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【宿泊記】だんだんの湯御宿野乃松江 宍道湖を望む温泉と山陰の味わい

こんにちは。

今回は島根県松江の宿泊記をお届けします。

宿泊したのは2022年4月にオープンしたばかりの御宿野乃松江。当ブログではおなじみのホテルドーミーインの和風版のブランドです。

野乃の売りである和風な雰囲気の施設や部屋はもちろん、野乃松江では宍道湖を望むことが出来る大浴場や山陰のグルメを楽しめる朝食もまた魅力的です。

料金は1名朝食付きで11,000円ほど。旅行需要も回復してきた2022年9月の宿泊ともあり値上がりしてきた印象です。

いつものようにじっくりと紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

松江の中心部に近い立地

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御宿野乃松江の立地は、茶町商店街や島根県庁などの松江の中心部にほど近くなっています。JR松江駅は徒歩12分程度とそこそこ離れています。バスで来ることもできますが、ホテル周辺の道は狭くバス停も少しだけ離れた大橋北詰バス停が最寄になります。

外観は他の野乃と同じように明らかに和風ホテルの見た目、高層建築が少ないエリアになるのでかなり目立つ存在です。


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エントランスはかなり立派で、敷地内に入ってから建物へと入るまで少し距離があります。この入り口を見ると高級旅館に来ているような気分になります。


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野乃は館内畳敷きになっており、1階で靴を脱いで上がることになります。

外出時に靴を履くのが手間かもしれませんが、ゆったりとした時間を過ごすことが出来るのでこのスタイル気に入っています。

 

1人ではもったいない広さのダブルルーム

今回利用した部屋はダブルルームで18㎡ほど。かなり広々とした部屋になっています。

部屋の構造はいつもの野乃スタイル。部屋に入ると洗面台や水回りがあり、扉を挟んでベッドルームになっています。

 

部屋に入ると姿見があり、その横にはクローゼット。

野乃の館内着が掛けられています。館内着で大浴場や朝食会場へ行くことができます。

 

クローゼットの横には洗面台。広々としており使いやすい印象です。

またオープンしてからそこまで時間が経っていないこともあり綺麗に維持されています。

 

洗面台の下には電気ケトルカップ、そしてアメニティが入っていたと思しき引き出しがあります。アメニティは1階で必要なものを持っていく形式に改められています。

 

洗面台の下には冷蔵庫もあります。ある程度の広さがあります。

そしてミネラルウォーター1本と、島根のご当地ドリンクがサービスとして入っていました。

 

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サービスのご当地ドリンクは島根県のゆずっこというジュース。益田市の特産品であるゆずとはちみつを使ったジュースです。さっぱりとした味わいで、甘みと酸味のバランスが絶妙。

ウェルカムドリンクとして部屋到着後に飲むのもいいですが、おすすめは風呂上がり。風呂上がりにピッタリすぎる味わいでした。前は季節のフルーツを提供していましたが、こうやってご当地のものを知れる機会になりとても良いサービスですよね。

 

洗面台の向かい側には水回りが集約されています。トイレとシャワーブースがあります。大浴場があるのでバスタブなしのシャワーブースで十分です。

 

扉を開けてベッドルームへと入っていきます。

通常のビジネスホテルだとベッドが大部分を占めており、座る場所はベッドの上になってしまいがちです。しかし18㎡という広さからゆっくりできるような椅子とテーブルが用意されていました。

 

そんなテーブルの上には箱に入ったテレビとエアコンのリモコンがあります。

雰囲気に合わせるようになっているのもポイント高めです。

 

ベッドの正面にはデスクとテレビがあります。デスクはパソコンも広げられるサイズにはなっています。

テレビは大浴場やレストランの混雑状況が分かる仕様になっており便利です。テレビの下にはタオル類がかごに入れられて大浴場へ持っていけるようになっています。

 

テレビの横には加湿器とタオル掛けがあります。

温泉を売りにしているホテルなので、何度も入浴するはず。タオルを干しておくところに迷うことはないですね。

 

部屋からの眺めです。5階の部屋で北向きです。観光スポットなど目立つものが見えるわけではありませんが、周辺に高い建物が少ないこともあって遠くまで見渡すことができました。

高層階かつ部屋の向きによっては宍道湖松江城などが見えるかもしれません。

 

宍道湖を望む大浴場と充実設備

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大浴場は最上階の11階に位置しています。

浴室内は広く、洗い場もしっかりと数が確保されています。内風呂も露天風呂も宍道湖を望むことが出来る位置にあり、ゆったりとくつろぐことができました。

夜もいいですが、日が昇っている明るい時間帯や、宍道湖方向に沈んでいく夕日の時間帯も魅力的だと思います。


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もちろん湯上りサービスも安定。夜の時間帯はアイス、朝の時間帯は乳酸菌飲料が用意されています。


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そのアイスの種類なんですが、久しぶりの共立系列での宿泊ということで変わっていて驚きました。

HERSHEY‘Sのチョコバーとモナカは前からありましたが、バニラバーとフルーツバーの代わりにカルピスバーと炭酸ジュースバーになっていました。松江だけ!?と思いましたが、この後に宿泊した野乃松本でも全く同じ種類だったので、変わったということでしょう。

 

アイスと乳酸菌飲料の冷蔵庫の横には漫画が数多く用意されています。
湯上り処として椅子やテーブルがある以外にマッサージチェアも数台設置してあります。

 

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湯上りは瓶牛乳派の人も、サウナー御用達のドリンクオロポ派の人もしっかり満足できるような自販機も設置されていますのでご安心ください。

夜鳴きそばの提供もあったんですが、爆睡していて完全に逃してしまいました…

 

山陰を味わい尽くす朝食

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お待ちかねの朝食の時間です。いつものようにメニューの一部が書かれている朝食ボードをまずはチェック。どんなメニューが待っているのかテンションが上がります。

 

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まずは全体。こんな感じで持ってきました。

食事処自体も広々としており、メニュー数も座席数も多くゆったりと食事を楽しむことができます。

いつもの小鉢、定番の朝食メニューから山陰松江ならではのものまで揃っています。


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それでは細かく野乃松江ならではのメニューを紹介します。

一番手前にはしじみ汁。宍道湖の名産ですね。その後ろには海鮮丼と天ぷら。朝から贅沢の極みです。


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そして出雲ならではの割子そば。好きな具材をそばに載せることができます。こちらは山菜そばにしてみました。

その奥にあるジュースは島根ワイナリーのぶどうジュース。これがかなりの絶品で買って帰りたくなるレベルでした。

写真にはありませんが、他にもドーミーイン出雲に宿泊した際に大絶賛した赤てんももちろんありました。美味しすぎました。

 

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〆にデザートです。出雲のぜんざいがありました。そのほかにはいつものわらび餅やケーキ、フルーツにヨーグルトでした。

デザートにもご当地ならではのものがあると少し嬉しい気分になります。

 

 

ということで以上宿泊記でした。

さすがの野乃、文句なしの快適さとサービスでした。

他の野乃と比較してやはり大浴場からの景色が上位に入ってくるのではないかと思います。同じ松江には松江しんじ湖温泉、少し離れると玉造温泉と温泉地がすぐ近くにある松江ですが、気軽に温泉を楽しむのであれば野乃がおすすめです。

ちなみにJR松江駅程近くにはドーミーインもありますよ。

 

この記事は2022年9月上旬の情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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