こんにちは。
来週の旅行に向けていろいろと調べているんですが、寺やら神社やら史跡ばかり。京都という行先も完全に影響しているとは思いますが。
しっかり勉強して挑みたいと思います。
さて今回も関西旅です。旅は3日目。
昼時になりやっと最初の目的地橿原神宮へやってきました。
昨年の一時期、日本神話にハマっていたことがあり、初代天皇である神武天皇が祀られている神社ということで、訪れなければと思いやってきたのでした。
じっくり見ていきたいところですが、事前の勉強不足で隅々まで楽しむということはできませんでした。これに関してはずっと反省してます。
少しボリュームには欠けますが、感想も含めて書いていこうと思います。
それではスタート!!
が、それは表参道に限った話。橿原神宮には北参道、西参道もあり、それぞれ畝傍御陵前駅、橿原神宮西口駅に近くなっています。
ここまでアクセスが多い神社ってあるんですね。でもすべて近鉄線であり、最終的には橿原神宮前駅へと向かう路線なのでそこまで抜本的な混雑緩和があるとは思えません。
橿原神宮前駅の中央改札から伸びる道をずっとまっすぐ行くと橿原神宮にたどり着きます。
まさに参拝のための駅、改札口といった所だと思います。
このそばには野球場があるのですが、ちょうど試合中だったらしく歓声が聞こえてきました。神社ならではの静けさの中に歓声が聞こえるというなかなか非日常的な体験でした。
境内の全体図です。
畝傍山のふもとに広がる神社で、深田池と呼ばれる非常に広い池があったりとうっそうとした森だけじゃない、少し明るい雰囲気を感じる神社になっていると思います。
橿原神宮は明治時代に御鎮座された神宮で、他の神社に比較するとそこまで深い歴史はありません。
しかしそれは神社自体の話であり、ここ橿原の地は日本の始まりの地といっても過言ではない歴史を持ちます。
橿原の地は、今から2600年ほど前に初代天皇である神武天皇が即位された場所。すなわち、現在まで続く天皇家の始まりの場所です。
相当な歴史を持つこの地はパワースポットとしても知られています。
こちらが表参道の一の鳥居。
御鎮座130年との記載がありますが、これは先ほど述べたように明治時代。
明治時代になり民間有志の人たちが、明治天皇に対してこの地に神宮創建をするように請願。それを明治天皇も了承し、明治23年官幣大社・橿原神宮が創建されました。
橿原神宮の北側には神武天皇の御陵があります。にもかかわらず明治まで神宮創建がなされなかったのは少し不思議です。
こちらは表参道です。奥に見えるのは二の鳥居。
二の鳥居の手前まで100mほどの長さがあり、両側には橿の並木が続いています。
参道はこれまでに訪れた神社の中でも広く、明治時代創建という少し新しいことが関係しているのかもしれません。
表参道を進んでいくと、手水舎があります。
ここで心身を清めてから、写真には写っていませんが、この右側には南神門があります。
この南神門を超えると神域となり、畝傍山と本殿が見えてきます。
手水舎は感染症対策のためか、水が全く流れていませんでした。
こういう時どうやって心身を清めたらいいのでしょうか。
今では水が流れっぱなしになっているようなシステムを置いている神社も多いと思いますが、やはりそれが唯一の解決策なのでしょうか。
見えてきたのは外拝殿です。そしてその向こうには畝傍山が見えます。
外拝殿からお参りすることになりますが、本殿はまだずっと奥。
御祭神は先ほどから述べているように神武天皇と皇后。名前がしっかりありますが、漢字変換が全く出てこないので省略させていただきます。
神武天皇は天孫降臨の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)から四代目に当たり、高千穂の地から平和で豊かな国づくりを目指して、東へ向かい、ここ橿原の地に皇居を構えました。
そしてその即位の日が2月11日、現在建国記念の日にもなっています。
そして外拝殿の隣には大きな絵馬が飾られていました。
昨年秋に行ったので昨年の干支である子年の絵が描かれていました。
今年は丑年なので丑の大絵馬が飾られているのでしょうか。気になります。
参拝後御朱印を頂きましたが、この時は感染対策のために紙での受け渡しになっていました。
そしてこちらが深田池。南神門から西参道がこの池沿いに続いています。
深田池で鳥を発見しました。
何の鳥なのか知識が皆無で全く分からず、さらに調べてもいまいち確証が持てなかったので、謎の鳥としておきます。
ちょうど七五三に訪れていたらしき家族連れのお子さんたちが鳥を見て、楽しそうに騒いでました。神社にふさわしい平和な光景でとても心が和みました。
池の向こうには近鉄南大阪線が走っています。
ちょうど電車が通ったので、写真を急いで撮ったのですが、わかりますかね…
右端にちらっと近鉄の列車が見えています。ちょっとタイミング遅かったですね。
池越しの青の交響曲とか写真撮れたらかっこいいかもしれませんね。
さてある程度著名な神社の参道には参道グルメがつきものですよね。
橿原神宮の参道はそこまで活気があるわけではなく、これといって名物はないのかなと思っていました。
しかし、こんなものを発見。はにわまんじゅうです。
これがめちゃくちゃおいしくて、人形焼よりもカステラ生地で、中の餡やクリームが多く入っている印象。とにかく、ただ埴輪の形しているだけではない、とってもおいしいお菓子でした。めちゃくちゃおすすめします!!ぜひ!!
参拝を終えて橿原神宮前駅へと戻ってきました。
ここからは奈良の市街地を目指します。
橿原神宮前駅は列車の発車頻度も高く、なんと京都行の特急が1時間に2本も出発しています。
奈良に向かうにはここから京都行の列車を利用し、大和西大寺駅で乗り換えが必要になります。
特急でもよかったのですが乗車時間は10分しか違わないので、急行に乗車しました。
車内は基本的に空いていて、途中近鉄大阪線と乗り換え可能な大和八木駅ではお客さんの乗り降りが多くあったと思います。
時間もあったのでしょうが、下車する大和西大寺駅までは特に混雑が発生することはありませんでした。
ということで今回はここまで。
日本の始まり、日本が誕生した橿原の旅行記でした。
調べてみるとパワースポットとされているようです。
初代神武天皇は日向国から橿原がある大和国までくるのに様々な困難があったそうです。そこを現地の人の協力や、時には八咫烏と呼ばれるような神の御導きもあり、とても表現できないような力で日本を一つにまとめられました。
そのような神武天皇が祀られている場所ですから、たしかにパワースポットと呼ばれていてもおかしくありません。
もし機会があればぜひ参拝してみてください。
次回は奈良方面へ行き、こちらも歴史関係の平城京跡を観光します。
最後までお読みいただきありがとうございました。