こんにちは。
今年のGWはだいぶ人出が戻っていまして、観光関連で働く筆者にGWはありません!うれしい悲鳴です。
今回は現在お届けしている愛媛旅の宿泊記を書いていきたいと思います。
利用したのはレフ松山市駅byベッセルホテルズです。2021年の12月1日に開業したホテルで、筆者が利用したのは12月の15日から16日にかけて。出来立てほやほやの状態で宿泊してきました。
レフはベッセルホテル系の比較的新しいブランドで、地域性を前面に出したホテルという特徴を持つブランドになっています。
レフ松山市駅も愛媛色全開のサービスになっているので、その点に注目しつつ、じっくりと紹介していきたいと思います。
1泊朝食付き、シングルルーム利用で5800円でした。朝食付きで、松山市駅の直上と考えると破格の安さだと思います。
以下目次です。
それではスタート!!
松山市駅の直上!利便性の高い立地
まずはホテルの外観とアクセスから。
ホテルが位置しているのはいよてつの松山市駅の直上。いよてつ高島屋の隣にあります。松山市駅の改札からは徒歩1分。路面電車の乗り場も目の前で、松山空港行きや関西方面などへ向かうバス乗り場もホテルの目の前に位置しています。
ホテルの入口は1階。ここから濡れることなく松山市駅の改札やバス停、いよてつ高島屋へと向かうことができます。
ホテルの1階部分はエントランスとエレベーターがあるのみとなっていますが、この隣にはファミリマート、そしてドトールがあり、アクセス以外にも利便性が高い立地となっています。
充実の施設と嬉しいウェルカムサービス
ベッセルホテル系列といえばウェルカムドリンクサービスです。だいたいどこのホテルにもチェックイン時間帯にかけて、ドリンクサービスがあるのですが、レフ松山市駅はその1つ上を行っています。
なんとウェルカムソフトクリームのサービスもあるんです。
しかも愛媛名物温州みかん味。しかも自分で巻くタイプ。これは嬉しいサービスですよね。
2階がフロントになっており、チェックイン/アウトともに自動機を使用することになります。そしてフロント横にフリースペースがあります。そこでチェックイン後にソフトクリームとジュースでくつろぐことが可能です。
余談ですがソフトクリームってきれいに巻くの難しいですよね…筆者もご覧の通りの出来栄えでした…
また、フロント横にはアメニティバーがあり、ここから自分で必要なものを持っていくスタイルになっていました。
フロント横の壁には松山市街地の大きな地図が。
しっかり見ていなかったのですが、恐らくおすすめのお店や観光スポットなどが貼られているといった様子だと思います。
開業してしばらく経つので、張り出されているお店の数も現在は増えているかもしれませんね。
3階には大浴場があります。サウナも完備されていました。さすがに露天風呂はありませんが、外の空気が入ってくるような外気浴はありました。
また、有料にはなりますが、貸切風呂も完備されています。
そして湯上りスペースも確保されており、駅の直上でありながら快適に過ごせる設備が整っています。
3階には自販機コーナーがあり、通常の飲み物の自販機だけでなく、アルコール、アイス、瓶牛乳の自販機も用意されています。
瓶牛乳は四国乳業のもので、さらにはポンジュースの紙パックも売っているなど地域色がしっかりと出ていました。
ちなみに自販機コーナには電子レンジもありました。
駅のホテルらしさを感じる部屋の紹介
それでは部屋の紹介へと移っていきたいと思います。
エレベーターホールと廊下は落ち着いた色合いで流石にここはみかん色ということはありませんでした。そりゃそうか。
お部屋に入ります。今回利用するのはシングルルームで15平米ほどの広さです。ビジネスホテルとしては平均的かすこし広いくらいのサイズでしょうか。
奥にベッド、手前に水回りという構造になっています。
これまでのベッセル系のホテルと同じように靴を脱いでくつろげるスタイルになっています。大浴場等へ向かうための外履きもしっかり用意されています。
客室に入ってすぐのドア横には姿見と荷物置きが置いてありました。
ハンガーが掛かっているのは、列車のつり革をイメージしたもの。
駅直上の立地から部屋の中にも鉄道を感じる要素が取り入れられています。
レフ松山市駅では伊予鉄ルームなる部屋があり、こちらの部屋では路面電車の運転台などが設置され、鉄道ファン必見のお部屋になっているそうです。
部屋にはユニットバスがあります。
大浴場があるので使っていませんが、そこまで狭さも感じませんでした。
シングルルームということもあり、デスクがあります。デスクの上は余計なものがなく、ビジネスでも広々使えるようになっています。
デスク横には空気清浄機がありました。
ベッドは1人で使うには広く、ダブルベッドになっています。
2人で利用することも想定して、ベッドサイドには両側に電源と照明が付いています。
部屋の一番奥には電気ケトルとコップ類、そして冷蔵庫が置かれています。
冷蔵庫の中は空でしたが、ウェルカムサービスが充実しているのでそれで十分でしょう。冷蔵庫の中もある程度入るようにはなっていました。
冷蔵庫の上にある棚には館内着が入っていました。
大浴場へは館内着で行くことができるので楽ちんです。
ちなみにですが、大浴場にはフェイスタオルが置いてあるので、部屋からはバスタオルのみ持っていけばOKでした。ありがたい。
テレビはベッドの正面にあり、割と大きめです。
新しいホテルだからとちょっと期待していたのですが、YouTubeなどの動画配信サービスが見られるわけではありませんでした。
部屋から見える景色ですが、全体は撮影し忘れたので部屋から見えたシンボル的なものを小出しにしていきます。
まずは松山城。松山城は城山と呼ばれる山の上にあるため、ホテルからでもその一部を見ることができました。2日目には松山城を観光しているので、後日詳しく紹介していきます。
そして部屋からの伊予鉄路面電車ビューです。
松山市駅からまっすぐ伸びる路面電車をずっと眺めていることができます。
しかも結構過密運転なので、ひっきりなしに走っている様子を見ることができます。
愛媛グルメとみかん満載の朝食
さてベッセルホテル系列の目玉の一つが、ご当地グルメ全開の朝食です。
もちろんここレフ松山市駅も例外ではありません。というか、これまで宿泊してきたホテルの中でも1番ご当地グルメが充実しているのではないかと思うほどの充実度でした。
この写真の中でも、宇和島鯛めし、もぶりめし、松山揚げの味噌汁、八幡浜ちゃんぽん、じゃこ天、今治焼き鳥、いもたき、とほぼほぼ愛媛のご当地グルメで占められています。
朝から自分で宇和島鯛めしを作ることができる喜びすごいですよね。
そしてもぶりめしなんて初めて聞きました。ここで食べれなかったら、きっと知らずに終わっていたご当地グルメだと思います。
そして今回の愛媛滞在で訪れるのを諦めた今治のB級グルメ焼豚玉子飯。これも自分で作ることができちゃいます。すごすぎる。
そして忘れてはいけないのがみかん。
デザートはみかんが用いられたスイーツをたくさん堪能することができます。
生のみかんはもちろん、みかんシャーベットに、みかんジャムやクリームを使ってみかんどら焼きやみかんパフェなんかも作ることができて、自らアレンジしたみかんスイーツを楽しむことができます。
驚いたのがみかんジュースの飲み比べ。3種類のみかんジュースが用意されており、小さいカップを使って飲み比べを楽しむことができます。
市内のカフェなんかでも飲み比べをやっている所もありますが、朝食で体験できるなんてここくらいなのではないでしょうかね。
そして極めつけはお酒。朝からお酒。
しかも愛媛の蔵元が作っている正真正銘ご当地のお酒になります。
筆者はさすがに飲みませんでしたが、運転する予定がなくそこまで影響ない人ならばいいかもしれませんね。
ということで以上、宿泊記でした。
サービス、部屋や館内施設の綺麗さ、立地、朝食とすべてが素晴らしすぎるホテルでした。
いろんな宿泊施設を利用してみたいという願望がある筆者はリピートすることってそこまでないのですが、愛媛に来たら絶対にまたここに泊まると決心しているレベルで素晴らしい宿でした。
観光でもそうですが、ビジネスで時間がないときに朝食であれだけご当地グルメを味わえたら幸せですよね。
どんな層にも完璧にマッチするホテルだと思うので、松山旅行をする際にはぜひ訪れてみてください。
次回は2日目。松山市内をじっくり観光していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。