こんにちは。
オリンピックがもし普通に開催されていたら、どのくらい外国人の方が来ていたんでしょうか。
成田や羽田、セントレアや関空が外国みたいになってたんでしょうか。
そんな世界にならなかった関空の今をレポートしていきたいと思います。
さて今回も関西歴史旅です。
旅は1日目。朝1番の便で関西国際空港へとやってきました。
1日目は京都や滋賀を観光する予定になっていますが、せっかく来たので関空を通過点にせず、関空の現在の状況を見学することにしました。
大阪には関空と伊丹という2つの大きな空港があり、伊丹は国内線のみ、関空は国際線とLCCを中心に国内線も少々と、完全に役割が分かれています。
そのため、関空は現在大打撃を受けているのではと考え、実際に今どうなっているのかを見てみることにしました。
旅に出れないから空港へ遊びに行くというのも選択肢になるとは思いますが、お店などがやっていなければ意味がないですよね。少しでもその参考になればと思います。
それではスタート!!
まずは到着口にある国内線の手荷物受取所です。
そもそも国内線は少ないのでこの時間は他の到着便は見当たりませんでした。
筆者の乗ってきた便も乗客が少なかったので、手荷物受取所で待っている人はほとんどいませんでした。
まずは国内線のフライト状況を見ていきます。上段が出発便、下段が到着便になります。
ほとんど欠航便はないように感じます。そもそも国内線が少ないというのもありますが、第2ターミナルからピーチが国内各地へ飛ばしているようです。
実際にピーチはこの時期にも関わらず新規路線を開設したり、積極的な展開をしています。
すべて写しているわけではありませんが、関西空港第1ターミナルのショップレストラン案内です。
所々休業中や改装中、テープで完全に消えているお店などもあります。
やはり国際線中心の空港とあって、厳しい状況が感じられます。
2階は国内線ゾーンになっており、各航空会社のカウンターに出発口到着口まで集まっています。
2階は国内線利用客である程度賑わっていました。2階のお店もそれなりに開いている印象でした。
こちら第1ターミナルは大阪万博に合わせてリニューアルする計画があり、現在国内線は2階に集約されていますが、端っこに追いやられることになります。
この工事はもうその準備が始まっているのかもしれません。
2階にはフードコートやマクドナルド、スターバックスなどの気軽に食べられるようなお店が集まっています。
写真の551も2階なのですが、現在休業中。551は大阪を代表する名物ですが、そのお店も休業中となると、お客さんの減少が激しいのかなと想像することができます。
続いては3階。こちらはショップやレストランが集まっているフロアになります。
ご覧の通りほぼほぼ閉まっていました。
朝早いということもあるかもしれませんが、休業中などの貼り紙をしているお店も多かったです。
こちらは4階。国際線の出発フロアになります。なんか暗い…
カウンターもほとんどが閉じられていて、もちろん人も全くいませんでした。
全盛期を知っているわけではないですが、この巨大な空間に人がほとんどいないというのはやはり寂しいです。
こちらが国際線の出発便。あまりにも少なすぎて、見にくいですね。
本来ならこの大きな電光掲示板にたくさんの便が表示されているのでしょう…
さすがに見にくいので拡大しました。
この時点で朝の9時前なのですが、1日でたったの6本…想像以上に飛んでないですね。
そしてすべて外資系の航空会社です。日本の航空会社は成田、羽田に統合しているんですかね。
続いては1階の国際線到着口に降りてきました。ご覧の通り閑散としています。
ただ4階まで吹き抜けになっているので、明るさは半端ないですね。
日曜で、こんなに明るいのに人が全然いないって違和感がすごいですね。
こちらが国際線到着便一覧です。はは。少ない。
羽田から到着した際に、タイ国際航空の機体が見えたのですが、それはこの1時間前くらいにバンコクから到着したものだったみたいです。
出口はすべて北になっていますが、恐らく南出口では工事していたので、すべて北に集約しているのではと思います。
1階には任天堂コーナーが設けられていましたが、クローズしています。
USJにニンテンドーワールドができて、オリンピックついでに関西を訪れた人を世界的に人気なコンテンツであるニンテンドーによって出迎えるという算段だったはずなんですが…
ここが外国人の方で賑わう日はいつやってくるのでしょうか。
第1ターミナルを離れて関西空港駅へとやってきました。
関西空港駅はJRと南海の2つの路線があり、大阪や難波、京都まで1本で向かうことができます。
特急はるかやラピートについては減便があるものの、関空快速や空港急行といった追加料金なしで利用できる列車に関しては、通常通りの頻度で運転されているようです。
関西空港駅を抜けて、エアロプラザへとやってきました。
第2ターミナルへ向かうバスが発着するバス停や飲食店、ホテル日航関西空港などがあります。
第2ターミナルはLCCが利用しているため簡素なつくりになっており、保安検査場を超える手前にはそれほど見どころがないと判断し、今回は行きませんでした。
こちらのエアロプラザは人が結構いました。
恐らく第2ターミナルへの連絡バスがあるので、LCC利用客が通るために利用しているというところでしょうか。
他にもローソンがあったり、利便性の高いお店が揃っていることも影響しているかもしれません。
関西空港で飛行機を見ようとすると、制限エリア内か関空展望ホールという選択肢になります。
しかし現在関空展望ホールは休業中。もともと展望デッキもなく、どこからも飛行機を見ることができません…
エアロプラザから少しだけ第2ターミナルに止まっているpeachを見ることができました。関空を歩き回りましたが、飛行機の姿を見たのはこれだけでした。
エアロプラザ2階にラウンジがあります。こちらは4月末にオープンしたばかりで、カードラウンジとしても利用できますし、飛行機に乗らなくてもお金を払えばだれでも利用できます。
時間があれば潜入してみたかったのですが、そこまでゆっくりする時間はないので今回はパス。
飛行機利用でも使えますが、少し遠いのでギリギリまでリラックスしているというのは厳しそうですね。
最後にせっかく大阪に来たということで、第1ターミナル内にあるスタバで大阪フラペチーノを飲みました。
大阪は「めっちゃくだもんクリームフラペチーノ」ということで、大阪名物ミックスジュースをもとにしたフラペチーノになっていました。
普段スタバには行かない勢なのですが、結構おいしくていってよかったです。
ちなみにここで目覚めた結果、京都と兵庫のフラペチーノも飲みました。
そのうち書くと思いますのでお楽しみに。
ということで今回はここまで。
関西空港は何度か訪れたことがあるので、改めて見学する必要はなかったのですが、
この時期にどのような状況になっているのか気になったので、じっくり見てきました。
全体的なイメージとしてになりますが、思ったよりは人がいたなという印象です。
国内線が混雑とまでは行きませんが、結構旅行客と思しき人もいましたし、第2ターミナルへ向かう方もめちゃくちゃ多かったです。
国際線が復活したら、相当混雑するのではと思いました。
そして関空といえば、色とりどりの航空会社が集まる光景が浮かぶので、展望ホールの営業再開と、減便が早く終わってほしいなと思います。
次回は京都へと向かうお話です。
最後までお読みいただきありがとうございました