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【兵庫旅行記】関西3つ目の空の玄関、コンパクトな神戸空港 関西歴史旅㉒

こんにちは。

地方空港の良さって空港に入ってから飛行機に乗るまでの距離が劇的に短いことですよね。

特にディスってるわけではありません。

今回はそんな地方空港の一つであり、使いやすさ抜群の神戸空港を紹介していきたいと思います。

 

さて今回も関西歴史旅です。

長かった旅もいよいよ帰宅編に入っていきます。

3日目の観光を終えて、帰りの便が出発する神戸空港へと向かいます。

筆者は空港を見て回るのも好きなので、初めて訪れる空港はたっぷり時間を取ってじっくり見たくなってしまいます。

ということで今回は、神戸空港までのアクセスと神戸空港の紹介をじっくりとしていきたいと思います。

 

以下目次です。

 

 

それではスタート!!

三ノ宮駅から1本の神戸空港

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三ノ宮駅へと戻ってきました。神戸空港へは三ノ宮から神戸ポートライナーに乗車します。

ポートライナー神戸空港へ向かうものと、ポートアイランド市民広場駅から分岐し、南ふ頭や北ふ頭などを経由して三宮へと戻ってくる系統の2つに分かれています。

間違えずに神戸空港行きに乗車する必要があります。


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このポートライナーは高架を通っていくので乗るだけでも神戸の街を眺めて観光することができます。

写真でも前回の関西旅の時に訪れたメリケンパークのホテルオークラやポートタワーなどから背後に迫る神戸を象徴する山々などが見えています。

座席もクロスシートが中心なので、車窓を楽しめるようになっていると思います。


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ポートライナーは自動運転なので、前面、後面展望を楽しむことができます。

神戸空港三宮間は運行の頻度も高いので少し待てば必ず座れると思います。

この時は平日だったこともあり三宮駅は大混雑。三宮は始発駅ですが、すぐに立ち客が出るほどの混雑となりました。

途中のみなとじま駅でほとんどの乗客が降りていきました。学生が大半だったので、大学が多い駅なようですね。

その先はガラガラで神戸空港到着時はほぼ貸し切り状態でした。

 

1フロアで搭乗まで進める利便性

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神戸空港駅です。ホームから1階降りて改札を出ると、すぐに神戸空港の入口が見えます。

この距離、そして改札口から段差がいっさいないのも規模がそこまで大きくない神戸空港だからこそできる構造なのでしょうか。

 

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自動ドアを入るともう目の前には保安検査場が見えます。はやい。

ここまで駅と保安検査場が近い空港あるんでしょうか!?

導線がわかりやすいように地面に線が引かれていたり、また2.3階が吹き抜けになって開放的な雰囲気があります。まさに空港って感じです。

 

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2階の左右には各航空会社のチェックインカウンターが位置しています。

入って右側にはスカイマークとフジドリームエアラシインズのカウンター。

スカイマークは拠点にもなっているので、だいぶ大きくチェックインカウンターが取られています。

チェックインカウンター以外にもこちら側にはお土産店が2店舗あります。

扱っているのは神戸のお土産はもちろん、大阪、京都のお土産もありました。

 

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左側にはANAのカウンター。

ソラシドエアとエアドゥも就航していますが、すべてANAとのコードシェア便になっているので、ANAのカウンターにて手続きを行うようです。

そこまで便がないからなのか、やってるかやってないのかよくわからない感じになってました。

他にはファミリーマートもあります。神戸空港内では唯一のコンビニになっています。

 

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制限エリア内です。航空会社のラウンジはありませんが、カードラウンジがあります。

こちらのラウンジ神戸は提携カードのゴールドを持っていれば入れるので、スカイマークフジドリームエアラインズなど上級会員制度のない航空会社には相性のいいラウンジになっていると思います。筆者は入る資格がありません…

制限エリア内の椅子は十分にあり、充電スペースもたくさん確保されていました。

 

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地方空港では搭乗待合室と飛行機との間に到着導線があり、距離が離れていることが多いのですが、神戸空港には一部すぐ近くに飛行機を見れる場所がありました。

減便の影響と時間帯の関係で駐機場が賑わうことはなかったのですが、スカイマークの拠点になっていることもあり、スカイマークの飛行機が駐機している姿も見えました。

後ろにはフジドリームエアラインズの3号機、ピンクです。

カラフルでいいですよね!!(ベタ褒め)

 

飛行機を見るだけじゃない展望デッキ

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チェックインカウンターや保安検査場、搭乗待合室がある2階の1つ上、3階にやってきました。

3階にはレストランとフリースペースのような場所があります。

レストランは2店舗、神戸名物の洋食系のお店とセルフのうどん屋さんです。他に上島珈琲店も入っていま。 

フリースペースにはストリートピアノやガラス越しに屋内から飛行機を眺められるような場所になっていました。

 

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4階は展望デッキになっています。

5階があって展望デッキから入れるようなお店があったみたいですが、今はなくなっています。

展望デッキはフェンスが高く張られていて、カメラ穴もそこまで広くなく、飛行機の撮影には少し不向きかもしれません。

 

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展望デッキといえば普通飛行機を見る場所だとは思いますが、ここは違います。

飛行機の駐機している側と反対側の景色を楽しむことができるようになっています。

こちら側には何があるかというと、神戸市街地の景色です。

上手く撮影できていませんが、神戸を象徴する建物の景色、そして背後の山を堪能することができます。

真価を発揮するのは夜景です。山から見る夜景も素晴らしいと思いますが、神戸空港から見る夜景もぜひ楽しんでみてください。

 

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神戸空港には少し変わった航空会社が多く就航しています。

神戸に就航している航空会社はスカイマーク、エアドゥ、ソラシドエア、フジドリームエアラインズ、そしてANAです。

写真はフジドリームエアラインズ。この状況下でも積極的に路線展開をしており、ほんとにすごいと思います。筆者は利用したことないですが大好きな航空会社です。

神戸空港はこのようにして伊丹、関空とは異なる特徴を持ち、関西圏の第3の空港としてその役割を十分に果たしているのではないかと筆者は思います。

 

 

ということで今回はここまで。

ほぼ上下の移動なしに飛行機までたどり着くことができる神戸空港でした。

写真がなく紹介できませんでしたが、アクセスにも特徴があります。

関空との間には高速船が運航されています。どちらも海上空港というメリットを生かしたアクセスですね。陸路で向かうよりも猛烈に速いです。

もしかすると神戸から関空に向かう際、陸路よりも神戸空港へ向かい、高速船の方が早いかもです。

そしてもう一つ。神戸と徳島を結ぶバスの一部が神戸空港を発着しています。

徳島へのバスは途中鳴門などにも停車するので、場合によっては徳島空港を利用するよりも利便性が高いかもしれません。

神戸空港に就航する航空会社はいわゆるMCCで、大手2社よりも安く済むことが多いです。

このことが神戸空港を関西だけでなく四国など様々な場所へ行く際の選択肢を広げてくれる存在になっています。

 

と関西圏に3つの空港が共存共栄できていることに感心している筆者でした。

次回は神戸空港から超久しぶりのスカイマークに搭乗し、羽田へと戻ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。