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【旅行記】眉山から徳島市街地を眺める四国制覇旅⑭

こんにちは。

大体どこの都市にも展望台ってありますよね。

タワーに城、山とその種類は様々ありますが、筆者は山が結構好きです。

その街の全体像を見ることができますからね。

今回は徳島の街を見渡せる展望台のある眉山を紹介します。

 

さて今回も四国旅。

旅は3日目に突入し、徳島観光をしております。

まず訪れたのは徳島を一望することのできる眉山眉山と書いて「びざん」と読みます。

不思議な名前ですよね。由来はどの方向から見ても眉の形をしていることから名づけられたようです。

眉山はロープウェイで簡単に登ることができる上、そのロープウェイ乗り場も徳島駅の正面にある大通りをただまっすぐ歩き、突き当りにあるという立地の良さ。

徳嶋観光の中でも鉄板観光地になっている眉山をじっくりと観光していきたいと思います。

 

それではスタート!!

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徳島駅から駅前の大通りを歩いて10分ほど、阿波踊り会館へとやってきました。

この建物の最上階である5階が眉山へ向かうロープウェイの発着場になっています。

眉山からの景色を楽しむ前でも楽しんだ後でも、阿波踊り会館で徳島の誇る阿波踊りを体験したり、学んだりすることができます。

一石二鳥でお得な気がしますね。実際に阿波踊りミュージアム眉山ロープウェイのセット券なども販売されており、お得に楽しむことができます。

 

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チケットの販売は阿波踊り会館入ってすぐの1階で、エレベーターに乗り5階へと移動するとすぐにロープウェイ乗り場が見えます。

ロープウェイは15分間隔で運行されています。そこまで待つということはないはずですし、時間まで阿波踊り会館内のショップなどを見ていれば時間はつぶせます。

筆者が5階の乗り場に到着するとちょうど出発時刻だったらしく、乗り場の写真を撮る暇なく乗車。

ロープウェイはなんと貸切でした!!逆に怖い…

 

f:id:gawa67tabimaru:20210930100830j:plainゴンドラは2台あり、一緒に動くような形になっています。

2台ありましたが行きは完全に一人。少し怖い思いもしながらでしたが、途中ですれ違った下りのゴンドラに乗っていたお客さんに手を振ってもらえてうれしかったです。

なるべく後方の景色を見ないようにしながら、約6分ほどで山頂駅に到着しました。

ゴンドラ内ではFM徳島ラジオパーソナリティを務めている方が観光案内などをしてくれている音声が流れていました。

 

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そしてこちらが眉山山頂からの景色です!!

徳島の中心部だけではなく、天気が良かったことから鳴門海峡やその先の淡路島まで見えています。

この写真だと見えているのか微妙なところですが、紀伊半島の山々まで見渡すこともできるそうです。

そして徳島の市街地で特徴的なのが吉野川。川幅が広く市街地を分断している感じは否めません。

 

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徳島駅を中心とするエリアを拡大したものです。

徳島駅の上にあるクレメントホテルやアミコ、徳島駅の背後にそびえる城山と徳島の中心部の様子がしっかりと確認できます。

前回の最後、ホテルの部屋からの景色を紹介し、そこからも見えた眉山

今回の徳島滞在ではどこからでも眉山の姿を確認することができました。

どこからでも見える眉山が徳島のシンボル的な存在になっているのも理解できます。

 

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展望台なのでしっかりとどこに何が見えるのかを説明している案内板もあります。

しかし、写真が使われているわけではないのでイマイチ見にくかったと記憶しています。

この展望台はロープウェイの山頂駅の屋上にあり、特に屋根などがないので暑い暑い。

暑い季節にいく場合は少し対策を取っておいた方がよさそうです。

ただ山頂ということもあり、風は割と吹いていました。

 

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少し拡大して展望台から見えた景色を紹介していきます。

まずはこちら。通常のレンズで頑張って拡大したんですが、真ん中に何か白い物が飛んでいるのわかりますでしょうか。

こちらは徳島空港から離陸したJAL機です。

徳島空港は海に飛び出している長い滑走路を持っているので、眉山からでも確認することができました。

 

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もう一つはフェリー。東京と徳島、北九州を結ぶオーシャン東九フェリーがちょうど出発していくところでした。

巨大なフェリーだけあって眉山山頂からでもその様子を確認することができます。

写真手前には駅周辺の商業施設に打撃を与えたであろうイオンモールも見えていますね。付近の建物と比較すると規模が明らかに違うのでよく目立ちます。

 

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展望台だけではなく建物内から景色を楽しむことができる場所もあります。

1階は景色を楽しみながら飲食ができるカフェ、2階は展望室になっています。

外とにかく暑かったので、展望室は涼しくて最高でした。

2階の展望室は山頂駅の屋上の展望台よりも少し高い位置にあるので、少しばかり景色を高いところから眺められると思います。

 

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こちらがその展望室からの眺めになります。

ガラス張りかつガラスもきれいになっているので、景色を見ることに関して支障は全くありません。

手前には案内板と、太平洋戦争時徳島に空襲があった際、眉山から記録された徳島市街地の写真を見ることができます。

景色だけではなく歴史も学べる展望室でした。

 

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この眉山は展望台以外にも整備され、眉山公園となっています。

眉山はもちろん車で登ることもできるので、駐車場も備えてあります。

これまでに紹介した展望台以外にも色々と見どころがあるので少し紹介していきたいと思います。

 

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こちらは階段と花壇が広がる花のカスケードと呼ばれるエリア。

下からの写真が見つからず上からで申し訳ないです。

駐車場から展望台へと向かう道になるので、出迎えるに等しいエリアとなっています。

 

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駐車場まで降りて、そこから再び山道を登り、やってきたのはガゼボ

ガゼボって何?ってなったので某ぺディアで調べてみたんですが、海外の公園や広場にあり、日陰や雨宿りの場所を提供するような場とのことです。

ここ徳島にある理由としては、姉妹都市アメリカサギノー市から徳島市制100周年を記念して贈られたそうです。

 

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このガゼボからは先程の展望台からは見えなかった景色を見ることができます。

吉野川とその川沿いに広がる街と言ったところでしょうか。

この吉野川沿いを行くのが、2日目の夜に阿波池田から乗車した特急剣山号です。

明るい時間だったら吉野川の車窓が見えたんでしょうね…

 

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公園はもうちょい広かったのですが、暑すぎてキツくなってきたので帰ります。

帰りのロープウェイも貸切。下側のゴンドラに乗り、最後まで景色を楽しみながら降っていきます。

写真は載せないんですが、何故か山頂駅には鬼滅の刃のキャラクターのパネルが置かれていました。なんか関係あるのかな…

 

f:id:gawa67tabimaru:20210930110917j:plain最初から最後まで徳島市街地の景色を楽しめる眉山でした。

後にも先にもロープウェイを貸し切りなんてのはこの時だけなのではないかなと思います。

 

 

ということで今回はここまで。

展望台はその街の全景から、目立つ観光地まで一気に見ることができるのでお気に入りの場所です。

夜景もまた素晴らしいと思いますが、夜に行くのは雰囲気がアレなので申し訳ないんですよね。

徳島に行ったら是非眉山に登ってみてください!

 

次回は徳島駅周辺の観光地をさらっと観光していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。