がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【旅行記】地元の観光、マイクロツーリズムを実践!小田原旅まとめ

こんにちは。

マイクロツーリズムってご存知でしょうか?

昨今話題の新しい旅の形です。

自宅から30〜1時間程度で行ける地元の観光。

知られざるスポットに訪れたり、地元の宿でゆったりまったりステイしてみたり。

旅の形はさまざまですが、今回は徹底的に密を避け、知られざるスポットを巡りながら、ずらし旅と合わせて紹介していきたいと思います。

 

筆者の地元は神奈川県。

神奈川県って有名観光地がめちゃくちゃありますよね。

横浜、箱根、湘南、鎌倉の全国的な知名度も高い観光地もあれば、横須賀、三浦、逗子、湯河原など、それぞれに特色を持った観光地も存在しています。

その中で今回訪れることにしたのは、小田原。

小田原というと箱根観光の玄関口。

わざわざ寄るまでいかないかな…小田原城くらいかな…って感じではないでしょうか。

 

小田原で何を見るか、それは景色です。

小田原は海はもちろん、川にも山にも囲まれて、すごく綺麗な景色を楽しめるところが多くあります。

小田原の人気観光地である小田原城にはいきません!!

それ以外にもずらし旅のテーマに沿ってホテルでの過ごし方なども一気に書いていこうと思います。

 

それではスタート!!

f:id:gawa67tabimaru:20201224165607j:plain

今回の旅の始まりは新松田駅です。自宅から1時間以内。いやもっと近いかな。

新松田駅って何もイメージないと思います。

小田急小田原線の駅で、急行列車とかの終点になっていたりするので、

新宿駅などでもこの駅名聞くことがあるのではないでしょうか。

 

f:id:gawa67tabimaru:20201224171101j:image

お昼ご飯です。家を出たのがちょうど昼頃です。

こうやって朝ゆっくりしてから出発できるのも地元旅の醍醐味

今回昼食に選んだのは箱根そば。通称は箱そば。

なぜ選んだかというと安くてうまいから。本来ならば、地元で交通費が浮くので、

その分贅沢ってのが地元旅の良さだと思うのですが、今回はお許しを。

というか箱根そばおいしいので駅そば食べたいと思ったらぜひ。

 

f:id:gawa67tabimaru:20201224165139j:image

まず見に来たのは、酒匂川にかかる小田急線の橋。

そんなにしっかり見えていない写真ですが、天気がいいのでいい感じになってますかね。

とまあなんでもない風景かもしれませんが、意外とちゃんと見たことない風景でもあります。

それを楽しむのも地元旅ですかね。

もちろん人は全然いないんで、安心安全です。


f:id:gawa67tabimaru:20201224165112j:image

そして酒匂川沿いからの絶景。富士山も見えるんですが、半分くらい隠れちゃってますね…

それでも天気も良くほかの山々もよく見えます。心がきれいに洗われます。

こういう景色ってじっくり見たことないですしね。


f:id:gawa67tabimaru:20201224165106j:image

そして新松田に来た一番の理由はこちらです。寒田神社になります。

雰囲気は地元の神社って感じで、お子さんの遊び場になっていました。

この寒田神社は御祭神として日本武尊を祀っています。

東征の際に立ち寄った場所でもあるそうです。

こんな歴史のある名所があったとは初めて知りました。

わからないですけど、知らないだけでこういう歴史ある場所は全国各地にあるのではないでしょうか。


f:id:gawa67tabimaru:20201224165123j:image

続いて松田駅からJR御殿場線に乗車し、国府津へと向かっていきます。

御殿場線今は1時間に2~3本で2,3両のローカル線になりますが、

もともと東海道本線だった線路です。

歴史的にも様々に面白いことがある路線だと思います。

誰もが教育テレビで一度は聞いたことのある鉄道唱歌にも登場します。


f:id:gawa67tabimaru:20201224165126j:image

国府津駅にやってきましたが、特に行く場所を決めていませんでした。

早く小田原へ行っても混雑していると思ったので、国府津駅周辺でふらふらしてみることに。

駅のすぐ裏側に坂になっている道があって、登ってみることに。

するとこの写真のような景色を楽しむことができました。

夕暮れ時で少し暗くなっていますが、小田原方面の市街地に、東海道線の線路、

相模湾とその向こうの真鶴半島、伊豆半島など最高のロケ―ションです。

もちろんガイドブックにも乗っていないはずの景色なので誰もいませんでした。


f:id:gawa67tabimaru:20201224165136j:image

マイクロツーリズムということで日帰りでも全然いいんですが、今回は宿泊もします。

この日は日曜日。宿泊代金が割安なのと、日曜は夜になると人がだいぶ引いてくるので、混雑を避けて観光できると感じ日曜日にしています。

今回宿泊したのは天成園小田原駅別館さん。12月4日にオープンしたばかりのホテルです。

ミナカ小田原という同時にオープンした商業施設があるほか、箱根湯本温泉を運んできた大浴場などの設備も完璧です。

宿泊記は別で朝食などさらに詳しく書いていこうと思います。


f:id:gawa67tabimaru:20201224165109j:image

夕食は天成園小田原駅別館が入るミナカ小田原の中でいただきたいと思います。

今回は昼ご飯で節約した分を投入し、とんかつ和豚さんでミックスフライ定食をいただきました。贅沢。

サクサクでおいしかったです。

日曜の夜、しかも観光地の場合、空いてます。皆さん早めの夕飯で帰ることが多いです。狙いどころの時間だと思います。

 

そしてここでずらし旅のポイント

大浴場は夕食時に行きましょう。ほぼ確実にガラガラです。

具体的な時間を言うと、18時~19時半に入りに行くのがベストです。

筆者は今回18時過ぎに行って、誰とも会うことはありませんでした。

では夕食は何時に食べるべきか。おすすめは17時台。

そうするとよるお腹すきますよね。部屋飲みしたり、ご当地スーパーの総菜やデザートを食べてみたり、ドーミーインなら夜鳴きそば食べられますね!


f:id:gawa67tabimaru:20201224165132j:image

ミナカ小田原の名所は14階にある屋上足湯だと思います。

写真のように海が見えたり、ほかにも小田原城を上からの目線で楽しめたり、

新幹線や小田急ロマンスカーの発着する小田原駅が見えたりと、

風景を楽しみながら足湯に浸かることができます。

こちらはオープンしたばかりとあって激混みなので、ずらし旅がテーマのこの旅では写真を撮るだけの一瞬の滞在に抑えました。


f:id:gawa67tabimaru:20201224165119j:image

一気にお昼ご飯に飛びます。

ホテルで朝食を付けていたのですが、朝7時に食べたので11時の時点でもうすでにお腹空いていました。

ということでJR東海道線早川駅から歩いて数分、漁港の駅TOTOCOへとやってきました。

2階にあるとと丸食堂にて鯵としらすの二色丼をいただきます。

もちろん最高においしかったです。食べ方の詳細などは後々の旅行記で書いていきます。

地域共通クーポンがあったので激安でいただくことができました。


f:id:gawa67tabimaru:20201224165129j:image

漁港の駅TOTOCOは3階建てでテラス部分は展望を楽しめるようにもなっています。

いやぁ綺麗。また天気がいいこと。

沖縄の海や北海道の大自然もいいですが、自宅から1時間以内で来れる場所に広がる自然の景色もたまりません。

神奈川県ってすごいなと思いましたね。海なし県の人は悩みますね。

でもそれ相応の景色が楽しめる場所絶対にあると思います。まだ知られていないだけで。


f:id:gawa67tabimaru:20201224165102j:image

その後は腹ごなしに山を登ります。腹ごなしっていうレベルではありませんでしたが、

またここから楽しめる景色が素晴らしいのです。

やってきたのは石垣山一夜城歴史公園。

秀吉の時代に小田原を本拠にしていた北條氏を攻める小田原攻めの際に築城された城跡です。

その名の通り、山の上。徒歩はあまりお勧めしません。


f:id:gawa67tabimaru:20201224165116j:image

石垣山上の本丸には展望台が設置されています。

このように素晴らしい景色を楽しむことができました。

手前側には小田原の街並み。小田原城もとても小さいながら見ることができます。

小田原攻めの当初ならば建物がこんな密集していることはないはずなので、

ここから見ると一目瞭然で小田原城の様子が分かったのではないかと想像しています。

また、遠くにはランドマークタワーなのでは…というでかい建物や、江の島、三浦半島まで見ることができます。

このように思いっきり外であり、しかも人が少ないので、今の時期にはおすすめです。

 

そして地元なのですぐ帰れる。

今回は帰宅ラッシュの前に家に帰りました。

家で一休みできるので、疲れをしっかりとってから翌日に臨むことができます。

こういった時間の柔軟性という面でも、地元旅の良さと言えるのではないでしょうか。

 

また、諦めができるのも地元旅ならではです。

行きたいところが混雑していて…っていうことありますよね。

遠い場所なら意地でも行かないと、次いつ来れるかわかりません。

でも、地元なら思い立ったらすぐに来ることができます。

 

ということで以上になります。

初めて実践してみたマイクロツーリズム、地元旅、ずらし旅。

遠くに行けないからと箱根や鎌倉などは逆に密な場面が発生しやすくなっているのではないでしょうか。

そういう時にあまり訪れたことがなかった場所や、普段行く場所でも少し調べるだけで、知らないスポットがたくさんでてきます。ぜひ検索してみてください。

 

この旅を通して会話をしたのは10人以下です。しかもお会計や食事の注文など。

他にも消毒手洗いの徹底や、体温体調チェックなど、徹底的な対策ができれば、旅行については特に問題ないと思います。

旅行者のモラルが問われる場面ですね。

ぜひ対策を徹底して、旅を続けられるようにしたいです。

 

新しい旅のカタチが求められる現在だからこそ、発見できる魅力がたくさんあると思います。

これを機に地元の観光、試してみてはいかがでしょうか。

今後、この旅の詳細な様子を旅行記、宿泊記、お土産紹介それぞれで書いていこうと思います。

お楽しみに。

最後までお読みいただきありがとうございました。