がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【青森旅行記】大鰐温泉の駅近日帰り温泉と弘南鉄道 青森歴史と文化の旅①

こんにちは。

 

今回から数回にかけて2022年5月に訪れた青森の旅行記をお届けします。

最初に訪れたのは青森県弘前のちょっと下、秋田県との県境近くにある大鰐町

JR奥羽本線の駅があり、駅のすぐ近くに温泉街が広がっています。

実は様々な所に温泉地がある青森県の中でも、今回は大鰐温泉を紹介したいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

アクセスのよい大鰐温泉

f:id:gawa67tabimaru:20221018144940j:image
こちらは今回紹介する大鰐の中心駅となるJR奥羽本線大鰐温泉駅です。

青森駅新青森駅から普通列車で1時間程度、青森と秋田を結ぶ特急つがるの停車駅にもなっており、特急を利用すれば秋田からでも2時間程度で訪れることができます。

駅名が掲げられている看板、よく見ると「鰐」の漢字の右上、口の中にワニの目が描かれていますね。遊び心でしょうか。

 

こちらの大鰐温泉駅はすぐ隣に弘南鉄道大鰐線大鰐駅があります。

弘南鉄道は後ほど紹介しますが、大鰐と弘前を結んでおり、車窓からは沿線の名物であるりんご畑や津軽富士とも呼ばれる岩木山を楽しむことが出来るローカル線になっています。

 

大鰐温泉駅の駅前です。町の中心となる温泉街は少しだけ歩いた平川という川沿いに広がっており、駅前はかなり廃れている印象を受けます。

ただJRが到着するとかなりの人が下車しており、それぞれの旅館等目的地に向かって人が散っていきました。また星野リゾートの界津軽の最寄り駅にもなっており、送迎車が2台ほど駅前に止まっていました。

 

温泉駅ともあって、駅前には気軽に大鰐温泉を楽しむことが出来る足湯が設置されています。本数が少ない列車の待ち時間などにちょうど良さそうですね。

後ろにちらっと見えている謎のキャラは大鰐町のキャラクターである「あじゃりん」。大鰐にちなんでワニがモデルのキャラクターのようです。かなりの大きさで存在感がありました。

 

大鰐温泉駅近くの日帰り温泉

駅前の足湯で大鰐温泉を楽しむのもいいですが、せっかくならゆったり全身浸かりたいですよね。大鰐温泉駅から徒歩3分ほどの位置にある「大鰐町地域交流センター鰐come」では気軽に日帰り温泉を楽しむことができます。

施設内には温泉だけではなく、レストランやお土産屋もありさながら道の駅のようになっています。

 

浴室内部を撮影することはできませんので、こちらでちょっと解説。

2種類の浴室があり、男女日替わりになっています。どちらも露天風呂やサウナが備えられており、設備としてはかなり良かったです。

露天風呂は囲いはされており、周辺の景色を楽しむことはできませんが、空が広くみえるのは山間の温泉ならではですね。

また、料金は大人500円とかなりお得なことも魅力的です。タオルをレンタルしても1000円を超えることがないので、かなりおすすめです。

 

湯上りは館内の売店で販売されているジェラートで休憩。

青森ということで、りんご味を選択しました。もう1つは黒ゴマです。

こちらの売店の他にも大鰐の名物である大鰐もやしを使用した食事も楽しめるレストランもあります。

 

弘南鉄道弘前

温泉を楽しんだ後は今回宿泊するホテルがある弘前へと向かいます。

大鰐温泉駅からJR奥羽本線を利用したほうが早いのですが、せっかくなので弘南鉄道大鰐線を利用してみることにしました。

弘南鉄道の駅舎は北側にあるのですが、南側のJRの方からも入っていくことができます。

 

一度JRのホームに入り、跨線橋を渡って弘南鉄道のホームへと向かっていきます。

この時点ではまだきっぷを購入していないのでちょっと悪いことをしているんじゃないかと思ってしまいます。券売機は弘南鉄道大鰐線のホームの方にありますので、そちらでちゃんときっぷを購入しましょうね。

 

こちらが大鰐線の車両です。2両編成のかわいい列車ですが、もともと東急として首都圏を走っていた車両です。ここ青森で第二の人生を送っているみたいです。東急の車両は日本各地の地方私鉄で活躍しており、弘南鉄道もその一つということですね。

朝ラッシュの時間帯には4両編成の列車が運行されることもあるみたいです。

 

車内に入りました。すべてロングシートでちょっと昔の雰囲気を感じる車内になっています。冷房が備えられていない車両のため、天井には扇風機がつけられています。

寒冷地仕様ってとこですかね。特に青森でも弘前や大鰐は雪が多い地域になるので、どちらかというと暖房の方が重要になりそうです。

 

車両のつり革を見てみると、沿線の名物りんごをモチーフにしたつり革になっていました。遊び心がかわいいです。

ちなみに車両内に1つだけ、とかではなくすべてのつり革がりんごになっていました。こだわりがすごい。

 

弘前の中心部に到着

大鰐駅から電車に揺られて35分、終点の中央弘前駅に到着しました。

中央弘前駅はJR奥羽本線弘前駅からかなり離れており、弘前城に近い昔の中心部といえるようなところに位置しています。

弘前旅行記の際に触れますが、弘前城に近いところに弘前の中心部があり商店街などが発達しているのはこちらなんですが、JR弘前駅近くには大きな商業施設やマンションが立ち並び、今ではそちらの方が中心部と言える状態になっています。

 

f:id:gawa67tabimaru:20221018145046j:image
さて今回宿泊するのは毎度おなじみドーミーイン弘前岩木山が見える温泉と青森名物がたくさん楽しめる朝食と、いつもの素晴らしいクオリティでした。

宿泊記は次回書いていきますので、お楽しみに。

 

f:id:gawa67tabimaru:20221019133547j:image

本日の夕飯はテイクアウトで、部屋ご飯にしました。

弘前にある中三という百貨店の名物グルメである中みそ焼きそば。中三の地下にあるスーパーで購入しました。中三の地下には弘前ソウルフードである中みそらーめんや中みそ焼きそばを食べることが出来るフードコートがあるのですが、残念ながら閉まっていたので仕方ないですね。

もう一つは青森のご当地パンであるフライサンド。イギリストーストが有名なんですが、他にもご当地パンがあったとは。揚げたパンの耳とレーズンがパンに乗ってるなんとも不思議なパンでした。

 

 

ということで以上大鰐旅行記でした。

駅近、かつその駅自体も弘前や青森といった中心駅からもかなり好アクセスな大鰐温泉でした。

大鰐観光はあまりしていませんが、温泉にゆったり浸かるだけでも満足できました。

時間があれば温泉街を散策しても良かったですが、ゆっくり浸かりすぎましたね。

 

次回は弘前の宿泊記をお送りします。

最後までお読みいただきありがとうございました。