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【北海道旅行記】歩いていける釧路観光 特急で巡る道東旅③

こんにちは。

 

今回は北海道の釧路の旅行記をお届けします。

特急列車で巡る道東旅は2日目。宿泊していた釧路を観光していきます。

しかし2日目のメインは日本最東端の納沙布岬。そして夜には帯広まで戻ります。したがって釧路で観光ができる時間はごくわずかになっています。

定番の釧路湿原には行く時間がなく、今回は釧路駅から歩いていける範囲で観光を楽しんでいきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

曇天模様の幣舞橋

宿泊していたラビスタ釧路川をチェックアウトし、釧路観光を進めていきます。

まずはラビスタ釧路川の真横にある観光地幣舞橋を観光します。そんな幣舞橋の手前には「Cool KUSHIRO」のモニュメントがあります。

夏も涼しく、そしてかっこいい釧路の街を象徴させたモニュメントです。夜にはライトアップもあるそうです。BeKOBEと同じようなものですね。

 

では幣舞橋を渡って対岸へと向かいます。幣舞橋は釧路川に架けられた橋で、北海道三名橋に数えられています。

特別に歴史が深いとかそういうわけでもありません。なんの変哲もない普通の橋に見える幣舞橋が観光地になっているのには理由があります。

 

訪れたのは6月の朝。正直普通の橋でしかありませんでした。

しかし、特定のタイミングで訪れると、幻想的な観光スポットになるんです。その特定のタイミングとは、2つ。夕暮れ時と夏の霧です。

まず夕暮れ時には、この幣舞橋の向こうの太平洋に日が沈んでいきます。幣舞橋越しに見る夕日は世界三大夕日にも数えられています。

もう一つの霧。この釧路は霧がよく発生する街です。そんな霧の中にライトアップされた幣舞橋が幻想的に浮かび上がる。これも絶景なようです。

 

幣舞橋を渡った先には幣舞橋を見下ろすことができる幣舞公園があります。

ちょっと登っていく形になるので覚悟しないとですね。結局登りませんでした。

 

幣舞橋のすぐ近くには釧路の複合商業施設フィッシャーマンズワーフMOOがあります。

釧路ならではの海の幸を扱った市場やレストラン、さらには行政施設も入居している複合施設になっています。

建物はかなり立派で最上階の5階にはアリーナがあり、平時はスポーツなどに、災害時は避難施設として利用されるそうです。

 

ちなみに時間が早くてフィッシャーマンズワーフMOOはまだ営業が始まっておらず中にははいることができませんでした。

そんなフィッシャーマンズワーフMOOの奥には釧路港旅客ターミナルが位置しています。

普段ならスルーしてしまう場所ですが、なんとこの日クルーズ船が入港していたので近くまで見に行ってみることに。

 

まさかの遭遇にっぽん丸

にっぽん丸に近づいてきました。さすがに厳重に仕切られているのでギリギリまで近づくことはできません。

ただこの距離でもかなりの大きさを感じます。横浜港の大さん橋では時々見るにっぽん丸ですが、地上から見れることはないので新鮮な景色に感じました。

 

ここ釧路港は頻繁にクルーズ客船がやってくるわけではないので、立派な旅客ターミナル施設などはありません。仮設のテントがいくつか設けられ、にっぽん丸には直接降り口がつけられている状態でした。

グルーズのお客さんはここからタクシーに乗車して釧路観光を楽しんでいる様子でした。調べてみると初夏の北海道ツアーということで、新潟から釧路と白老を巡るクルーズで寄港しているようでした。

 

にっぽん丸を至近距離から見学出来たところで、そろそろ列車の時間。釧路駅へと向かいます。

釧路港周辺にはホテルがかなり充実しており、右手にはクラウンプラザホテル、左にはプリンスホテルと、シティホテルレベルのホテルが集結していました。やはり道東の中心都市ということもあって全国チェーンの高価格帯も進出しています。

 

こちらは釧路港のすぐそばにあった釧路市観光国際交流センター。

開いているのか閉まっているのかよくわからない施設で、かなり大きいにも関わらず有効活用されていない感じがしました。

もしかしたら海外からのクルーズ船が来ていた頃にはうまく活用できていたのかもしれないですね。

 

昔の名残を感じる釧路駅

釧路駅に戻る途中、釧路の台所和商市場を発見、ちょっと立ち寄ってみることに。

ここは自分でネタを選んで海鮮丼を作ることが出来る勝手丼が有名ですが、さすがに先ほど朝食を食べたばかりなのでどうすることもできず。

昼食用に寿司とこちらも釧路名物ザンギをテイクアウトして和商市場を後にします。

 

前日大雨のためにすぐに離れてしまった釧路駅へと戻ってまいりました。

釧路駅はかなり立派な駅舎がありますが、大半が一般のお客さんが入れないゾーン。商業施設等があるわけではないんですよね。

ただ、駅舎は一昔前の香りを感じるような外観になっています。最近は駅ビルやらなんやらで現代的な駅舎が増えていく中、近年では少なくなってきている駅舎ですよね。

 

釧路駅の改札へとやってきました。

ここからは列車に乗って日本最東端の街根室を目指します。次回は花咲線根室までの乗車記をお届けします。

 

 

ということで今回はここまで。

釧路駅周辺の歩いていける範囲の観光になりました。

幣舞橋やフィッシャーマンズワーフ、和商市場と歩いていける観光スポットもそこそこあるなという印象です。

もちろんしっかりと時間を取って釧路湿原やらに行く方が満足度は高くなるはずです。けれど思っていたよりも釧路の街歩きもよかったですね。せっかくなら霧、もしくは夕日の幣舞橋を見たかったけどなぁ。

 

次回は日本最東端の根室を目指します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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