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【北海道旅行記】丘のまち美瑛をレンタサイクルで観光 2020夏道北初到達の旅⑫

こんにちは。

今回は北海道の真ん中らへんにある美瑛を観光していきます。

道北旅も4日目の夕方、1時間で美瑛観光をしていきます。利用するのは留萌に続いて再びレンタサイクル。営業時間は17時までで、到着時間から考えると許された観光時間が1時間になってしまいました。

そして元の予定は、美瑛駅の一つお隣の駅美馬牛駅で降りて、四季彩の丘へと向かう予定でした。なので美瑛の観光スポットは全くチェックしておらず。

というわけでレンタサイクルを借りる際に1時間で回れる場所ありますか?と尋ね、レンタサイクル屋さんおすすめのコースで回ることになりました。

1時間で手軽に楽しめる美瑛観光を紹介したいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

富良野線旭川から美瑛へ

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留萌本線の終着深川駅からは特急カムイに乗車して1駅、終点旭川を目指します。たったの1駅で特急列車を使うのはもったいないように感じますが、普通列車は圧倒的に本数が少ないので特急列車を使わざるを得ない状況です。

ちなみに今回しているフリー切符で特急の自由席に追加料金なしで乗れてしまうので全く損ではありません。

 

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深川から次の駅といっても20分かかって旭川駅に到着。すぐにホームを移動して写真のの列車に乗って美瑛へと向かいます。

2両編成の列車ですが、美瑛駅にてトロッコ号に乗り換えができる列車ということもあって席は結構埋まっていました。乗車率は7割程度でしょうか。

 

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富良野線もさすが北海道の路線、例外なく車窓がきれいです。

車両はワンマン運転のため、かぶりついて後面展望をがっつり楽しむことができました。

ずっとまっすぐ続く1本の線路。見ていて心が洗われる景色です。ザ・非日常。

 

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旭川から30分ほどで美瑛駅に到着しました。旭川から富良野線の車内にいた人はほとんど終点の美瑛駅まで乗り通していました。

ほとんどが観光客で、地元のお客さんは見ませんでした。

 

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美瑛駅に着くと反対側にホームには富良野美瑛ノロッコ号が停車していました。7月から9月の土日に運行されている観光列車です。

このノロッコ号に乗ると美瑛から先、富良野まで観光需要のありそうな駅へと行くことができます。その代表格がラベンダー畑駅。この駅はノロッコ号のみでしか行くことができない臨時駅です。やはり旭川からの普通列車を下車したお客さんの多くがノロッコ号へと乗り継いでいきました。

 

レンタサイクルで丘陵を登る

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駅前のレンタサイクル屋さんで自転車を借り、とにかく漕いで丘の上までやってきています。

電動自転車を選択したのでアシストの力を借りてなんとか丘の上まで来ています。写真はあまり美瑛っぽい光景ではないかもしれませんが、ここまでやってくるのにすごい坂を上ってきたので、筆者は丘をめちゃくちゃ感じています。

 

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一番最初に訪れたケンとメリーの木の写真でまずは美瑛の観光について紹介したいと思います。

美瑛の観光はやはり丘。丘が見渡せる展望台が美瑛周辺各地に位置しています。

そして景勝地である青い池やCMやドラマに登場した場所なども観光スポットになっています。しかし美瑛観光は駅周辺ではできず、様々な場所に点在しているので車やバス、自転車などの移動手段が必要になってきます。

 

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こちらがケンとメリーの木。日産のスカイラインのCMに登場した木で、CMに起用されていたキャラクターがケンとメリーという役名だったみたいです。

生まれる前のことなので全く無知なんですが、結構有名になったCMだそうで、現在でもご覧のように観光スポットとして人気を博しています。

 

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ケンとメリーの木は畑にポツンと立っているので、結構目立つ存在です。無料の駐車場がすぐそばにあり、車も自転車も結構止まっていたと思います。

観光地でもありますが、生活している人もいる場所です。立ち入り禁止のエリアには入らずに撮影・見学を楽しむように注意したいですね。

 

展望台からの美瑛観光

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ケンとメリーの木を後にして、北西の丘展望公園へとやってきました。ここも美瑛駅からはそこまで離れておらず、自転車で周る1時間コースにはぴったりのスポットです。

美瑛には各地に展望台があります。パッチワークのように色と形の異なる畑が丘の上に並んでいるのが美瑛らしい風景ですよね。

しかしその景色を見るためには、丘の上にいかなければ見えません。そういうわけで展望台が美瑛各地に設置されています。

 

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北西の丘展望公園では美瑛の丘もそうですが、その背後に広がる景色も含めてもっと大きな景色を楽しむのが最大の目的のようです。

この日は曇り空で十分に景色を楽しめませんでしたが、案内板のように晴れた日は多くの山々を見ることができるみたいです。

 

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北西の丘展望公園には展望を楽しむための公園。園内には展望台も設置されています。展望台から見えた美瑛らしい景色がこんな感じ。美瑛の中心街の街並みとその奥に広がる丘です。

丘そのものの景色を楽しむには少し不向きなスポットかもしれませんが、美瑛の街が丘に囲まれたものであるというのは、この北西の丘展望公園でしか見られない景色なのかもしれません。

 

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帰り際空から大きな音がしました。見上げるとちょうど旭川空港へと着陸すると思われるJAL機が飛んでいます。

美瑛の象徴である丘と飛行機で写真を必死に撮った結果がこれです。望遠レンズなんてものは持ち合わせていなかったので必死にズームして撮りました。逆に飛行機に乗っている人は、空から美瑛の丘を見ていたと思うと、うらやましい限りです。

風向きなどの条件があるので、狙って乗るとか狙って撮るのは至難の業かもしれません。

 

1時間の美瑛観光を終える帰り道

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景色と自然をじっくり楽しんでちょうどいい時間になったので帰路につきます。帰りの坂道はとても急なのでブレーキ掛けながら下っていきます。

普通の自転車では美瑛観光、特に丘の上まで登る場合は不可能に近いと思います。さらに丘の上の道は普通に車は走っているので、自転車でふらふら走行していると危ないです。

 

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レンタサイクルを返却して美瑛駅の駅舎内に入ってきました。有人駅ですが自動改札機があるわけではないので、列車の改札は時間が決められています。

改札が始まるまで駅舎内のベンチで待機。待っている間に駅近くの道の駅のような施設で購入したびえい牛乳を飲みます。驚くほど甘くて、生クリームを飲んでいるようでした。北海道の牛乳はさすがのおいしさですね。

 

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改札が始まりホームで待っていると富良野方面から列車がやってきました。 行きと同じような車両で2両編成。車内は結構空いていて余裕で座ることができました。

美瑛駅のホームが低いのか、乗り込むときに結構な段差が生じているので要注意です。

 

 

ということで以上、美瑛の旅行記でした。

1時間での美瑛観光でしたが、レンタサイクルを用いて代表的な観光スポットと美瑛の丘を見学することができました。思ったよりも見て回ることが出来たのは満足しています。それでもまだまだ見るべき場所はありますので、美瑛には再訪したいですね。

美瑛観光にはレンタサイクルのほかにも様々な手段があるので、事前に調べてから向かうことをお勧めします。そしてもちろん観光地ではありますが、畑、住宅があり、住民の皆さんにとっての生活の場でもあります。美瑛町観光協会のHPには観光の注意事項も記載されているので、しっかり読んで、

マナーを守って観光しましょう。

 

この記事は2020年9月上旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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