こんにちは。
1泊2日の青森旅の2日目。宿泊した弘前の街を観光していきます。
弘前の観光地といえば弘前城。桜の有名な弘前城ですが、桜の時期ではなくても今しか見ることのできない珍しい景色を見ることができます。
以下目次です。
それではスタート!!
広大な敷地の弘前城
宿泊していたドーミーイン弘前から歩くこと8分ほど。弘前公園の追手門へとやってきました。弘前駅からはかなり距離があるのでバスを利用することをお勧めします。
弘前公園は敷地がかなり広く、入口も多種多様です。こちらの追手門は周辺に弘前市役所や弘前観光の拠点となる弘前市立観光館等があり、最も訪れやすい入口になっています。
弘前公園といえば桜。毎年GW前頃には弘前公園の堀沿いに並ぶ桜が色づき、多くの観光客を集めるさくらまつりが開催されます。
また散った桜が堀を一面に埋め尽くす桜の絨毯も見どころの一つです。
ただ訪問時は5月も中旬。時すでに遅し、新緑の並木道と堀が広がっているだけでした。
弘前公園内には弘前城だけではなく、弘前城植物園や市立博物館などの観光施設、市民会館や市民ホールなど弘前市民のための施設も多く位置しています。そのためか公園内は観光客というより、地元の人が多くいるような気がしました。
園内からは各所で岩木山を望める場所があります。こちらは本丸にある展望台から。5月でも雪が残っているんですね。
こちらは弘前公園北側にある亀甲門からの岩木山です。どんより曇っているのでちょっと見にくいですが、桜並木の上から頭だけひょっこりと出ています。
どこからでも見える岩木山は弘前の街のシンボルでもあるかもしれませんね。
移動された弘前城天守
弘前公園の桜の時期以外の一番の見どころはやはり弘前城。そして今だけしか見られない弘前城を見ることができるんです。
ここ弘前城の天守の石垣は地震等の影響によって歪みがあることが発覚しました。そのまま放置しておくと天守ともども崩壊してしまう可能性があるとのことで、石垣を一から組みなおす修復工事か行われることに。
そんな工事の様子を間近に見ることが出来るようになっています。
こちらが修復工事がされている天守台です。完全に囲われており実際に足を踏み入れることはできません。
さて本来ならこの天守台の上にあるはずの天守台はどこに行ってしまったのでしょうか。弘前城の天守は重要文化財にもなっており、現存12天守の1つでもあります。そんな貴重な天守を工事のためにバラすなんてことはできません。
後ろに岩木山が姿を見せており、これはこれでいい景色だと思いますね。本来の天守台の位置にあった時は、岩木山と天守を一緒に撮ることが出来たんですかね。この景色は今だけのものだと思います。
天守台からこちらまで天守を移動させるための紆余曲折は天守内にてその様子をビデオで見ることができますので、ぜひ。映像で見るだけでもかなり面白かったです。
そしてこの天守の中には入ることもできます。
移動してきた天守の中なので、仮設な感じなのかと思ってしまいますが、しっかり重要文化財の天守になっています。天守内の階段も現存天守ならではの急な角度のものになっています。
天守内にあった本丸の復元模型です。本丸の敷地のほとんどを本丸御殿が占めており、天守は端っこに追いやられてしまっています。
この天守は弘前城が築城された際の天守とは異なり、江戸時代後半に櫓を改修する形で天守になったもの。規模感が他の城の天守よりも小さい理由や、こんな端っこに追いやられている理由はここから来ていたんですね。
天守最上階からみた天守台の様子です。この距離を移動してきたというのでもすごい事ですが、2025年には修復工事が完了し、再び天守台へと戻されることになっています。
したがって天守台の上にない天守を見ることが出来るのはもう残りわずか。今のうちにしか見ることのできない弘前城、ぜひ訪れてみては。あとやはり桜の時期がめちゃくちゃいいみたいですね。
現在の中心弘前駅へ
弘前城、弘前公園をじっくり観光しましたので、次の目的地青森へ向けて移動を開始します。まずは弘前駅へと向かいますがその前にちょっとだけ寄り道。
こちらは津軽藩ねぷた村。弘前公園の敷地のすぐ横に位置しています。
弘前の祭りであるねぷたの展示施設のほか、レストランや地場産品を取り扱っているお土産店が揃っている施設になっています。
何度も言いますがバスを利用することをお勧めします。かなり距離があるので。
弘前駅周辺は青森県第三の都市にふさわしく、大型の商業施設やホテルが多く展開されています。次回巡っていきますが、青森駅周辺よりも高い建物が多いような気も…
こちらはJR弘前駅にあるデッキです。このデッキからはビルの間から岩木山の姿を見ることができます。曇っていてちょっと見にくいかもしれませんが、イトーヨーカドーのマークの横にちらっと見えています。
快晴だったらもっとはっきり分かったんだろうな…
囲いまで再現されているのを見ると、移動されている天守の再現でしょうか。
弘前駅に置かれているあたり、やはり弘前城は弘前を代表とする観光地としてPRされていますね。
弘前駅にもりんごジュースだけの自販機がありました。青森といえばこの自販機ですよね。
青森県民は利きりんごができるとか。利きりんごジュースもできるのか気になります。
弘前公園をメインに弘前観光を楽しむことができました。中でも弘前城の天守は今しか見ることが出来ないもの。天守台に戻ったらまた再訪したいです。
ただやはり弘前を訪れるなら桜の時期、もしくはねぷたの時期が一番いいと思います。混んでいるというのはあるかもしれませんがその時にしか楽しめない弘前の魅力を感じることが出来そうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。