がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【旅行記】大正感じる門司港駅と名物グルメの焼きカレー 山口福岡旅⑨ 

こんにちは。

 

今回も山口福岡旅をお届けします。

旅は2日目。この日は関門海峡沿いを観光。下関のホテルをチェックアウトしてから、ずっと歩きっぱなしで観光中。

自分の足だけで九州に上陸することができました!!

そして九州側の門司港周辺を観光、あの名物グルメを楽しんだ様子を紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

門司港駅へと歩く

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門司港側のトンネル出口の目の前には神社があります。それがこちらの和布刈神社。

御祭神は月の女神で潮の満ち引きを司る瀬織津姫。約1800年もの間、関門海峡を見守っている神社とされています。

そんな歴史ある神社を参拝し、門司港駅へ向かって進んでいきます。

 

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下関からずっと歩きっぱなし。したがって足がかなりキツく、バスに乗って門司港駅へと調べてみたもののバスは行ったばかり。

待ってるよりも歩いたほうが早いという結論に至り、結果関門橋を背にして、門司港駅までの2キロほどを歩いていきます。

 

門司港というと色々と観光すべき場所はありますが、疲れが勝ちルート上にある観光地だけ見ていきます。

こちらはブルーウィングもじ。いわゆるはね橋で、1日に6回決まった時間になると跳ねます。

せっかくなら跳ねてる時間に見たかったです。

 

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こちらは門司港バナナマン

門司港バナナの叩き売り発祥の地と言われており、今でもイベントとして叩き売りが行われています。

叩き売りというのはいわゆるオークション。バナナのオークション的なのが門司港では名物なんです。


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門司港にある一際高い建物は高層マンション。ですがこのマンションの31階は門司港レトロ展望室として観光地になっており、誰でも訪れることができます。

歴史的な建物が多い門司港関門海峡を上から眺められるポイントです。

関門海峡を上から眺められる場所が多いこと多いこと。ゆめタワーにレトロ展望室に火の山公園、壇ノ浦PAにめかりPA、全て訪れて景色を比べてみたいです。

 

門司港の名物グルメ

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さて対岸の下関では、朝食にふぐや瓦そば、唐戸市場では珍しい握り寿司とご当地グルメを堪能しました。

グルメの宝庫九州を侮ってはいけません。もちろん門司港にもご当地グルメがあるのです。

だいぶ歩いてお腹も減ったということで、門司港のグルメを頂きにやってきたのが、王様のたまご門司港本店さん。

ここでいただくのは…
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門司港名物焼きカレーです!!

カレーライスにチーズや玉子などを乗せてオーブンで焼いた、カレー版のグラタンやドリアという表現でいいでしょうか。

海外に開いた貿易港であった門司港ならではのメニューで、その歴史は50年を数えます。

門司港では様々なお店でそれぞれの焼きカレーが提供されているので、ぜひ検索して気になるお店を探してみましょう!

 

門司港のグルメも堪能できたので、そろそろ2日目の最終目的地博多へ向けて移動を開始します。

門司港駅に向かう途中見えたのは船乗り場。対岸の唐戸桟橋からやってくる関門海峡を渡る船はこちらから乗船するようです。門司港側の方が立派なターミナルがあり、駅の近くに位置していました。

 

大正時代にタイムスリップできる門司港駅

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門司港の名物グルメを堪能し、やってきたのは門司港駅。博多へは列車を利用して向かいます。

一見、何かの洋館のような見た目にも見えますが、まぎれもない列車が発着している駅です。

門司港駅は大正時代に門司駅として開業し、その駅舎は当時の九州の玄関口ということもあってネオルネサンス様式というかなり豪華な建築がなされています。


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駅舎として初めて国の重要文化財になった門司港駅舎。

前回、2016年に訪れた際にはまだまだ工事中で、その全貌が囲われたままだった駅舎ですが、2019年に6年もの復元工事が完了し、大正時代の姿を取り戻しました。


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復元されているのは外装だけではありません。

駅舎内へと一歩足を踏み入れると、現代の駅とは異なる、まるでタイムスリップしたような駅を見ることができます。

きっぷうりばの看板は控えめで、昔の切符売り場のような小窓が再現されています。もちろん自動券売機も設置されていました。

 

大正を感じる駅構内ですが、スタバも入ってます。

ただなんというか、違和感がないんですよね。このような文化財の近くや中に店舗が入っていることも少なくないですが、だいたい馴染んでますよね。素晴らしい。


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ちなみに改札は駅舎を抜けた先、ホームの手前にあります。

ちゃんと自動改札機もあり、交通系ICカードももちろん利用出来ます。

駅舎は駅舎で文化財としてその歴史を伝える役割を、その先は現代の利便性をしっかり保っています。


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改札の右手側には関門連絡船通路跡なるものがあります。

本州下関と九州門司が鉄道トンネルでつながれていなかった時代、本州九州間の移動は船で行われていました。

したがって列車と船の乗換を円滑に行うためにこのような通路が設けられていました。

現在でも関門海峡を船で渡ることはできるので、昔に思いをはせながら利用してみるのも一手ですね。

 

門司港駅のホームにやってきました。ホームも歴史を感じる作りになっています。

写真はがっつり加工をさせてもらってます。というのも、筆者も見ている旅行系YouTuberの西園寺さんの日本の半分で鬼ごっこシリーズでここ門司港駅のホームの写真がサムネで使用されていました。その写真を再現したいと頑張ってみた結果こうなりました。

こんな感じで有名YouTuberの方のサムネに使用されることもある門司港駅のホーム。旅情を感じるホームであるとともに、映える駅でもあるということが分かると思います。

そんな始発駅から列車に乗って博多を目指していきます。

 

 

ということで今回はここまで。

さすがに歩き疲れ、もっと見どころのあった門司港でしたが中途半端な観光になりました。

ただその中でも、名物の焼きカレーを味わうことができ、文化財でもある門司港駅で写真を撮りまくれたのである程度は満足することができました。

土曜休日を中心に走るめかり方面へ向かうトロッコ列車関門海峡ミュージアム九州鉄道記念館など見たい施設がまだまだあります。

次回の訪問もそう遠くはないと思います。

 

次回は博多へと向かいながら、福岡のおいしいものをガンガン食べたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【旅行記】源平合戦最後の地!関門海峡を歩いて渡る 山口福岡旅⑧

こんにちは。

 

今回も山口福岡旅をお届けします。

旅は2日目。下関に宿泊し2日目は関門海峡の周辺を歩きながらじっくりと観光していきます。

ドーミーイン下関で名物のふぐ料理と瓦そばで満腹になったにも関わらず、唐戸市場でお寿司を堪能。この後、門司港でどうしても食べたいグルメが待っています。

ということで、お腹を空かせるために対岸の門司港まで歩いて向かっていきます。

そう関門海峡は歩いて渡れる海峡なんです。

今回は歩いて渡れる関門海峡をメインに、周辺の観光地も紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

徒歩で関門橋のふもとへ

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唐戸市場とその正面亀山八幡宮から関門橋を目指して15分ほど、とぼとぼ歩いていきます。

ずっと海沿いなので風が強く割と疲れました。

ただ船の行き来を見たり、近づいてくる関門橋を見たらとバラエティに富んでいるので飽きることはありません。


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そして関門橋の本州側の麓へ到着。

関門橋のすぐ近くが本州と九州が1番接近しているところで、その距離650mほど。頑張れば泳げるんじゃ!?って距離ですが、100%流されますね。

そしてこの関門橋の下関側には水曜どうでしょうの聖地の一つ壇ノ浦PAが位置してます。ただ山の上になるので訪問することは叶わず。

 

源平合戦の最後の地「壇ノ浦」

さて関門橋の真下を超えると海沿いに小さめの公園が現れます。こちらはみもすそ川公園。

誰もが一度は聞いたことのある壇ノ浦の戦いの舞台となったのが実際は海の上にはなりますがこの付近です。

ちょうど今年、2022年は大河ドラマでも源平合戦が描かれて注目度が上がっているであろう壇ノ浦。栄華を極めた平家一門が自ら入水を選んだ終焉の地としても有名です。

 

ここには関門橋をバックに躍動する2人の武将の像があります。

右にいる船の錨を振り上げているのが平知盛平清盛の息子の1人で、清盛死後の平家一門を引っ張った存在。しかし知盛もここ壇ノ浦の地で海へ身を投げ最期を迎えます。

左側は船と船を飛んで移動しながら戦ったという伝説、「八艘飛び」の場面の源義経

源頼朝の弟で、対平家の戦いにおいては最前線で戦い最も成果を挙げた武将と言える存在でしょう。それが仇となり彼も壮絶な最期を迎えるんですが、それは東北を旅した時にでもお話ししたいですね。

 

そんな壇ノ浦の地を現在は外国語が書かれた大きなコンテナを積んだ船が行ったり来たりと、国際的にも重要な海峡になっています。

みもすそ川公園には幕末、ここで外国船を砲撃した砲台も再現されており、一度にさまざまな時代を体感することのできる公園です。

 

関門トンネルを歩いて九州へ

それではいよいよ九州へと歩いて渡っていきます。九州へ歩いて渡るには先ほど見えていた関門橋をわた…るわけではなく、地下のトンネルを歩いていきます。

みもすそ川公園と道路を挟んで反対側、こちらに見えている建物がそのトンネル入り口に位置しています。

 

こちらがトンネルの入口。

ただトンネルへと向かう入口があるだけではなく、駐車場も完備、さらにはショップ、関門プラザという関門トンネルに関する展示施設がありました。

トンネルを歩く前にもいろいろと楽しむことができます。

 

トンネルは、歩行者のみの場合無料ですが、原付や自転車を押して通行する場合は20円の通行料が発生します。

地元の人や日本一周等で使う人がいるのかもしれないです。通行中は特に目撃しませんでしたが。

 

それではエレベーターに乗って、地下にあるトンネルへと下がっていきます。

エレベーターは自転車や原付を載せられるようにかなり大きいものでした。

 

トンネルのある地下へとやってきました。

地下のエレベーターホールはかなり広く、休憩できるようなベンチや下関、文字の観光案内などが掲示されています。

また、下関側で半分、門司側で半分を押して完成する関門トンネルの記念スタンプが設置されていました。写真撮ったはずなんですが、紛失。ぜひ訪れた際に見てみてください。

 

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いよいよトンネルを歩いていきます。

全長は780mほどですが、少しだけ傾斜があり下関側から門司側を見通すことはできません。まずは真ん中付近にある本州と九州の境、山口県と福岡県の県境を目指して歩いていきます。

 

トンネル内を歩くこと数分、山口県と福岡県の県境へとたどり着きました。

景色がずっと変わらないので、結構近づかないと県境があることに気付きませんでした。人がほとんどいなかったのも、ギリギリまで気づかなかった要因かもしれません。

やはりこの県境は人気ポイントのようで、他の歩行者の人たちもみなさんここ目当てで訪れているようでした。


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この人道トンネルは国道2号線関門トンネルの真下を通っています。

歩いている途中も車の走行の振動が伝わってきました。地下深くで、車の振動が聞こえてくる間隔だいぶ怖さがありました。

 

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県境付近で本州と九州を行ったり来たりしながらも、九州を目指して歩き、いよいよ九州は門司に上陸しました。

門司側のトンネル入り口は建物自体はありますが、下関側のように何か施設があるわけではありませんでした。写真では見にくいですが、門司港側のエレベーターには門司港名物のバナナが描かれていました。

 

 

ということで今回はここまで。

1回分をかけて関門トンネルを下関側から門司港川まで歩いただけという回でした。

それでも関門橋から、壇ノ浦の戦いの跡、そして歩いて渡れる関門海峡と見どころがたくさんある関門トンネル周辺。

まだまだ関門海峡を上から見渡せる火の山公園など訪問したいところはたくさんあったのですが、時間も体力も足らずでした。また再訪したいと思います。

 

次回は門司港駅へと歩いて向かっていきます。

門司港名物のグルメや、現代によみがえった歴史的な駅舎を観光していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【旅行記】唐戸市場でレアな寿司を頂く 山口福岡旅⑦

こんにちは。

 

今回も山口福岡旅をお届けします。

旅は2日目に入ります。実はこの旅のメインイベントになるのがこの2日目。

2日目は下関や門司といった関門海峡周辺を歩きながらグルメを楽しみ、さらに小倉・博多に移動してまたグルメを楽しむ、とにかく食べまくる1日を過ごします。

今回は関門海峡の本州側にあたる下関の散策と関門の台所と呼ばれる唐戸市場で、あまり見たことのないようなお寿司を堪能した様子を紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

下関を歩いて散策

ホテルをチェックアウトし、1日目はほとんどしなかった下関観光を始めていきます。

宿泊したドーミーイン下関から駅と反対側、関門橋の方へと歩いていきます。

下関の観光の中心は駅から少し離れた海響館や唐戸市場周辺。今回は歩きましたが、駅からバスで向かうことも可能です。

 

関門海峡沿いをしばらく歩いていると、見えてきたのは「はい!からっと横丁」という施設。

唐戸という地名を掛け合わせた謎なネーミングセンスを誇る施設ですが、こちらは遊園地になっています。観覧車をはじめとして様々なアトラクションがあるようです。

特に観覧車は海峡ゆめタワーとは別の視点から関門海峡を楽しめそうで、大人も楽しめるかもしれませんね。

 

再び海沿いをしばらく歩いていると、唐戸桟橋という船着き場が見えてきました。

この唐戸桟橋からは関門海峡を挟んだ反対側の門司港へ向かう船や関門海峡をクルージングする観光船、そして武蔵と小次郎の決戦で有名な巌流島への船が出ています。

巌流島へ行ってみたい気持ちもあったのですが、巌流島行きの船は訪問当時休止中でした。再訪しなければ。

 

桟橋からまた少し歩いていくと、下関ならではのふぐのオブジェを発見しました。ふぐ3兄弟ですね。

その後ろに見えている茶色の船のような建物。こちらが観光名所でもある水族館海響館です。ちょうどイルカショーをやっていたようで、飼育員さんの声や観客の歓声が外にも聞こえてきていました。楽しそうです。


流れの早い関門海峡

瀬戸内海と日本海を結んでいる関門海峡ですが、狭いということもあってかかなり流れが速くなっています。渦潮で有名な鳴門海峡愛媛県の来島海峡と合わせて日本三大潮流にもなっています。

関門海峡を航行する船を見ていると、瀬戸内海から日本海へと向かう船は潮の流れに乗ってとてつもない速さで航行しているのに対して、日本海から瀬戸内海へと向かっていく船は全然スピードが上がっておらず、逆流の中を必死に航行しているように見えました。

 

そんな早い流れの中を、あまり大きくない船で突っ込んでいくのが唐戸と門司港を結ぶ渡船。流されながらも懸命に対岸の門司港まで向かう姿がずっと眺めていてかなり面白かったです。

実際に乗船してみることで、関門海峡の流れの速さを実感できると思います。今回は歩いて関門海峡を渡るのが目的だったのでスルーしてしまいましたが、再訪したら絶対に乗船したいです。

 

唐戸市場のレアな寿司

下関を散策しながらお腹を空かせていよいよやってきました唐戸市場。

金土日祝日には活きいき馬関街というイベントが開催されており、場内のお店で新鮮な握り寿司や海鮮丼が販売されます。

しかも普通の寿司ではない、あまりお目にかかれないような握り寿司があるのが特徴。馬関街を楽しむためにわざわざ日程を調整したほど楽しみにしていた旅のメインイベントです。

 

中に入っていきましょう。唐戸市場は市場ではありますが、一般の人も中に入って買い物を楽しむことができます。ただし場内にも入れるエリアと入れないエリアが分かれているので、しっかりとルールを守って楽しみましょう。

馬関街が開催されていない日でも買い物客で賑わうようです。

 

馬関街の開催日はご覧のように寿司や海鮮丼などが販売され、気軽に新鮮な魚介類を楽しめるようになっています。

訪問当時は感染症対策のためテイクアウトになっており、建物外の海沿いや市場屋上の広場で食べることが出来るようになっていました。

お店には握り寿司が並んでおり、欲しいネタを注文してお店の人に詰めてもらい会計するという流れになっています。

 

さてこちらが筆者セレクトの握り寿司です。
まず左側手前、こちらがマグロの頬肉。初めて見たし聞いたし食べました。

2列目に行って左からマグロ腹肉、ひらめ、のどぐろ炙り、忘れた、マグロ脳天、ふくです。

かなり珍しいネタばかりですが、一番驚いたのは脳天。千鳥の漫才か!ってなりました。味の感想は、ほーん。って感じです。食べなれないものなのでそんなもんですかね。

 

関門海峡を見守る「落ちない」神社

唐戸市場で新鮮なお寿司を楽しんだ後は、唐戸市場と道を挟んで位置している亀山八幡宮へと向かいます。

この神社はいくつか見どころがあり、唐戸市場に超近いのでぜひ立ち寄ってみることをお勧めします。

 

まず見どころの1つ目がこちら。

正面にある鳥居の亀山宮の文字。「山」の字のところ、何か挟まってますよね?

実はこれボールなんです。いつからあるのか、誰がボールをはめてしまったのか、諸説ありはっきりとわかっていないようなのですが、ずっとここに挟まったままであることから見どころの1つとなっています。

いつまで経っても落ちてこないことから落ちないご利益があるともいわれるようになったみたいです。

 

境内にはまだ見どころが。こちらは下関名物ふくの像。日本一のふくの像と名付けられています。

今更ですが、下関ではふぐは幸福を呼び込む存在であることから「ふく」と呼ばれています。

それまで食用禁止だったふぐが解禁されたきっかけが、ここ下関で初代総理の伊藤博文がふぐ刺しを食べ絶賛したことなんです。そのため、山口県で最初にふぐの食用が解禁されたことから下関名物になったんですね。確かに幸福を呼び込んでいます。

 

この亀山八幡宮は少し階段を上がったところにあり、関門海峡の眺めが素晴らしいです。

これだけ見晴らしがいいということもあってか、幕末には関門海峡を通る外国船を攻撃するための砲台が設置されていました。歴史もあるのがこの亀山八幡宮なんですね。

 

 

ということで今回はここまで。

下関をぶらぶら歩いて、観光しつつ名物も味わうことができました。

水族館や海峡ゆめタワーなど行っていない観光地もありますが、それでもこれだけ楽しめたのはやはり唐戸市場の存在が大きいです。

とにかくレアなお寿司を食べることが出来たのが印象的です。触れませんでしたが値段はそこそこします。

 

次回はいよいよ九州へ。歩いて関門海峡を渡ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【宿泊記】ドーミーインPREMIUM下関 ふく満載の朝食と関門海峡ビューの天然温泉 

こんにちは。

 

今回は山口福岡旅の宿泊記をお届けします。

1日目に宿泊するのはもうこのブログでも定番になってきているドーミーイン。

ドーミーインPREMIUM下関に宿泊します。

大浴場にサービス、朝食と全てが最高なドーミーイン。ここ下関ならではのご飯や景色もありましたので、じっくりと紹介していきます。

今回は友人と2名でツインルームを利用。値段は確かかなり高くて1人1万円近かったと記憶しています。ただ朝食をはじめ満足度が高いホテルでしたので、値段に対しての不満はありません。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

下関駅から徒歩8分のアクセス

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JR下関駅から徒歩8分でドーミーインPREMIUM下関に到着します。

駅からまっすぐ向かうなら2階のデッキを通っていくと、ホテルまでほとんど信号に巡り合うことなく辿り着くことができます。

 

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フロントは1階にあり、駐車場もありました。

フロントにはウェルカムドリンクのコーヒーが置かれており、レストランも1階にあります。

今回は既に友人がチェックインしていたのでお部屋へと向かいます。

 

いつもとちょっと違うツインルームの紹介

それではお部屋の紹介です。

ここ下関のドーミーインは2010年開業とドーミーインの中では歴史がある方です。だからなのかいつものドーミーインとは少し構造が異なっていました。

部屋のドアを入って左側、水回りに通じる通路の横にかなり大きめなクローゼットがあります。

いつものドーミーインの館内着が掛かってますね。もちろん大浴場、レストラン等、館内着で過ごすことができます。


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いつものドーミーインと1番異なる点が水回り。なんとユニットバスになってます。

ドーミーインというと大浴場が売りなので、部屋にはシャワーブースしか付いてないことがほとんどです。

ドーミーインでユニットバスを見るのは初めてかも。


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メインルームに入ると右側にテレビとデスクがあります。

ツインルームにしては広めのデスクになっており、小さめですがテーブルもありますね。

部屋の広さは22㎡ほどあり、ツインルームとはいえかなり広く感じます。


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奥にはベッドが2つ。

ちゃんと間が空いており、ハリウッドツインタイプではないので友人と泊まっても変な感じにはなりません。

最近のホテルだとハリウッドツインルームとか多いですからね。

 

ベッドサイドには照明のコントロールパネルと電源、小物が置けるスペースがありました。

スマホ等を充電した時に置けるスペースが確保されているのは評価高めです。

 

テレビの下にはお茶セットや冷蔵庫等がありました。

冷蔵庫の中には無料のミネラルウォーターが冷やされてました。冷やしてくれているのはありがたいです。

ただドーミーイン札幌のPREMIUMにあった季節のフルーツのサービスはありませんでした。同じPREMIUMでも場所によってサービスが変わってくるみたいですね。

 

 

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最後に部屋から見える景色です。

今回の部屋は9階とかなり上。というか10階は大浴場になるので部屋のある階としては最上階でした。

部屋は西向きで、海峡ゆめタワーやお隣のスーパーホテル、ちらっとではありますが関門海峡の様子も眺めることが出来ました。

 

海の見える天然温泉とサービス

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大浴場は最上階にあります。例によって撮影はNGですので是非訪れてみてください。

大浴場にはもちろん露天風呂があり、露天風呂は関門海峡ビューになっています。海風を感じ、忙しなく行き交う船を見ながら浸かる温泉。非日常感がたまらないです…!


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大浴場のある最上階には他にも様々設備が揃っています。

まずこちらはマッサージチェアの設置されたリラックスコーナー。どうやらマッサージチェアが無料で解放されていたらしいです。(宿泊当時2月の情報です)


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こちらは漫画コーナー。

テレビや風呂上がりの牛乳をはじめとした自販機も設置されており、こちらでも湯上がりの時間をまったりと過ごすことが出来ます。

 

そしていつもの湯上がりサービス。夜はアイス、朝は乳酸菌飲料です。

アイスは小さい冷凍庫ながらも充実の品揃え。選ぶのも楽しいですよね。


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さてドーミーイン定番の夜鳴きそばの時間です。

優しい味の醤油ラーメンで、夕飯にラーメンを食べている筆者でも満足なのですが、今回はこちらにトッピングを購入しておきました。f:id:gawa67tabimaru:20220219213610j:image

じゃん!地元スーパーで購入したトッピングで少しアレンジしていただきます。

これからドーミーインに泊まるときはトッピングをいかにご当地ものにするかを極めていきたいですね。

今回はスーパーで麺に合いそうなものをチョイスしたのでご当地色はないです。

 

下関の名物ばかりの朝食

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最後にお待ちかね、朝食の紹介です。

レストラン前には朝食の内容を紹介したいつものボードがあります。

やはりボードでアピールされているのは、ふぐ。期待を高めながらレストランへ!


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このような感じで持ってきました。

大半をご当地グルメが占める中、オムレツやソーセージ等の朝の定番、ドーミーインならではの小鉢、サラダなど万人受けするメニューももちろんありました。

小鉢にはふぐ皮ポン酢なるものがあり、これもご当地ですかね。


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それではご当地メニューを紹介していきます。

まずはふぐの唐揚げ。そしてその横はふぐの一夜干しです。

ふぐそのものを味わえるのがドーミーイン下関の朝食の魅力の一つですね。


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そしてこちらはふぐの雑炊とふぐの炊き込みご飯。

メインとなる料理でもふぐを堪能することができるふぐのフルコースですね。


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ラストはふぐには関係ありませんが、こちらも下関の名物である瓦そばです。

小さいサイズながらも具もしっかり載せられておりかなり完成度の高い瓦そばになってます。

瓦そばは非常に美味しいのでおすすめ。ぜひ味わってみて下さい。

 

 

ということで今回はここまで。

宿泊してみて、流石ドーミーインというサービスのレベルでした。

大浴場のロケーションもかなり良きです。露天風呂に入って船の行き交う関門海峡を眺めていると時間を忘れてしまうような気がしました。とても気持ち良かったです。

朝食では下関名物を一挙に味わうことができ、付けない手はありません。

大満足の滞在になりました。

 

次回からは2日目に突入。

関門海峡沿いを歩いて巡り、九州上陸を目指します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【旅行記】日本最初の天神様防府天満宮 山口福岡旅⑤

こんにちは。

 

今回も山口福岡旅をお届けしたいと思います。

旅は1日目。早朝便で山口県東部の街岩国に到着して、岩国を観光。その後は鉄道を乗り継ぎ、山口県の真ん中あたり防府へとやってきました。

防府に来た目的は日本で最初に菅原道真を祀った天神さまである防府天満宮を参拝するため。ということで、今回はじっくり防府天満宮を紹介して、1日目の最終目的地である下関へと向かいます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

学問の神様防府天満宮

防府駅から歩くこと20分ほど、防府天満宮の近くまでやってきました。

防府天満宮の参道を横切るように通る道は道幅が狭く、車のすれ違いが大変そう。よく見ると旧山陽道、かつ萩へと向かう萩往還という昔の2つの主要道路が重なり、それぞれの方向へと別れていくのが、防府天満宮の目の前でした。

防府天満宮は交通の要衝に位置していることがよくわかります。

 

山陽道萩往還を横切り、防府天満宮の入口へとやってきました。

さすが名の知れた神社とあって、参道にはお店も並び参拝客多く賑わいを見せています。

 

防府天満宮のこちらの石鳥居は江戸時代、長州藩の初代藩主毛利秀就によって寄進されたという歴史を感じる鳥居です。

神社の鳥居といわれるととにかく大きく立派なものという印象が強めですが、こちらの石鳥居はそこまで大きなサイズではないものの、歴史を感じさせる重厚感があります。

奉納された年が刻まれている鳥居の中では山口県最古のものだそうです。

 

こちらが太宰府天満宮の本殿。

御祭神は菅原道真公。菅原道真平安時代の政変によって時の権力者藤原氏に都を追われ、太宰府へ左遷された人物として有名です。

京都から太宰府へと向かう際に立ち寄ったここ防府が、菅原道真の人生最後の本州の地であり、京都と陸続きの防府の地で人生を終えたいと願ったことから、防府天満宮が創建されたとされています。

防府天満宮だけではなく、太宰府天満宮北野天満宮にも様々な伝説・伝承が残されている菅原道真公。参拝する際にはそんな話を調べてみると見方が変わってくるかもしれません。

 

菅原道真公というと、飛梅の伝説で知られる梅や太宰府天満宮創建のきっかけとなった牛にゆかりがある人物。

境内には太宰府天満宮と同じように梅の木や臥牛の像がありました。こちらも撫でるとご利益があるのでしょうね、かなり磨かれているようでした。

 

この日は2月3日節分の日。節分の日というと全国の寺社で豆まきが行われますよね。どうりで参拝者が多いなと思っていたら、皆さん豆まきに参加するためにやってきたようでした。

ちなみにこの豆まきが行われている建物、春風楼という楼閣で登録有形文化財になっています。こちらから望む景色はかなりの絶景らしくぜひ入ってみたかったのですが、残念。豆まき中でした。

 

防府天満宮の参道グルメ

参拝を終えた後は参道の観光を楽しみます。

参道には飲食店やお土産屋さんなどいくつかの店舗が立ち並んでいます。

その中でもまちの駅うめてらすは防府市の観光案内所として、地元の名物を楽しめるレストランにショップ、観光案内やレンタサイクルの貸し出しなど充実した施設になっていました。

 

防府天満宮の参道で外せないのが、「天神餅」

かなり人気な参道グルメで、絶え間なく人が並んで買い求めていました。

さてどんな参道グルメなのかというと…

こちらがその「天神餅」

どことなく太宰府天満宮の梅が枝餅と似ているフォルムではありますが、食べてみた感想として、梅が枝餅よりはもちもちしていると思います。ただ食べ比べたわけじゃないので正確に捉えているかは怪しいところです。

こちらの天神餅は1つ130円、梅が枝餅とは異なり、味もいくつかありました。

 

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参道グルメに舌鼓を打った後、防府天満宮からまっすぐ歩いて、商店街の中を通り抜けて防府駅へと戻ります。

防府天満宮周辺の賑わいと防府駅南口の商業施設の賑わいと比較すると商店街はとにかく寂しい限り。ほとんど人がいませんでした。

 

山口県最大の都市下関に到着

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防府駅から山陽本線に揺られ1時間半。山口県内では県庁所在地の山口市よりも人口が多い山口県最大の都市である下関駅に到着しました。

山陽本線自体は関門海峡を越えて門司駅まで続いていますが、ここから九州へと渡るには下関駅で乗り換える必要があるなど、駅としてはかなり大きめな規模になっています。


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山口県最大の都市とだけあって下関駅には立派な駅ビルがあります。

周辺にも映画館やショッピングモールなどかなり発展している印象です。海を渡ってすぐ近くに北九州というかなり大きい都市があるのですが、ここまで充実しているとは思いませんでした。

駅ビルにはスーパーも入っており観光客だけではなく、地元の方にも利便性がかなり高い駅になっていました。

 

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まだ明るい時間ですが、本日の観光はすべて終えているので宿泊するホテルへと向かっていきます。

ふと足元を見るとマンホールにふぐの絵が。下関らしさを感じました。


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さてこの日は節分。ホテルの部屋で今年の方角、北北西を見ながら恵方巻を頂きました。こちらは下関駅の改札の前にあったスーパーで購入した恵方巻です。

 

本日の夕飯はラーメン。下関名物というとふぐとか瓦そばとかいろいろありますが、それらは翌日に食べることが決まっていました。

ということでホテルの近くにあったラーメン屋さんであご出汁ラーメンを頂き、帰りにスーパーに立ち寄って九州のご当地アイスブラックモンブランを購入しました。

あご出汁のラーメンはあまり食べたことなかったのですが、かなりおいしかったです。

サイドメニューとかつけたかったのですが、この後ホテルの夜食が待っていたので我慢しました。

 

 

ということで今回はここまで。

防府天満宮の観光と最終目的地下関到着後の話でした。

日本最初の天神社となった防府天満宮。こちらは他の天神社も訪れていると見方が変わってくるところがありました。京都の北野天満宮はまだ行ったことがないのでぜひ訪れてみたいです。

そして下関。かなり都会でびっくりしました。2日目は下関を含めた関門海峡周辺をじっくりと観光します。

 

その前に次回は下関の宿泊記をお届けします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【旅行記】山間の岩徳線と海沿いの山陽線で防府を目指す 山口福岡旅④

こんにちは。

 

今回も山口福岡旅をお届けしたいと思います。

1泊2日の旅は1日目。早朝便で岩国に到着し、岩国のシンボルである錦帯橋岩国城を観光した筆者。

列車を乗り継いで、次なる目的地である山口県中部の街防府へと向かいます。

今回はそんな列車旅の道中と防府駅到着までを紹介します。キリが悪めで短くなってます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

錦帯橋の最寄駅の1つ川西駅へ

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岩国城からロープウェーで山を降り、再び錦帯橋を渡って岩徳線川西駅を目指します。

川西駅までは徒歩で20分ほど。最寄駅というのかどうかは個人によりますね。

途中西日本を中心に展開しているドラッグストア コスモスの地味な色verを発見しました。


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錦帯橋から歩いてやってきたのは岩徳線の川西駅です。

無人駅になっており、改札的なものは全くなく、階段を登っていくとそのままホームになっています。

もし鉄道で錦帯橋を観光するならもう一つの最寄駅である西岩国駅の方が街中にあり、駅舎も観光スポットになっているので、川西駅はあまりお勧めしません。


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川西駅はホームが1つあるのみで、岩国方面、そして筆者が乗る徳山方面、さらに錦川鉄道の錦町方面と様々な行先の列車が同じホームに到着します。

決して本数は多いわけではないのですが、乗り間違いをしないように注意する必要があります。

写真は錦川鉄道の車両。筆者が乗る徳山行きの前にやってきた列車です。カラフルな車両で乗ってみたくなりました。


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川西駅には改札がありません。したがって交通系ICカードも利用することはできません。ただ写真右側見切れてますが、券売機は設置されていました。

利用者はほぼ学生。筆者のような観光客が乗車するのは相当なレアケースだったみたいです。

 

岩徳線山陽本線防府

岩徳線に揺られること1時間10分。岩徳線の終点であり、山陽新幹線も停車する徳山駅に到着しました。

本当なら岩徳線の車窓を楽しみながら、海沿いを走る山陽本線とは違った景色を紹介しながらと考えていたんですが、、この日は早朝便で来ていたこともあり熟睡。

徳山駅では15分ほどの乗り換え時間がありますが、特に駅の外に出ることなく、後続の山陽本線を待ちます。


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赤い岩徳線から真っ黄色な山陽線に乗り換えて、徳山駅から30分ほどで防府駅に到着しました。

途中の車窓から見えた景色を全く撮影していなかったみたいです。徳山から防府までの間も瀬戸内海のすぐ近くを走る区間があり、かなり旅情を感じながら列車旅を楽しめたのに…

 

うめのまち防府駅に到着

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次なる目的地である防府駅で下車しました。

あまり聞いたことない地名かもしれませんが、防府には防府天満宮という有名な神社があります。こちらは京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並ぶ学問の神様として有名です。今回の旅では防府天満宮を訪問するために途中下車したのでした。

 

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防府駅自体は高架駅で、高架下にもいくつかお店があります。

南側の駅前には立派なイオンがあり、駅前はかなり多くの人で賑わっている印象でした。

そんな防府でちょっと遅めのお昼ご飯にします。


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イオンの中にもたくさん飲食店はあったんですが、やってきたのはファミレスのジョイフル。いや結局ファミレスじゃんってなるかもしれませんが、ジョイフルは別物。

筆者の地元神奈川県には一店舗もないですし、関東には数店舗ありますがわざわざ食べに行くことはありません。西日本に来た時だけ食べるファミレスなので許してください。


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昼食も終わって、防府天満宮へと向かっていきます。

防府天満宮への通り道、駅の北側にはルルサス防府というショッピングモールがありましたが、こちらはだいぶ寂しい雰囲気。南側のイオンとは違って空き店舗もかなり目立つ印象でした。

駅の南側と北側でここまで違いが出てくるとは驚きです。

 

 

ということで今回はここまで。

短めかつ目玉のない記事になってしまいました。本来なら山陽線岩徳線の景色を紹介したかったんですけどね。

ただ旅の途中で列車に揺られて眠るのもなかなか気持ち良かったりします。

ましてや岩徳線はゆっくり走るローカル線。心地良すぎました。

 

次回は防府天満宮をじっくり紹介して、1日目の最終目的地である山口県西部の都市下関へと向かっていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【旅行記】岩国城から岩国市街と瀬戸内海を一望 山口福岡旅③

こんにちは。

 

今回も今年2月の山口福岡を巡った旅をお届します。

旅は1日目。早朝便を利用して岩国空港に到着した筆者。前回は岩国一の観光地である錦帯橋を観光しました。

今回はその錦帯橋の先に位置している岩国城を観光していきます。錦帯橋の先にある城山の山頂に位置しているのが岩国城

山を登るロープウェーで向かう必要がある山城ですが、城から望む景色もなかなか素晴らしいものです。

じっくりと紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

ロープウェーで岩国城を目指す

錦帯橋を渡り、その先の吉香公園を進んでいくと、岩国城へと向かうロープウェーの乗り場が見えてきます。

ロープウェーの乗り場は一昔前の建物になっておりかなり歴史を感じました。

 

乗り場までやってきました。

そこまで混雑することがないのか、階段を登るとすぐにロープウェー乗り場があります。待合所的な部分はそこまで広くなく、混雑すると階段に並ぶことになると思います。

 

セット券のロープウェー行きの分を渡し、ロープウェーに乗車。

ロープウェーに乗る時だいたい貸切が多かった筆者にしては珍しく、他にも2名ほどお客さんがいる状態での出発になりました。

山頂駅までは3分半ほど。眼下には岩国市街地や瀬戸内海が広がっているはずですが、今は我慢。登るときは山を見るのが筆者の流儀です。

 

山頂駅に到着しましたが、岩国城天守はもう少し先。

舗装された車も通れるような広い道と、ザ山道のような細い道の2通りで天守の方へと向かうことができます。

どっちも所要時間が大幅に変わるということはないので、行き帰りでどっちも通ってみるのが観光ですかね。

 

景色を見やすく再建された岩国城

ロープウェーの山頂駅から歩くこと数分。岩国城天守に到着しました。

写真を撮ってくださいと言わんばかりの岩国城の看板と木々に被ることなく鎮座している岩国城天守

この天守自体は昭和に入ってから再建されたもので、吉川広家によって建てられた天守はまた異なる位置にありました。

天守からの眺望を意識して、より見渡しの良い場所へと移動し再建されました。

 

もともと天守があったのは、現在の再建天守がある場所から50mほど内側へ入った場所です。

現在は当時の石積み技術を用いて修復した石垣部分のみが残されています。

確かにこの位置に天守があったらなら、観光資源という面が大きくなっている現代において天守からの眺めはイマイチになっていたかもしれません。

賛否両論あったとは思いますが、観光地としてはやはり見晴らしがいい方が見ごたえがあります。

 

岩国城天守内は博物館化されており、様々な展示物があります。

甲冑や刀のレプリカといった城に関連するものから、錦帯橋の模型など岩国ならではのものの展示されていました。

再建ということもあってか、階段はそこまで急ではなく、誰でも観光しやすいお城になっていました。

 

最上階は展望室になっています。

主に岩国市街地のある東側に向けて視界が開いており、山側にあたる西側は木々に遮られていました。

ここから見える景色については次の項目でじっくりと紹介していきます。

 

最上階の床には昔の岩国の地図が貼られていました。

かなり急に曲がっている錦川と岩国城の城下に広がる城下町がどのように広がっていたのかがわかります。

この地図を見たうえで、窓の外に目を移せば、現在の岩国のまちはどのように変化しているのかを実際に感じることができます。

 

岩国城天守からの眺め

それでは天守最上階からの眺めを紹介していきます。

見ることが出来るのは岩国城の城下町、現在の岩国市街地の方向。手前には錦帯橋

そして錦川に沿って広がる市街地と、その先の瀬戸内海の様子まで眺めることができます。

手前の錦川沿い、城の付近に広がるのは岩国城の城下町、そして河口に近くなるほど山陽本線岩国駅がある現代の岩国の中心地という構造になっています。

 

錦帯橋の近くの河原から岩国城が見えたように、岩国城からもはっきりと錦帯橋の姿を確認することができます。

下から望む姿、実際に渡ってみる姿、そして岩国城から上から眺める姿と、どこから見ても美しいアーチ状の木造の橋であることが分かります。存在感もかなり感じます。

 

錦川の河口付近には、今朝降り立った岩国錦帯橋空港のある岩国基地の姿を確認することができます。

旅客機はそこまで便数も多くないので、確認することはできませんでした。が、訓練中の米軍機はこれでもかというほど見ることができました。特に戦闘機の音は遠く離れたこの岩国城でも聞こえてくるほどでした。

 

木々に阻まれてよく見えなかった西側をちらっと紹介。

はっきりとは確認できませんが、木々の裏側に見えているのは恐らく山陽新幹線新岩国駅

新幹線の城山の裏側にあり、錦川鉄道によって岩国駅と結ばれている新幹線駅です。岩国に訪れる際に起点になる駅とは思いますが、広島駅とのアクセス等も考えると実際はどのような利用のされ方をしているのか、気になるところです。

 

岩国城からの帰り道

岩国城を見学し終えて、ロープウェーの山頂駅へと戻ってきました。

ロープウェーは15分間隔で運行されているため、時間までしばらく待つ必要があります。この写真で察してるとは思いますが、ここ山頂駅もかなりの絶景を楽しめます。

 

岩国城天守よりも低い位置からの眺めではありますが、やや南寄りに位置しているため、山に遮られることなく岩国の市街地の姿を眺めることができます。

また案内図もあるのでどこに何が位置しているのかわかりやすく楽しむことができますね。

 

そして山頂駅の前にはからくり時計なるものがありました。

ちょうどロープウェーを待っていたらからくりの時間が始まったのでびっくりしました。あんまし記憶にないですが、メモを見ると音楽が掛かってといった具合みたいですね。全然覚えてない。

 

帰りは貸し切りのロープウェーでした。

山麓駅周辺には吉香公園のほかにも、吉川家資料館や吉香神社、シロヘビの館などなど面白そうな施設がたくさんあります。

せっかくなので見ていくべきなのでしょうが、次の行程が迫っているので、山麓駅に到着してすぐに錦帯橋周辺を去ることに。

歩いて岩徳線川西駅まで向かい、岩徳線に乗車して次の目的地を目指します。

 

 

ということで今回はここまで。

歴史的には大きな出来事があったとかではない岩国城

ただ山麓にある錦帯橋とセットで映える位置にあり、岩国城から眺める岩国の景色も素晴らしい物でした。

錦帯橋を見て満足して帰ってしまうこともあるかもしれませんが、せっかくなのでその上まで行ってみることをお勧めします。

とにかく景色が素晴らしいと感じた岩国城の紹介でした。

 

次回は列車を乗り継ぎ、同じく山口県防府を目指します。

どんどん西へ西へと移動をしながら観光していきますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。