行機で向かうには乗り継ぎが必須となります。
乗り継ぎに使える空港はいくつかありますが今回は大阪伊丹空港を選択。平日朝の伊丹便でビジネスマンに交じって大阪へと向かっていきます。
伊丹便での使用機材はJALのB767型機、ディズニーリゾート40周年の特別塗装機でした。機内ではヘッドカバーやドリンクサービス用のコップなど所々にディズニーキャラクターがデザインされ、朝の伊丹便には似合わない華やかな雰囲気となっていました。
伊丹空港では1時間50分ほどの乗り継ぎ時間があり、一度制限エリア内を出てカードラウンジでゆっくりしてから再び保安検査を受けて制限エリア内へと入ってきました。
本来であれば10:25に出発する予定でしたが、機材の不具合が見つかり一度搭乗したにも関わらず降ろされて機材を変更しての出発となりました。伊丹出発が約55分遅れて11:20となりました。新潟での滞在時間は減ってしまいますが安全第一です。
定刻よりも約1時間遅れて大荒れの新潟空港に到着しました。日本海側らしく強い風と雨雲に影響されて揺れの中でのフライトとなりました。新潟空港は日本海に面していることもあって余計に風が強いのか、到着後駐機場についても風で機体が揺れているような状況でした。
新潟空港からバスに揺られて新潟駅へとやってきました。東京から新幹線なら最速で1時間半を切るなかで、今回は大阪を経由して5時間をかけてやっと到着しました。修行でもしてない限りは飛行機でやってくる機会はそうないと思います。
初めての新潟駅になりますが絶賛工事中。昔の姿も知らない、そして工事が完成しているわけでもない中途半端なタイミングでの訪問となってしまいました。
1日目)大雨と強風の新潟観光
予定よりも1時間遅れましたが新潟市街地を観光していきます。まずやってきたのは新潟駅から少し離れたところにある万代シティ。万代シティにあるバスセンターの立ち食いそば屋では新潟のB級グルメとして名をはせているバスセンターのカレーを頂きました。観光客だけではなく地元の方もおりかなり混雑していました。
大荒れの天気の中で所々観光しがてら雨宿りをして、やってきたのは新潟市歴史博物館みなとぴあ。信濃川の河口、港のあるエリアに位置しています。写真の本館は旧新潟市役所庁舎を模したデザインとなっている他、敷地内には新潟税関など歴史的な建物がいくつかあります。館内では新潟の歴史を学ぶことができるようになっています。
新潟観光を終えて夕食に頂くのは新潟名物のタレかつ丼。かつ丼というと卵でとじられたかつ丼をイメージする方が多いと思いますが、新潟のかつ丼は薄めのとんかつをタレにくぐらせてそのままご飯にのっけるタレカツが主流となっています。新潟駅周辺ではタレカツ丼をはじめとした新潟の美味しいグルメ、さらにお酒を楽しめるお店が多くありました。
宿泊したのは新潟駅の南口前にあるアートホテル新潟駅前。ホテル自体はビジネスホテルで少し歴史も感じるような建物や内装になっています。このホテルの目玉は朝食バイキング。新潟名物を中心にメニューが揃えられており、1泊2日ながら滞在時間が少ない今回の旅行では、新潟名物を少しずつ一気に楽しむことができました。
2日目)新潟県2番目の都市長岡へ
2日目は新潟市を離れ少し遠出をして行きます。新潟駅は絶賛工事中で、在来線ホームが完全に高架駅に切り替わったのが2022年6月のことなので、駅ホームやコンコース、商業施設含めてまだまだ綺麗な状態が保たれていました。
新潟駅からは6両編成の普通列車に乗って信越線を南下していきます。
新潟駅から普通列車に揺られて1時間ちょっとで新潟県第2の都市長岡へと到着しました。長岡といえば花火で有名で、夏の時期以外にも花火を楽しめる長岡花火ミュージアムや駅周辺には山本五十六記念館など見どころは多いようです。が、1日目に引き続き大雨と暴風は変わらず前日に傘を壊していたこともあって、駅の周りの屋根のあるエリアをぶらぶらするのみとなりました。
駅周辺の散策もそこそこにして長岡駅の駅ビルCoCoLo長岡内にあるぽんしゅ館へとやってきました。新潟といえば米どころ、そして酒どころ。新潟の誇る日本酒を少しずつ楽しめる夢のような施設です。新潟駅や越後湯沢駅にもありますが、花火以外の時期だと最も空いているのが長岡駅かもしれませんね。
ここで苦手だった日本酒を克服することに成功。酒蔵ツーリズムなんてのも体験してみたくなる、良いきっかけとなりました。
そして長岡でも名物グルメを頂きます。新潟でローカルグルメとして愛されているのがイタリアン。イタリアンと聞いただけではイタリア料理なのかと想像してしまいますが、実際は全く別物。写真のように焼きそばにミートソースがかかった謎すぎる料理です。新潟ではファストフードの要領で食べられているらしく、長岡駅ではフードコートで楽しむことができました。
帰りも信越線で帰る予定でしたが、強風のために列車遅延が発生しているとの情報があり、新幹線で新潟駅へと向かうことにしました。信越線は途中三条や加茂、新津などを経由していますが、新幹線は新潟まで直線的に結んでいるためたったの20分ちょっとで到着してしまいました。天候を気にしないことも含めてさすがの新幹線です。
2日目)再び乗り継ぎで帰宅
新潟駅へと戻り、そのままリムジンバスに乗車して新潟空港へ。新潟空港内を見学したり、お土産を購入したりして再び飛行機で伊丹空港を目指します。新潟空港を離陸直後にはちょうど新潟市街を眺めることができました。雲の低さや日本海の白波の様子からこの日も悪天候であったことが伝わるかと思います。新潟空港の展望デッキが閉鎖されているほどでした。
夕方の伊丹空港に到着です。新潟とは打って変わって夕焼けの空を眺めながらの静かな着陸となりました。行きとは異なり空席も目立つフライトとなっていました。
1日目と同じく乗り継ぎ時間を2時間ほど確保しておきました。今回の乗り継ぎ時間は打って変わって制限エリアを出てすぐに保安検査を受けなおし、再び制限エリア内へと戻ってきました。そして今回はJALのサクララウンジを利用、新潟で購入した新潟のおいしいお米の爆弾おにぎりを頂きました。大阪にいますが、最後の最後まで新潟の味を楽しむことができました。
それでは最後の羽田行に搭乗していきます。まさかの行きに利用した機材と全く同じディズニーリゾート40周年の特別塗装機でした。新潟には全く関係ありませんが、ディズニーで始まりディズニーで終わる旅となりました。
ということで以上、初めての新潟旅の旅行記まとめをお届けしました。
新潟市には初上陸となった今回の旅行。事前に考えていた観光スポットは巡ることができましたが、大荒れの天気もありついでに見たかったポイントなど大幅に縮小しての旅行となりました。また本来なら同じ新潟市の鉄道のまち新津を2日目に観光する予定でしたが、これまた天候で長岡に変更。その長岡でも満足に観光することができませんでした。ただそれでもホテルの朝食にも助けられつつ、新潟グルメはしっかりと堪能することができました。
今回の旅は消化不良という結果なりましたが、新幹線で再訪し時間をしっかりとって他のスポットを見て回りたいですね。
この記事は2023年11月下旬時点での情報です。
最後までお読みいただきありがとうございました