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【名古屋旅行記】セントレアで遊ぶために日帰り名古屋へ セントレア満喫旅まとめ

こんにちは。

今回はセントレアで遊ぶことを目的とした日帰り名古屋旅のまとめをお届けします。

名古屋観光というと東京からでも1時間半程度で行くことができるため、新幹線で向かう人が大多数を占めています。そんな名古屋にも中部国際空港という海上に位置している立派な国際空港があります。そしてその中部国際空港には羽田線成田線が就航しており、東京との間でも空路で結ばれています。中部国際空港は2005年開港と比較的新しい空港であるため、従来の空港のイメージとは異なり、飛行機に乗らなくても楽しめる施設が多数揃っています。

今回は中部国際空港で遊んで、飛行機に乗って東京へと帰ってくるためだけに名古屋へ行く日帰り旅の様子をまとめて紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

旅の行程

まずは新幹線を利用して、浜松へ。在来線に乗り継いで愛知県に東側の都市豊橋を目指します。豊橋からは名古屋鉄道を利用し、中部国際空港へと向かいます。

充分にセントレアを満喫したのち、羽田行の最終便を利用して羽田へと帰ります。

 

新線開業の新横浜から新幹線

f:id:がわ67旅丸:20230830175425j:画像2023年3月に開業した相鉄新横浜線を利用して新横浜駅までやってきました。新横浜に第3の選択肢が出来たことは新幹線利用はもちろん、日産スタジアム横浜アリーナなどのイベント開催時にもアクセスの向上や混雑緩和の効果が望めると思います。

リニア新幹線が開業するまでは、この新横浜駅が神奈川県の玄関口であると言っても過言ではないでしょう。

 

f:id:がわ67旅丸:20230830175428j:画像横浜駅はのぞみも含めてすべての列車が停車する駅になっています。新大阪方面は2つの乗り場がありますが、フル活用して高頻度でやってくる新幹線をさばいています。

今回は各駅停車のこだま号に乗車して浜松へと向かいます。目的地の中部国際空港は名古屋からも直通の列車があるので名古屋まで行っても良かったのですが、こだま号にはぷらっとこだまという格安で新幹線を利用できるプランがあるため、今回はこちらを利用することにしました。

 

f:id:がわ67旅丸:20230830175611j:画像浜松駅からは東海道線普通列車に乗り継ぎです。浜松は今年の大河ドラマの舞台の1つとなっており、大河ドラマ館が設置されるなど盛り上がりを見せています。ぜひ観光をして行きたいのですが、日帰りでは時間が難しくなるのでスルー。いつかじっくりと観光を楽しみたい街の1つです。


f:id:がわ67旅丸:20230830175608j:画像乗り継いだ東海道線の終点豊橋で下車。ここでお昼ご飯の時間。今回は豊橋駅改札内にある駅そば店で愛知ならではのきしめんを頂きました。写真を撮り忘れたみたいですが、豊橋は全国的に有名なブラックサンダーが作られている街。そんなブラックサンダーが地元の名物である「あんまき」とコラボして「ブラックサンダーあんまき」が販売されています。これも必食の美味しさでした。

 

名鉄を乗り継ぎセントレア

f:id:がわ67旅丸:20230830175837j:画像豊橋駅からは愛知県を牛耳っている私鉄の名古屋鉄道通称名鉄に乗車して中部国際空港を目指します。名鉄はここ豊橋から名古屋を通り岐阜までを結んでいる名古屋本線の他に、中部国際空港へ行く空港線犬山線なども含めて愛知、岐阜、三重県までその路線網が広がっています。

そんな名鉄ですが豊橋駅はJRの間借り状態。東海道線飯田線に挟まれているたった1つのホームのみで名古屋本線の始発終着駅を担っているとんでもない駅になっています。


f:id:がわ67旅丸:20230830175834j:画像名鉄を走る特急列車は基本的に追加料金不要の運賃だけで乗れる特急になっていますが、一部特別車という名前で指定席が用意されています。名鉄の売りはこの特別車の料金がどの区間を乗車しても一律360円と破格の安さになっています。

今回はこの特別車を乗り継ぎミューチケットというこちらもお得なきっぷを利用して、豊橋から乗り継いで中部国際空港へと向かいます。

 

豊橋から名鉄の特急列車に乗車して、名古屋の少し手前である神宮前駅で下車。ここはこれまで乗車してきた名古屋本線と、知多半島方面へと向かう常滑線が分かれる駅となっています。そのためこの神宮前駅常滑線を走り中部国際空港へと向かう特急列車ミュースカイへと乗り継ぎます。青色の車体は中部国際空港へ向かうミュースカイ専用の列車となっています。

 

豊橋から1時間15分ほどで中部国際空港駅へと到着しました。運賃だけで乗車できる特急が走っている区間のため、もちろん追加料金不要でやってくることもできます。ただ格安で座席の保証があり、快適に旅の始まりを過ごすことができるので、名鉄特急の特別車はかなりおすすめできます。

watabimaruga.hatenablog.com

 

遊べる空港セントレア

中部国際空港通称セントレアは2005年開港と国内では比較的新しい空港であることから、普通の空港とは異なり飛行機に乗らない人でも楽しめるような施設が多数用意されています。

まず見どころなのが展望デッキ。どの空港にも用意されている展望デッキですが、セントレアはターミナルビルの形に合わせて、滑走路へと突き出す形をしています。そのため飛行機との距離が近く、迫力を感じるデッキになっています。また名古屋という日本の真ん中らへんに位置している空港ということもあって、北海道から沖縄まで様々な航空会社の飛行機を見ることができます。

 

続いてやってきたのはフライトオブドリームズという施設。中部国際空港の第2ターミナルに直結しているこちらの施設は、B787型機の展示をメインにした飛行機の博物館のような場所になっています。そのほかにB787型機の故郷であるアメリカシアトルにちなんで、シアトルに関連あるお店が集まっているフードテラスなど、B787型機の本物の機材を様々な角度から楽しめるような施設となっています。

 

そして中部国際空港にはなんと温浴施設までついています。それがこちらの風の湯。飛行場の風を感じながら、もちろん飛行機を眺めながら大浴場に入ることができます。日本全国に空港はありますが、お湯に浸かりながら飛行機を眺められる空港はかなり珍しいはずです。


f:id:がわ67旅丸:20230830180303j:画像セントレアには指定会社のゴールドカードを持っており、当日の搭乗券があれば利用できるカードラウンジが設けられています。保安検査場を通過する前に位置しているので、国内線国際線どちらでも利用でき、到着後に利用することもできます。

カードラウンジは多くの空港にありますが、セントレアのカードラウンジはアルコールも用意されており、スナック類も充実しています。このラウンジを使うために早めに空港入りしてもいいなと思える快適さを誇っていました。

 

夜のセントレアから出発

f:id:がわ67旅丸:20230830180536j:画像セントレアを半日ほどかけて遊びつくしたのちに、セントレアから飛行機で帰路につきます。名古屋ということで東京までは新幹線利用が圧倒的多数を占めていますが、JALに限ると1日朝晩の2往復のみ羽田行が存在します。主に国際線乗り継ぎの人へと向けた便になっています。

セントレアの搭乗待合室内はガラス張りで自然光がこれでもかと入ってくる明るい造りになっているはずですが、夜にはその良さもほとんどわかりませんでした。


f:id:がわ67旅丸:20230830180539j:画像こちらが東京羽田便に使用されるB737型機。国内線ではよく見る機材です。この時間帯の便はB737型機なことが多いですが、セントレアを夜に到着し、朝に出発する便だと国際線機材の間合い運用が用いられることがあります。国内線、しかも所要時間は短いながらも国際線機材の豪華な座席を体験できることもあって、飛行機好きにも人気な路線となっています。


f:id:がわ67旅丸:20230830180530j:画像さてかなり遅くの中部国際空港発の国内線では1日の最終便となりましたが、海上空港なので関係なし。搭乗率もそこそこの高さで外国人もちらほらと見かけました。

時刻表上は1時間5分の所要時間ですが、実際に飛んでいる時間はかなり短く一瞬で羽田に到着した印象でした。

 

ということで以上、セントレアで遊ぶためだけの名古屋日帰り旅でした。

当ブログでは何度も紹介している中部国際空港。何度来ても楽しめる魅力がある空港で、最近は飛行機に乗らなくても楽しめるというコンセプトを持った空港が続々と登場していますが、その先駆けとなった空港です。どんどん新たな楽しみを生み出してもらって、日本の空港をリードしてほしいですね。

正直名古屋では他に観光したいところがあったので、日帰りで空港でしか遊ばないというのはもったいなかったですが、それでも満足できる中部国際空港でした。

 

この記事は2023年5月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。