がーわのたびレポ

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【旅行記】港と鉄道のまち敦賀を観光したかったのに… 西日本周遊旅⑨

こんにちは。

 

今回も西日本周遊旅の続きを書いていきたいと思います。

旅は2日目の夕方。ようやく富山県を脱出し、石川県の金沢で特急に乗り換えやってきたのは福井県敦賀

2024年に北陸新幹線の延伸開業が予定されており、これから盛り上がりが出てくるであろう敦賀の街を一足も二足も早く観光していきたいと思います。

関東に住んでいる筆者にとってはあまり馴染みのない街ですが、新快速の終着駅になっていたり、北海道へのフェリーが出ていたりと、関西圏の方にとっては馴染みのある場所かもしらません。

今回はそんな敦賀の街を日没の時間に追いかけられながら観光していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

アーケードが続く敦賀の街

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敦賀駅は新幹線開業まで2年半はあるにも関わらずとてつもない宣伝具合。

街にとって東京と1本で結ばれることはそれだけ大きいことなのだと思います。

また、関西圏中部圏から北陸を目指す際に乗り換え駅となるため、それらの乗客をどう街に呼び込めるかという点も重要になってきそうです。

 

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敦賀駅から敦賀の街をぶらぶら歩き始めます。

最初の目的地は気比神宮。歩いて向かいますが、駅を出発するとずーっとアーケードの商店街が続きます。

これは便利ですよね。雨にほぼ濡れずに駅の方へと歩いていけます。

しかも歩道が広いので自転車も走れる。レンタサイクルもあったので敦賀の街を観光する際にはおすすめです。

 

越前国一之宮の気比神宮

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敦賀駅から15分ほどアーケードの下を歩いてやってきたのは気比神宮

御祭神の伊奢沙和気命(いざさわけのみこと)は衣食住や海上交通を守る神様とされており、それらの職業の人たちからの信仰が篤い神社だそうです。

たしかに敦賀には大きな港があり、海運業はさかんな街だと思います。

 

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ここ敦賀の街は織田信長と越前を納めていた朝倉氏との戦いの場になった場所です。

気比神宮織田信長の侵攻によって社殿の大半が燃えてしまったそうです。

それを復興させたのが徳川家康の次男で、初代福井藩主となった結城秀康

福井の歴史に大きく関わる神社だったんですね。

 

敦賀の港

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明治時代にはここ敦賀とロシアのウラジオストクを結ぶ船が就航し、シベリア鉄道と接続させることで、欧亜連絡国際列車としての運行が始まりました。

そのため敦賀港は大きく発展することになったそうです。

現在では北海道は苫小牧へと向かうフェリーが発着している港になっています。

 

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こちらは旧敦賀港駅舎を利用した敦賀鉄道資料館です。

敦賀ウラジオストクとの航路があったことによって日本海側で最初に鉄道が敷かれた場所であり、欧亜連絡国際列車のために東京の新橋との間に直通列車が設けられていました。

そんな鉄道にとっても重要な場所だったということで、鉄道の街でもあるのが敦賀です。

館内では敦賀の鉄道に関する展示がされているようですが、この日は休業日だったので入ることはできませんでした。

 

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このあたりは金ヶ崎緑地として整備され、港町である敦賀の観光スポットが集まっています。

先ほどの鉄道資料館以外にも人道の港敦賀ムゼウムという、こちらは港の歴史を取り上げた展示施設などもあるみたいです。

水曜はほとんどの施設で休館日だったそうで何も見学することができませんでした。残念。

 

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金ヶ崎緑地のすぐ近くに敦賀赤レンガ倉庫があります。
赤レンガ倉庫というと横浜や函館などをイメージしますが、ここ敦賀にもあったんですね。

そこまで大きな規模ではないですが、中には敦賀の全盛期の港や駅を再現したジオラマや福井の海の幸を味わえるレストランが入っているみたいです。

まあこちらも水曜は休業日だったんで外から見るだけでした。

 

敦賀名物ソースかつ丼

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ほとんどの施設が休業で、しかも日没を迎え寒い中歩いて駅の方へと戻ってきた筆者。

このまま消化不良で終わらせるのはよくない。ということで敦賀の食を堪能することに。

やってきたのは敦賀ヨーロッパ軒。

2020年3月の北陸旅では福井のヨーロッパ軒に訪れましたが、こちらは暖簾分けになるそうです。

 

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もちろん名物のソースかつ丼を注文。というかこれがかつ丼であって、福井の人たちにとっては卵とじの方が邪道のようですね。
ソースが染みたカツがまあおいしくておいしくて。しかも大ボリューム。

お腹いっぱい大満足になりました。

 

2日目は米原で終了

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お腹いっぱいになったところで、本日の最終目的地である滋賀県米原へと向かっていきます。

敦賀駅の構内。列車の発着案内がホームにあるやつをカメラで映すという形で行われていました。経費削減。

そして写真の奥には将来的に新幹線乗り場へとつながるであろう通路に仕切りがされていました。2024年どうなるのか楽しみです。

 

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米原へはJR西日本の怪物列車新快速に乗車して向かいます。

この新快速は福井県敦賀から兵庫県の姫路までを走り抜ける列車。とんでもない距離を走ります。

といっても米原までは各駅に停車。しかも需要があまりないのか4両編成です。

敦賀を発車したタイミングではガラガラ。途中で少しずつお客さんを積んでいって、米原に着くころには立ち客も出ているほどでした。

 

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敦賀からだいたい1時間近く列車に乗ってやっと2日目の最終目的地、米原に到着しました。

今回宿泊するのは駅前に鎮座する東横イン

実はこれだけ旅行している筆者でも、東横インに泊まるのは初めて。

価格も安く、どんな感じなんだろうとワクワクしていましたが、、、

まあ。うん。って感じでした。宿泊記を書こうとしないというのがすべてです。

 

 

ということで今回はここまで。

日没と休業に完全に負かされた敦賀観光になりました。

他にも金ケ崎宮や気比の松原などまだまだ見どころが多い敦賀

ほど近い若狭地方と一緒に再訪してじっくり見て回りたいと思います。

北海道へフェリーで抜けるなんてのも面白そうです。

 

次回からは3日目に突入。3日目はずっと行ってみたかった天空の城へと向かいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。