がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【旅行記】木を感じる名勝の錦帯橋 山口福岡旅②

こんにちは。

 

今回も山口福岡旅をお届けします。

旅は1日目。早朝便を利用して羽田空港から岩国錦帯橋空港へ到着した筆者。

空港の名前にもなっており、岩国一の観光名所でもある錦帯橋へと向かっていきます。

今回は錦帯橋と渡った先にあるちょっと珍しい名所まで紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

岩国空港からバスで錦帯橋

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早朝便で到着した岩国空港。前回の記事でも書いていますが米軍基地との共用の空港になっています。

民間のターミナルは敷地の端っこにはなりますが、しっかりと分けられており自由に出入りすることができます。決してパスポートが必要とかはありません。


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岩国空港からは岩国駅行のバスと広島行きのバスが出ています。

実は岩国と広島ってそこまで離れておらず、広島空港と広島駅のアクセスを考えるとそこまで大きな差があるわけではありません。

そんな広島行きの高速バスは途中錦帯橋バス停にも停車します。このバスに乗車すれば錦帯橋まで直接アクセスすることが出来るというわけです。途中、岩国駅にも停車しますが、こちらは乗車専用になります。

 

岩国空港から岩国駅を経由してバスで25分ほど、錦帯橋バス停に到着しました。

岩国駅からは少しだけ距離があり、岩徳線西岩国駅から徒歩か岩国駅からバスでのアクセスとなります。

山陽新幹線新岩国駅からのバスもあるので、アクセスはかなり充実している観光地です。

 

木造を感じる錦帯橋

錦帯橋は錦川に架かる木造の橋で、橋を渡った先には吉香公園岩国城などの観光地もあり、錦帯橋だけではなく岩国の観光地がぎゅっと凝縮された形になっています。

錦帯橋を渡らなければ向こう側へと行けないわけではないですが、観光で来るなら渡っておくべきでしょう。

 

バス停から信号を渡り、こちらが錦帯橋です。

明らかに他の橋とは異なる趣があり、一目見ただけで観光地であると認識できると思います。

早速渡っていきたいところですが、錦帯橋は渡る前に河原から眺めてみるのがおすすめ。ということで河原の方へと降りていきます。

 

河原からのこの景色こそ錦帯橋を一番美しく眺められる場所だと勝手に思っています。

錦帯橋のアーチがよくわかる角度と、山の上に見える岩国城。これぞ岩国を代表する景勝地という景色です。

この河原には、集合写真を撮るときに用いるひな壇も設置されており、撮影スポットであることが分かります。景勝地あるあるですね。

 

それでは錦帯橋を渡っていきますが、さすがに歴史ある橋。渡るのは有料です。

入橋料は大人310円。往復の料金設定のみとなっています。

今回購入したのは錦帯橋の往復と岩国城へ登るためのロープウェー往復、そして岩国城の入場券のセット券です。

セットで購入すれば970円と少しだけお得に購入することができます。

 

先ほど河原から眺めた際にも見えていましたが、アーチ状の橋がいくつか連なっている形の錦帯橋。実際に渡り始めるとかなりの高低差があり、渡るのも少し苦労します。

江戸時代に架けられた初代のように完全に木造というわけではありません。川の洪水で流された際に、木造での再建を諦めるという話が上がったそうですが、市民の活動によって、江戸時代から続く工法と木造で再建されることになり、現在の姿があります。

市民の願いによって続いてきた、そんな歴史を踏みしめながら渡っていきます。

 

きっちり昔の橋を再現しているからか、欄干の部分は最近の橋に比較すると、若干低くなっています。それがちょっと恐怖心をあおります。

アーチ状の一番上の部分からだとかなりの高さを感じます。その代わり景色はだいぶ良く見えます。

河原には駐車場が用意されており、川の水かさが増えたらどうするのかななんてどうでもいいことを考えてしまいました。

 

錦帯橋を渡った先には

景色を楽しみながら、写真を撮りまくりながら錦帯橋を渡り切りました。

その先の岩国城へ登るロープウェー乗り場まで歩いて向かいますが、その途中にも見どころはいくつかあります。

まずはこちらのお店。むさしというお店ですが、日本一ソフトクリームの種類が多いお店としてテレビなどでもよく取り上げられるお店です。

残念ながら冬の時期ということもあってお店はやっていませんでした。要リベンジですね。

 

ちなみにむさしの少し先には小次郎というお店もあります。

こちらもかなりの種類のソフトクリームがあるそうで、同じ山口県巌流島の決戦のように、ここ岩国でもソフトクリームで対決が繰り広げられているようですね。

 

最後に公園内にあったユニークなこちら。その名も実験橋です。

こちらは木造の錦帯橋を長持ちさせるため、ある工法で作られた実験橋です。ここに設置し訪れた人たちに渡ってもらうことで、この工法が錦帯橋に用いることが出来るのかどうかを実験しているということだそうです。

どんどん渡って、実験に貢献してあげましょう。

 

 

ということで今回はここまで。

錦帯橋は見方によってはただの橋ですが、江戸時代から続く伝統的な工法で作られた木造の橋です。

現在の機械的な冷たい橋と違って、その歴史をひしひしと感じるような温かみのある端になっています。いざ渡るとその高低差に少し恐怖心を覚えるというアトラクション要素もあるような観光地でした。

これが目的で訪れるということはそこまでないかもしれませんが、岩国に寄った際には立ち寄ってみてもいいかもしれません。

 

次回は錦帯橋の先、岩国城へと登っていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

【搭乗記】ANA羽田岩国 羽田空港サテライトから岩国錦帯橋空港へ!

こんにちは。

 

今回からは新シリーズ。

2月の上旬、2泊3日で山口県と福岡県を巡ってきた旅の旅行記を書いていきます。

山口県の東端、岩国から山口県を横断、関門海峡周辺を観光して、最後は福岡県は博多まで向かう旅行です。

長い移動はありますが、主にグルメを中心に念願のものが食べられたり、ずっと行きたかったところに行けたりと、満足度は高い旅になりました。

今回はその初回。羽田空港からANAに乗って、岩国錦帯橋空港までの搭乗記をお届けします。

この路線はかなり特徴的なことが多く、貴重な搭乗体験になりました。

かなり長くなりますがじっくり書いていきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

羽田空港第2ターミナルのサテライト

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早朝6時過ぎの羽田空港です。岩国行きの朝イチの便は6:55発とかなり早い時間になっているので、住んでいる場所によっては羽田周辺での前泊が必要になりそうです。

さすがに朝早すぎることもあって、ガラガラな出発ロビーでした。


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保安検査を通過して搭乗待合室へと入りました。

今回利用する岩国行ANA631便は47搭乗口からの出発です。この47搭乗口は第2ターミナルから少し離れた場所にあるサテライトという建物にあります。

そのため第2ターミナルの搭乗待合室からはバスに乗ってサテライトへと向かう必要があります。ということでまずはバス乗り場へと向かいます。


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エスカレーターで下の階へ降りると既にバスがたくさん待っていました。

特に出発時間に定めはなく、お客さんが来たらどんどん運んでいくといった形のようです。これはパスで機体のそばまでいくスタイルとは異なる点ですね。

 

空港内を走るバスに乗れるのはかなりレアなこと。そして車内から普段は見れないレベルの至近距離で飛行機が拝めるのが最高なんですよね。

ちなみにサテライト行きのバスは筆者1人の貸切状態。なんと贅沢な…


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バスに揺られて数分。特別なツアーもすぐに終わり、サテライトの1階に到着しました。

エスカレーターを登って2階のサテライト搭乗待合室へと向かいます。

到着の導線とはきっちり分けられているようで迷い込む心配はなさそうでした。

 

サテライトの搭乗待合室にやってきました。こちらは2018年に完成した施設ですが、そこまで使われる頻度が高いわけではないのか、新築のように綺麗な状態に保たれています。

搭乗口は3つしかありませんが、かなり広くANA FESTAという売店もあります。この時間はまだ営業前でしたが…


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搭乗待合室には通常の椅子だけではなく、かなりリラックスできるような椅子も設置されています。

サテライトということもあり到着がギリギリになりがちそうですが、これならゆったり待つこともできそうです。

 

小さいけど快適なA320で岩国へ

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搭乗開始の時刻になりました。

いつも通り事前改札、優先搭乗と続きますが、ほぼほぼ利用する人はおらず…そもそも何人が乗るのか、すごい便に乗ろうとしてるんじゃないのかと、気付きはじめます。


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今回利用する機材はA320型機。日本ではLCCスターフライヤー等の航空会社でよく使われている機体です。JALは飛ばしてないんですよね。

ANAA320B737と並んで羽田と地方を結ぶ路線に多く投入されており、羽田空港へ行くとよく見ることのできる機体です。


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機内に入りました。シートモニターが付いているかなり豪華な仕様の座席。1時間40分ほどのフライト時間にはもったいない仕様です。

そして筆者が搭乗してすぐにお客さんの搭乗が全て終了。なんと16人ほどでのフライトとなるようです。A320は全部で146席、搭乗率にして約11%ほど。とんでもないガラガラ具合です。

 

今回の座席は翼の後ろ、進行方向左側です。

最後列というわけではないのですが、本日の搭乗者は全て筆者より前に座っていました。少ない。

やっと日が昇ってきはじめた時間にはもう出発の準備がなされていました。

 

プッシュバックすると、サテライトの建物の様子がよく見えるようになりました。今回利用したサテライトはこのような感じ。3つの搭乗口で同時に表示されていた行き先は大舘能代と広島行きでした。

見た目は2タミと少し似ており、出発と到着の導線が完全に分けられているのもポイント高めです。

 

早朝でまだ便の少ない羽田空港内をタキシング。D滑走路から東に向けて離陸しました。

流石に朝早すぎると、羽田空港内の飛行機の混雑も少なくスムーズに離陸まで向かうことができました。

 

空からの眺め

D滑走路から東に向けて離陸すると東京湾上空を旋回して、進路を大きく西側へと変えていきます。

薄ーく雲というか靄が掛かっていて、そこまで景色を楽しむことが出来ずにどんどん上昇していきます。

 

上昇を続け、雲の上に出てしまい地上の景色を見ることが出来ないままシートベルトサインが消えました。

窓からの景色を楽しめませんが、この機体には機外カメラが付いています。ということで真っ白な雲を映し出す機外カメラを見ていると…

なんと一瞬ですが富士山をとらえることができました!!ちょうど機体の真下だったらしく、窓からも見えなかったのではと思います。機外カメラの特権ですね。

 

機内サービスが始まりました。ちょうどANA鬼滅の刃がコラボし始めたタイミング。

機内で提供されるドリンクカップ鬼滅の刃仕様になったばかりでしたので撮影。

ちなみにドリンクサービスの際にメニュー表を見せてくれるのがJALですが、ANAはCAさんが持っているタブレットでメニューを表示して見せてくれるタイプでした。

 

結局飛行中はほぼほぼ雲の上。うっすらと地上の景色が見えてきたころには既に降下が始まっており、最近のフライトでは珍しく退屈なフライトに…と思っていたのですが、

乗客が少ないからかCAさんと少しだけお話をすることが出来て大満足なフライトに。機内で提供されている飴の詰め合わせとANAのトランプを頂きました。ありがとうございました。

 

瀬戸内海の島々と撮影禁止の岩国アプローチ

岩国は広島と山口の県境近くにあるため、降下中進行方向左側には瀬戸内海の島々、右側には恐らく呉や広島の中心部、これから着陸していく岩国の市街地等が見えたはずです。

岩国錦帯橋空港は米軍の岩国基地に間借りする形で開港した空港です。そのため最終の着陸態勢に入ってからターミナルビルに到着するまで撮影が禁止になっています。その旨のアナウンスがある他、機外カメラも見れなくなってしまいます。貴重な基地内の風景は自分の目に焼き付けるしかないですね。

 

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岩国錦帯橋空港に到着しました。

滑走路に着陸してからは米軍の施設や戦闘機など普段は至近距離で見ることが出来ないような場所を通り抜け、ゲートで仕切られた先の民間エリアにある岩国錦帯橋空港のターミナルビルに到着しました。

滑走路からターミナルまではそこそこ距離があり、割と時間がかかりました。

 

岩国錦帯橋空港は2012年に開港した比較的新しめの空港です。

路線は羽田と沖縄那覇の2路線で、ターミナルビルもコンパクトなつくりでかなり面白そうだったのですが、じっくり見学している時間はなく、こんな感じで歩きながら写真を撮ることしかできませんでした。

開放的で明るい建物内は、中庭があったり、搭乗待合室が1階にあったり、不思議な構造です。ぜひゆっくり訪れてみたいんですけどね…

 

 

ということで羽田岩国の搭乗記でした。

今回は空から見える景色の紹介というよりは羽田空港第2ターミナルのサテライト、そして特殊な空港である岩国錦帯橋空港がメインになりました。

第2ターミナルのサテライトは、2タミよりも人が少なく快適な他、ラウンジWi-Fiを使うことが出来たり、上級会員の方は売店で1000円分の買い物ができたりと様々な特典があります。狙って乗れるものではないので、運ですね。

そして岩国空港。日本にはいくつか米軍基地との共用空港があるので、他の空港も訪れて見たくなりました。

 

次回からは本格的に旅行記へと突入。岩国の名所を観光していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【旅行記】白熊で〆て鹿児島空港へ 真冬の南九州旅⑨

こんにちは。

 

今回は南九州旅の最終回をお届けしたいと思います。

旅は2日目の午後。仙巌園を観光し終えて、帰りの飛行機が飛ぶ鹿児島空港まで向かいます。鹿児島空港へは鹿児島中央駅からリムジンバスを利用します。

飛行機の時間まで鹿児島市街地を少しだけふらつき、あの鹿児島名物を食べてから鹿児島空港へと向かいます。

鹿児島空港は地方空港の中でもかなり大きい空港。夜遅い時間にはなっていましたが、鹿児島空港も少し紹介したいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

仙厳園からの帰り道と鹿児島中心部

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仙巌園のバス停から再びシティビューバスに乗車して、鹿児島中央駅を目指します。

仙厳園への行きとは異なり、錦江湾沿いを走って鹿児島駅方面へと向かう帰路。車窓からは桜島をこれでもかという近さから眺めることができます。

また、この辺りは磯海海水浴場なっており、シティビューバスのバス停も設置されています。途中下車して桜島を眺めるのもありですね。

 

鹿児島中央駅までは行かずに、鹿児島駅前で下車。

ここからは鹿児島市電に乗り換えて鹿児島市の中心街を目指していきます。

鹿児島市電の鹿児島駅は起点終点となる駅で、かなり綺麗な駅舎になっており実際に列車がいなかったら駅とは思えません。

 

朝日通り電停で市電を下車。目の前にある明らかに歴史のありそうなこちらの建物は山形屋という百貨店です。宮崎の中心部にもありましたが、こちらが山形屋創業の地。

建物自体は何度か改修されているものですが、大正時代に建てられたルネサンス調の外観はそのままに、鹿児島のシンボルとなっている建物です。

 

山形屋から海に向かって歩くこと数分、やってきたのはウォーターフロントパーク。

その名の通り海に面した公園となっており、市民の方々憩いの場となっている様子でした。このタイミングで晴れてきて、訪れる順番ミスったなと痛感しました。

周辺には鹿児島県の離島へ向かうフェリー乗り場多くあり、船の姿も多く見ることができます。

 

ウォーターフロントパークから数分歩いてやってきたのは桜島フェリーターミナル。

鹿児島港からは桜島種子島屋久島、奄美沖縄と様々な行先のフェリーが出ていますが、それぞれターミナルが異なる位置にあるので要注意です。

桜島フェリーのターミナルは航行時間が短いこともあり、かなりコンパクトになっています。

 

ターミナルからフェリーが出入りする様子を眺めてみました。

桜島フェリーは24時間運航されており、日中時間帯は15~20分間隔のかなりの高頻度で走っています。船もイメージしていたよりも大きく、かなりの需要があるようですね。

やはり桜島に渡ってみるべきだったと後悔しました。さすがにこの時間からでは間に合わず、断念。

 

鹿児島中央駅から鹿児島空港

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鹿児島中心部をぶらぶらしたのちに再び市電に乗車して、鹿児島中央駅へと戻ってまいりました。

鹿児島に来たら必ず外せないグルメを堪能します。それがこちらの白熊

天文館むじゃきの白熊です。天文館だけではなく、鹿児島中央駅にも店舗があります。

前回訪問時、真冬の2月にレギュラーサイズの白熊を食べて絶賛後悔したので、同じく真冬の今回はアイスを載せて1人用のミニサイズにしてみました。

コンビニやスーパーでも見る機会が増えた白熊ですが、絶対に本家には叶いません。ここでしか食べられないものですね。

 

白熊を食べてきっちり寒くなった後、鹿児島中央駅でお土産を物色。絶対に外せないかすたどんかるかん饅頭をきっちり購入して、鹿児島空港へと向かいます。

鹿児島中央駅から鹿児島空港へはバスで向かいます。空港行きのバスは駅前のバスターミナルからではなく、写真に見えているソラリアホテルの1階にある高速バスターミナルより発車します。

 

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鹿児島中央駅から道路と市電を渡って、高速バスターミナルのあるビルへとやってきました。駅からは地下道を通ってこれるのでほぼ濡れずにやってくることもできます。

このビルにはオフィス専用の入口があるので、そこには入らないように注意が必要です。

 

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高速バスターミナルへやってきました。

九州最南端の都市ということもあって、路線は九州内のみの路線のためそこまで複雑ではなく利用しやすいターミナルになっています。

鹿児島空港行きは1番乗り場からで統一されており、かなりの本数が確保されています。鹿児島空港行き専用の券売機もあり事前に切符を購入しておくことができます。

ターミナル内にはコンビニも隣接しており、買い物もばっちりです。

 

離島の拠点鹿児島空港から帰る

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鹿児島中央駅から高速道路を経由して40分ほどで鹿児島空港へと到着しました。

鹿児島へは圧倒的に空路のシェアが大きい事や、離島へと拠点になっていることから、鹿児島空港のターミナルビルはかなり大きめに作られています。そのためバスで向かうとANA側とJAL側2か所で降車することができました。

そして鹿児島空港といえばこの足湯。天然温泉の足湯を空港で楽しむことができます。


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鹿児島空港の3階には航空展示室SORA STAGEがあります。

ここでは飛行機や鹿児島空港に関する様々な展示がなされており、中でも一番の目玉はこちらのモックアップです。

鹿児島を拠点に離島へと飛行機を飛ばしている日本エアコミューターのプロペラ機のモックアップで、時には訓練等に使用されることもあるそうです。

 

3階には展望デッキもあります。鹿児島空港は地方空港の中ではかなり規模が大きく、便数もかなり多く設定されています。

夜の時間帯にもなるとかなり多くの飛行機で賑わうのですが、夜の撮影は難しく…

ろくに撮影することはできませんでした。

空港の反対側が猛烈に暗く、飛行機の離発着は音で気付くというレベルでした。

 

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鹿児島空港を存分に楽しんで羽田行のJAL最終便に搭乗し羽田へと帰ります。

こちらの飛行機珍しく男性のCAさんが乗務されていました。かなり飛行機に乗っている方ではあると思うのですが、初めて見た男性のCAさん。今後は男女関係なく増えていくといいですね。

とそんな感じで1泊2日の南九州旅を終えたのでした。

 

 

ということで以上南九州旅をお届けしました。

もう少し時間があれば、桜島へ行けたんですがね。仙厳園は絶対に行くと決めていて、残りの時間で城山展望台に桜島に行くか迷いました。そして城山展望台を選んだらなんか中途半端に時間が余ってしまって、桜島に行く余裕がなくなったという形でした。

まあでも再訪の理由ができたとポジティブに捉えて、行きたい旅リストに鹿児島を再び加えておくしかなさそうですね。

 

次回からは新シリーズ。2022年の2月は学生最後の春休み。1週間に1度、4回も旅に出ていました。

その最初の旅、山口と福岡を巡った旅をお届けしたいと思います。

最初から珍しい出来事満載になった旅です。乞うご期待。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【旅行記】世界遺産と桜島の絶景を楽しむ仙厳園 真冬の南九州旅⑧

こんにちは。

 

今回も南九州旅をお届けしたいと思います。

旅は2日目。鹿児島中央駅に到着し、カゴシマシティビューバスの1日券を購入。鹿児島の定番観光地である城山展望台を訪れた筆者。続いて訪れるのは仙巌園です。

仙巌園は江戸時代に作られた薩摩島津家の別邸。錦江湾に面したロケーションもさることながら、日本の近代化をリードしたことから世界遺産にも登録されている有名観光地です。

かなり広い敷地に見所が点在している仙巌園を紹介します。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

世界遺産でもある仙厳園

城山バス停から約25分ほどで仙厳園バス停までやってきました。

仙厳園は鹿児島市街地からは少しだけ離れた錦江湾沿いにあり、目の前に日豊本線が走っていますが駅はなく、アクセスはバスやタクシーではないと困難な場所にあります。

 

仙厳園の庭園、御殿、集成館の3施設に入場できるチケットを1500円で購入し、苑内へと入っていきます。正直かなりいい値段しますね。

入るとすぐに見えてきたのは世界遺産センター。ここでは明治日本の産業革命遺産に登録された仙厳園周辺の施設の解説がなされています。2019年に建てられたばかりの施設でかなり新しいです。

 

仙厳園庭園の入口ほど近くにあるのが反射炉跡。島津斉彬の時代に近代化の取り組みの1つとして設けられた反射炉跡が残されています。こちらは明治日本の産業革命遺産の構成遺産の1つとなっています。

島津斉彬は他にもガラス工場に紡績工場、蒸気機関の製造所などを建設し、薩摩だけではなく日本の近代化に貢献した人物。仙厳園周辺にはそんな斉彬ゆかりの遺産が点在しています。

 

世界遺産センターや反射炉跡を見学し奥へと向かう途中には、お土産屋さんと軽食を楽しめる売店がありました。

江戸時代から薩摩で食べられてきた両棒餅というグルメが楽しめるそうですが、筆者はスルーしてしまいました。後悔しかない。

 

園内には近代薩摩焼発祥の地碑があります。薩摩焼自体は島津義弘が朝鮮から連れてきた陶工師によってもたらされたものだそうですが、そこから発展したのが近代薩摩焼

京の文化と混ざることで、豪華絢爛な色付けがされた薩摩焼が誕生したそうです。

全国各地に焼き物文化があるのは知っていますが、よく知らないのが本音。とても奥が深そうなご当地名物ではあるので、学んでみると面白いかもしれません。

 

その先に見えてきたのが仙厳園の正門です。

明治に入ってから島津忠義によって建てられた正門で、現在は国道10号線と日豊本線に面しており、こちらから出入りすることはできません。

いま正門越しに見えるのは車や鉄道ですが、恐らく昔は錦江湾桜島の絶景を見ることができたのでしょう。今も見れればかなりの写真映えするスポットになってそうですね。


薩摩藩の栄華を感じる御殿

仙厳園は島津家の別邸になっています。園内にはもちろん別邸としての役割を果たした御殿があります。ここからは御殿の中を見学していきます。

御殿内の見学は別料金になっているので、仙厳園入口で御殿の見学料も含まれているチケットを購入する必要があります。御殿の入口では島津家の家紋が出迎えてくれます。

また時間になると解説しながら見学することのできるツアーも開催されていました。

 

御殿内はその部屋の使用用途を解説している場所や、歴代の島津家藩主の紹介、この仙厳園を訪れたことのある偉人たちの紹介など様々な内容の展示があり、かなりのボリュームになっています。

所々に屋久杉が使用されていたりとその高級さも感じられる建物でした。

 

そして御殿内を見学する上で一番メインになってくるのが、御居間の縁側です。

御居間は最後の薩摩藩主となった島津忠義が御殿の中でも大半の時間を過ごした場所です。大半の時間を過ごした理由がわかるような景色が広がっているのがここなんです。

その景色というのは…

こちらです!

仙厳園の庭園越しに見える桜島の景色。どんよりな空模様なのが少し残念ではありますが、それでもはっきりと桜島の姿を眺めることができます。

鹿児島の市街地、島津家の本拠でもある鶴丸城からかなり離れた位置に建てられている別邸の仙厳園。この位置に建てられた理由がよくわかるような景色が広がっていました。


仙厳園から眺める桜島の絶景

御殿内の見学を終えて引き続き園内の散策をします。

園内ではどこからでも桜島の景色を楽しむことができますが、中でも1番の眺望なのがこちら。御殿の少し先、御殿からも見える庭園部分にあります。

園内の案内にも桜島ビューポイントとして紹介されているので、見逃すことはないはずです。天気が良ければもっときれいに見えたんだろうなと、再訪する理由ができました。

 

この桜島ビュースポットでは、2018年に放送された大河ドラマ西郷どんの撮影も行われています。

主人公西郷隆盛島津斉彬と相撲を取るという、ドラマ内でもカギとなったシーン。筆者も当時リアルタイムで視聴していましたが、雄大桜島の景色も楽しめる良いシーンだったのを覚えています。

 

園内を散策しながら、一番東の端までやってきました。

おすすめルートには入っていませんが、東端は少しだけ高台になっており、仙厳園のある場所を少しだけ俯瞰から見ることができます。

こう見るとかなり山に囲まれていて、別邸でありながらも防御機能もかなり高かったのかなと想像することができます。

 

東端から見る桜島の景色は、こちらも絶景。

特に少し高い位置から見えるようになっているので、仙厳園のすぐ外側を走っている日豊本線と一緒に錦江湾、そして桜島を眺めることができます。

ちょうど鹿児島中央からやってきた特急きりしま号を見ることができました。

周辺に駅があるわけではないので、通過する時刻の特定はちょっと大変かもしれません。


仙厳園の周辺も見どころいっぱい

仙厳園の見学を終えて、外に出てきました。

再びシティビューバスに乗車し、鹿児島駅方面を目指しますが、バスまではまだ時間があります。仙厳園にやってきたら仙厳園だけではなく、周辺にも見どころがあります。

まずは仙厳園のすぐ横にある尚古集成館。

建物自体は明治に建てられた日本最古の石造りの機械工場と歴史あるもの。中は島津家のことや薩摩の技術力などの展示がされていました。

 

集成館から川を渡った先にあるのが薩摩切子の工場。

幕末の薩摩藩で誕生したガラス細工である薩摩切子の製造過程を実際に作るところを見学しながら知ることができます。

目の前で職人さんが作業しているので、言葉も出せない緊張感を感じました。

またこちらで見学したら、工場の手前にあるお店で薩摩切子を購入することができます。

 

薩摩切子工場の隣にあるのが、またもや何かの史跡か、博物館か、と思いきや、スターバックス

全国にはその地域の特徴に調和した外観のスタバがいくつかありますが、仙厳園周辺のスタバは写真のようなものとなっていました。

仙厳園や周辺の施設と同じく人気なようで、かなり賑わっているようでした。さすがスタバ。

 

 

ということで今回はここまで。

2018年の大河ドラマを視聴してからずっと来てみたかった仙厳園。

今回紹介した桜島の見える場所での相撲のシーン以外にも、園内にはいくつも西郷どんの撮影に使用された場所があります。

他にも薩摩に関係のある様々な人物にゆかりのある仙厳園。歴史を簡単に知ってから訪れてみるとより楽しめるかもしれません。

 

次回は鹿児島市内をぶらついたのち、鹿児島空港へと向かいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【旅行記】鹿児島中央駅と城山展望台からの眺め 真冬の南九州旅⑦

こんにちは。

 

今回も南九州旅をお届けしたいと思います。

1泊2日目の旅は2日目。宮崎県から鹿児島県へと移動して参りました。

特急きりしまに乗車して2時間。鹿児島中央駅に到着した筆者。ここからは鹿児島市内の観光を楽しんでいきたいと思います。

鹿児島は2020年の九州一周旅でも訪問し観光した場所ですが、その際に行きたかった場所を逃してしまっています。

この旅はそのリベンジも兼ねての訪問。鹿児島市内の観光地を巡るバスの1日乗車券を購入し、鹿児島市内の観光を進めていきます。

まずは鹿児島中央駅、そして鹿児島イチの観光スポット城山を紹介します。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

鹿児島中央駅の都会過ぎる駅前

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新函館北斗から続く新幹線の線路の南の端、鹿児島中央駅の改札口です。

新幹線乗り場と在来線乗り場が隣り合っている形となっており、改札の規模としては思ったよりも小さめでした。

新幹線乗り場というともっと目立つ色の看板があるイメージですが、九州新幹線はこんな感じなんですかね。


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改札口と通路を挟んでお土産屋が立ち並ぶみやげ横丁が広がります。

さらっと見た感じだと鹿児島の名物土産は一通りそろっている感じでした。

もちろん筆者激推しの鹿児島土産、かすたどんもありました。

 

駅の外へと出てきました。鹿児島中央駅桜島口(東口)にアミュプラザという商業施設があります。

鹿児島中央駅の名にふさわしく、様々なブランドのショップや映画館なども入っています。それとは対照的に、西口はすぐそばまで山が迫っていて、東西で景色が異なる駅になっています。

 

鹿児島中央駅の象徴といえば、駅ビルの屋上にある観覧車。

遊園地の観覧車ではなく、駅ビルの上に位置しているので、かなりの高さがあります。

鹿児島市内や桜島まで一望できるのではないでしょうか。乗ってないので想像です。

 

駅前には幕末の時代に薩摩からイギリスへ向かった留学生たちの像があります。

名の知れた人物でいうと五代友厚もその一員だったようです。

駅にほど近い場所には大久保利通像などもあり、鹿児島が誇る偉人たちの銅像が市内のいたるところに設置されているみたいです。

 

シティビューバスで鹿児島市内観光

鹿児島中央駅前の巨大なバスターミナルから、カゴシマシティビューバスに乗車して、城山展望台へと向かっていきます。

カゴシマシティビューバスは鹿児島市内の各観光地に停車するバスで、日中は30分間隔で運行されています。

市電が走っているとはいえ、市電沿いにはない観光地も網羅しているので非常に利便性の高いバスです。

 

先ほどの写真は鹿児島の繁華街天文館。そしてこの写真左側には西郷隆盛銅像です。

このようにしてわざわざ下車しなくとも、車窓から鹿児島の観光地の景色を楽しむことができます。

車内はそこまで混雑しているわけではありませんでした。ほぼほぼ観光客しか乗車しないので、混雑具合は時期にもよってくると思います。

 

そんな市街地に点在する観光地を窓から眺めながら、山を登って、やってきたのは城山バス停。

完全に山の中、山の上に位置しているので、徒歩でやってくることは大変だと思います。アクセスはバスかタクシーなど車じゃないと厳しいでしょう。

 

鹿児島に来たら必ず城山

それでは城山展望台から望む、ザ鹿児島の景色を見に行きたいと思います。

バス停から展望台へはそこまで遠くなく、舗装されているので山道という感じもしません。バス停、駐車場近くには写真のようにお店が足らんでいる場所があります。

が、2020年に来た時はまだ数店舗営業していたものの、今回は完全にどこも閉まっている形でした。

 

こちらが展望台です。ほんとに山の中という感じ。

開けているわけではないからこそ見える景色が、ここ城山展望台の特徴でもあると思います。

ちょうどボランティア?の方たちが景色について解説をしていました。ここから桜島を見るだけではなく、ぜひフェリーに乗って桜島に行ってみてほしいとの事でした。

筆者ももう少し時間があれば行きたかったんですけどね。

 

こちらが鹿児島を代表する城山展望台からの眺めです。

決して天気が良いわけではありませんが、それでもしっかりと桜島の姿を望むことができるほど近くに位置しています。

桜島の背後に見えるのは鹿児島県の右側、大隅半島桜島はその大隅半島と陸続きになっています。

 

桜島と鹿児島港はフェリーで15分ほどで結ばれています。

かなりの高頻度で運航されており、この写真にも写っているようにいくつかの船が同時に運航されています。

桜島側のフェリーターミナルの近くには、桜島の火山としての性質を学べる博物館や道の駅、温泉施設などがあります。見るだけではなく訪れるべき観光地でもありますね。

 

ついつい桜島に目が行ってしまいがちな城山展望台からの眺めですが、鹿児島市街地の建物の密集具合もなかなか素晴らしい景色です。

山と海に囲まれた少ない平地の部分に発展した鹿児島の街。江戸から遠く離れ、監視の目もなかなか届かなかったこの地で幕末の英雄が誕生した理由が垣間見えるような城山展望台でした。

城山観光を終えて再びシティビューバスに乗車して次なる目的地へと向かいます。

 

 

ということで今回はここまで。

鹿児島を訪問するのは2回目ですが、前回は九州一周中であり、車で移動していたため、天文館通りなどしか回っていませんでした。

したがって今回初めて訪れた鹿児島中央駅を見ると、初めて鹿児島を訪れたような気分になりました。

2回目になった城山展望台ですが、こちらは2回目でも満足できる景色。1回目の時は晴天だったのでそれに比較すると天気はイマイチでしたが、それでもゆっくりと景色を楽しむことができたかと思います。

 

次回はカゴシマシティビューバスで世界遺産にも登録された観光地へと向かいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【旅行記】特急きりしまで宮崎から鹿児島へ 真冬の南九州旅⑥

こんにちは。

 

今回も南九州旅をお届けしたいと思います。

1泊2日の旅は2日目を迎えます。2日目は宿泊した宮崎を後にして、特急列車に乗車し同じく南九州は鹿児島へと向かいます。鹿児島を観光したのち、鹿児島空港から羽田へと帰るとい行程です。1泊2日の旅行ってホントに短い。

今回は特急きりしま号宮崎駅から鹿児島中央駅まで向かう様子をお届けします。

JR九州の特急列車は事前にネットで予約購入を済ませると、特急料金がかなり安くなるプランが設定されています。宮崎鹿児島中央間もかなりの安さで移動することができましたので、そんな切符も紹介しつつ、進めていきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

朝の宮崎駅

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ドーミーインをチェックアウトし、徒歩で宮崎駅へと向かいます。

宮崎駅前の大通りですが、かなり広い歩道が確保されており、自転車レーンとも一応色分けはされているので、かなり歩きやすいです。

ただずっとまっすぐなのでかなり長い距離に感じてしまいます。バスの本数もかなりあるので、バスの利用も検討したほうがいいかもしれませんね。


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宮崎駅前まで戻ってきました。前々回で駅自体はそこまで大きくないけど、駅前には大きなビルが…という話しましたが、この写真ならわかりやすいですかね。

既に午前9時を回っており、朝の混雑時間帯は落ち着いているようで、人はそこまで多くない宮崎駅でした。


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宮崎駅の改札口です。宮崎駅には自動改札機が設置されていました。

改札口のすぐ左側には宮崎を代表するお土産、銘菓であるチーズ饅頭も販売されています。特急旅のお供におすすめです。

そして筆者は後で紹介しますが、このお店でとんでもない車内のお供を購入してしまいました。こちらも宮崎名物です。乞うご期待。

 

ちょっと豪華な特急きりしま

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鹿児島中央駅まで乗車するのは特急きりしま5号です。宮崎駅から鹿児島中央駅まで日豊本線経由で2時間ほどで結んでいます。

1日目も何度か乗車した車両で、宮崎駅では普通列車よりも見るのではないかというこの車両。観光列車等でも有名な水戸岡鋭治氏によってデザインされた車両だそうです。


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特急きりしまは4両編成で、1号車以外の3両は自由席になっています。

圧倒的自由席率の高さ。そこまで混雑することもないのでしょう。

今回はネット予約で指定席を買っているので1号車へと入っていきます。

 

車内に入ると早速、おしゃれ?なデッキが広がります。

グレー1色の外観と比較すると、車内は様々な色があって、また異なる雰囲気を感じるるのも特徴的です。

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1号車の指定席車内へと入りました。

1号車の前側にはすりガラスで仕切られたコーナーが存在します。こちらがグリーン車になります。1つの車両の中でグリーン車と普通車が分かれている珍しい車内ですね。

 

通常の指定席の座席ではありますが、フットレストが付いているなかなかに豪華な仕様。

この列車に限らず、JR九州の特急列車はちょいちょい豪華な気がします。

 

2時間の乗車ではありますが、窓側にはコンセントが備え付けられています。

今のなっては標準設備になってきている感じもありますが、だいぶ昔から走っている車両にしてはすごいなと思いますね。後から新しく付けられたのかな、、?

 

こちらが今回使用しているきっぷです。JR九州では事前にネットで予約し購入すると格安になる切符が用意されています。

今回購入したきっぷだと宮崎から鹿児島中央までが2620円。普通に指定席を購入した場合は4860円もするため、ほぼ半額の安さとなっています。しかも自由席でも指定席でも同じ2620円。そりゃ指定席にしますわという話です。

事前に購入さえすれば安くなる破格のきっぷ。九州を回って旅する場合にはもってこいのきっぷです。

 

特急きりしまの旅

それでは簡単に特急きりしまの乗車記を書いていきます。

宮崎駅を出発するとすぐに大淀川を渡り、昨日から何度も使っている南宮崎駅へと入ります。

南宮崎駅からは海沿いを離れて山間部へと向かっていきます。途中都城を経由して鹿児島県へと入っていきます。

 

車内でいただくのは宮崎駅の改札の真横にあったお店で購入した「なんじゃこらシュー」

宮崎名物のなんじゃこら大福のシュークリーム版です。本来は大福が良かったのですが、列車の中で食べると大惨事を巻き起こしそうだったので今回はシュークリームに。

中身は小倉クリームとカスタードクリーム。さらにいちごと栗とチーズが入っているというまさになんじゃこら!?なシュークリーム。

600キロカロリーほどあり、カロリーもなんじゃこらでした。さすがにお腹いっぱいになり昼食いらねえ!となるレベルでした。

 

隼人駅を過ぎるといよいよ鹿児島のシンボル桜島の姿が見えてきます。

この日はあまり天気が良くなく、見えないかなと思っていましたが、さすがの近さ。シルエットながらも噴煙らしきものまで確認することができました。

 

加治木駅から鹿児島駅までの間は錦江湾沿いを進んでいきます。

鹿児島方面では進行方向左側の座席に座っていれば、ほぼほぼずっと桜島の景色を楽しむことができます。

他のお客さんもそろって車窓から見える桜島の写真を撮影していました。

 

最後に待ち構えている桜島の車窓を楽しんだら、宮崎駅から2時間鹿児島中央駅へと到着しました。

かなりの人数が下車していたので、自由席の方はかなり混雑していたのかもしれません。

鹿児島中央駅九州新幹線の始発終着駅でもあり、鹿児島一のターミナル駅です。駅やその周辺にはかなりの賑わいがありました。

次回鹿児島中央駅にも触れていきたいと思います。

 

 

ということで今回はここまで。

宮崎と鹿児島を結ぶ特急きりしまに乗車しました。

各県の中心を結ぶ特急をはじめ、多くの特急が走っている九州。ネット予約等でかなり安く特急列車で移動できるのは嬉しい事ですね。

その分高速バスとの競争が激しいのだとは思うのですが。

どの県も観光資源や食べ物など魅力にあふれている九州なので、せっかく旅行するならいくつか回りたいと思いますよね。適正な競争をしてもらって、周遊旅行がしやすくなるのはいいことだと思います。

 

次回から鹿児島編です。まずは鹿児島中央駅をぶらぶらして、観光を始めていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

【宿泊記】ドーミーイン宮崎 宮崎グルメ満載の朝食が楽しめる宿泊レポ

こんにちは。

 

今回は南九州旅の宿泊記をお届けしたいと思います。

南九州旅と言っても、宮崎県と鹿児島県の2県を巡るだけの旅。宮崎で宿泊するか、鹿児島で宿泊するか悩みました。

どちらにもドーミーインがあり、他のホテルもかなり充実度が高く、選択肢が多くなっています。

今回は宮崎のドーミーインを選択しました。宮崎宿泊を選んだ理由としては、宮崎のご当地グルメです。宮崎に到着してここまでうどんとチキン南蛮を頂きましたが、まだまだ名物があるのが宮崎県。そういうわけで、朝食でご当地グルメがたくさん味わえるドーミーイン宮崎に宿泊することにしました。

そんな朝食の様子も含めてじっくりと紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

宮崎市街地のドーミーイン

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前回紹介した宮崎の中心地、山形屋のある交差点からしばらく南下したところに位置しているのが日向の湯ドーミーイン宮崎。

宮崎駅からは約1.2km。約16分ほどの道のりです。

ただ宮崎の中心部にほど近いということもあって、バスで来るという選択肢もあります。

 

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チェックインしました。フロントは1階にあり、その奥にはレストランがあるといった構造です。

ちょうど県民割を実施していた期間らしく、チェックインは地元の人が多く混雑していました。

 

ダブルルームの紹介

それでは今回宿泊したダブルルームの紹介をしていきます。

部屋の構造はドーミーインの基本形。ドアを開けると手前に水回りが集まっており、ベッドルームとは扉で仕切られています。

 

まずは手前側から。ドアを開けるとすぐにクローゼットです。

おなじみのドーミーインの館内着です。ドーミーインでは大浴場から夜鳴きそば、朝食までこちらの館内着で過ごすことができるんです。

ハンガーの数も十分です。

 

クローゼットの隣には洗面台があります。この時はまだアメニティがセットされていますが、最近は1階のフロント前で必要なものを取っていくスタイルに改められています。

洗面台の下には冷蔵庫と電気ケトルカップが置かれていました。

 

洗面台の反対側にはトイレとシャワーブースがあります。

ドーミーイン宮崎には最上階に天然温泉の大浴場があるので、シャワールームがあればそれで十分です。

 

中扉を開けてベッドルームです。

部屋全体の広さは14㎡で、その中に水回り等が設置されているので、ベッドルーム自体はそこまで広くは感じません。しかしそれでも十分な広さかとは思います。

 

ベッドルームの壁際にデスクやテレビが設けられています。

ダブルルームということで、ビジネス利用を多く想定してか、デスクは広めに確保されています。

あとはテレビがかなり大きめな気がしました。あと新しめ。

 

テレビ下には大浴場へ持っていくタオル類が置いてありました。

 

ベッドサイドにはチェアと少しものが置けるスペースになっています。

個人的には寝る前にiPadYouTubeを見ることが多いので、iPadが置けるくらいのスペースがあると非常にありがたいです。ドーミーイン宮崎は十分にiPadを置くことができました。

 

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最後に部屋からの景色です。

部屋は11階でかなり上の方。北側の宮崎市街地中心部向きでした。

そこまで高い建物が多いわけではないので、見晴らしも良かったです。

 

大満足のドーミーインのサービス

エレベーターの中にあった館内案内をお借りしながら、施設紹介をしていきます。

1階にはフロントとレストランがあります。夜鳴きそばも朝食も1階のレストランで提供されます。

そして最上階の12階に大浴場と湯上りラウンジがあります。

大浴場なんですが、今回の滞在では明るい時間に入ることができなかったので、イマイチ景色が分からずといった感じでした。ただ12階なのでかなり市内がよく見えるのではないかとは思います。

 

こちらは最上階にある湯上りラウンジです。

筆者が訪問する少し前まで、出雲で提供されていたようなトルネードビールが提供されていたらしく、カウンターなどが残る立派なラウンジになっていました。

 

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湯上りには瓶牛乳。

宮崎ならではのヨーグルッペあるかなと思ったのですが、なさそうでした。

あとはスコールもなかったかなと思います。


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そしてこちらは漫画コーナー。そんなに種類があるわけではないですかね。

 


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湯上りサービスの2種類です。

夜はアイス。アイスはバーとモナカの2種類構成でした。

そして朝は乳酸菌飲料。湯上りにちょうどいいサービスをいつもありがとうございます。


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そしてドーミーインの代名詞夜鳴きそばです。

夜に食べるにはちょうどいいボリューム。今回は特にのっけるものを用意していませんでした。忘れてた…

 

ご当地グルメを味わえる朝食

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レストラン前には朝食内容を説明するボードが置いてあるのがドーミーイン流。

宮崎のご当地メニューという文字に心が躍ります。


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ということでこちらが朝食です!

圧倒的宮崎グルメの数々。メニュー数が豊富で迷っちゃうほど多いわけではないのですが、こうやって地元のグルメを楽しめるのは有難いことです。


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それでは宮崎名物をアップにして紹介。

まず手前にあるのは冷や汁です。ご飯に冷たいみそ汁をかけて食べる宮崎の郷土料理です。

奥の右側には飫肥天ののったうどん。そして左側には、炭火焼鳥とチキン南蛮です。

これらすべてをどこかのレストランで一度に味わうというのはなかなか難しい事とは思います。やはり朝食で一気に食べられるとありがたいですよね。


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デザートはこんな感じ。ケーキが2種類にどら焼き。みかんゼリーとオレンジです。

他にもヨーグルトや、果物がいくつかありました。

 

 

ということで以上宿泊記でした。

まあ何といっても充実のサービスと朝食。

一度知ってしまうと離れられなくなってしまうのがドーミーインの魅力です。

最近ではどの都道府県でも県民割を実施していますよね。近隣県におでかけして、ゆっくりとドーミーインでホテルステイを楽しむなんてのもいいかもしれませんね。

 

次回は2日目。鹿児島へと移動していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。