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【搭乗記】JAL旭川羽田 空からの景色がとにかく美しい搭乗体験

こんにちは。

今回は旭川空港から羽田空港日本航空の搭乗記をお届けします。

冬のシーズンは雪に閉ざされる北の大地ですが、旭川空港は冬の時期でも就航率が高く、欠航が少ないことで有名な旭川空港。もちろん道北の中心都市で稚内方面や北見方面への鉄路も続くために道東、道北旅の拠点にもなっています。

今回利用したのはJAL552便。旭川空港を午前中に出発する便を利用します。マイル利用のため、金額は不明ですが、基本的に新千歳便以外の北海道路線は早く買っても1万円をオーバーすることが多いように思います。

北海道から帰ってくる便は基本的に東北地方太平洋側に沿って南下していくので、

右側の方が景色を楽しむことができると思います。そんな進行方向右側座席からの景色を中心に紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

明るい雰囲気の旭川空港

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旭川駅からバスに揺られて40分ほどで旭川空港に到着しました。特に高速道路を使用しませんでしたが、北海道の一般道はほぼ高速道路みたいなもんですからね。

旭川空港はガラス張りの明るい造りで、地方空港の中では大きい方に入ると思います。

 

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1階には到着口とチェックインカウンターがあり、2階には出発口とフードコート、お土産屋が集まるエリアがあります。フードコートには旭川名物のラーメン店や北海道ならではのグルメが楽しめるお店が勢ぞろいしています。残念ながら朝の時間帯は営業していなかったので何も味わうことはできませんでした。

 

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せめてもの抵抗で保安検査場を通過する前にカフェスタンドでソフトクリームを頂きます。このソフトクリームがとにかくおいしい。濃厚な牛乳の味がしっかりと感じられて、さすが北海道と感心するこの旅最後の北海道グルメとなりました。

 

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3階の展望デッキにやってきました。旭川空港旭川の市街地からは少し離れた場所にあり周辺は畑と丘の景色が広がっています。そんな北海道、旭川らしい景色と飛行機の競演を楽しめる素晴らしい展望デッキになっていました。

 

旭川空港を出発する

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今回搭乗するのはボーイング737型機。日本では主流の飛行機です。

旭川羽田間はシーズンや時間によって、中型機が飛んでいることもあるみたいですが、

この日は需要減退もあり737型機での運航になりました。写真からもわかるように天気がめちゃくちゃいいのでフライトが楽しみです。

 

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搭乗口は2番でした。旭川空港にはPBBが4つあり、搭乗口と対応しているわけではないようです。国内線には搭乗口が3番まで、国際線が4,5番という割り振りになっています。

保安検査場を通過して入れる搭乗待合室内には、ANAJALそれぞれの売店ANAフェスタとブルースカイがあります。また、カードラウンジ大雪があります。ゴールドカードがあれば入れるラウンジになります。結構な人数が入っていきました。

 

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搭乗時刻になったので機内へと入っていきます。搭乗橋の中にはこのような広告が。道内7空港の運営が民営化されました。

民営化している空港と言えば関西3空港や中部国際空港セントレアがありますが、北海道エアポートは7空港を運営するということで完全に未知の領域になりますね。特に新千歳空港はいいとしてもそれ以外はいわゆる地方空港。道内の空港がどう変わっていくのか楽しみです。

 

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搭乗しました。座席は翼の後ろで眺めはこんな感じ。翼に邪魔されることなく、地上の景色を楽しむことができそうです。搭乗率は7割満たず、後ろはガラガラでした。3列シートを1人で独占でした。

 

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定刻の2分前にドアが閉まり、ほぼ定刻で動き始めました。特に他の飛行機に影響されることもなく滑走路に進入。北へと向けて離陸していきます。

滑走路に入るときに一瞬だけ見えるこのような風景結構お気に入りです。奥には旭川市街と思しき街が見えます。丘の上にある空港なので遠くが見えるって感じでしょう。

 

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旭川空港を離陸してすぐは一面の田畑。これもまた北海道を感じさせる、旅行の最後には名残惜しい風景と言えると思います。このまま飛んでいくと北に行ってしまうので、思いっきり旋回して南へと進路を取っていきます。

 

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写真角度がおかしくてすいません。思いっきり旋回し、先ほど出発した旭川空港の滑走路を伺うことができました。後続の飛行機の姿を見れればよかったのですが、飛行機はおらず、ただ空港の敷地を眺めていました。

 

北の大地から東北を飛ぶ空の旅

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しばらくすると、色とりどりの丘が見えてきました。恐らく美瑛周辺の丘だと思います。空から眺められるのは旭川空港発着便のみ。さらには風向きなどの気象条件も加わりますので、この景色を狙って乗るのは難しくなってくると思います。

 

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そしてすぐ湖らしきものも見えてきました。現在地を控えていなかったため、どこを飛んでいるのか全く分かりませんが、このようにして北海道上空は景色をきれいに楽しむことができました。

前の席の通路側に座ってた人が、景色を見たいからと窓側に移動してました。それだけ機窓からの景色が素晴らしかったということです。

 

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機内サービスはこの時はまだ全面復活しておらず、お茶、水、りんごジュースの提供に限られていました。9月1日から復活したなんて聞いていたので、期待していたのですが、スカイタイムを飲むことが出来ず残念…そういやスカイタイム変わるんですね。

 

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北海道上空を出るとしばらくは雲の上。ドリンクサービスでいただいたお茶ををじっくりと楽しんでました。

次に見えてきたのは少し距離がありますが、青森県ですね。手前には青森市の市街地がある青森平野、その奥には津軽富士の麓に広がる弘前市などの津軽平野を見ることができました。

 

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続いて見えてきたのは猪苗代湖。雲の切れ間から覗く感じになってますが、奥に広がるのは会津盆地。かなり距離があるので、恐らく東北地方の太平洋沿岸を飛行しているはずです。

 

茨城千葉上空から羽田へ

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関東が近づいてくると雲が多くなり始めました。この時点でベルトサインは点灯していたと思います。北からの飛行機はあまり乗ることがないので、見える景色は新鮮そのものでした。茨城上空から千葉上空へと入っていきます。

 

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千葉で一瞬見えたこの景色。千葉ポートタワーらしき建物やその周辺の千葉港を一気に見ることができました。ここから右旋回すればすぐ羽田なのですが、一旦千葉市街を通り過ぎていきます。

 

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千葉市街をすぎて、至る所に雲がある状態のなか飛行していきます。実際すごい揺れてて、今年十数回飛行機乗った中でも上位に入るレベルでした。スルスル雲の間を抜けていくスピード感などは圧巻でした。

 

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雲を抜け、羽田へ向けて最終着陸体制に入ると、千葉県の木更津や袖ヶ浦のあたりの飛行機からは見慣れた景色になります。内房線だと思われる列車も飛行機の中から確認できました。

 

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海ほたるを右に見て、D滑走路を跨ぎ、2タミの前のC滑走路に南側から着陸。定刻の4分前の着陸と、そこまで早くはなかったですかね。風の影響等もあったのでしょうか。

 

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着陸してすぐ東京ゲートウェイブリッジとその前を爆走するジェットフォイルが見えました。あれもボーイングで、929というらしいです。東京竹芝桟橋から伊豆諸島を結ぶ高速船です。いつか乗って伊豆諸島も旅したいですね。

 

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定刻3分遅れで、見慣れた24スポットに到着しました。このスポットは端っこすぎて、搭乗時も降機時も遠くて大変なんですよね。

昼の便で羽田に到着するのは珍しいので、旅行が終わった感じがあまりせず、何ならこれからまた飛びたくなってしまいます。

 

 

ということで以上、旭川羽田間の搭乗記でした。

札幌旭川間は特急列車で1時間半ほどとそこまで長時間かかるわけではありませんが、新千歳空港までとなると2時間を超えてしまいます。さらに冬の時期でも安定して飛行機が飛ぶことが出来る旭川空港を利用して試される大地といわれる北海道旅行を攻略したいですね。

フライト自体も旭川空港周辺では美瑛をはじめとする丘の景色を上空から眺めることが出来たり、魅力的な空からの景色を楽しめました。羽田へ向かうフライトで昼の便を利用することがめったにないので、貴重な経験をできました。

 

この記事は2020年9月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。