こんにちは。
今回は長野県は松本の宿泊記をお届けします。
宿泊したのは毎度おなじみドーミーインの和風版御宿野乃松本。天然温泉の大浴場に夜鳴きそば、そして地元の名物グルメを楽しめる朝食と、絶対に外さないホテル。しかも2022年の4月にオープンしたばかりの新しいホテルです。
松本駅から徒歩5分ほどの距離にありながら、最上階にある大浴場ではアルプスの山々を望みながら温泉を楽しめる最高の宿になっています。ゆったりステイすることを目的として滞在時間を長めにとって宿泊してきました。
いつも通りの満足度の高いサービスや部屋などじっくり紹介していきます。
以下目次です。
それではスタート!!
松本駅にほど近いアクセス
松本駅の松本城がある東側の出口、お城口から南へと歩くこと約5分、見えてきたのが今回宿泊する御宿野乃松本です。お城口の目の前の道をまっすぐ進むだけなので、道に迷う心配もなくすぐにたどり着くことができます。
駅からホテルまで歩く間にバスターミナルにくっついた商業施設があるほか、飲食店もあるので利便性は非常に高くなっています。さすが駅近のホテルです。
和風ホテルとあって入口から和を感じるような作りになっています。
ビジネスホテルと聞くと違和感を感じるような、まさに温泉旅館の入口です。
1階はフロントもとい帳場になってます。館内は畳敷きになっているので入口で靴を脱いで上がるようになっています。この靴箱で混雑具合を伺えるのもいいですよね。靴下や裸足のまま歩くのが嫌だという場合も館内で履くことのできる使い捨てスリッパをもらうことができます。
ちょうど旅行支援が始まっている時期だけあってチェックインは混雑。待ち時間が発生していました。
アサインされた部屋のある5階フロアのエレベーターホールです。畳敷きで清潔感があります。エレベーターは2基、かなり混雑しているようでしたがそこまで長い時間待っていることはありませんでした。
和風ツインルームの紹介
今回は友人との2人旅だったのでツインルームを利用しました。広さは20㎡ほどです。
和風ドーミーインということで、従来のドーミーインと同じように水回りとベッドルームの間には扉があって仕切られています。
部屋の入口すぐのところにはクローゼットです。館内どこでも着て過ごすことが出来る館内着が掛けられています。しっかり野乃のロゴが入ったオリジナルスタイルです。
その奥には洗面台。ドーミーイン系列はユニットバスではなくシャワーブースと洗面台が分かれている独立スタイルになっています。
クローゼットと洗面台の反対側にはトイレとシャワーブースがあります。どちらもつながって存在しています。いつも大浴場に入るのでこちらのシャワーブースを使ったことはないのですが、実際使い心地はどうなんですかね。今度検証してみるべきですね。
洗面台の下には冷蔵庫があります。最近の野乃ではウェルカムご当地ドリンクがサービスとして用意されているようです。ここ松本はりんごジュースでした。長野もりんごの名産地なので、しっかりご当地を味わうことができます。ミネラルウォーターも入っていました。
冷蔵庫の横には電気ケトルやカップなどが入っていました。ちなみにアメニティは1階のアメニティバーから必要なものを持っていくスタイルに改められています。
こちらはベッドルーム。畳敷きで低めのベッドが2台用意されています。セミダブルサイズとまではいきませんが、1人でもかなり広々と使えるベッドサイズになっています。
ベッドの間には電源とUSB電源がそれぞれ2つずつ用意されていました。写真奥左側には空気清浄機と温泉で使用したタオルをかけておく場所があります。
ベッドの横にはテーブルとチェアが用意されています。和風を意識したものになっていました。テーブルの上にはテレビのリモコンとエアコンのリモコンが木製の枠に入れられていました。
こちらはデスク、その上にテレビが置かれています。テレビは館内案内や混雑状況が見られる仕様。画面も大きく金曜ロードショーを迫力満点で見ることができました。
テレビの下には大浴場へ持っていけるようにタオルがセットになっているかごが用意されています。
最後に5階の部屋からの眺めです。大浴場のある最上階からの眺めに比べると低い目線になりますが、篠ノ井線の線路はかなり近くに感じます。いわゆるトレインビューの部屋でした。松本駅の手前の部分で特急あずさや特急しなのも走る場所になるので、普段見慣れないような列車が通るのも面白かったです。
景色抜群の大浴場と安定のサービス
最上階の10階には大浴場があります。あづみの湯という名前が付いており、看板にはこのあたりの名物であるりんごも描かれています。
こちらは最上階の湯上り処です。風呂上がりに欠かせない瓶牛乳はもちろん、サウナドリンクであるオロポを作れるようにオロナミンCとポカリスエットも売られている自販機がありました。
湯上り処の窓からは最上階からの眺望を楽しむことができます。大浴場内は撮影することができませんが、湯上り処からの眺めとほぼ同じような景色を見ながら温泉に浸かることができます。
見どころとしては奥に見える北アルプスの山、そして盆地に広がる松本の町並み、さらには目の前に篠ノ井線の車両基地が見えています。新宿と松本を結ぶ特急あずさの車両も多く停められています。
こちらは湯上り処にあるアイスキャンディー。夜の時間帯にサービスとして提供されています。チョコバーからモナカ、カルピスアイスまで大きく4種類のラインナップです。部屋に持って帰って食べるもよし、湯上り処で景色を楽しみながら食べるも良しです。
湯上り処には漫画コーナーもあります。種類も多く、有名どころの作品は揃っていたと思います。気になるアニメの原作を先取りして読んでしまうかどうかいつも悩みますが、結局だらだらしてしまい漫画を読んでいる時間は無くなるんですよね。
夜の時間帯は1階のレストランにて夜鳴きそばの時間です。
この時間のラーメンは罪の味がしますが、まろやかな醤油味でちょうどいいんですよね。そしてトッピングの海苔がうまい。この時間でも許せるラーメンになっているのですが、ご当地の名物をトッピングするのも夜鳴きそばの楽しみ。松本の名物を載せてみることにしました。
はい。松本名物山賊焼き載せの夜鳴きそばです。
山賊焼きがあまりにもでかすぎてなんなのか全く分かりませんね。山賊焼きはこの時間にはヘビーな揚げ物なので、この時間帯に全く優しくない魔のラーメンが爆誕してしまいました。でもこの組み合わせうまくないわけがない。ちゃんと完食させていただきました。
信州名物盛りだくさんの朝食
さてさてお待ちかねの朝食のお時間。野乃松本も地元のグルメが満載の朝食を楽しむことができます。会場は1階のレストラン。入り口には定番の野乃松本ならではのメニューを紹介する朝食ボードが用意されています。カラフルで食欲がそそられます。
こちらが取ってきた朝食になります。お皿からはみ出すレベルの品揃え!定番朝食からご当地グルメ、ドリンクもご当地ものが揃っています。
まずドリンクには信州りんごジュースとながの牛乳。小鉢にも信州なめ茸おろしがあります。
ご当地ものとしては信州そば、七味はもちろん長野の八幡屋磯五郎のものでした。そしてそんなそばに関連してそば団子。その横には見切れていますが、信州アルプス牛鍋もあります。
写真には載っていませんが、他に野沢菜漬け、わさびふりかけといったご飯のお供勢もご当地色を出していました。
こちらはメインとなる信州サーモンちらしです。海のない長野県にサーモン?となりますが、信州サーモンは養殖されたものでマスとトラウトの混合種だそうです。海のサーモンと遜色ない味や脂乗りを感じられました。野乃松本の朝食では最も押されているメニューではないかと思います。
最後はデザート。フルーツからカットケーキ、わらびもちと種類も充実しています。そしてご当地デザートとして八ヶ岳のヨーグルトが用意されていました。ヨーグルトはその製品の性質上ご当地モノが多いデザートになっていますが、そんな地元のヨーグルトが食べられるのは嬉しいですよね。
ということで以上野乃松本の宿泊記でした。
さすがのクオリティとしか言いようがないですね。松本の街とアルプスを見ながらの温泉も湯上りサービスもすべてが充実していました。
最近はテレビ等でドーミーイン系列が紹介されるようになり、また旅行支援が始まったことから宿泊した日もかなりの混雑を見せていました。しかし部屋のテレビで温泉やレストランの混雑状況を把握できるので、大混雑に見舞われることはほとんどありませんでした。素晴らしいシステムですね。
今後もドーミーイン系列はしっかり追いかけて泊まっていきたいと思います。
この記事は2022年10月下旬の情報です。
最後までお読みいただきありがとうございました。