がーわのたびレポ

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【宿泊記】天成園小田原駅別館 小田原駅そばで温泉を堪能する宿泊レポ

こんにちは。

GWですね。色々と制限あるかもしれないですが、リフレッシュは大切です!!

やっぱり思う存分楽しまなければ!!

 

さて、今回ですが、地元小田原旅の宿泊記を書いていこうと思います。

巷を騒がせているアレの影響がなければ、地元近くに宿泊するって考えもしなかったと思うのですが、だいぶハードルが下がりました。

箱根とセットで観光することはあっても、小田原に宿泊するってことはなかったんですよね。

そもそも小田原にはそんなにホテルがなく、ヒルトンがあったかなというくらい。あとはビジネスホテルがいくつかあるといった感じでした。

 

そんな時に前回紹介したミナカ小田原に出来たのが、天成園小田原駅別館。

箱根湯本温泉にある天成園の別館としてオープン、箱根湯本温泉を運んできた大浴場と城下町をコンセプトとした和モダンのシティホテルです。

部屋のタイプもビジネス利用から旅行利用まで対応しており、他にもホールやレストランなども備えているというまさに街の玄関口にあるシティホテルといった感じ。

シングル利用朝食付き、gotoトラベル利用で8700円ほど。gotoがなければ1万円オーバーと流石シティホテルのお値段になっています。

 

それではスタート!!
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廊下スタートになっていますが、フロントは西湘フードスタジアムのある3階の一つ上、4階にあります。

4階へは3階からエスカレーターがありすんなり向かうことができますが、そのあとが少し課題。エレベーターが共通なので、フロントから宿泊階までは少し混雑しているエレベーターに乗る必要があります。

ホテル以外にも行政施設に向かう人、そして最上階の足湯に向かう人と一緒になるので客層も様々。時間によっては少し待つ必要があるかもしれません。


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部屋はシングルで16㎡です。適度な広さといった感じでしょうか。

縦長で手前にユニットバス、奥にベッドルームとなっています。


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テレビは壁掛けで右側の壁についています。

部屋の色合いとしても和の雰囲気を少し感じるような雰囲気。

ベッドの上にはタオルや館内着が入ったセットが一式置かれています。これは便利で良かったです。

 

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部屋の種類ですが、シングルのほかにもダブル、ツイン、4人まで泊まれるデラックスツイン、さらには露天風呂付のモデレートツインなど、シティホテルとあってバリエーション豊かになっています。

一番の特徴になっているのが、旅籠です。今回宿泊しているタワー棟ではなく、新城下町の方にある部屋で、昔の宿場町の旅籠をイメージした客室になっています。

機会があれば利用してみたいです。


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ベッドサイドにはUSB給電口が2つと電源もあります。

布団にはエアウィーヴが使われているようですね。筆者は布団の良し悪しがわからないんですが、こだわっている方には喜ばれそう。


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ベッドの手前にはデスクがあります。

デスクは広めですが、上には電気ケトルにお茶セット、ドライヤーにタブレットと色々乗ってます。

それでもどかせば広いのでそこまで気にはなりませんでした。

あとはミネラルウォーターがありました。これは嬉しい。


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空気清浄機もありました。冬の宿泊では必需品。

最近は置いてあるところが増えてきましたが、やっぱり一定の価格を切ると全く置いていないんですよね。

空気清浄機があるかないかってそのホテルのランクがわかる基準になっているように感じます。


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ユニットバスはオープンしたばかりということもあってめちゃくちゃきれい。

ただ大浴場があるので使うことはありませんでした。

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部屋からの景色はオーシャンビュー。小田原駅とは反対側です。

目の前に工事中ですがマンションらしき建物がありますね。囲い外れると少しきになるかもしれません。

海に浮かんでいるのは前回も触れた飛鳥Ⅱです。ズームして写真撮りましたが、スマホの限界で、何の船だか全く分からない画質になっていました。


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客室のある10階からレストランのある14階まではホテル利用者専用のエレベーターがあります。

館内着で共通エレベーターに乗ると変な目で見られかねないので、大浴場への移動はこちらを使う方がいいかもしれません。


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大浴場は10階にあります。箱根湯本温泉からの運び湯なので温泉を楽しむことができますね。

男湯は小田原城側に面しており、露天風呂からは小田原城を望むことができます。

女湯の方も海を見ることができるようです。

景色もよく、お湯も箱根の温泉と最高にリラックスできる環境が整っています。

利用は宿泊者限定なので、めちゃくちゃ混むこともないと思います。


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小田原駅側の様子を見れる場所にやってきました。

横にはJRの駅ビルであるラスカ小田原があり、その向こうに小田原駅が見えます。

部屋によっては新幹線やロマンスカーなどのトレインビューを楽しむこともできそうです。


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大浴場のある10階、そして13階には電子レンジ、製氷機、自販機がありました。

ちなみにですが、コンビニは新城下町の1階にローソンがあり、ミナカ小田原のレストラン街やラスカ1階の食品街など買い物にはとても利便性が高い立地になっていると思います。


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朝食は14階のレストランが会場になっています。

14階には足湯庭園がありますが、10時からの営業のため、朝食の時間帯は静かでした。


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14階ということもあってとにかく景色が最高です。

朝の時間ということもあり、海から昇る朝日を眺めながら食事することができます。

この時間大浴場に行くのもまたよさそうですね。


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反対の小田原駅側を見ると平日ということもあって朝ラッシュでした。

東京方面に向けて新幹線で通学通勤している人も多いみたいで、新幹線ホームには列ができており、東京行の新幹線が結構な頻度でやってきていました。

また、箱根湯本方面へ向かう登山鉄道も割と混雑しているようでした。

箱根で働いている人たちも列車で通勤しているのかもしれません。

 

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朝食はビュッフェスタイルです。小田原の名物として干物やかまぼこ、しらす、おでんなどがあります。

他にも朝食の定番であるウインナーや玉子焼きもあり、品数も十分にそろっていた印象です。


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デザートはそこまで種類はなかったと思います。

印象として、写真に写っているキッシュをはじめとして、小鉢には洒落たメニューもありました。

ホテルは和風ですが、レストランは和に振り切っているというわけではないようでした。

朝食の一番良かった点は、やはり景色です。

海からの朝日を見ながら朝食を頂くなんて優雅すぎです。1日のスタートにふさわしいとてもいい空間になっていると思います。

 

 

ということでミナカ小田原に入る天成園小田原駅別館の宿泊記でした。

小田原に宿泊する機会ってそうはないと思いますが、新しい施設であり、箱根の温泉も楽しむことができるので、検討の候補には入ってくるホテルになると思います。

ただやはり箱根は強敵ですね。箱根観光の際に利用するなら、箱根に宿泊しようと思うのは当然ですし。

狙っている客層はいまいちつかむことができませんでした。

今後どのようなアプローチで集客していくのか楽しみです。

個人的には、旅籠のコンセプトが面白いと思うので、ぜひもう一度宿泊してみたいです。

 

次回はミナカ小田原の足湯の話と、海鮮を食べる話です。

最後までお読みいただきありがとうございました。