こんにちは。
今回も道北旅です。
4日目の午前は留萌観光をしていきます。
急遽訪れることになったため事前に情報を収集しきれていない部分はありますが、留萌と聞くとイメージするのは数の子。数の子の加工生産量は国内の半分ほどを占めるという留萌市。ぜひ北海道の海の幸を合わせてお寿司で頂きたいですね。そのほかにも日本海に面している留萌には夕日の名所があるそう。
そんなグルメと景色を楽しむ留萌観光の様子を紹介します。
以下目次です。
それではスタート!!
レンタサイクルで夕日の名所黄金岬へ
まずは駅からまっすぐ歩いて観光案内所へと向かいます。
こちらの観光案内所でレンタサイクルを借りることになります。
留萌の町を回るには徒歩だと結構な時間がかかります。バスもそこまで本数がなく、車があれば一番いいですが、免許がないので必然的に自転車を借りることになりました。
レンタサイクルは3時間500円で、それ以降は1時間毎に100円かかります。
海の見えるところにやってきました。留萌は海で発展してきた町です。
まずはニシン漁、江戸時代にはアイヌの人々と日本人の漁村が混ざりあって存在し、
大正時代には多くの炭鉱が発見され、隆盛を極めたようです。その後は炭鉱も閉山、人口もどんどん減少してしまっています。
しかし今でもニシンが水揚げされ、日本最大の数の子の加工地となっています。
やってきたのは海のふるさと館。ここは留萌の観光名所黄金岬のすぐ上にある施設で、その名の通り海を見渡すことができたり、留萌の歴史に関する展示がなされています。
来館した時は筆者以外に観光目的に訪れている人は見当たりませんでした。
展望室からは黄金岬と留萌の海を存分に味わうことができます。
そしてウェザーニューズのお天気カメラがありました。
なぜここにウェザーニューズのお天気カメラが設置されているのかというと…
この黄金岬は夕日の名所として有名になっています。黄金岬という地名になっているくらいですからね。
訪問したのは日中なので写真は全くありませんが、このように日没時間が書かれており、その時間になるとここから綺麗な夕日が拝められると思います。
海のふるさと館から坂を下って黄金岬へとやってきました。日本海を間近に眺められる場所になっています。先ほどの展望台から見るか、ここ岬からみるのか、どこから夕日の眺めるのがべストなんでしょうかね。
やはり夕日の時間にも訪れるべき場所だと思うので再訪必須ですね。
次の目的地へ移動中、留萌本線の廃線跡を見ることができました。
留萌駅にほど近い場所ですが、道路歩道の上以外にはまだまだ線路が残されています。留萌本線は現在では深川と留萌を結ぶ路線ですが、2016年まではその先日本海に沿って南下して、えびで有名な増毛まで線路が伸びていました。廃線から4年経っても線路を見ることが出来ています。
留萌駅近くの道の駅でおもしろ自販機
レンタサイクルを漕いでやってきたのは道の駅るもい。2020年の夏に誕生したばかりの新しい道の駅です。出来立てほやほやなこともあって、道の駅というよりは地元の方のための複合施設といった印象を抱きます。
ただキッチンカーや売店などはしっかりと準備されており、留萌の名物を味わったりお土産として購入することは可能でした。
そんな道の駅るもいで要チェックなのがおもしろ自販機。最近では様々なものが販売されるようになってきた自販機ですが、ここ道の駅るもいではスイーツ自販機があります。
自販機にしては高い値段ではありますが、それでも洋菓子屋さんが作っている本格的なスイーツを自販機で手軽に購入することが出来るのは画期的ですよね。
ここではティラミスを購入して2階の景色がいいベンチで頂きました。
自販機で購入したとは思えない本格的なティラミスの美味しさに感動。最近ではコンビニでもカップに入ったティラミスが販売されていますが、一昔前のお店で食べる高級感のあるティラミスのように思いました。
道の駅るもいの敷地にはるしんふれ愛パークという公園があります。ちょうどサッカーの試合をやっている少年少女がおり、そのプレーする声が響き渡って平和な公園の雰囲気になっていました。
ちなみに奥には留萌駅の景色も見えています。昔は留萌駅の構内だった敷地なのでしょうかね。
留萌の名物をお寿司でいただく
留萌観光を十分に楽しんだところで、続いては留萌のグルメを楽しんでいきます。
留萌で頂くのはお寿司。海の幸が有名な北海道。海鮮丼のイメージはかなり強いですが、もちろんお寿司も美味しいです。留萌名物の数の子のにぎりも入っているお寿司ランチを注文しました。
これまで避けてきた数の子でしたが、さすがにおいしかったです。食わず嫌いはいけませんね。ただ留萌の外でもこのレベルの数の子を味わえるのかは疑問です。
レンタサイクルを観光案内所に返却したのちにやってきたのは駅前に位置している駅前自由市場。魚介類を中心に地元の産物が並ぶ市場ですが、ここでも留萌に訪れたら食べておきたいグルメがあります。
駅前自由市場の中にあるかまぼこ屋さんで天ぷら?かまぼこ?どっちが正解なのはわかりませんが、こちらを頂きます。
注文してから揚げてくれるスタイルになっているので、いつでも温かい状態で食べることができます。
時間がなかったのでテイクアウトして帰りの留萌本線の車内で頂きます。
選んだのはほたて天。ほたての味がしっかりしており、温かいこともあって猛烈に美味しかったです。筆者はそこまでお酒好きではありませんが、お酒が欲しいグルメでした。
ということで以上、北海道は留萌の旅行記でした。
留萌観光と言えばどこなのか全く知りませんでした。
検索すると出てくる黄金岬。景色はもちろん良かったですが、夕日を見てみたかったので、少し心残りではあります。それでも名物グルメやおもしろグルメを楽しむことだ出来たのは満足でした。
そして観光ではありませんが海沿いを自転車で走るのがとても気持ち良かったです。そもそも街中も人通りや交通量があまり多くなかったこともあって走りやすかったです。
たまにはサイクリングしながら小さな町を観光してみるのもいいかもしれませんね。
この記事は2020年9月上旬の情報です。
最後までお読みいただきありがとうございました。