こんにちは。
今回は大阪駅近くのホテルビナリオ梅田の宿泊記をお届けします。
誰もがご存じの大都市大阪駅周辺には数えきれないほどのホテルがあります。外資系の超高級ホテルから格安チェーンのビジネスホテルまでそのラインナップは様々。近年再開発が進められているうめきた地区ではまた何軒かの新しいホテルがオープンするという話もあるほどです。そんなホテル激戦区の中でも存在感を示しているのがホテルビナリオ梅田。その理由は朝食にあります。大阪名物が揃っているだけではなく、こだわりが感じられることから、大人気の朝食となっています。
そんな朝食を楽しみに宿泊してきましたので、その様子をお届けしたいと思います。
以下目次です。
それではスタート!!
大都会大阪ど真ん中のホテル
今回宿泊するホテルビナリオ梅田は大阪駅の北側、オフィスビルやホテルなどのビルが立ち並ぶエリアに位置し、JR大阪駅から徒歩10分、阪急大阪梅田駅からは徒歩5分ほどの距離です。ホテルの見た目はビジネスホテルらしくなく、欧州のちょっと洒落た雰囲気を感じる外観となっています。
いきなり部屋の窓からの眺めです。12階と比較的高層階へのアサインになりましたが、写真を見ても分かる通り周辺には12階よりも高いビルがたくさんあります。右手側に見える存在感のあるビルはホテル阪急インターナショナル。阪急系のホテルの中でも高級ホテルに分類されるホテルです。とまあこのように大阪駅周辺のビル街に位置していることが分かるかと思います。
狭くても十分なお部屋
今回は最も部屋数が多いバリューシングルルームを利用します。部屋の広さは約10㎡とビジネスホテルのシングルルームとしては、ここよりも広いシングルルームを何度も利用しているので狭い方に分類されるかと思います。それでも狭くて過ごしにくさを感じることはありませんでした。
部屋に入ってすぐの左手側にはハンガー、そしてその下には空気清浄機やスリッパなどの準備がされています。シングルルームなのでハンガーの数としては十分かなといった所です。
部屋に入り右手側にはユニットバスがあります。バスタブはそこまで広いものではないですが、ビジネス利用が多いことを考えるとシャワーを浴びれれば十分ですかね。特に大浴場などの設備はありません。
アメニティですが、歯ブラシ以外は1階のフロント横から必要なものを持っていくスタイルでした。
デスクの上にはペットボトルのミネラルウォーターが置かれていました。予約時の価格帯的にミネラルウォーターのサービスがあるとは思わなかったので嬉しく感じました。そのほかドライヤーに消臭スプレーもこちらに置かれています。
デスクは部屋がそこまで広くないにもかかわらず、しっかり広さが取られておりビジネス需要の高さを感じました。
デスクの端にはテレビが設置されています。部屋の広さからするとテレビがかなり大きめに感じました。そしてホテルの案内なども確認できるほか、YouTube等の動画配信サービスが楽しめるテレビになっていました。これは有難いですよね。
テレビの下には冷蔵庫、そして電気ケトルとお茶セットです。冷蔵庫の中は空っぽで、大きさはそこまでですが、特に不便に感じることはありませんでした。朝食が名物のホテルなので冷蔵庫で冷やしておくものはそこまで多くないのではないでしょうか。
ベッドのサイズはシングルサイズ、1人で寝る分には狭さを感じることはありません。枕のすぐ上のところに小物置けるスペースがあり、こちらは有難く感じました。
選ぶ楽しみを感じる朝ごはん
それではホテルビナリオ梅田の最大の売りである朝食の様子をお届けします。朝食会場はホテル1階にあるレストラン璃泉さんです。昼食、夕食も営業しており、和食をメインとして高級感ある上質なお料理を楽しむことが出来るそうです。
主に宿泊者が対象の朝食ですが、混雑時以外はビジター利用も可能なようでした。
かなり人気な朝食となっていることもあり、宿泊日は時間を指定する必要がありました。チェックイン時に6時半〜、7時半〜、8時半〜の3つの時間帯からお好みの時間の整理券を取っていく形になります。この整理券と別で発券される朝食券を持って、整理券にある時間内にレストランへと向かいます。
こちらがお待ちかねの朝食。最大の売りであること、そして人気がわかるような品数の多さを誇っています。さらに一品一品の質が良く、選ぶ楽しみもありつつ、どれを選んでもハズレがないような朝食となっていました。
混雑状況ですが、土曜の朝ということで混雑しているかなと予想してたのですが、待ち時間が発生するほどの混雑はなく、席のあまり具合も6〜7割くらいでした。
では特徴的なメニューをご紹介します。写真左側、朝食メニューとしてよくあるカレーは神戸牛カレー、大阪名物の肉吸いにうどんを入れた肉うどん。写真右側にはたこ焼き、そしてマグロのお刺身。
他にも今話題のクロワッサンをワッフルにしたクロッフルや高級食パン、それらに合わせるためのお好みに合わせた数種類のはちみつがあったり、選ぶたのしさがあるメニュー構成でした。
もちろんデザートも揃っています。左からソフトクリーム、ヨーグルト、そして瓶入りのプリン。プリンは数量限定とのことですが、これがとんでもなく美味しかったです。
飲み物に関しても迷ってしまうような種類の多さでした。
公式ホームページには朝食の様子を映したYouTubeも投稿されているので、宿泊する際の予習に要チェックです。
ということで以上、ホテルビナリオ梅田の宿泊記でした。
館内施設の簡潔な形や部屋の広さなどビジネスホテルらしさがあるホテルですが、最大の売りである朝食は前評判にたがわぬ素晴らしさでした。大阪駅周辺の好立地はそのままにここまで朝食で楽しめるホテルはそう多くはないと思います。大阪駅周辺で朝食にこだわりたいのなら一番に検討すべき選択肢かと思います。
またこのホテルは2023年5月に敦賀で宿泊したホテルグランビナリオ敦賀と同じビナリオグループによる運営でした。前回敦賀で宿泊した際には素泊まりにしていたのですが、これだけの朝食を見せられると素泊まりは間違えだったかもしれないですね。
この記事は2023年10月下旬時点での情報です。
最後までお読みいただきありがとうございました。