こんにちは。Kです。
前回は京都駅に銀河が入線するところまでお送りしました。
今回は車内の設備などを見ていこうと思います。
まずは4号車から。一両フリースペースになっており、集合場所とされることが多い場所です。名前は「遊星(ゆうせい)」です。
顔はめパネルや紀南地方のパンフレットなども備えられています。
コロナ禍でデビューした列車なので、こうしたパーテーションもしっかりとしたものが備えられています。
列車のヘッドマークをモチーフにしたコロナ対策の文言はユーモアというか狂気というか、、、そういったものを感じました。このパーテーションが外れるような平和な日々が来てほしいですね。
また、テーブルにはボードゲーム用の盤が刻まれていますが、パーテーションがあるので使えないようです。
次亜塩素酸液が各所にあります。
そして、今回乗るのはこちら。グリーン車指定席「ファーストシート」です。
背もたれデカすぎん?
付属品は、クッションとシーツとブランケットです。
網棚もあります。機内に持ち込めるスーツケースくらいなら余裕で乗ります。
座席サイドにはUSB電源とコンセントが二つずつと、灯火類のスイッチがあります。
寝台特急のシンボルマークは屋根のライト調節です。
夜行便の場合はこれらを独占できますが、昼行便の場合は相席になる場合があります。それでも電源は二つ確保できるので強いですね。
ちなみにこのシートは
こうして
こうするとベッドになります。
寝心地は低反発のベッドという感じですね。広さは十分あります。起きたら体がバキバキ!みたいなことはないかと。
なんとなくわかると思うのですが、このシートはリクライニングできず、直角です。
ただ、クッションを腰に当てればそこまで気にならず、無しでもなんとかなります。
ファーストシートに乗る方、注意です。
各ボックスに仕切用のカーテンがあるのですが、スケスケです。
ある程度の時間になれば電気が消えるのでどうにかなりますが、これはなんとかして欲しいかも。
また、ファーストシート専用のラウンジ(?)も設けられています。椅子がちょい立派。
洗面台は多く設けられています。
普通車指定席です。2号車は女性専用車ですが、誰もいないので撮ってみました。
シートピッチはめちゃくちゃ広いので、寝れると思います。
同じく2号車の女性専用クシェット。かつての「開放式B寝台」のようなものですかね。
なお、2号車は女性専用車なので一般客の立ち入りは不可ですが、1号車ファーストシートの乗客は通路として通らざるを得ないので立ち入りが例外的に許されています。
女性更衣室もあります。男性更衣室はありません。幸いトイレはいっぱいあるのでそこで着替えるしかないんですかねー。
私は消灯後に自室で着替えました。
3号車にやってきました。これは紛れもなく寝台特急の通路って感じですね。
先ほどの画像の右側にはこのような部屋が二つあります。「ファミリーキャビン」という指定席です。
なお、通路との壁は完全に塞がれていないので、室内の声はダダ漏れでした。
同じく3号車にはフリースペース「明星(みょうじょう)」があります。
椅子にも「距離」とプリントされてますね。最も、距離をとるほどここに人は集まっていませんでしたが。
あと普通車指定席も同車にあります。
5号車のクシェットです。基本的には2号車のものと同じですが、こちらにはバリアフリー対応席もあります。
そして6号車にはグリーン車個室「プレミアルーム」があります。ホテルで言えばセミダブルベッド?
細長い個室です。1人ならだいぶ広い。2人なら寝れるっちゃ寝れる。そんな感じですかね。
変な形の個室を組み合わせて配置しているので、通路の形もトリッキーです。
ちなみに、鍵もかかるみたいですね。
そして、車端部にはフリースペース「彗星(すいせい)」があります、他と比べてめちゃくちゃ小さいですが、前面展望を楽しめるのは強いですね。
以上です。今回は内装編なので紹介しませんでしたが、あらゆる部屋やスペースなどが混在しているので、車外から銀河を見た際に窓の形が不規則なのが個人的に面白いと思っています。
次回はいよいよ乗車記。紀南地方へ向かいます。