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【松山空港】みかん一色!愛媛を楽しむ四国一の松山空港

こんにちは。

今回は愛媛県にある松山空港を紹介します。

四国で最も人口が多い愛媛県の県庁所在地松山市に位置する松山空港。四国No,1の自治体に恥じず、四国にある4つの空港の中でも最も利用者数が多く、便数や就航都市も多い四国一の規模を誇る空港となっています。羽田便はもちろんジェットスターによる成田便、そして近距離ですが大阪伊丹便があり、そのほかに名古屋中部便、福岡便、鹿児島便、那覇便と西日本を中心に航空路線が設けられています。陸路ではアクセスしにくい四国という立地が影響している路線のラインナップですね。

そして設備面でも松山空港には愛媛名物のみかんを中心に愛媛をしっかり楽しめる施設が揃っております。今回はターミナルビル内で楽しめる愛媛県の魅力をしっかりと抑えつつ、松山空港の様子をお届けしたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

松山市街からほど近い空港

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松山空港が四国一の利用者数、規模感を誇る理由は多々あると思いますが、その一因となっていると思うのが市街地と空港の近さです。四国の他空港と比較して空港が市街地に非常に近く、リムジンバスを利用してJR松山駅まで15分ほど、繁華街のある松山市駅までも20分ほどの距離感となっています。

写真は松山空港を離陸直後の機内から撮影したものですが、すく近くの場所にビルが密集する松山市街地の姿が見えるかと思います。


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アクセスに関しては基本的にリムジンバスが活躍します。行先としては松山市駅道後温泉駅前行きの2通りのバスが出ていますが、いずれのバスもJR松山駅を経由する他、道後温泉駅前行きであれば繁華街の大街道バス停も経由します。

またリムジンバスの他に路線バスもありますが、大多数がリムジンバス利用になるかと思います。(写真は2021年12月に訪問した際のものです)

 

航空便も多いのでバスの本数も多く、選択肢が豊富に用意されているアクセスしやすい空港になっています。その代わりに松山以外の愛媛県内各地へ向かう際は強制的にJR松山駅などでの乗り換えが必要になります。

さすがは愛媛、松山空港へのアクセスバスまでちゃんとみかん色で染められています。

 

四国一の空港のターミナルビル

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ここからはターミナルビル内を紹介します。1階には到着口と各航空会社のチェックインカウンターが並びます。国内線の到着口は2つ設けられており、高松や高知にもあった駐機場をリアルタイムで映した映像も放映されています。


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到着口を出るとまず最初に出迎えてくれるのが愛媛県のマスコット「みきゃん」。愛媛県では至る所で見かけるキャラクターで、愛媛県内での決済に用いられるアプリもみきゃんアプリとの名づけがされています。

そして写真左側の店舗では見切れていますが、蛇口から注ぐみかんジュースを楽しめるようになっています。松山空港に到着して早速みかんの洗礼を浴びることになります。

 


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空港の入口を背にして、到着口に左側にはJAL、右側にはANAのチェックインカウンターが位置しています。唯一就航するLCCジェットスターJALのカウンターより奥にあり、しかも奥まったエリアにあるのでちょっと見つけにくいかもしれません。

 

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ANAのチェックインカウンターの右側には国際線エリアがあります。特に仕切り等はなく、ほぼ連続して国際線エリアが広がる形です。

チェックインカウンターには様々な航空会社のロゴが見えていますが、2024年1月現在ではチェジュエアのソウル仁川線、エアプサンの釜山線が運航されており、春からはエバー航空台北桃園線も復活する予定となっています。

 


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1階と吹き抜けで続く2階は出発フロア、そしてお土産屋やレストランが揃うメインフロアとなっています。保安検査場の入口に向かって左側(写真左)がレストラン、右側(写真右)がお土産エリアです。

レストランは5店舗のラインナップで、寿司屋や宇和島鯛めしの名店、B級グルメが楽しめるフードコート、カフェもあります。お土産屋さんは3店舗ありますが、地元愛媛のいよてつショップがほとんどの面積を占めています。品揃えは抜群です。

 

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お土産屋が広がるエリアを超えると国際線の出発口が見えてきます。国際線側は店舗もなく寂しさがありますが、写真のみきゃんガーデンなど、みきゃんが明るい雰囲気が作り出してくれています。

 

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ちなみに1階にもお土産屋と飲食店があります。スペースの関係上店舗が広いとは言えませんが1階にある立ち食いのうどん屋さんは気軽にそしてリーズナブルに愛媛名物じゃこ天の乗ったうどんを食べることができるのでおすすめです。

 

展望デッキと娯楽の3階フロア

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3階は主に展望デッキがあるフロアとなっていますが、展望デッキに出る扉の左右に一部施設が設けられています。まずはデッキに向かって右側にスカイパークと名付けられたエリアがあります。小さなゲームセンターになっており、空港ならではのフライトシミュレーターも設置されていました。


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スカイパークの反対側にはスカイラウンジというカードラウンジが設けられています。特定のクレジットカードのゴールドカードを持っている搭乗者が利用できるラウンジで、松山空港は2階にももう1つビジネスラウンジというカードラウンジがある他、制限エリア内にはANAJALの上級会員向けラウンジもあります。

このスカイラウンジは展望デッキに面した窓があるため飛行機が見えるほか、愛媛ならではのポンジュースが飲めたりします。


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展望デッキへと出てきました。ご覧のように屋根はないので悪天候時だとここから飛行機を見るには傘が必須となりそうです。デッキ自体はかなり広くベンチなんかも所々に設置されていました。空港の規模に対してかなり広いような印象を持ちました。


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駐機場に面している柵ですが、ちょうど目線の高さの部分が撤去されており飛行機撮影や飛行機見学にはもってこいの展望デッキになっています。松山空港は海側から滑走路に着陸することが多く、デッキから見ると角度があまりないので着陸便がやってくることに直前まで気付きにくい立地になっています。

 


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ここからは完全に余談になりますが、松山空港には大型機もやってきます。特にANAの羽田便はB777型機やB767B787型機が入ることもあってバラエティ豊かな特別塗装機も時には見ることができます。幹線ではない地方空港でこれだけ中型機、大型機を楽しめるのは珍しく松山空港の特徴となっています。

 

ということで以上、松山空港の紹介でした。

四国で最も利用者数が多い空港ということで、四国へ旅行する際には松山空港を利用する機会がある方が多いと思います。松山旅行の定番となる松山市内の観光地からのアクセスが良く、更には愛媛県各地への拠点となるJR松山駅にも近いという最高の立地を誇っている松山空港。それでもターミナルビルの中では愛媛名物を堪能でき、みきゃんが出迎えてくれるようになっています。アクセスが良く時間が少ない中でも愛媛を楽しめる空港になっているので、飛行機の乗り降りだけではなく少し滞在してみるのもいいかもしれませんね。

 

この記事は2023年9月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。