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【乗車記】新幹線レールスターと特急はまかぜを乗り継ぐ 西日本周遊旅⑩

こんにちは。

 

今回も西日本周遊旅を書いていきたいと思います。

旅は折り返しの3日目に突入。もともとは予定していなかった3日目でしたが、飛行機が取れなかった関係で1日伸びてしまい、予定もなく生まれた3日目。

手元には関西どこでもきっぷという無敵なきっぷが。関西地区の行きたいところを全部回るかと意気込んでいたんですが、さすがに1日では回り切れないことが判明。

吟味して厳選した結果向かうことにしたのは、天空の城と呼ばれる竹田城跡。

山の上にあり、そもそものアクセスもあまり良くないので1日をかけて竹田を観光することにしました。

今回はその序章。関西どこでもきっぷをフル活用し、新幹線と特急列車を乗り継いで竹田まで向かう様子をお届けしたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新快速で新大阪を目指す

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早朝の米原駅から3日目がスタートします。

朝食は宿泊した東横インで。特に取り上げることのない内容でしたが、特筆すべき点は人の多さ。朝6時台という早朝にも関わらず、激混みな朝食会場でした。

なんの需要だったんでしょうかね。

さてここ米原駅から京阪神を通り姫路まで向かう新快速に乗車し、大阪を目指します。

 

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朝ラッシュの新快速に揺られて1時間半ほど、降りたのは新大阪駅

まだ朝ラッシュの時間ということもあり駅は混雑。さすがの大都市大阪といった印象です。

新大阪駅には新幹線以外にも和歌山方面や山陰方面へと向かう特急が発着しています。

新快速を降りたお隣のホームには城崎温泉行の特急列車がおり、激混みでした。平日なのに何事!?


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新幹線との乗り換えのためだけにあるのか!?というレベルで新幹線との乗り換え口がでかい新大阪駅

お客さんもほとんどが新幹線との乗り換えで利用しているんじゃないかと思うほど、この乗り換え口に集中していました。

また、新幹線の種類も九州新幹線直通が入ってくるため、新横浜駅などで見る種類よりも多彩に見えます。

 

念願の700系レールスターに乗車

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新幹線ホームへとやってきました。新大阪駅から新幹線に乗る時はだいたい東京方面へと帰る時なので少し新鮮な気分。

乗車するのはこだま847号博多行き。目的地の姫路駅はのぞみやさくらも停車する駅ですが、今回はどうしてもレールスターに乗りたかったのでこだまで向かうことにしました。

 

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小さい頃からずっと乗ってみたかったレールスター

こちらの車両は山陽新幹線でしか走っておらず、神奈川に住んでいる筆者にとっては憧れの新幹線でした。

同型の700系はすでに引退してしまい、レールスターに乗れるのもそう長くはないかもしれないと思い、強引にレールスターに乗車する計画を立てたのでした。

 

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今回は7号車の指定席を利用。新幹線というと2-3の座席配置になっているイメージでしたが、なんと2-2の座席配置。

だいぶ席幅が広く、ゆったりとしている座席です。

正直これならグリーン車じゃなくても十分な気がします。

車内はガラガラ。1車両に4人くらいしか乗客がいませんでした。寂しい。

 

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新大阪を発車してすぐに見えてきたのが車両基地

ここにはJR西日本のクルーズトレインであるTWILGHT EXPRESS 瑞風が停車中でした。

いつか乗ってみたいクルーズトレイン。全く乗れるような未来が見えないですけどね。

 

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新大阪発車から45分ほど、目的地である姫路駅に到着しました。

乗車時間は45分ほどありましたが、途中の西明石駅で通過待ちをしていたのが8分もあり、実際に走行していた時間はそれほど長くありません。

姫路駅では乗降があり、筆者のように新大阪姫路間を利用する人も一定数はいたみたいです。

 

乗換時間で姫路名物えきそば

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ここからは特急はまかぜに乗車し、竹田城跡の最寄り駅である竹田駅へと向かっていきますが、その前に食事タイム。

まだ10時台と猛烈に早い時間なのですが、観光時間を確保すべく先にご飯を済ませます。

乗り換え時間に食べるご飯というと駅にある立ち食いそばですよね?

これまでにも紹介したことはあると思いますが、姫路駅には他の駅にはない駅そばがあるんです。

 

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それがこちらの「えきそば」。

和風だしに中華麵という何ともミスマッチそうなえきそばですが、これが美味しい。

しかも390円という激安価格。姫路だけではなく、いろんな駅に欲しいです。

JR東日本はだいたいどこも全く同じ店になっちゃってますからね。羨ましい。

 

特急はまかぜ播但線を進む

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乗り換え時間に姫路名物えきそばを堪能し、次に乗車するのは特急はまかぜ1号浜坂行きです。

こちらは関西方面と山陰方面を結ぶ特急ではありますが、鳥取方面を結ぶスーパーはくと城崎温泉へと向かうこうのとり号なんかと異なる経路を進んでいきます。

進んでいくのが播但線という路線。ここ姫路から山陰本線和田山駅までを結ぶ路線で、途中生野銀山で知られる生野駅などを通っています。

 

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見た目は抑え目な車両ですがしっかりとした特急列車。

大阪方面から走ってきた特急はまかぜは、姫路駅で進行方向を変えて播但線へと入っていきます。

乗車するとすぐに進行方向を変えるので座席の回転に協力をというアナウンスが流れていました。

乗車率は思ったよりも高く、先ほどのこだま号よりはよっぽど混雑している様子でした。

 

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姫路駅を発車してすぐに北向きに進んでいくため、進行方向左側の座席からは姫路の街のシンボルである姫路城の様子を見ることができます。

これだけ目立つ存在の姫路城。中には入ったことがないので一度行ってみたいのですが、この旅でも立ち寄ることはできませんでした。

 

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さて車内では昼食第2弾。さすがにえきそばだけでは足りないので、新大阪駅で購入していた駅弁を頂きます。

チキン南蛮弁当です。新大阪駅ではとてつもない種類の駅弁が販売されており、悩みに悩んでしまい、結果こちらになりました。

チキン南蛮も良かったんですが、個人的にはその下のそぼろご飯がめちゃくちゃおいしかったと思います。

 

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姫路駅発車しばらくは住宅街もある風景が広がっていましたが、すぐに山間の風景へと様変わり。

1時間ほど山間を走り続け、3日目メインの目的地となる竹田駅に到着しました。

特急はまかぜは大阪と浜坂、香住、鳥取の間を1日3往復していますが、竹田駅に停車するのは1日1本のみ。

でも観光にはちょうどいい時間に停車するようになっているので、竹田城跡を観光する際には利用しやすくなっています。

 

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竹田駅ではある程度のお客さんが下車しました。

それでもまだまだ車内にはお客さんが乗っていました。おそらく城崎温泉などへと向かう観光客が大半だと思います。

大阪方面からだと特急こうのとりの方が早いはずなのになぜこちらのはまかぜを選択しているのか結構気になるところです。

 

 

ということで今回はここまで。

竹田駅まで向かうことだけ考えると、大阪からはまかぜに乗車すれば1本で向かえますし、それこそ山陰本線を走る特急に乗車し、和田山駅播但線に乗り換えるという選択肢もありました。

しかしわざわざ新幹線とはまかぜを乗り継ぐことが出来たのは関西どこでもきっぷのおかげですね。

念願のレールスターに乗車することができました。ありがたい。

 

次回は竹田城跡へと向かっていきます。超大作になると思いますが1つの記事でまとめていきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。