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【旭川旅行記】歩いて楽しむ旭川観光 道東まち歩き旅③

こんにちは。

今回は道内No.2の都市、旭川観光の様子をお届けします。

北海道内で札幌市に次ぐ人口を誇っている旭川市。その札幌とも特急列車で1時間半ほどで結ばれています。旅行で北海道を訪れる際にも札幌とのアクセスの良さや魅力的な観光地が存在することから、旭川はかなり人気の観光地となっています。その人気を裏付けるようにガイドブックなどではしっかりページが割かれており、そして旭川駅周辺には様々なホテルが軒を連ねています。

そんな旭川ですが、ガイドブックに乗るような代表的な観光地、例えば旭山動物園だとか神居古潭なんかはバスや車でのアクセスが必須となっています。よーく考えると滞在するのは旭川駅周辺のホテルが多いと思いますが、観光地は旭川駅周辺にはあまり聞かないんですよね。

ということで今回はそんな旭川駅周辺で歩いて観光をしてきましたので、その様子を紹介します。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

拠点はガラス張りの旭川駅

まずは旭川の中心部となる旭川駅です。札幌から特急で1時間半程度でやってくることができるため、旭川に旅行でやってくる際にはまず最初に降り立つ場所になるはずです。駅舎はガラス張りで、かなり綺麗で大きな駅という印象を抱きます。

駅前にはバスターミナルもあり、旭川周辺の観光地への拠点でもありながら各都市への高速バスの発着もあります。

 

駅舎内も天井が高く、そしてガラス張りの壁から自然光ががっつりと差し込んで明るい雰囲気を感じます。駅として重要な改札内は実際は広いのですが、それを凌駕するほどの駅舎の大きさがあるので面積としてはそこまで大きな割合を占めているわけではありません。

 

旭川駅の東西には駅舎に直結した便利な施設があります。まず西口に直結しているのがイオン旭川駅前店。ただのイオンではなくイオンモールとなっているため、食品売り場だけではなく、専門店街やレストラン、映画館にホテルまで入っている超便利な複合施設が駅から濡れずに行ける場所に存在します。

一方で東口には直結というか駅舎内に便利な施設があります。旭川をはじめとした周辺各地のパンフレットまでそろう観光案内所に、お土産屋さん、そしてリーズナブルな価格で食事が出来るレストランも入っています。

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旭川駅の南口を出ると目の前には北彩都ガーデンと呼ばれる公園が広がっています。駅前とかそういった概念がなく駅舎のドアを出るとそこはもう北彩都ガーデンになります。かなり規模の大きな駅でこのように公園が隣接しているのは珍しいはずです。前回訪問時は人もまばらでしたが、今回は旭川の人たちの憩いの場となっているようでした。

 

一方で北口の駅前は南口は正反対。広すぎて歩くのに時間がかかりそうな広場があり、その先にはホテルをはじめとした高いビルが連なります。また、写真には映っていないゾーンですが、右手側にはバスターミナルをはじめとしたタクシーや送迎車がやってくるロータリーが設けられています。

 

買物公園とその周辺で街歩き

旭川駅周辺での街歩きを楽しむ際に中心となるのがこちらの旭川平和通買物公園です。旭川駅前からまっすぐに伸びている歩行者天国となっているこの通りは約1キロほど続いており、通りの左右にはお店が連なっています。

駅に近い方が知っている店いわゆるチェーン店が多く、買物公園を歩いている人も多々見受けられます。一方で奥へ奥へと進むにつれて人通りも少なくなり、お店も空き店舗なんかが多くなっていました。

 

旭川駅のそばにはホテルが目立つ存在です。ぱっと周辺を見るだけでも全国展開しているビジネスホテルチェーンがいくつも目に入ります。札幌に近いとはいえ、人口No.2の都市であることや道東、道北、さらには美瑛富良野への観光拠点でもあるため宿泊需要はかなり高いようです。

実際に2020年に訪れた際にはまだ存在しなかったホテルなんてのもありました。人口減少が話題になる北海道ですが、札幌をはじめとする道内の中心都市が北海道の人口を集めているようですね。

 

買物公園をある程度進んで振り返ると、まっすぐに広がる通りとその両側に連なるビルやお店の看板、そして一番奥にはガラス張りの旭川駅と、さすが道内2番目の大都市と言えるような風景を見ることができます。

実際に駅に近いエリアは人通りも途切れなく、かなりの賑わいを見せているようでした。

 

買物公園をまっすぐ進むこと十数分、買物公園をいったん離れて少しだけ右側へと入りやってきたのは「旭川5・7小路ふらりーと」です。戦前より市場として利用されていた場所ですが、時代と共に形を変えて現在では18店舗が並ぶ昭和の雰囲気を残した小路となっています。

18店舗といってもジャンルは居酒屋だけにとどまらず、立ち食いそば屋さんに市場時代の面影を感じる八百屋さんなどバラエティ豊かな小路となっています。買物公園すぐそばなので、少しだけそれて立ち寄るのもいいと思います。

 

こちらも買物公園から少し離れ1つ横に道にやってきました。買物公園が歩行者用のメイン通りだとすると、こちらは自動車のメイン通りと言える通りとなっています。

こちらの通り沿いには相変わらずホテルも多く、道内No.2の都市らしく大手銀行や証券会社の支店が立ち並んでいます。そして写真左側は旭川ではぜひ一度泊っておきたい星野リゾートのOMO7旭川、右側は現在絶賛工事中の旭川市役所です。こちらの通りは旭川の持つ都市らしさの一面を見ることができました。

 

買物公園を終点まで歩きつくし、その先斜めの道を進んでやってきたのはこちらのまあるい交差点。一見すると、教習所で習って以来実物を見たことなかった環状交差点か!?と思いますが…

がっつりそれぞれの道に対して信号が付いているスタイルのロータリー交差点と呼ばれる方でした。これがとにかく怖い。歩行者として目の前にある歩行者用信号に従うのはいいのですが、あらぬ方向から車がやってくるので歩行者信号が青だからといって油断してはいけません。要注意の交差点、見ておく価値はあるかと思います。

 

旭川の自然を感じる石狩川

少し危険を感じるロータリー交差点を超えてやってきたのは石狩川と牛朱別川が合流する地点です。こちらに掛かる旭橋は昭和初期にかけられた非常に歴史のある橋となっています。

そんな旭橋の手前の河川敷には雪の塊が置かれているのが分かります。4月上旬、既に旭川の街中には特に雪は見当たらなくなっていますが、恐らく雪捨て場だったであろう河川敷にはまだまだ雪の名残を感じることができます。

 

旭川の街を流れる石狩川大雪山系を源流にしており、旭川のある上川盆地を通り過ぎた後は石狩平野を通って最終的に石狩湾へと注ぐ、日本でも3番目の長さを誇る川です。

上流には層雲峡、上川盆地の終わりには神居古潭など景勝地も多く存在する風光明媚な川となっています。

 

石狩川や旭橋のすぐそばに大正時代に開園し100年の歴史を誇る常磐公園があります。園内は非常に広く、鳥がわんさかいる池があったりと市民の憩いの場として賑わっている様子でした。

園内には旭川駅の南側に本殿が位置している上川神社頓宮も設けられています。

 

常盤公園内で見ておきたいのがこちらの小高い丘の上に立っている建物。こちらは1950年に建てられた旧旭川市天文台です。北海道としては初めて設置された天文台ですが、現在はその機能は移転され、ただ建物が残るのみとなっています。

 

旭川グルメを楽しむ

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さて最後に旭川の名物グルメを楽しんでおきましょう。やってきたのは旭川駅から徒歩6分ほどの場所にある旭川らぅめん青葉本店さん。

元祖旭川ラーメンと呼ばれるお店で、戦後すぐにオープンした歴史の深いラーメン屋さんとなっています。かなりの人気店でお店の横には専用の待合室まで用意されていました。


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こちらが注文した醤油ラーメン。その人気っぷりに違わない美味しさで、この一杯で旭川の醤油ラーメンとはなんたるかを感じられるらーめんでした。

店内もこぢんまりとした雰囲気ではありますが非常にアットホームで、ラーメンの味だけではない人気の秘訣を垣間見た気がします。旭川には他にも有名で人気のあるらーめん店がありますが、こちらは一度訪れる価値があるお店でした。

 

ということで以上、旭川旅行記でした。

どこをメインに観光するわけでもなく、買物公園や石狩川常磐公園旭川の街歩きを楽しむことができました。旭山動物園などの目玉観光地に行くのもいいですが、観光のスキマ時間などに旭川駅周辺をぶらぶら歩いてみると面白い発見があるかもしれませんね。

2020年に訪れた際も駅周辺をぶらぶらして終えてるので、今度再訪した際はバスにでも乗って目玉観光地を巡ってみたいと思います。

 

この記事は2023年4月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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