こんにちは。
今回も南九州旅をお届けしたいと思います。
1泊2日目の旅は2日目。宮崎県から鹿児島県へと移動して参りました。
特急きりしまに乗車して2時間。鹿児島中央駅に到着した筆者。ここからは鹿児島市内の観光を楽しんでいきたいと思います。
鹿児島は2020年の九州一周旅でも訪問し観光した場所ですが、その際に行きたかった場所を逃してしまっています。
この旅はそのリベンジも兼ねての訪問。鹿児島市内の観光地を巡るバスの1日乗車券を購入し、鹿児島市内の観光を進めていきます。
まずは鹿児島中央駅、そして鹿児島イチの観光スポット城山を紹介します。
以下目次です。
それではスタート!!
鹿児島中央駅の都会過ぎる駅前
新函館北斗から続く新幹線の線路の南の端、鹿児島中央駅の改札口です。
新幹線乗り場と在来線乗り場が隣り合っている形となっており、改札の規模としては思ったよりも小さめでした。
新幹線乗り場というともっと目立つ色の看板があるイメージですが、九州新幹線はこんな感じなんですかね。
改札口と通路を挟んでお土産屋が立ち並ぶみやげ横丁が広がります。
さらっと見た感じだと鹿児島の名物土産は一通りそろっている感じでした。
もちろん筆者激推しの鹿児島土産、かすたどんもありました。
駅の外へと出てきました。鹿児島中央駅は桜島口(東口)にアミュプラザという商業施設があります。
鹿児島中央駅の名にふさわしく、様々なブランドのショップや映画館なども入っています。それとは対照的に、西口はすぐそばまで山が迫っていて、東西で景色が異なる駅になっています。
鹿児島中央駅の象徴といえば、駅ビルの屋上にある観覧車。
遊園地の観覧車ではなく、駅ビルの上に位置しているので、かなりの高さがあります。
鹿児島市内や桜島まで一望できるのではないでしょうか。乗ってないので想像です。
駅前には幕末の時代に薩摩からイギリスへ向かった留学生たちの像があります。
名の知れた人物でいうと五代友厚もその一員だったようです。
駅にほど近い場所には大久保利通像などもあり、鹿児島が誇る偉人たちの銅像が市内のいたるところに設置されているみたいです。
シティビューバスで鹿児島市内観光
鹿児島中央駅前の巨大なバスターミナルから、カゴシマシティビューバスに乗車して、城山展望台へと向かっていきます。
カゴシマシティビューバスは鹿児島市内の各観光地に停車するバスで、日中は30分間隔で運行されています。
市電が走っているとはいえ、市電沿いにはない観光地も網羅しているので非常に利便性の高いバスです。
先ほどの写真は鹿児島の繁華街天文館。そしてこの写真左側には西郷隆盛の銅像です。
このようにしてわざわざ下車しなくとも、車窓から鹿児島の観光地の景色を楽しむことができます。
車内はそこまで混雑しているわけではありませんでした。ほぼほぼ観光客しか乗車しないので、混雑具合は時期にもよってくると思います。
そんな市街地に点在する観光地を窓から眺めながら、山を登って、やってきたのは城山バス停。
完全に山の中、山の上に位置しているので、徒歩でやってくることは大変だと思います。アクセスはバスかタクシーなど車じゃないと厳しいでしょう。
鹿児島に来たら必ず城山
それでは城山展望台から望む、ザ鹿児島の景色を見に行きたいと思います。
バス停から展望台へはそこまで遠くなく、舗装されているので山道という感じもしません。バス停、駐車場近くには写真のようにお店が足らんでいる場所があります。
が、2020年に来た時はまだ数店舗営業していたものの、今回は完全にどこも閉まっている形でした。
こちらが展望台です。ほんとに山の中という感じ。
開けているわけではないからこそ見える景色が、ここ城山展望台の特徴でもあると思います。
ちょうどボランティア?の方たちが景色について解説をしていました。ここから桜島を見るだけではなく、ぜひフェリーに乗って桜島に行ってみてほしいとの事でした。
筆者ももう少し時間があれば行きたかったんですけどね。
こちらが鹿児島を代表する城山展望台からの眺めです。
決して天気が良いわけではありませんが、それでもしっかりと桜島の姿を望むことができるほど近くに位置しています。
桜島の背後に見えるのは鹿児島県の右側、大隅半島。桜島はその大隅半島と陸続きになっています。
桜島と鹿児島港はフェリーで15分ほどで結ばれています。
かなりの高頻度で運航されており、この写真にも写っているようにいくつかの船が同時に運航されています。
桜島側のフェリーターミナルの近くには、桜島の火山としての性質を学べる博物館や道の駅、温泉施設などがあります。見るだけではなく訪れるべき観光地でもありますね。
ついつい桜島に目が行ってしまいがちな城山展望台からの眺めですが、鹿児島市街地の建物の密集具合もなかなか素晴らしい景色です。
山と海に囲まれた少ない平地の部分に発展した鹿児島の街。江戸から遠く離れ、監視の目もなかなか届かなかったこの地で幕末の英雄が誕生した理由が垣間見えるような城山展望台でした。
城山観光を終えて再びシティビューバスに乗車して次なる目的地へと向かいます。
ということで今回はここまで。
鹿児島を訪問するのは2回目ですが、前回は九州一周中であり、車で移動していたため、天文館通りなどしか回っていませんでした。
したがって今回初めて訪れた鹿児島中央駅を見ると、初めて鹿児島を訪れたような気分になりました。
2回目になった城山展望台ですが、こちらは2回目でも満足できる景色。1回目の時は晴天だったのでそれに比較すると天気はイマイチでしたが、それでもゆっくりと景色を楽しむことができたかと思います。
次回はカゴシマシティビューバスで世界遺産にも登録された観光地へと向かいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。