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【道東旅行記】旭川と網走を巡る1泊2日のお手軽旅行 道東まち歩き旅まとめ

こんにちは。

今回は北海道の旭川と網走を巡った道東まち歩き旅のまとめ旅行記をお届けします。

全国旅行支援を利用して安く北海道に行けないかと画策している中、旭川と網走なら往復航空券と宿泊で2万円を切る価格で向かうことができると発見。旭川は1度訪れたことがありますが、網走はまだ未到達だったためこの旅行で即決しました。

1泊2日で昼到着の翌日昼過ぎには出発と滞在時間は短めですが、旭川も網走もグルメを抑えつつまち歩きをして観光も楽しむことができました。

春の陽気の道東を1泊2日でさらっと楽しんできた旅の様子をまとめて紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

旅の行程

1日目

羽田空港からJALを利用して旭川空港へ向かいます。旭川空港からはバスで旭川駅へ向かい、歩いて旭川を観光。夕方に石北本線を進む特急大雪にて一気に道東の網走を目指し、網走に宿泊します。

2日目

2日目は朝から網走観光。天都山の流氷館を見学したのち、道の駅で網走の名物グルメを楽しみます。昼過ぎにはバスで女満別空港へと向かい、女満別空港から羽田へと帰ります。

 

1日目)北海道のまん中・旭川空港

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今回の旅は羽田空港からのスタートです。北海道へは基本的に飛行機での移動、道内No.2の都市旭川へと直行便で向かいます。出発は10時50分と遅めの便ですが、767の中型機そして空いていたので快適なフライトを楽しめました。

青天で空からの眺めを期待できそうな羽田空港から一気に旭川空港を目指します。

 

羽田空港での期待通り、離陸直後から天候が良く北関東から東北、北海道まで地上の景色を楽しみながらのフライトになりました。4月になったばかりということもあって、東北や北海道の山々には雪が残っているのが見えます。機長からのアナウンスも機窓から見える景色を案内してくれるなど、春の穏やかなフライトで旭川へと到着しました。

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旭川空港に到着後、まずは空港見学をします。ターミナルビル内も旭川の名物を食べられたり、デッキがあったりと見どころはありますが、空港に隣接する公園からの飛行機の眺めも旭川空港ならではの景色かと思います。

空港を見学したのちはバスで旭川駅をはじめとする旭川の市街地へと向かっていきます。空港バスは大混雑で旅行需要の戻りを感じさせられました。

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1日目)旭川のまち歩きと名物グルメ

バスに乗車して旭川駅へとやってまいりました。網走へと向かう特急の時間までは旭川観光をしていきます。旭川といえば旭山動物園神居古潭などの有名観光地がありますが、時間が足りないので旭川駅周辺をぶらぶら歩いて観光していきます。

まずは旭川駅から北に向かって1キロほど伸びている歩行者道路である旭川平和通買物公園を散策していきます。

 

平和通買物公園を終点まで歩き、もう少しだけ歩いていくと石狩川と牛朱別川の合流地点あたりに旭橋という橋がかかっています。

こちらの旭橋は昭和初期の1932年に架けられたかなり歴史のある橋で、たくさんの川が流れる旭川の街の中でもシンボル的な橋となっています。

 

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旭川のグルメといえばラーメン。函館の塩、札幌の味噌ときたら旭川は醤油。旭川を代表するラーメン店であるらぅめん青葉さんで醤油ラーメンをいただきます。戦後からあるお店だそうでラーメン店の多い旭川の中でもかなりの人気を誇るお店として有名だそうです。

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1日目)特急大雪で石北本線を行く

高架駅でガラス張りという駅としてはとても見栄えがいい旭川駅へと戻ってきました。網走までは特急で4時間近くかかるため、旭川駅の目の前にあるイオンやセイコーマートで夕食の買い出しを済ませておきます。

駅構内は時間を潰せる椅子などが多く設けられているので、少し早めに駅についてしまっても疲れることはありません。また旭川駅始発の特急列車は発車時間よりかなり早めに入線し車内に入れることがほとんどです。

 

旭川駅の改札を抜けてホームへとやってきました。既に停車中のこちらが今回網走まで乗車する特急大雪です。2023年の3月より車両が変わりこれまでは札幌と釧路を結んでいたキハ283系の3両編成での運行となっています。

座席のあたりは特に変化はないようですが、車体には石北本線沿いの街を象徴するようなラッピングが入っています。こちらの車両は大空町の芝桜が描かれています。

 

乗車時間は3時間40分とかなりの長丁場。網走着の時間も遅くなってしまうので車内で夕食にしました。北海道には豪華で味も保証された駅弁がたくさんありますが、お値段が張ってしまうのが悩み。しかし北海道には美味しいコンビニ飯があるんですよね。

ということで夕食は北海道のコンビニチェーンセイコーマートで購入したものを頂きます。値段も抑えつつ、北海道でしか楽しめないセイコーマートの味を堪能することができました。

 

旭川出発時にはまだ日が沈む前でしたが、石北本線を進むうちに完全な夜になりました。途中の遠軽や北見くらいまではある程度のお客さんが乗車していましたが、終点の網走に到着することにはほとんどいなくなり、網走駅で下車したのは数えられる程度になっていました。

4月になったばかりでやはり日が沈むと寒い北海道。暗く人通りも少ないので網走駅の見学もそこそこにホテルへと向かいます。

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宿泊したのは網走にもあるドーミーイン。規模は小さめですが、ドーミーインならではの展望大浴場に夜鳴きそば、そして海の幸を楽しめる朝食もありました。久しぶりのドーミーインでの宿泊となりましたが、さすがの満足感を得ることができました。

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2日目)天都山で流氷を体験

2日目は女満別空港に向かうまで網走観光を楽しみます。網走にほど近い天都山周辺には網走監獄や北方民族博物館、オホーツク流氷館といった観光施設が点在しています。せっかく網走に来たのでそのすべてを周りたいところですが、時間が許さず、選んだのはオホーツク流氷館。

流氷館の名の通りオホーツク海にやってくる流氷について時期を問わずに学ぶことができます。実際に流氷に触れられる寒ーい部屋もあるのでぜひ訪れておきたいポイントです。

 

オホーツク流氷館は網走の街やオホーツク海、天気が良ければその先にある知床半島までも見渡すことができます。オホーツク流氷館は天都山の山頂付近にあるため、流氷館だけではなく、天都山から周辺の景色を眺めることができ一石二鳥の観光施設となっています。更に絶品の流氷ソフトも味わえるので非常におすすめです。

2日目)網走の名物グルメと街歩き

天都山を後にして網走の中心部へとやってきました。網走の街の中でも観光の拠点となるのがこちらの道の駅流氷街道網走。道の駅の中にはレストランやお土産屋、観光案内所などの施設が入っています。

写真左側に止まっている船が網走の冬の名物である流氷を見に行くことができる流氷砕氷船のおーろら号。この道の駅から乗船することになります。1~3月にかけて運行されているため、訪問時の4月は既に休んでいる状態でした。

 

道の駅流氷街道網走の2階にあるレストランキネマ館にて網走名物の昼食を頂きます。少し見にくいですがメインとなるのは網走ザンギ丼。ザンギというと北海道釧路の名物で鶏のから揚げをイメージしますが、網走ザンギは鶏ではなく鮭のから揚げなんです。そしてセットでいただくドリンクは流氷ドラフトという網走のご当地ビールです。オホーツク海をイメージした淡いブルーのビールで、仕込水には流氷も用いられています。

 

道の駅流氷街道網走を後にして、網走のまちなかをぶらぶらと歩きながらバスターミナルへと向かいます。イメージにはありませんでしたが、網走にもアーケードのある商店街がありました。人通りは少なかったですが、お店はちらほらとやっていたり、最近流行りのコアワーキングスペースがあったりと新しい取り組みも行われているようです。

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2日目)女満別空港から羽田へ

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網走バスターミナルから空港連絡バスに乗車して35分ほどで女満別空港へと到着しました。高速道路は一切走りませんが、直線が多い北海道の道路ならではのスピード感で走っていきます。

女満別空港大空町に位置しており、網走や北見などへの空の拠点となっており両都市へとアクセスバスが出ています。ターミナルビルもそこそこの大きさで、館内にはレストランにお土産屋と出発前を十分に過ごせる設備が整っています。

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女満別空港からは羽田便のほかに札幌の新千歳と丘珠の2空港にそれぞれ便が出ています。羽田便はそこまで便数が多いわけではないですが、新千歳にも飛んでいるので乗り継ぎ需要も拾いつつ、陸路では時間がかかりすぎる札幌との間の需要もまかなっている空港となっています。

見ている限りでは札幌便もかなり多くのお客さんを乗せているようで、さすがは最速の移動手段といった様子でした。

 

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帰りのフライトはほとんど雲の上。道東からのフライトは初めてなので、雄大な北海道の景色を見ながら北海道を離れていくのを期待していたのですが、残念ながら叶わずでした。着陸ルートも時間的には羽田新ルートを期待していましたが、そちらもかなわず。飛行機から見える景色はルートはもちろん、天候によって全く変わってくるということを実感させられたフライトになりました。

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ということで以上、道東旅のまとめ旅行記でした。

1泊2日で滞在時間が1日程度と時間がある旅ではありませんでしたが、旭川も網走も最低限のポイントを押さえた観光が出来た旅になったかと思います。北海道に旅をするというとその広さから数日間をかけて周遊するというのが基本線になっている現状。1泊2日で特定の街をじっくり観光するという旅の形もありなのかなと思います。

といっても旭川も網走も十分に巡れたわけではないので、まだまだ再訪は必須ですね。

 

この記事は2023年の4月上旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。