こんにちは。
小樽というと運河や手宮線跡、オルゴールなど見て楽しむ観光が中心になるのではないでしょうか。
そんなことないんです。食べ歩きグルメが充実しているのが小樽。
今回は食べ物に焦点を絞って紹介したいと思います。
さて今回も北海道ウィーク後半戦、札幌小樽旅の旅行記を書いていきたいと思います。
旅も3日目最終日。最終日は札幌に程近い観光地小樽を巡ります。
小樽で観光するのはもちろん運河などなど鉄板の観光地。ですが、その前に食べ歩き。
小樽のメインストリートである堺町通りをぶらぶらしながら、一見北海道らしくない小樽の謎のグルメを楽しんで行きたいと思います。
今回は前編として観光よりもグルメ要素満載でお送りしたいと思います。
以下目次です。
それではスタート!!
南小樽駅から始まる小樽観光
小樽へは札幌より函館本線で1時間かからないくらいの距離。日帰り観光にはちょうどいい距離です。
小樽に近づくと車窓に広がるのは石狩湾。
天気も良く楽しい旅のスタートが切れますね。
やってきたのは小樽の一つ手前の駅、南小樽駅。
目的の堺町通りへは南小樽駅からもそれほど離れていないため、小樽駅に向かって歩いて行く方が合計した距離としては短くなるはず。
というわけで南小樽で下車しました。
小樽駅と比較すると小さな駅ですが、タクシーが何台も待機しているくらいなので、ある程度の需要はあるようですね。
堺町通りへ向かう途中気になるものを発見。
惣菜自販機!?ですね。冷凍のまま販売されているようです。
全て売り切れだったので買えませんでしたが、ちょっと気になりますねこれ。
よくフェリーとか高速道路にある温められて出てくる自販機とはまた違ったタイプのようです。
次世代自販機が流行ると言われてる今年。この自販機も注目を浴びるかもしれないですね。
南小樽駅から坂道を下ること5分ほど、堺町通りの入り口にやってきました。
ここにあるのは小樽オルゴール堂本館。
小樽のレトロな建物が多い雰囲気に合っていることから、オルゴール堂が設立されたそうです。
本館の建物は大正に建てられたもので、小樽市の歴史的建造物に指定されているようです。
店内には無数のオルゴールが販売されており、試聴もすることができます。
お土産にももちろんですし、店内の雰囲気を味わうのもなかなか楽しいですよ。
また、オルゴール作り体験ができたり、曲とオルゴールの形をカスタマイズしたりもできるそうです。
小樽のメイン、堺町通り
オルゴール堂を見学したのちは、堺町通りを歩いて観光しながら小樽運河の方へと向かっていきます。
ルタオは超がつくほど有名な洋菓子屋さんで、ドゥーブルフロマージュは北海道のお土産の中でもなかなかの人気を誇っています。
その本店では販売はもちろん、喫茶ではケーキを味わうことができます。
堺町通り沿いには飲食店がたくさん集まっています。ルタオや六花亭、北菓楼などのお菓子のお店から、海鮮系、肉系などなど様々なグルメが集っています。
食べ歩きもできますし、お店に入ってがっつりいただくこともできる、万能な堺町通りです。
高校の卒業旅行の時にここ堺町通りにあるお寿司屋さんに入ったのですが、そこで食べたウニの味が美味しすぎで今でも忘れられません。
パン?かまぼこ??かま栄のパンロール!
堺町通りを少し入ったところにあるかまぼこ屋さんのかま栄。
こちらで謎の小樽グルメが味わえるということなので立ち寄ってみることに。
この日は土曜日ということもあって、駐車場も店内も大盛況。小樽の方々には大人気なかまぼこ屋さんなんでしょうかね。
さてこちらが謎の小樽グルメ「パンロール」です。
パンロールという言葉を聞いただけでは何者なんだか全く分かりません。
こちらはかまぼこをパンで包んで揚げたスナック感覚で食べることのできるかまぼこです。かまぼこをスナック感覚で、という謎すぎる文字列ですが、その通り、スナック感覚で軽く食べることができます。
このパンロールですが、食べられるお店が限られており、ネット販売もされていません。レア度の高い北海道グルメですね。
今回立ち寄ったお店はかま栄の工場直売店。実際にかまぼこを作っている様子を見学できるスペースも設けられています。
そして今回パンロールを購入した売店、かまぼこや北海道土産のコーナーもありました。
メインはかまぼこの直売のようで、こちらは大行列ができていました。
パンロールを販売している売店は別になるので、大行列に並ばずにさらっと購入することができます。
パン?まんじゅう??小樽名物ぱんじゅう!!
かま栄を後にして堺町通りを歩いて数分、続いてやってきたのは小樽運河ターミナルという建物。
この建物の見るからに歴史のありそうな建物で、あとから調べてみると旧三菱銀行小樽支店で大正11年に建てられたそうです。
建物内は目的のお店をはじめとして、イートインスペースが併設された飲食店と、バスターミナルになっていました。
こちらでいただくのは「ぱんじゅう」というこれまた謎の小樽グルメ。
まあ一言でいえばまんじゅうですかね。もちっとした皮の中にはたっぷりの餡が入っています。
なぜぱんじゅうという名前になっているのかというと、ぱんじゅうの歴史の深さが関わってくるそうです。
ぱんじゅうが誕生したのは明治時代。パンが高級品だった頃にパンのような皮を用いたまんじゅうが作られたということです。小樽の人々にとっては当たり前のおやつだそうですが、全く知りませんでした。
味の展開も何種類もあり、どれにしようか迷ってしまいます。
それでもお饅頭くらいのサイズなのでいくらでも食べれちゃいそうです。
お値段も100円もせずにお手ごろ価格。なんで小樽周辺でしか売ってないんですかね。
こちらはネット通販でも購入できるそうなので気になったらぜひ!!
ということで今回はここまで。
小樽観光というと運河や手宮線など見る方が注目されがちで、グルメというと三角市場で海鮮!とか堺町通りでスイーツ!ってなってしまいます。
たまには鉄板の北海道グルメから外れたご当地グルメを食べてみるのもいいかもしれません。
北海道のすごさをより一層実感できると思います。
たまには、といいながらも次回は小樽の鉄板観光地である運河や手宮線跡を観光していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。