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【旅行記】長崎県庁のレストランとデッキでお得な観光を 長崎・福岡旅③

こんにちは。

皆さんは自分の住んでいる都道府県庁舎を訪れたことありますか?

筆者は神奈川県民ですが、神奈川県庁行ったことないです。目の前までは良く行きますが。

都会や地方に限らず、県庁が観光できる場所になっている都道府県も多いんです。

今回は誰でも入れて、観光地にもなる長崎県庁を紹介していきます。

 

さて今回も長崎福岡旅を書いていきたいと思います。

旅は1日目。朝イチの便で長崎空港へと到着し、長崎空港でメインともいえる飛行機鑑賞&撮影を楽しんだ筆者。

さすがに長崎まで来て何もしないで福岡へ移動するのはもったいないので、市内をぶらぶら歩いて観光することにしました。

本来ならば2泊3日の行程で、長崎滞在もじっくりとと思っていたので、坂本龍馬の史跡巡りでもと考えていたのですが、急な予定変更に伴い許された時間は3時間ほど。

長崎の定番観光地をじっくりめぐる時間もないので、適当にピックアップし歩いていける範囲を観光していきたいと思います。

今回はその最初、長崎駅にほど近い長崎県庁を訪れます。

 

それではスタート!!

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長崎空港から長崎市内へはバスを利用してアクセスします。

バス自体はココウォーク茂里町行きで、途中新地中華街にほど近い長崎新地や長崎駅前などを経由して、お客さんを下ろしながら進んでいきます。

バス車内は羽田からのANAが到着した直後ということもあり混雑。すぐ後に発車する後続便を待っているお客さんも一定数いらっしゃいました。

多客期などは正直輸送力不足な気がします。

 

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バスを長崎駅前で降車し、やってきたのは長崎駅のちょっと先にある長崎県庁です。

こちらは長崎駅高架化などの再開発に合わせて2018年に完成した新庁舎になっており、外観からしても新しい建物であることが一目瞭然です。

周辺も緑地化され現代の建物だなという感じ。綺麗でうらやましいです。

 

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県庁に入るとワクチンの大規模接種会場になっていました。

そしてお目当ての場所は2階の奥にあります。県庁の食堂であるシェ・デジマにやってきました。

県庁に入っている食堂ということで、リーズナブル。さらにはちゃんぽん、皿うどんをはじめとした長崎県の名物も味わえるという素晴らしいレストランです。

今回の旅ではグルメはグルメでまとめた記事を書く予定ですので、何を食べたかはそちらをお楽しみに。


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レストランは2階の最奥部にあり、窓からは長崎の街並みや長崎港の景色を楽しむことができます。

長崎グルメだけではなく、オーシャンビューでもあるレストランなんてそうないはずですし、普通はお高いはずなのですが、ほんとに安いのがありがたいです。

誰でも利用できるのでぜひ。12時の昼休みの時間帯は混雑することが多いそうなので、避けることをお勧めします。

筆者は11時台に入りましたが、まだ空いている時間でゆっくりと楽しめました。


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お腹を満たしたところで、県庁内の見学可能なエリアを見ていきたいと思います。

1階はホールや資料閲覧ゾーンになっていました。先ほど述べたようにワクチン接種会場になっており、少し圧迫感がありましたが、恐らく何もない状態なら開放的なはずです。

写真は長崎まで開通する九州新幹線西ルートの効果の紹介や2018年に世界遺産になった潜伏キリシタン関連遺産の紹介がなされていました。

 

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続いて見学できるのは最上階8階にある展望エリアです。

8階へは一番端にあるエレベーターか階段でしか行けないので要注意です。

また8階までの各フロアは県庁のそれぞれの課が入っているので、用がないのに立ち寄ったりすることはNGです。

お仕事されている方たちの邪魔にならないようにひっそりと8階の展望エリアへと進んでいきます。

 

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8階に辿り着き最初に出迎えてくれたのは長崎自販機。

販売されているのはほぼ長崎の商品。さすがの県庁内の自販機って感じです。

見た感じお茶率が高いんですね。長崎にはあまりお茶のイメージはなかったのでびっくりしました。

何か買えばよかったなと今絶賛後悔中でございます。

 

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さてそれでは展望ゾーンへと向かっていきますが、室内から景色が楽しめる場所展望ホール的な場所と、完全に外に出れる展望デッキのような場所に分かれています。

室内の展望ホールでは、職員らしき方たちが昼食を摂りながらお話されていたので、邪魔にならないよう写真は撮りませんでした。

室内では見える景色の説明板や世界遺産になったキリシタン関連遺産、明治日本の産業革命遺産など、長崎の誇る観光名所のパンフレットなども設置されていました。

 

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そしてデッキがこちら。綺麗なデッキ、そして景色も長崎港、長崎の街並みビューです。

ここからはデッキから見えた景色を紹介していきたいと思います。

ちなみにもちろんですが入場料などはなく、無料で楽しめるエリアになっているので、観光には超おすすめです。

 

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さてまずは県庁舎の西側の景色です。

日本三大夜景にも数えられる稲佐山がよく見えます。

長崎の夜景といえば稲佐山と思いがちですが、長崎は坂の街。稲佐山以外にも夜景を楽しめるスポットが多くあります。

特に夜景を売りにしているホテルも多々ありますので、ぜひ稲佐山だけに縛られず色々検討してみてくださいね。

筆者も修学旅行の時、山の上のホテルに泊まって夜景に驚いたのを鮮明に記憶しています。

 

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こちらは長崎港の入口にある女神大橋とその手前に広がる三菱重工業の長崎造船所です。

この長崎造船所は超歴史的な場所であり、江戸時代に徳川幕府の元で作られた日本初の造船所。国の戦艦や現代いうとクルーズ客船など様々な船舶がこの場で建造されています。

現在造船所に併設されている史料館は明治日本の産業革命遺産として世界遺産にも登録されているようです。

明治かどうかは置いといて、日本の産業革命をリードしてきたことには変わらないすごい場所も県庁から見ることができます。

 

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こちらは長崎港とその後ろに見える坂の街には、長崎を代表する観光地であるグラバー園大浦天主堂が見えているはずです。どれがどれなのかはわからないんですけど。

グラバー園もまた坂の上にあるので、長崎港をはじめとした長崎の街並みを一望できるスポットなんですよね。

 

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こちらは長崎駅側の景色です。すぐそこまで山が迫っています。

この山の斜面に広がる街並みこそが長崎の象徴だと思います。

手前の白い屋根の場所が長崎駅です。超近いんですが、長崎駅から県庁舎までは横断歩道を2つ渡る必要があり、ちょっと不便です。

歩道橋でつないでくれたらいいんですけどね…


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じっくりと長崎県庁舎を観光しました。

県庁舎の隣には警察があり、手前には広大な緑地が広がっています。

お得に長崎グルメを堪能し、長崎の街を見れる展望台もあり、大満足な長崎県庁舎観光でした。

 

 

ということで今回はここまで。

県庁というと、ちょっと堅いイメージがあり、見学となると社会科見学のようなものをイメージしてしまいがちです。

ですが、長崎県庁は最近できた施設ということもあり観光目的でも十分楽しめる施設になっていました。

長崎駅からもほど近く、徒歩でささっと訪れることができるので、時間がない人にもおすすめな場所でした

 

次回は海沿いを歩いて長崎観光を進めていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。