がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【旅行記】竹田の城下町を散策 西日本周遊旅⑫

こんにちは。

 

今回も西日本周遊旅をお届けします。

旅は3日目。1日をかけて兵庫県にある天空の城竹田城跡を観光しています。

昼頃にかけて竹田城跡へと登り、絶景を堪能し下山。大阪へと帰る列車まではまだ時間があるので、竹田城跡の麓に広がる城下町を観光していきます。

竹田城跡にはその保全のためにほとんど建物がなく、解説などが展示されているところはありませんでした。そのため麓に竹田城跡の解説展示などを施設が存在しています。

そんな施設や竹田城跡の玄関口となる竹田駅を含めて紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

竹田城下町の寺町通

f:id:gawa67tabimaru:20220301153119j:plain

竹田城跡から表米神社登山道を下り、表米神社に辿り着きました。

神社を参拝して、竹田駅の裏側にあり城下町の観光スポットとなっている寺町通りへと向かいます。

表米神社の参道は写真のように長ーく傾斜が続いています。

参道は登山道には含まれておらず、少し上ったところからスタートするために表米神社登山道が一番短い距離になっているみたいですね。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220301153151j:plain

播但線の線路より1本手前の通りが寺町通りと名付けられています。

超有名なお寺があるというわけではありませんが、4つほどお寺が並んでおりとても静かな通りになっています。

こちらのお寺たちは元々竹田城武家屋敷だったそうです。

観光客もほとんどおらず、地元の方がすこしだけ歩いていたかなといった感じでした。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220301153210j:plain

寺町通りのお寺側には水路が流れています。

この水路には鯉がいました。のどかで穏やかな時間が流れていました。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220301175815j:image

よくわからないお寺が並んでいるといった様子で、個々のお寺を訪問するというよりも寺町通り自体を楽しむべきなのかなと思いながらぶらぶら。

するとそれぞれのお寺の前に写真のような解説書きがありました。

これは有難い。読んでみるとこちらの法樹寺には赤松広秀の墓があります。

赤松広秀は秀吉が但馬攻めを行い竹田城を落としたのちに城主となった人物です。

竹田城の城としての歴史に触れることができました。

 

城下町の複合施設

f:id:gawa67tabimaru:20220301175853j:image

寺町通りを観光したのち、播但線の線路を渡って向かうのは城下にある複合施設です。

播但線の線路沿いに広がる敷地に位置しているのが城下町ホテルEN。

ホテル以外にも様々な施設が存在します。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220301153849j:plain
f:id:gawa67tabimaru:20220302144159j:plain

敷地の中に入ると広大な中庭があり、それを囲うようにして建物が広がっています。

奥にある山が竹田城跡の位置している古城山になります。

ホテルにレストラン、体験施設に竹田城跡の情報館など様々な施設が一堂に会している竹田の街の中でも唯一の施設になっています。

その割には他の観光客の方をあんまり見ていないんですけどね…

 

f:id:gawa67tabimaru:20220301153923j:plain

先ほどの写真だと見にくいかと思ったので、竹田城跡の方を拡大。

かろうじて石垣が確認できると思います。

天守台の上に天守閣が建っていれば麓からでももっとはっきりと確認できたかもしれないですね。そこは妄想でカバーしていきましょう。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220301175926j:image

そんな複合施設の中にある見学自由の、情報館天空の城に入ってみることに。

その名の通り竹田城跡についての展示がされている施設で、他にもお土産やグッズの販売に観光協会もありました。


f:id:gawa67tabimaru:20220301175923j:image

展示の中でも見入ってしまったのが竹田城跡の模型。

こんな山がちなところに城を築き上げた先人たちのすごさも感じますが、登山道がしっかりと再現されており、それを登り切った自分すごい!というのが一番の感想でした。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220301153947j:plain

こちらのホテルですが、最近城下町や歴史のある街並みに位置している歴史的な建造物を改修してホテルにする事業を行っているNIPPONIA HOTELというところが運営しているそうです。

こうやって古き良きを体験しながら宿泊できる施設、一度は泊まってみたいです。

 

竹田城跡の玄関口竹田駅

f:id:gawa67tabimaru:20220301154723j:plain

城下町散策を終えて竹田駅へと戻ってきました。最後に竹田駅についても紹介していきたいと思います。

駅舎も城下町に合わせたような作りになっていました。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220301155005j:plain

駅前には竹田の観光案内図があります。

竹田城跡はもちろんのこと、竹田城跡を俯瞰できる立雲峡、前回訪れた表米神社や今回紹介した寺町通りなど一通りの竹田の観光地が網羅されています。

1日あれば竹田の観光地を見て回ることが可能だと思います。

イカーがあることに越したことはないと思いますが、それでも公共交通機関を用いての観光も余裕で可能な街でした。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220301155024j:plain

駅前には竹田城跡や駅から見て竹田城跡の裏側に位置している山城の郷という竹田の道の駅のような施設へと向かうバスのバス停があります。

やはり竹田駅を訪れている、列車を利用して竹田観光をしているほとんどの観光客の方がこちらのバスを利用しているようでした。

バスはそこまで大きなものではないので、日によっては混雑していることもあるかもしれません。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220301155443j:plain

駅舎には一通り駅に必要な機能はもちろんのこと、お土産販売も兼ねている観光協会も設置されています。

他に驚いたことは確実にローカル線だと思うのですが、交通系ICカードが利用できることですね。便利です。

 

f:id:gawa67tabimaru:20220302144114j:plain

最後に播但線の時刻表を。まあ本数が絶望的に少ないので、列車で来る際は念入りに計画を立ててくる必要がありそうです。

おすすめは竹田駅に停車する特急はまかぜを利用することでしょう。

これなら関西圏と楽に行き来することができます。

 

 

ということで今回はここまで。

竹田城跡だけでなく、城下町も見どころがある竹田の街でした。

恐らく列車を利用してきた場合には時間に余裕ができると思うので、じっくりと城下町を散策してみるのも楽しいと思います。

ただ飲食店やカフェなどはそこまでなく、休業している場合も考えられますのでそこは事前に調べておくべきでしょう。今回筆者が訪れた時もやっている店はほとんどありませんでした。コンビニも近くにはありません。

 

次回は竹田からの帰り道を書いていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。