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【青森空港】八甲田山を望む、りんご推しの青森空港

こんにちは。

今回は青森県青森市に位置する青森空港を紹介していきます。

青森県には県庁所在地の青森市の他に、八戸市弘前市という3つの大きな都市があります。八戸は八戸市の程近くにある三沢空港がカバー。そして青森市弘前市はじめとしたエリアの空の玄関口となっているのが今回紹介していく青森空港です。青森空港青森市街地を取り囲む山の上に位置しており、青森市弘前市へアクセスしやすい場所にあります。

ターミナルビルは比較的新しく使いやすい仕様となっており、青森の名産名物がしっかりとPRされています。今回はそんな青森空港の様子をお届けしていきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

青森と弘前の間の空港

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青森市の中心部からシャトルバスで約35分ほどの距離にある青森空港青森平野を囲む山の上に位置しています。ターミナルビルは2019年にリニューアルされたばかりで、外観を見てもまだ新しさを感じました。

国内線はJALANAFDAの3社で羽田、新千歳、伊丹、名古屋小牧、神戸に就航しており、国際線も曜日限定ではありますが大韓航空が韓国の仁川線を就航させています。

 

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空港からの交通アクセスに関してはバスが主になり、青森市方面と弘前市方面の2路線が運行されています。それぞれ毎時1本程度の本数が確保されており、航空便との接続もあります。

レンタカーに関してですが、他の地方空港では到着口の目の前にカウンターがあり、店舗は空港から少し離れたところにありがちです。しかし青森空港では、ターミナルビルの横の建物にレンタカーターミナルが設けられており、スピーディーにレンタカーに乗り換えることができそうです。

 

りんごと名物を楽しむターミナル

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では青森空港のターミナルビル内を紹介していきます。まず1階には到着口があります。大抵の地方空港では到着口の目の前に何かしらその県を象徴するオブジェがありがちですが、もちろん青森空港にも「Welcome to AOMORI」オブジェがありました。

そしてよく見ると青森の最初のOには緑の葉っぱがついたりんごになっていますね。ちゃんとりんごを推してくることを忘れていません。青森空港ゆるキャラひこりんもいます。

 


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国内線到着口の左右にはチェックインカウンターが並びます。国内線はANAJAL、そして死角になって見えませんが左奥にFDAのカウンターがあります。国際線は訪問時は運休中でやっていませんでした。

 

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2階には出発口が位置しています。国内線と国際線がすぐ隣り合っている珍しい配置な気がします。この数のパーテーションを見ると混雑時はかなり並ぶのかもしれません。ちなみに青森東京間の移動シェアは新幹線は優位になっています。


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出発口のすぐ目の前にはお土産屋さんが3店舗連なります。こちらのお土産店では青森土産がしっかり揃えられています。中でもりんごに関してはお菓子だけじゃなく、りんごジュースをとっても何種類も用意されており、青森県のりんご熱を感じる売り場となっていました。

 

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先ほどのお土産屋さんから出発口を挟んで反対側にはレストラン街があります。レストランが1店舗、全国展開するチェーンのカフェ、そして青森名物を扱うお店が3店舗連なったフードコートがあります。この規模の地方空港にしては選択肢が非常に多く、少し余裕をもって空港に来ようと思えるラインナップです。


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今回の訪問ではフードコート内にあるかわらさんで青森名物の味噌カレー牛乳ラーメンを頂きました。味噌ラーメンをベースにカレーの味もしつつ、牛乳のまろやかさも入っているという何ともカオスなこのラーメンを空港で、しかもフードコートで気軽に楽しめることに感謝したいですね。


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2階の制限エリア外にはラウンジがあります。特定のクレジットカード所持者やJALの上級会員が利用できます。中はこの規模の地方空港ではかなり広々としており、アルコールに関しては有料となりますが、ソフトドリンクやコーヒー類は無料で楽しむことができます。

そして青森といえばりんごジュース。もちろんりんごジュースも飲み放題です。100%のりんごジュースでした。


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保安検査場を通過した制限エリア内には青森名物やお菓子などが販売されている自販機が設置されています。制限エリア内にはお土産を取り扱うショップも用意されていいますが、自販機にはイギリストーストやりんごの果実などショップにはないものも販売していました。

 

八甲田山を望む展望デッキ

ターミナル3階には展望デッキがあります。2階から階段やエレベーターを利用してやってくることができるようになっています。デッキに出る前の屋内エリアには展示コーナーが設けられており、青森空港に就航している飛行機の模型(写真左)や周辺を含めた青森空港自体の模型(写真右)が展示されていました。

 

青森空港のデッキでは柵が二重になっており、手前には手すり付きの白い低めの柵、そして建物際にはワイヤーの柵が設置されています。ワイヤーの方まで近づくことができないので、撮影には少し不向きかもしれません。

ちなみに超たまたまですが、恐らく完全なチャーター便で羽田からB767型機がやってきていました。青森空港では珍しい機体です。

 

そんな青森空港のデッキからは真正面に青森を象徴する八甲田山を見ることができます。この日は上の方が雲に隠れてしまい全体を見ることはできませんでしたが、写真のように滑走路を離着陸する飛行機と一緒に八甲田山を撮影することもできます。

 

最後に青森空港にやってきたこちらのフジドリームエアラインズの機体。10号機のシルバーの機体ですが、こちらの機体は青森県ネーミングライツを結んでおり、青森のブランド米青天の霹靂のステッカーが機体に貼られています。

青森県とのネーミングライツということで、りんご推ししてくるかなと思いきやお米の宣伝。空港内のお土産屋さんでも青天の霹靂を使用したお菓子などが販売されていたので、かなり力を入れてPRしているようでした。

 

ということで以上、青森空港の紹介でした。

2019年にリニューアルされたとあってまだ綺麗なターミナルビルの青森空港でした。ターミナル内ではりんご推しもそうですが、青森の名物が楽しめるレストランも様々な形態で用意されており、空港から出ずとも青森を楽しめるようになっていたかと思います。もちろん青森や弘前へと出れる時間があるならば観光することをお勧めしたいですけどね。

 

この記事は2023年9月中旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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